ゲッテルデメルングとは?
北欧神話終焉の物語「ラグナロク」のドイツ語訳。
ドイツ人作曲家ワーグナーがGötterdämmerungとラグナロクを訳し、歌劇「ニーベルングの指輪」の第3夜「神々の黄昏(Götterdämmerung )」のタイトルとした。タイトル通り受け取るなら「ラグナロク」に関連する北欧神話を軸にしたストーリーが展開されると思われる。
氷と焔について
北欧神話の世界観によると世界は9つの世界に別れ、氷の世界ニブルヘイムと焔の世界ムスペルヘイムがその中には存在している。その二つの世界を裂く裂け目ギンヌンガガプが存在。そこは北からはニブルヘイムの寒気、南からはムスペルヘイムの熱気が吹き付けられているとされている。
タイトルの無間氷焔世紀はこの2つの世界ないし、ギンヌンガガプのことを指しているのではないだろうか?
キービジュアルはCMのアーチャー(ナポレオン)
キービジュアルの人物はどう見ても2部予告CMで登場したアーチャー、ナポレオン。彼が異聞帯でどのような活躍を見せるのか楽しみだ。
ナポレオンの詳細はこちら
消えぬ炎の◯◯◯
事前に公開されていたロストベルト2の紹介では、タイトルが消えぬ炎の◯◯◯となっていた。今回の事前発表で、◯◯◯の部分が快男児と判明。”獣国の皇女”や”異端なるセイレム”のようなタイトルを想像していたため、ちょっと驚いた。
新魔術礼装にも期待
第1章アナスタシア開幕のタイミングで、新魔術礼装「極地用カルデア制服」が実装。今回も新しい魔術礼装が登場する可能性はある。
また完全なる予想だが、1つ考えられるのは魔術を使えるマスターが1人ではなくなったというところ。カルデアに2人目のマスターが鹵獲されているため、戦闘時に協力してくれる第三者としてカドックが魔術礼装扱いになるというビックリ展開にも期待したい。
BC1000年について
アナスタシアのサブタイトルにあったAD.1570年は人間の世界とヤガの世界の分岐点。今回のサブタイトルBC.1000年も関連がある可能性が高い。ちなみに歴史的にBC1000ごろあった出来事で、FGOと関わりが深そうな事件はダビデ王の即位。また復刻三蔵イベントのタイミングでダビデのボイスが大量に追加されている。派生系も含めダビデの登場、活躍には期待したい。
ブリュンヒルデの幕間2に注目【ネタバレ注意】
FGO世界におけるラグナロクはBC.1000年に発生した説が有力と、ブリュンヒルデの幕間の物語2で語られた。巨人たちの存在も明言され、幕間のフリをした本編前日譚。というか基礎知識の確認のような印象を受ける。
ヤガのような人々はいるのか?
第一章では、寒冷化した地球で生存できなくなった人類に代わり、ヤガという合成生物が世界を支配していた。そのため、第二章でも同様の事態に陥っている可能性は高い。
ちなみに北欧神話に登場する人間以外の人のような種族には巨人族が存在。ラグナロクは神とそれに仇なす巨人や怪物たちの痛み分けに終わり、新たな神や人類の生き残りが世界に帰還するといった結末。だがそこに分岐点が発生し、人の代わりに生き残る種族がいたとすると・・・
▲FGOの世界でもラグナロク後の北欧世界には神、巨人は残っていない
ゲッテルデメルングの登場人物
※こちらも予想も含みますのでご注意ください。
クリプターサイド
【最重要人物】オフェリア・ファムルソローネ
降霊科所属の魔術師。Aチームの中ではマシュとの関係は良好な方だったはずが、クリプターになってからは後述するヴォーダイムに過剰なほど傾倒した様子を見せる。また、何らかの魔眼の所持者でもある。
召喚予定のクラスはセイバー。Fateシリーズで最強の騎士と言えば、かの騎士王イメージが強いが、北欧神話的世界観からするとジークフリートやシグルドの可能性も高い。
ワルキューレ
CMでオフィリアに付き随う女性型の戦士たち。北欧の世界観から予想するにヴァルハラに戦士の魂を導くワルキューレだと思われる。
キリシュタリア・ヴォーダイム
クリプターたちのリーダー的な存在で、オフェリアの傾倒する相手。ギリシャ系神霊を従えている。
カイニス
ヴォーダイム配下の3騎の神霊の一騎。ギリシャ神話に登場する神で、元々は女性だったが、男性であるカイネウスへと変身。不死身の肉体を持つ男性となった。ヴォーダイムの配下として各異聞帯の偵察に向かったため、第二章でも登場する可能性はある。
空想樹
異聞帯に発生してる巨大な大樹のような物体。「異星の神」なる存在にもたらされた異聞帯の楔と言える存在で、これが失われるとその異聞帯に根付いた剪定世界は崩れ去ってしまう。今回も間違いなく登場すると思われるので、動向には注目したい。
コヤンスカヤ
第二部プロローグから登場しているお狐っぽい人。ヴォーダイムによるとクリプターのサーヴァントではなく、「異星の神」のサーヴァントらしい。第一部でも敵対するが、他の異聞帯へ移動していった。
異星の巫女
第二部プロローグから登場している謎の存在。第一章の途中で、言峰神父の発言から呼び名が判明したが、それ以外は一切不明。シャドウ・ボーダーからは認識不能で、逆に一人分の完全なる空白が発生することで、何かがあると判別できるような存在。
カルデアサイド/ゲッテルデメルング
マシュ
新たな力を手にしたマシュ。思ったよりも早くOPの姿になった。
ホームズ
CMで姿を見せたホームズ。宝具を展開しているようにも見えたが、彼が戦闘に参加するような事態が発生するのだろうか?
