FGOの2部6.5章トラオムのストーリーにおける疑問点や謎を個人の見解を交えて紹介・解説している記事です。検体Eやブルーブックなどの話題にも触れているので、Fate/Grand Order(フェイトグランドオーダー)のストーリーを考察する際にぜひお役立てください。
この記事はネタバレ要素しかないので、嫌な人はブラウザバックをお願いいたします。
ブルーブック世界=カルデアス説
ブルーブックの足跡から予想
カルデアとブルーブックの白紙化の齟齬と、オルガマリーのカルデアス投下と検体Eの落下時期が近いこと、そして今回判明した被検体:Eが100年前落下してきたこと。これらからブルーブックはカルデアスの住人なのでは?と予想がされている。
ちなみブルーブックの記録は2部奇数章(1・3・アトランティス)のアウトロ、イントロから確認できる。気になる人は自分でブルーブックの足跡を追うのがおすすめ。
ブルーブック世界と汎人類史の白紙化の矛盾
カルデア | ブルーブック |
---|---|
2017年12月31日から始まる | ある年の新年やって来た |
エリア51から白紙化した | エリア51は白紙化してない |
白紙化→空想樹 | 樹→白紙化 |
白紙化は一晩で終わった | 白紙化は数ヶ月かかった |
2016年は人理焼却中 | 2016年に検体Eが発見された |
ブルーブックの知っている白紙化地球の特徴と、カルデアが情報を集めてきた白紙化地球の特徴・流れには大きな齟齬がある。
ブルーブック世界の科学力が発展しすぎている
単独でオーストラリアからアメリカまで移動しきれる”旧式”のオートバイ。電力がなくても熱で印字できる装置。ブルーブックの目から見てレトロに見えて、若モリアーティ的には最新式に見える手術室など、ブルーブックの世界はカルデアの世界と比べて遥かに科学力が発達しているように見える。
被検体:Eは100年前に落ちてきている
モリアーティによると『被検体:E』は2017年の百年前に地球に落下したとのこと。ブルーブック世界に検体Eが落下したのは100年前なので、『被検体:E』=検体Eという前提ではあるが、ブルーブック世界は2117年と考えることができる。
カルデアスは100年後の地球をシミュレートしている
ブルーブック世界がカルデアの世界と100年ズレていることから、地球の100年後をシミュレートするカルデアスの特徴、2016年(ブルーブック世界の100年前)にカルデアスに落とされたオルガマリーの存在から、ブルーブック世界=カルデアスという予想ができる。
結局どこにレイシフトしたのか?
“変なレイシフト”
今回のレイシフトには主人公、ホームズ、マシュの3人が違和感を覚えていた。今回の特異点は、西暦1700年から前後100年のアメリカとのことだったが、実際にはヨーロッパ風の風景と2017年らしきエリア51など、明らかに当初の想定とは違う場所にレイシフトしているため、通常のレイシフトでは起こり得ない何かが発生している可能性がある。
2017年のネバダ州 エリア51が起点
若モリアーティによると、トラオムは2017年のネバダ州 エリア51を起点に張角が拡大させた特異点とのこと。また、特異点の全ての始まりは100年前に地球に落ちてきた生命体。人類への憎しみを募らせたもの。である『被検体:E』とも言っている。
人理定礎値はERROR
どんな特異点でも測定されてきた人理定礎値が初めてエラーとなった。この原因も明らかにされていない。
異星の使徒と『異星の神』の使徒の違い
若モリアーティは一度も『異星の神』の使徒と呼ばれていない
トラオムに登場した若モリアーティは自称を含め一度たりとも『異星の神』の使徒とは呼ばれておらず、どんな場面でも異星の使徒と呼ばれていた。また、ホームズがそのことを気にしている様子もあった。
ホームズは『異星の神』の使徒
