FGOの「アルトリア・ペンドラゴン(青セイバー)」について、どのようなサーヴァント、キャラクターかを紹介する記事です。アルトリア、青王の設定や逸話についても考察していますので、ぜひ参考にしてください。Fate雑学を身に付ければFGOが更に楽しくなること間違いなし?
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アルトリア考察の目次
セイバー/アルトリア・ペンドラゴン
セイバー/ステータス
アルトリア・ペンドラゴン | |
---|---|
レア度 | SSR(★5) |
クラス | セイバー |
COST | 16 |
声優 | 川澄綾子 |
属性 | 秩序 善 |
特性 | 騎乗 竜 アルトリア顔 アーサー |
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ステータス | |||
---|---|---|---|
HP | ATK | ||
Lv90 | 15150 | 11221 | |
Lv100 | – | – |
パラメーター | |||
---|---|---|---|
筋力 | B | 耐久 | B |
敏捷 | B | 魔力 | A |
幸運 | A+ | 宝具 | A++ |
リセマラでは最もおすすめできるサーヴァントの一人
セイバーピーズ5個で、カリスマと魔力放出というFGOにおける強スキルを2つ獲得できるので、早い段階から戦力になりやすいサーヴァントです。
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アルトリア・ペンドラゴン考察
概略
初出はFate/staynight。真名が分からない状態ではセイバーの正体は何者か?と様々な議論が交わされた。その正体は、聖剣エクスカリバーの担い手であり蛮族の侵略の危機に晒されたブリテンを救うために戦った偉大なる王、アーサー・ペンドラゴン。
円卓の騎士の題材は古今東西、枚挙に暇がなく様々な媒体でオマージュされている。TYPE-MOON十周年記念など、名だたる公式人気投票で一位を飾るなど堂々たる人気を見せつける、いわばFateの顔役とでもいうべきキャラクター。その人気故か、多数のバリエーションを引っさげて関連作品にその存在感を残している。
選定の剣によって選ばれた救国の英雄
選ばれし者にしか引き抜けない聖剣、というフレーズに聞き覚えはないだろうか。こういったエピソードを持つ剣は枚挙に暇がないが、その中でも指折りも知名度を持つのがアーサー王の引きぬいた聖剣だ。Fate世界においては勝利すべき黄金の剣という名を与えられ、長らく彼女を支えたとされる。これを引き抜く際、ブリテンを守護する大魔術師であるマーリンから「その剣を手にしたが最後、君は人ではなくなるのだよ」と忠告を受ける。それどころか、「あらゆる人間に恨まれ、惨たらしい死を迎えるだろう」とすら言われた。
それでもなお、人でなくなったとしても、滅亡に瀕した祖国を救いたい、いや、その先に人々の笑っていられる未来があるならば、という気持ちからこの剣を引きぬいた。女と侮られては騎士たちを統率できないため、アルトリアからアーサーに名も姿も変えて、以降15歳という若さで王として君臨することとなるのである。選定の剣を引きぬいた段階で、彼女の肉体年齢は止まっている。Fate/staynightにおいても、それ以外の作品においても、一部の例外を除き彼女の肉体年齢は15歳のまま変わらないと思われる。この後、勝利すべき黄金の剣を失ったかわりに手に入れた聖剣こそが今のアルトリアの武器、約束された勝利の剣である。
民のために尽くした人民の王
彼女の父、ウーサー王とマーリンは理想の王を作り出したかった。ただの人ではこの先戦いぬくことなど到底不可能だった。故に竜と人の混血。概念受胎と呼ばれる裏ワザによってアルトリアは誕生した。養父や兄の元で民らの生活を学び、彼女なりの価値観で”善きもの”を知った。何気ない彼らの平和を尊ぶようになった。選定の剣を引き抜いてからの彼女は理想の王であったとされる。少女らしい心の全てを捨てて、その身命全てを民と国に捧げた。それがアーサーという王であった。力を持たぬ万民に安寧をもたらすために戦った彼女の人生は、まさに清廉潔白を絵に書いたようなものであった。