武蔵やアーサーなどの異世界へ移動できるサーヴァントたち
カルデアと縁があり、異世界を行き来することが可能な人物たち。第1章では武蔵が登場した。アーサーやアビゲイルなども異世界へ移動できそうなので、今後登場する可能性も高い。この3人の中で最も北欧の世界観と縁が深いのはアーサーだが、果たして登場するのか。
カドック
第1章ラストでカルデアに鹵獲される。所長のようにカルデアの一員として活躍する機会があるかも・・・。ニコ生に担当声優の赤羽根健治さんが登場することが決定!第二章ではカドックの活躍にも期待したい。
彷徨海
時計塔、アトラス院に並ぶ魔術協会の三大部門の一角。根城にしているのは”北欧”で、神代の魔術を至高としている。
バルトアンデルス
汎人類史の生存者として通信を送る「彷徨海」の誰か。バルトアンデルスとは16世紀に創作された架空の生物で、変幻自在に姿を変化させる。
ネロ・カオス
Fateと言うかタイプムーン的に「彷徨海」といえばこの人。メルブラでのCVはいつもの中田譲治氏なので、登場に期待したい。
ゲッテルデメルングの登場サーヴァント(予想)
2部のアーチャー
CMで登場していたアーチャーが大々的に登場。恐らく第一章のアナスタシアのように重要な役割を演じそう。タイトルにある快男児とは彼のことなのだろうか?
「呼んだかい?あぁ呼んだよな?言わんでもいいぜ。ま、そいつも俺が言ったことになってるらしい。」
2部のキャスター
北欧神話ではルーン文字が使用される。そのため、ルーンを活用した魔術を使うサーヴァントたちも登場する可能性も。7月18日に公開されたCMで、事前公開済みのスカサハに似たキャスターらしき人物の姿が確認された。
第二部のキャスターの詳細はこちら
ブリュンヒルデ
北欧神話のワルキューレ。「ニーベルングの指輪」の登場人物。CMにも登場しているので、シナリオでも重要な役割を担いそう。
シグルド
ジークフリートと同じ起源を持つ竜殺しの英雄。ブリュンヒルデが会いたい人物であり、愛する人そのもの。魔剣グラムを所持し、ファブニールを打ち倒した英雄。セイバークラスである可能性が非常に高く、最強の騎士(セイバー)と呼ぶに相応しい武勇もある。
ブリュンヒルデのバレンタイン礼装が眼鏡なので、CMで登場した眼鏡の剣士がシグルドの可能性は非常に高い。
スルト
神々との戦いで活躍し、世界を焼き尽くすとされる巨人スルト。公開されたCMでも炎に包まれた巨人のようなものが確認できた。スルトが登場する可能性は非常に高い。
ジークフリート
お馴染み黒のセイバー。シグルドと勘違いされている人物(ほぼ同様の存在)で、こちらも竜殺しの英雄。ちなみに「ニーベルングの指輪」の主人公でもあるが、FGOの世界ではシグルドの存在が示唆されている上、最近Apoコラボでも活躍したため、彼がメインのシナリオとはならなそう。
ダビデ
BC.1000年と言えばこの人。北欧神話との関連は薄いが、巨人との逸話は十分。ベオウルフやビリーのような形式で登場する可能性もあるだろう。
ロキ
北欧神話のトリックスター。「彷徨海」の人物とされるバルトアンデルスは変幻自在に姿を変化させる仮想の動物がモチーフになっている可能性が高い。北欧神話で姿を変化させると言えば彼なので、生存者を装い接触を図っている可能性は大いにある。
アルテラ
ブリュンヒルデにはアッティラ(アルテラ)の妹であるという伝承が残る。ただアルテラ本人に妻や妹に関する記憶がない。しかし、彼女の由来の一つ(EXTELLA関連)的には、単なる妹である可能性は低いと思われる。
ナポレオンの関係者
キービジュアルのナポレオンの関係者の登場もありそう。彼の活躍したフランス革命期の看板的人物マリーアントワネットや処刑人サンソン。彼に恨みを持っているであろうエドモン・ダンテス、幻影と出会ったとされるイスカンダル、ナポレオンの異名を持つ新宿のアーチャーなどナポレオンが少しでも関連するサーヴァントは非常に多い。