自身の正体に気がついたホームズは自分を『異星の神』の使徒と呼んでいた。ホームズ自身は若モリアーティを異星の使徒と呼んでいたが、前述したように『異星の神』の使徒と異星の使徒の違いを気にかけているようなので、自分自身を『異星の神』の使徒と呼ぶ=若モリアーティと自分は立ち位置が違うということなのかもしれない。
『異星の神』の使徒3騎のアルターエゴ
ベリルやコヤンスカヤ、当の本人であるリンボですら、『異星の神』の使徒の3騎のアルターエゴと呼んでいた。そのため、これまでのストーリーで異星の使徒という表現が出てきた場面はほとんどなく、アトランティスのストーリータイトルに「回想・異星の使徒」というものがあったくらいだった。
異星の巫女
異星の使徒と同様に『異星の神』の使徒ではなく異星の〜と呼ばれる存在。
異星の〜と呼ばれたサーヴァントまとめ
使徒候補 | 特徴/目的 |
---|---|
ホームズ |
・『異星の神』の使徒 ・ルーラー ・召喚された目的は不明 |
千子村正 |
・ 『異星の神』の使徒 ・アルターエゴ ・召喚された目的はアトラスの排除 |
蘆屋道満 |
・ 『異星の神』の使徒 ・アルターエゴ ・召喚された目的は異聞帯の王へのノイズ役 |
コヤンスカヤ |
・『異星の神』の使徒と誤認された ・ビースト └アルターエゴでもあったらしい ・契約で『異星の神』と一時的な協力関係 |
言峰綺礼 |
・ 『異星の神』の使徒 ・アルターエゴ ・召喚された目的は当面の世話役 |
モリアーティ |
・異星の使徒 ・ルーラー └アルターエゴにも該当しそう ・召喚された目的はホームズの排除? ・私が見せなければならないもの └被検体:Eを主人公に見せたかった? |
ホームズの役割・目的はなに?
ホームズは1騎目の『異星の神』の使徒
トラオムでホームズ自身が自分を『異星の神』の使徒と再発見した。これまで言われてきた「カルデアの信用できないもの」がホームズのことなのかは不明。
役割が不明
『異星の神』の使徒にはそれぞれ役割があるが、ホームズ自身はその役割に気づいていたが、その情報は開示されなかったため、ストーリーの核心を突く役割なのかもしれない。
ホームズが協力した理由とアニムスフィア
ホームズのセリフ |
---|
特異点。汎人類史。異聞帯。空想樹。星の形。宙の形。神の形。〜 我々の世界はすでに空洞であり、空虚であり、虚空であり、然るに____。 |
アニムスフィアの詠唱 |
星の形。宙の形。神の形。我の形。天体は空洞なり。空洞は虚空なり。虚空には神ありき |
ホームズが『異星の神』に従う理由に納得する直前のセリフがアニムスフィアの詠唱とよく似ている。
『検体:E(E検体)』と『被検体:E』は同一か?
検体:E(ブルーブックの調査) | 被検体:E(若モリアーティの発言) |
---|---|
2016年ニューメキシコで発見 | 2017年の100年前に地球に落ちてきた |
あらゆる実験が行われる | 100年間あらゆる実験に晒された |
人類とは異なる知的生命体 | 人類への憎しみを募らせたもの |
怪物そのものの姿 (樹の根のような未知の生命体) |
この部屋に存在しているものを見たくない (被検体:Eを指しているかは不明) |
そもそもの話になるが、これまでのストーリーで語られてきた「検体:E」と、若モリアーティの言う『被検体:E』が同一のものなのかがよく分からない。特徴や経歴はよく似ているが、『被検体:E』として紹介されたように見えるものはどちらも「怪物そのものの姿(樹の根のような未知の生命体)」ではないように見える。
診察台でブルーブックが見たものは検体:Eだったのか
ブルーブックが診察台に辿り着きた場面で、彼は「枯れ木のような、よく分からない物体」を目撃している。これが彼の言う「検体:E」だとしたら、「検体:E」=『被検体:E』なら、『被検体:E』は横たわる謎の物体ではなく、診察台の上の物体ということになりそう。
ただ、ブルーブックが見た「枯れ木のような、よく分からない物体」が「検体:E」という確証はない。
結局サーヴァントたちのマスター誰なのか?