だが最終的に無欲の王を人は恐れた。一人でも多くの人を救うために即決で何かを切り捨てるその様は、あまりにも人間的でないように映ったのだ。小を切り捨て、大を活かす。救国のためならば最善を尽くす。最善のためならば非情な選択も躊躇わない。少女としての、人としての心を押し殺して民のために尽くした王の真意は、悲しいかな多くの者に届かなかった。
「王は、人の心が分からない」
そう言い残して離れていった騎士たちさえも彼女は戦いに組み込んだ。なにしろ時間も無ければ余裕もない。余分な処罰などをしている暇もないため、時として引きこもった領主を囮として割りきった。彼女の治世は完璧であった。異民族に対して最善の結果を残し、行いうるだけの最良の結果を引き出した。彼女であったからこそ異民族との戦いに勝利し、なお犠牲は少なく済んだのだ。彼女以外の何者にも成し得ない偉業。それがブリテンの平定であった。
zeroとアルトリア
小を切り捨て大を救う。この命題を抱えたキャラクターは何人か存在するが、やはりFate/zeroにおいてマスターであった衛宮切嗣について言及せずには居られない。
世界の平和や多くの人を救うためならばどんな手段も選ばず行使するという魔術師殺し、衛宮切嗣。その性質はある意味本来のアルトリアに非常に近い。実はFate/zeroは前日譚として扱われているものの、厳密にはパラレル扱いにもなっており、キャラクターの性格や展開などに幾分かアレンジが加えられているのである。Staynight本編においては、最後に衝突はあれど恐ろしいコンビだったという彼女と切嗣。zeroでは仲の悪かった二人だが、実際のところはどうだったのだろうか。
アルトリアの少女らしさ
このように人間らしさを捨て去っていたとされるアルトリアだが、彼女はその心を押し殺していただけでその本来の人間らしさは失われてはいない。清貧を良しとし贅を切り詰めていた彼女は、現代社会の食事の数々に舌鼓を打ったりもする。生来の負けず嫌いからちょっとしたゲームにもむきになる。幼いころに共に子供を面倒が見たことがあることから、ライオンのぬいぐるみに興味を示す。王という責務から解き放たれたセイバーはまさに少女そのものといった様子も見せることがある。当たり前のように笑い、楽しむような少女が鋼の心で王として邁進する。そのような二重の魅力がアルトリアであろう。
アルトリアのバリエーション
Fateの人気キャラクターとも言えるアルトリアには様々なバリエーションが存在する。それぞれが同一人物ならいいのだが、顔だけ同じまったくの別人なども存在する。
救国のため恐怖と力を以って国を支配することを選んだアルトリアのもう一つの側面、セイバー・オルタナティブ。FGOにて正式に設定されたもう一つのif。未熟であった頃のアルトリアのもしもを再現したセイバー・リリィ。萌えキャラになりたいという願いから生まれ、着ぐるみを着こむセイバーライオン。エイプリルフール企画にて他のセイバー顔ヒロインを抹殺するべく爆誕した謎のヒロインX。もしもアルトリアがマスターだったら……という想像で生まれたマスターアルトリアなど。
これだけでなく、アーサー王伝説の元ネタの一つであるからという理由でネロ・クラウディウスもセイバー顔として扱われている。また、顔自体はいわゆるセイバー顔ではないが、ジル・ド・レェにそのあり方が似ていることから間違われてから、ジャンヌ・ダルクもセイバーバリエーションの一つとして扱われることも。
ちなみに沖田総司も”セイバー顔”扱いされているものの、こちらは明確な理由は今のところ語られていない。セイバー顔ではないがアルトリアのもう一つの可能性として現れたセイバー・オルタナティブ(ランサー)など、アルトリアの出番は今日も増え続けている。Fateの看板たるセイバーの動向には今後とも目を光らせていきたい。
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