download_file-4 2

FGO(FateGO)で何故か未だに強化されていないサーヴァントを、過去のイベントや競合サーヴァント、サポーターなどの情報から振り返りつつ考察した記事です。

関連記事
FGOコラム
▶︎コラム記事まとめ
FGO_いまだに強化されないサーヴァント特集99
▶︎第二弾はこちら

第二弾の強化されないサーヴァント特集はこちら

No.1:沖田総司(セイバー)

初実装 2015/11/25
PU回数 4回

実装当時は特に強かった

s_スクリーンショット 2017-10-23 14.23.58

2015年末のFGOでは、まだまだ凸カレを有しているマスターの数も多くなく、殴りを中心にした攻略がメインだった。そこで非常に性能の高いクイックを持ち、NPの回収・スターの発生ともに優秀で最強のサーヴァントと呼ばれていた。

ターニングポイント1:ぐだぐだ復刻

FGO_本能寺バナー

沖田が登場したイベント、「ぐだぐだ本能寺」が復刻。この時の沖田の立ち位置は、「強いが一線級ではない」と感じていたマスターが多いのではないだろうか?そう、2016末に実装された”マーリン”の影響で、世はまさに大バスター時代を迎えていた

「やや見劣りするようになったし、強化もあるのではないか?」と心の隅では期待をしていた人もいるだろう。だが実装されたのはモーション改修だけだった。もちろん桜が散る演出を筆頭に、全体的に洗練された動きでファンは湧いた。ただ、やはり「何故強化がなかったのだろう」と思った人も少なくなかったはずだ。

ターニングポイント2:京まふ2017

top_banner-6

同年の9月、「京まふ2017」で沖田&土方ピックアップが開催された。ぐだぐだ本能寺の復刻で強化されなかったが、ここではされるだろうと期待していた人も少なくないハズだ。だが、やはり特に動きはなく、ここから長い月日の間大きな動きはない。

ターニングポイント3:スカディ実装

2018年の8月、”あの”スカディが実装。「さすがにそろそろ強化を…」「そろそろ水着を…」などの声が挙がっていたが、違う側面から大幅な強化が飛んできた。

同ポジションでクイック宝具を持つサーヴァントが少なく、元から優秀だったクイックカードのさらなる補強。そして初期スキルでパッとしない効果も、スカディのクリバフを最大限活かせる構成だった事で一躍高難易度でのアタッカーとして再臨した。

まとめ

まず、最初は強すぎて強化が不要で、運営的にも強化の落とし所が難しかったのではないかと思われる。マーリンのバスター時代と言われていた時でも、まだまだ優秀なカードで活躍自体は可能であったのも強化が遅れた原因ではないだろうか。

そしてスカディの実装と、もうどうやって強化すればいいのか運営も頭を悩ませていると思われる。実際、かなりの人気キャラということもあり、下手な強化実装ではバッシングの種にもなりかねない。今後もすぐに強化が来る事はないのではと予想する。

No.2:坂田金時(バーサーカー)

初実装 2015/09/30
PU回数 7回

実装当時〜しばらくは最強だった

87f1775f0450e03aceeff56d2981d826

まず、初期のFGOではバーサーカーが最強だった。人生を成功させるには”名家の生まれ”か”バーサーカー”か、と言われたほどだ。その上NPチャージを持っており、すばやく宝具を発動できる金時は「最強」の名を欲しいがままにしていた。

孔明の修正による大爆発

FGO史でも最も印象的だと思う人も少なくはない、「孔明上方修正」が実施。今までの貧弱なスキル群が大幅に強化され、スキル強化をせずともNP50%を付与できるようになってしまう。

これによって金時はより宝具を撃ちやすくなり、連発すら可能になってしまった。当時の金時は野球で言うイチロー、将棋で羽生、競馬で武豊。そう言っても過言ではないほど、金時は金色に爆発していた。

マーリンの実装と魔神柱による宇宙ムーヴ

スクリーンショット 2020-02-03 18.24.20

2016年末にはマーリンが実装。NPは20%しか付与できないものの、強力なバスターバフを付与できる上に金時自身がNPチャージを持っているので、金時の強さはより加速した。

そして、あの「魔神柱レイド」が開催。ガチ勢は金時によるワンパン周回で大量の素材を手に入れ、誰しもが金時の輝きは今後も失われないだろうと思っていた…。

ブレイクが実装される

s-17-1-1

今までは金時にバフを盛り、ワンパンでシュパとドーンだったが「1.5部新宿」が2017年の2月に実装。ここで現在でも続いているシステムである”ブレイク”も登場。

敵をワンパンしても倒しきれず、新たなゲージのHPを持って行動するブレイクは環境を一変させた。まず、必ず相手の行動を許してしまうという点。特にブレイクすると凶悪なバフや、こちらのPTに悪影響のある行動が多かった。

つまり、ある程度の継戦能力が問われた。大火力ではなく、ある程度の火力を連発できることや「味方への防御バフを付与できる」などの耐久面を補助できる性能などの価値が上がった。まだこのタイミングでは金時も活躍出来ていたが、よりこの流れが強くなり、使用頻度は大きく落ちることになる。

まとめ

今回は一例だけだったが、レイド系のイベントでも無双状態であり基本は金時で良いという環境が長く続いた。それによって強化するタイミングを失い、現在ではどう強化して良いのか運営的にも判断が難しいポジションにいるのではないかと思われる。

幸い、沖田と比べると金時には幕間が実装されている。幕間3や強化クエの実装で強化が来るという可能性もあり、沖田よりは今後に期待できる印象。というかなんで沖田さんは幕間すらないのでしょうかね…?

