FGOの2部6章で登場するであろうアルトリアキャスターの正体を考察している記事です。そのほか「なぜブリテン異聞帯が異聞帯となったのか」についてもガチ考察しています。2部6章のストーリーを考察する際にお楽しみください。
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キャストリアとアルトリアの違い
竜特性を失っている
キャストリアはアルトリアシリーズなのに竜属性を持っていない。そもそも生まれからして竜ありきの存在であるアルトリアに竜属性がないというのは、既存のアルトリアとは生まれの時点で全く別の経緯があったと考えることができる。
ヒト科の存在ではない
オリュンポスで交戦した愛玩の獣(パッシブスキルでヒト科のサーヴァントへの攻撃有利を所持)に対する検証でキャストリアがヒト科のサーヴァント特性を所持していないことが判明した。
これまでのアルトリアはユニヴァース出身のヒロインX、神霊に近いとされているランサーアルトリアですらヒト科を所持していたので、竜特性と合わせてアルトリアの中では特に異質な存在と言えるだろう。
星のサーヴァントとなっている
キャストリアはアルトリアと違い星属性を所持するサーヴァント。ヒロインXらもアルトリアかつ星属性だが、彼女たちはサーヴァント・ユニヴァース由来の星属性なので意味合いが異なる。
星のサーヴァントは様々な理由で星に選ばれるため、星だから〜と断定するのは難しい。
そもそもアルトリア・キャスターのキャスターって何?
アルトリア・キャスターの正式名称は「アルトリア・キャスター」なのがそもそもおかしい。何を言っているのか?という方は自分の所持している派生サーヴァントの名称を確認してみるとすぐにわかるはず。
セイバーのアストルフォは「アストルフォ」だし、水着のイリヤは「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」となっている。例外として「アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕」がいるが、これは同一レアリティかつ同一クラスかつ同一名称のサーヴァントがいるがゆえの措置。
ちなみにアルトリアの派生系は皆「アルトリア・ペンドラゴン」、つまり「アルトリア・キャスター」はこれ自体が真名ということになるため、他の派生サーヴァントとは状況が全く違うことがわかるはず。
妖精でもない?
修正:「妖精」は今後実装予定の特性。メイヴのスキル対象ではない=妖精ではないとはまだ言いきれないため、今後の展開次第。
キャストリアは剪定事象出身
ボイスリストから予想可能
召喚 | 「え? 魔術は「なんか」じゃない?うわぁ、こっちの世界ではそうなんですか?」 |
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Lvアップ | 「私でも成長が出来るなんて。未来ある世界の証ですね。素晴らしいです」 |
絆ボイス | 「あの。もしかして、召喚される前から知り合いだったりするのでしょうか。だとしたら、すみません。わたし召喚される前のことはよく分からなくて。記録にないのではなく、分からないんです。」 |
「私には、全ての記憶が備わっています。まっさらな状態でサーヴァントとして召喚された私の事も、あなたとブリテンを共に旅した私の事も、私がなる事のなかったこの私という幻想の事も、全て。」 | |
バレンタイン | 「その”ありがとう”は、きっとあの女の子が一番欲しかった言葉なので!」 |
召喚時のボイスやレベルアップボイスで、キャストリアが剪定事象出身者であることが示唆されている。特に第三再臨時のLvアップボイスにある「未来ある世界〜」という表現が未来のない世界=剪定事象出身者と受け取ることができるだろう。
絆ボイスの各所でマスターと以前から知り合いだったことが示唆されるのだが、現状キャストリアが登場したシナリオはない。ブリテンで旅をともにすることになる=ブリテン異聞帯出身の人物(サーヴァント)ということになりそう。ただ、バレンタインのチョコシナリオや第三再臨でのセリフを鑑みるとサーヴァントとしての彼女とは別のアルトリアと一緒に冒険をしたと受け取ることもできるかもしれない。
各異聞帯出身のサーヴァント例
異聞帯出身 | ||
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スカディ |
始皇帝 |
アルジュナオルタ |
異聞帯の存在が直接召喚されているパターンは、上記のサーヴァントのような特例のみ。
結局アルトリア・キャスターの正体はなに?
選定の杖と共に選ばれた存在
アルトリア・ペンドラゴンとアルトリア・キャスターの最大の違いは、「選定の〜」の種類の違い。アルトリアが「選定の剣」を抜いてアーサー王となったのに対して、キャストリアは「選定の杖」とともに選ばれたとのこと。
プロフィールによると、第1、2再臨の宝具で使用している杖こそが、選定の杖とのこと。杖の見た目はマーリン、プロトマーリンの杖を掛け合わせたもの。
杖の見た目
マーリン | キャストリア | プロトマーリン |
---|---|---|
候補1:選定の剣を抜かなかったアルトリア
竜属性を持たずペンドラゴンではないことから推測されるのが、ウーサーとマーリンの企てがなく、竜ではない存在として生まれたアルトリアというもの。ブリテンの王として選ばれた子ではないため、「選定の剣を抜いておらず、王ではないアルトリア」ということになる。これらを考慮するとブリテン異聞帯はアーサー王がいないorアルトリア以外の人物がブリテン王となっている世界と予想される。
ただ、この回答ではヒト科ではないことに説明がつかない。
候補2:カリバーン
キャストリアのスキル3「選定の剣」は彼女が最後のにたどり着く在り方を示しているらしい。選定の剣が彼女の在り方というなら、彼女自身が「選定の剣=カリバーン」ということになると読み取ることができる。竜でもヒトでもないという出自と噛み合う。
候補3:エクスカリバー
絆ボイス | 「私は星に棲む命を守るもの。実のところ、汎人類史も特異点も異聞帯も、評価としては同じなのです。」 |
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絆ボイス | 「私は聖剣の騎士という概念が具現化したもの。」 |
再臨ボイス | 「私はブリテンの守護を定めとする者。あの少女では辿り着かなかった、そう在れと願われた姿。黄昏の空を呼ぶ、玉座なき無銘の王」 |
カリバーンと同じタイプの予想だが、彼女の星属性と星に棲む命を守るもの、そう在れと願われた姿という表現、スキル3にある人類の脅威特攻からカリバーンではなく、エクスカリバー(星の聖剣)そのものが正体であると予想。
スキル3が開放されるタイミングで彼女の人格も切り替わっているようなので、「選定の剣」というスキルは第三再臨以降の彼女と深く結びついたスキルだと思われる。
となると、第三再臨以降の彼女が聖剣の側面が強く出た姿ということなのかもしれない。ちなみにバレンタインイベントによると、キャストリアの魔術によってできあがるものが「なぜかみんな剣の形になってしまう。」らしい。
アヴァロンも内包している?
「選定の剣」には効果が多すぎるため個人的にはつけなくても良さそうに見えるのに、なぜか無敵(1T)が付属している。これがアヴァロンの防御能力を表現しているとしたら、割とすんなり納得できるかも。
また、宝具で展開できる対粛正防御も、アヴァロンに由来する防御能力だとすれば対粛正防御だとしても違和感がないと言えるかもしれない(アヴァロンが対粛正防御という違和感は別として)。
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