【FGOコラム】クイックを救いたい

FGOのクイック(Quick)を救いたい記事です。届け、この想い。

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クイックの問題点・なぜ使われていないのか？

ツイッターアンケートでの使用率は…

どの色のアタッカーの宝具をよく使いますか？#FGO

— FGO攻略班@AppMedia (@appmediafgo) July 11, 2022

特に用途は問わずにどの宝具色を使うか聞いたところ、このような結果になった。さらに周年の新規サーヴァントにクイックサポートを期待する声が非常に多いため、クイックにテコ入れが必要というのは、多くのユーザーが同意してくれるはず。

今回はそもそもなぜクイックが使われていないのか？クイックを救うにはどうすればよいのか？について色々と考えていくという趣旨の記事となっている。

①サポーターが少ない

主要クイックサポーター※

クイックは他の2色と比べてサポーターの種類が非常に少ない。やたらと種類が多いバスターと比較すると、アーツもそこまで多くはないが、低レアのサーヴァントの選択肢が豊富で、そもそもゲーム最強のキャストリアを有しているため、クイックほどの不遇感はない気がする。

クイック専といえるサポーターは本当にいないため、他の色と比較するとそもそもパーティの選択肢が非常に狭い。

※ケイローンなどの3色サポ、サンタナイチンゲールなどの絆礼装がQバフのサポ、クイックデバフはあるがメインは攻撃&クリバフのゴッホ等は省いてます。

スカディも悪くはないのだが

NP50%色サポーターの中で最初に実装されたこともあり、キャストリア&光のコヤンスカヤと比較するとスカディ自体が少々力不足。スキル3に何の追加効果もなく、スキル2がデバフなので使いにくい上、宝具もキャストリアの対粛正防御と比べると、即死耐性専門感がある。

システム周回においても、星が出ない以外は上位互換といえるキャストリアシステム、敵の数に左右されない光コヤンシステムと比べて周回に置いては利点があまりないのも気になる。

②そもそもアタッカーの種類も少ない

※星5かつ攻撃宝具のサーヴァントのみ集計

B宝具	A宝具	Q宝具	複数色
53騎	32騎	23騎	2騎

クイックはサポーターが少ないだけでなく、アタッカーの数まで少ない。星5サーヴァントに限ってはいるが、A宝具と比較してもアタッカーが少なく、そもそも編成候補に上がりにくいという問題があるかも。

③クイックカード自体が弱い(ボーナス&補正)

クイックの1stボーナスはスター発生率アップで、その効果自体も一応実感できるかな？というレベル。それに対してB・A1stボーナスは火力アップとNP獲得量アップで効果を実感しやすい。また、クイックはチェインボーナスもスター10個獲得と非常に弱く、AチェインボーナスのNP20%チャージと比べて、チェインを狙うメリットもあまりない。

さらに、クイックはカード自体に0.8倍の下降補正がかかるため、通常攻撃の火力が非常に低い。宝具倍率がBAと比べてわずかに高い代わりとはいえ、最近はクリ殴りで周回する場面も増えてきているため、0.8倍の補正は正直厳しい。

④そもそもスターの価値が下がってきている

昔は沖田やジャックのクイックでスターを大量獲得！という感じでスターを獲得できる事自体が偉かったのだが、最近では概念礼装や光コヤン、オベロンなどでもお手軽にスターを確保できるようになってきた。

卑弥呼やマーリンなど毎ターン確実に供給する手段が整ったため、わざわざクイックを使わなくてもスターくらい用意できるよね？という環境になってしまったので、クイックの最大の特徴といえるスター確保の価値が下がり、結果として役割が特に無いという状態になっているのでは？

結論:そもそもカードが弱いのに、選択肢も少ない

現状のクイックはそもそもカードが弱いのに選択肢まで少ないので、使わないという評価も正直に言って「そりゃそうじゃ」という感じ。みんなが新しいクイックサポーターを望むのも仕方ないことだと思うので、7周年の新サーヴァントによる救いに期待したい。

クイックを救いたい

解決策①:超強力なサポーターを実装する

一番手っ取り早いのはキャストリアや光のコヤンスカヤ、オベロンのような最先端のサポーターを実装すること。バフ量が多くてNPチャージ量が多いサポーターを実装することで、現状のバスターやアーツとの差を埋めることができる。

並ぶ・超えるための対症療法でしかない

非常に強力なサポーターを実装することで、一時的にクイックを環境最前線に持ち上げることもできるのは間違いない。しかしこの方法では、スカディのときもそうだったが、翌年以降のサポーター実装の結果ローテーションしてまた”クイックが微妙なパターン”が回ってきてしまうのもまた事実。

クイック時代にもアーツは耐久に優れているため、高難易度はやはりアーツという風潮があったし、バスターは各サーヴァントの自力の高さから瞬間火力が必要な場面などで出番があったが、クイックは色独自の強みがあまりないので、他の色が現在のような環境だと完全に埋もれてしまうのが難点。

解決策②:スターに新しい意味を与える

やはりクイックの個性といえばスターなので、スターやスター関連効果に新しい価値を付与することで、クイック自体を底上げするやり方。スターに新たな個性を与えると同時に、一部のスターを稼ぎにくいクイックサーヴァントのテコ入れを行えば、クイックらしさを確保しつつ、アーツ・バスターに負けない強みとして運用する意味が生まれるはず。

スター関連の新しい強み(妄想)
・50個以上獲得することに意味がないため、「スター獲得数に応じて〜」系効果を持つサポーターを実装orシステムとして実装して余剰スターに意味を持たせる
・クイック攻撃時、スター発生率に応じたバフが付与されるスキルの実装 ┗無意味になりがちなQ系鯖のスター発生バフへのテコ入れも兼ねる

解決策③:とにかく周回で使いやすくする

低レア全体宝具バーサーカーは宝具速度やコストの兼ね合いで、周回において優先度が高い場面があるため、性能自体はそこまで高くなくても、パーティに採用される可能性が高く、存在感があるサーヴァントちらほら。FGOは基本ほとんど周回というゲームなので、周回で使えるだけでイメージがかなり変わってくる気がする。

周回で使える(優先度が高い)場面が増えるという調整は、クイックを本質的に救っているわけではないが、使われないという印象はかなり薄くなるはずなので、この路線の調整が来てもおかしくはない。

解決策④:カード自体の仕様変更

前述したとおり0.8倍のカード補正、ほとんど意味のないファースト&チェインボーナス、スター自体の価値の低下など、FGO最初期に設定されたQカード周りの仕様が時代に遅れになってきている。

カード自体の仕様変更+サポーター追加が理想だが、これまでゲームシステムの根幹を揺るがす調整は行われたことがないため、このタイプの調整にはあまり期待できない。ただ、クイックが使われない問題を解決するなら根本的な部分から見直さなければ問題の解決にはならないとも思う。

新規クイックサポ性能予想妄想

終わりに

周年サーヴァントに期待しすぎないほうが良いかも

そもそも周年でサポーターが実装されるかどうかが決まっているわけではないので、期待しすぎて本番でテンションが下がらないようにしよう。私は来たら良いな程度に止めておきます。

7周年サーヴァント予想はこちら

プロトマーリンはどうなるのか

今後実装される予定の水着プロトマーリン(レディ・アヴァロン)だが、素のマーリンのことを考えるとサポーター寄りの性能であることが期待される。

バスターなのかアーツなのかクイックなのか、それともアタッカーなのか。

待て、しかして希望せよ。

プロトマーリンの詳細はこちら

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