No.3:ジャンヌ・オルタ(アヴェンジャー)

初実装 2016/04/11
PU回数 5回

実装当時はまだ爆発はしていなかった

ジャンヌ・オルタ-4

もちろん、実装時から優秀なクリティカル火力で騒ぎにはなっていたが、他の沖田や金時ほどの爆発ではなかったと記憶している。他のサーヴァントと比べると、ややテクニカルな動きが要求されることもあり、「強いけど、ちょっと面倒だよね」というような印象を持っていた人が多かったような…。

“竜”バフを活かす運用も流行っていた

ジャンヌ・オルタのカリスマは、竜特性持ちに対して2重のバフとなる。「ハロエリ」や「謎のヒロインX」、一ヶ月後に実装された竜特性持ちの「酒呑童子」などもパーティに組み込まれていた。竜バフは入らないが、星出しとしてジャックの編成もよく見かけた。当然、礼装は欠片である。

今はもう古のワードと化している「サブアタッカー」も、当時はよく耳にする言葉だった。

マーリンが実装され、世はまさに大バスター時代

重要なスター、守りの無敵、継続HP&NP回復と、ジャンヌオルタにとって喉から手が出るほど欲しい要素を全て持ったマーリンが実装されてしまう。更にバスター&クリバフ持ちと、マーリン実装によってジャンヌオルタが爆発した

Wマーリン欠片や、Wマーリン欠片菩薩などの編成。孔明をオダチェンして更に初速を上げる編成など、この世はジャンヌオルタを中心に回っているのではないかと錯覚するほど、彼女のクリティカルを活かせる編成を血眼になって探した。

高難易度だろうがなんだろうが、文字通り破壊する爆発を持ったジャンヌオルタ。火力だけではなく、Wマーリンによる耐久性能まである。彼女が終わる事はないと、誰もがそう思っていただろう。

ブレイクが実装されたが…

s-17-1-1

金時を苦しめたブレイクだが、ジャンヌオルタにはそこまで影響がなかった。最高クラスの攻撃力とバフによる高火力宝具だけでなく、複数ターンに渡って火力を出せるクリティカル攻撃を持っていたのがとにかく大きかった。

むしろブレイクはジャンヌオルタを後押しするような形で、彼女の爆発は大爆発となり、最強の名を欲しいがままにした。この強さ、もうとどまるところを知らないと誰もが思っていただろう。

サーヴァントラッシュが増える

b83927b7ca2ef6765d7d494c77ea39f8

今まではボスが単体のケースが多く、それもジャンヌオルタの強さを輝かせる1つの要因だった。しかし2017年ごろから、サーヴァントが複数出現するいわゆる「ラッシュ」系高難易度が頻出

全体宝具優遇の流れになり、わざわざ単体宝具のサーヴァントを使うメリットが薄れてしまった。だがジャンヌオルタは多数のファンを抱え、クリ殴りと宝具を分けたりバフのタイミングを意識する研究が進み、まだまだ一線級で活躍していた。

ギルガメッシュが世界を制する

be455a326489d02115c6524ecc07acbb

「ネロ祭」の超高難易度が実装。ジャンヌオルタはそれなりの活躍を見せたものの、ほとんどをギルガメッシュが破壊。そして配布された「BB」も、玉藻などと組んで高難易度を破壊した。

当時は「これは超高難易度だから、普通のに戻ったらまたジャンヌの時代が来る」と言われたが、以降もラッシュ系が多く、ギルガメッシュの無双は終わらなかった。「ギルでよくね?」という言葉を見なかった日はないほど、ギルガメッシュは爆発し世界を破壊した。

そしてスカディが実装されてしまう

追い打ちをかけるように、スカサハスカディが実装。もう語る必要もないだろう。

まとめ

現状では強化を求める声も多いが、最強だった時代が長かったこともあり運営的に強化リストから外れているのではないかと予想。ジャンヌオルタも沖田とは違って幕間があるので、まだ期待できる気がする。

また、シナリオやイベントでの登場が多いので、復刻やなにかに合わせて強化しやすいサーヴァントではあると思われるので、今後には期待したい。

全体的なまとめとしては、やはり覇権を握ったことのあるサーヴァントは強化が来づらい傾向にある。もちろん頼光などの例外は存在するが、今回ピックアップしたサーヴァントは共通してある程度の長期において環境を掌握・破壊し爆発している。

その他の何故か強化が来ていないサーヴァント


宮本武蔵
17/01/01
・そろそろ…

ラーマ
16/03/30
・そろそろ4年になりますが…

剣ランスロ
16/07/25
・剣スロも強く、覇権を握っていた時期があった事が原因か
鈴鹿御前_第1段階
鈴鹿御前
17/05/30
・宝具強化まだ?

槍アルトリア
16/07/25
・NP50%の連射可能という事で調整の難しさが原因か

ジルドレェ
初期から
・なんでやねん

ヘラクレス
初期から
・絆礼装込みでの性能で調整が難しいのだろうか

茨木童子
16/07/11
・当時から強く、变化で耐えたり単騎でも強かったので、調整が難しい?

呂布奉先
初期から
・今でも火力が高く、調整をミスると壊れるから…?

FGO攻略関連リンク

FGO攻略 関連リンク
FGO攻略wikiトップページへ
FGO_イベント攻略まとめイベント攻略 サーヴァント最強ランキングランキング FGO_ガチャ引くべき?ガチャ情報
カルデア放送局_生放送まとめ生放送まとめ FGO_次のイベントは何?次イベなに? FGO_初心者ガイド初心者ガイド
AppMediaゲーム攻略求人バナー

FGOYouTube攻略班

FGO攻略班_youtube

この記事の執筆者

FGO攻略班
AppMediaゲーム攻略求人バナー