トラオムのテーマで間違いない
トラオムのプロローグに「一体誰が。どうして。どうやって、これほどのサーヴァントを召喚したのか?」という問いが投げかけられ、”—その謎を、暴くことなかれ。”とまで言われている。
トラオムに召喚されたサーヴァントのマスターがトラオムのストーリーで最重要の謎で間違いなさそう。
登場人物たちの考察・意見
登場人物 | マスターについて |
---|---|
モリアーティ(裁) |
・この先にいるのがマスター └先にいたのは『被検体:E』 ・彼には汎人類史への復讐、報復をする資格がある └本人に報復の意思がなくてもそうしなければならない立場だった。 ・張角がマスターの願望を叶えるため特異点を作り上げた |
ホームズ |
・彼らのマスターは一人 ・ただの人間ではない └令呪連発がおかしい ・魔力供給は全て同一の存在から |
張角 |
・人類代表 ・いずれにせよ我らは汎人類史に叛逆する |
徐福 |
・マスターはそれぞれ違う ・徐福のマスターは「優しく」「人を恨まず」「人を憎まず」「どうして?」「だけど、やはり許せず」 ・別のサーヴァントは「殺す」「許せない」「人類をここまで殺して許せない」「どうして?」 ・各サーヴァントの差はマスターの差異 ・マスターは召喚されたサーヴァントの数いたのかも |
『被検体:E』と徐福の矛盾
若モリアーティの言う通り『被検体:E』がマスターだとすると、徐福の道術で判明した「人類をここまで殺して許せない」や「どうして?」という表現に矛盾が生じるように見える。なぜならそもそも『被検体:E』は人類に殺された側のはずなので、「人類をここまで殺して許せない」という言葉にかなり違和感がある。
先にいるマスター=被検体:Eとは限らない
「若モリアーティはこの先に特異点のマスターがいる」、「彼には汎人類史に報復する資格・責任がある」、「これこそが、特異点の始まり。100年前に地球に落ちてきたとされる生命体」、「人類への憎しみを募らせたもの。『被検体:E』だ。」
これが若モリアーティの一連のセリフを要約したものだが、マスターに対しては彼と言っているのに、被検体:Eにはこれと言っている。この先にはいたのは被検体:Eだったが、マスターが被検体:Eとは一言も言っていないのでは?
その他気になる点
証明不能とは何を意味しているのか?
シナリオ終了時、一度は新宿クリア時のQ.E.Dが表示されるが、その後「証明不能(Ex Falso Quodlibet)」と不穏な表示が現れる。Ex Falso Quodlibetは大雑把に言うと「矛盾した答えからは、何でも証明される」という意味。
A.D.XX17の答えは?
A.D.XX17の答えは未だ明らかではない。特異点の起点は2017だが、特異点の全ての始まりは100年前の被検体:Eということなので、ブルーブック世界へのレイシフト説も合わせて2117年を指しているのでは?
「令呪を以て、命ずる」
1節冒頭のシーンの伏せ字はその後の演出も合わせて予想すると、おそらく「令呪を以て、命ずる」。ストーリー最後を見てから考えるとここはおそらくトラオムのマスターの回想シーンだと思われる。
なぜ主人公はブルーブックの夢を見たのか
復讐界域の投獄されてからすぐのことだが、主人公がブルーブックらしき人物の夢を見ている。契約しているサーヴァントの夢を見ることは今までもよく起こっていたが、人間?の夢を見るのは違和感がある。
画面がノイズがかっていることにもなにかしらの意味を持つように見えるが、はたして主人公とブルーブックとの間になにか関係あるのか、無いのか。
主人公の礼装は極地用カルデア制服
ツングースカエピローグクリアで決戦礼装を貰ったはずだが、トラオムで主人公が装備していたのは「極地用カルデア制服」だった。まだ決戦ではないということなのかもしれないが少し残念。
なんでアストルフォと初対面だったの?
1.5部のアガルタにて主人公とともにレイシフトしていたはずだが、トラオムで出会ったシーンでは初対面のようなリアクションが取られていた。主人公が居ない場面での話だが、記録が残っているならカルデアメンバーの反応はもっと変わっていたような気がする。
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