【FGO】カード固定の解説と運用まとめ｜水着BB

FGO（Fate/GrandOrder、FateGO）で、水着BBの新スキル「無貌の月」の使い方や組み合わせるおすすめのサーヴァントを紹介しています。カード固定を活かした運用の参考にしてください！

水着BBのカード固定スキルの運用法

▼カード固定とは？
▼カード固定の強み
▼カード固定の弱み
▼みんなのコメント

カード固定(無貌の月)の基本情報

FGOの革命とも言える新スキル

2018年水着イベントピックアップ第3弾の新登場サーヴァント「水着BB」の持つ新スキル「無貌の月」。これはパーティ全体の手札固定という、これまで特定のカードを引き続けるには単騎になるしかなかった、FGOのゲームシステム上革命とも言える効果が付いている。

①カード固定についての解説

そもそものカード配布について

毎ターン配布されているコマンドカードは、前衛のサーヴァント3騎の全コマンドカードの内15枚から5枚ランダムで選ばれ、次のターンは残りの10枚から、3ターン目は残りのカードが配布され、3Tワンセットで全15枚が配布される。そのため、3Tの間に各サーヴァントが攻撃できる回数は最高でも5回。特定のカードで攻撃できるは1回と決まっている。

だが、BBの「無貌の月」の効果中はカードが固定されるため、3ターンの間カード配布が行われず特定のカードで攻撃し続けることが可能に。

▶︎この状態が3T持続するため、アキレウスのブレイブチェインを毎ターン組める

【Q】コマンドシャッフルとの違いは？

A.3ターンの間確実に狙ったカードを選び続けることができるのは明確な強み。

これまでコマンドカードの3ターン周期を無視する方法は、魔術礼装のコマンドシャッフルorサーヴァントが倒されるしかなかった。ある程度の規則性はあるが、FGOというゲームで狙ったカードを引き続けるのは無理というが水着BB以前の常識だったと言えるだろう。

水着BBで欲しいカードを固定すれば、毎ターン欲しいカードを引き続けることができるため、通常は不可能なアーツを使い続けることでの宝具連打やBBBで大ダメージを与え続けるような戦い方が可能になった。

【Q】解除される場面は？

コマンドカードの固定はコマンドカードがシャッフルされると解除される。他にもオーダーチェンジや強化解除でも解除されるので注意。

解除される原因
①コマンドシャッフル(魔術協会制服のスキルなど)
②オーダーチェンジ(カルデア戦闘服のスキルなど)
③味方が撤退する(アーラシュなどの自傷でも同様の結果に)
④BBへの強化解除(無貌の月はバフ)

カード固定で出来ること

①バフの効果をフルに活かせる

FGOのバフの持続は基本的に3ターンであることが多いが、前述した通り3ターンの間に引けるアタッカーのカードは5枚固定なので、バフの効果を毎ターンフルに受けることは基本的には無理(周期の切れ目にバフを付与しても良いが、それも運が絡む)。しかし、今後はアタッカーのカードが揃った場面でカードを固定し、バフを付与することで3ターン持続するするバフをフルに活かすことができる。

②特定のサーヴァントの宝具を連打させることも

バフがフルに盛られた攻撃を連打できるため、A、QバフやNP獲得量バフを重ねたクイックやアーツでNPを大幅にリチャージできる。これを利用して、毎ターン宝具AA、宝具QAを繰り返し宝具を連打し続けることも可能に。最短攻略を目指す場合タゲ集中などを絡めてわざと味方を倒させ、コマンドをシャッフルする戦略が取られることがあったが、今後は火力さえ届けば水着BBを編成するだけでコマンドシャッフルを狙う手間がなくなった。

組み合わせたいサーヴァント例

サーヴァント	オススメの理由
葛飾北斎	・防御デバフを大量に重ねられる・アーツのNP効率が良く宝具AAで連打
ジャンヌ〔オルタ〕	・火力がとにかく高い・バスター2枚を固定してクリティカル連打が強力
エレシュキガル	・1枚所持のアーツが優秀 └NP獲得量バフとA1stがあればクリだけでNPを100%近く回収・宝具を打つたびにバフが重なる
ジャック	・狂ったNP効率を誇るQが3枚 └引きやすいのも魅力・Wスカディ状態なら宝具QQ3連打で大ダメージ
宝蔵院胤舜	・宝具中のQ、A性能が高い └4枚中2枚で良いのが嬉しい・単騎向けだったが、カード固定で3Tは性能をフルに発揮

③周回での火力不足を補う

フリークエストのラストwaveは3〜4万の雑魚+15万overというパターンが非常に多く、普通の全体宝具(特攻もなく、宝具レベルが極端に上がっていない)では1撃で倒しづらい状況が続いている。そのパターンでも宝具+アタッカーのブレイブチェインがあれば確定で倒せることが多く、ラストは運に任せて3〜4ターン周回をする人も多いはず。

BBのカード固定があれば、1、2waveでアタッカーのカードが2枚配られたタイミングでカードを固定し、ラストで宝具ブレイブチェインを確実に行える。(1、2waveで配られない場合は、3waveで確定で配られる)

カード固定周回の主な流れ

手順
1	・メインアタッカーのカードが2枚来る局面を待つ →1waveはBBの宝具で突破
1
2	・アキレウスのカードがある状態でカードを固定 →宝具AQを確定で選べる状態に
2
3	宝具では8万近くHPが残るが →追撃のAQクリティカルで確実に倒せる
3

④特定のコマンド3枚を固定してチェインを確定に

特定のカードを固定できるので、パーティ全員のアーツカードが揃っている状態で固定すると、毎ターン確実にアーツチェインができるように。主にサポート系宝具の回転を早める事で、高難度等で非常に強力なムーヴと言える。

⑤指令紋章の効果をなんども使える

特定のコマンドカードに特殊効果を付与する指令紋章の弱点は、効果付きのカードが巡ってくるのが3ターンに1度なので、狙ったタイミングで効果を使えない点。「無貌の月」でカード固定することで、毎ターン指令紋章付きのカードを選べるため、今後強力な指令紋章が登場すればするほど使い方が広がっていくだろう。

指令紋章の使い方詳細はこちら

カード固定の問題点

①そもそも狙った組み合わせになるかが運任せ

最大にして根本的な欠点だが、狙ったカードを固定するためには、まずその組み合わせを引かなければならない。編成例のアキレウスの場合Q2枚、A2枚編成なのでまだマシだが、1枚しかないアーツを引く、指令紋章付きのカードを引くとなるとどうしても運の要素が強くなる。消費APが少なく、リタマラしやすい高難易度クエスト向けのスキルと言えるだろう。

②周回で使いにくいパターンも

2waveのエネミーのHPも高く、宝具ブレイブチェインを2連続で狙いたいと言う場合、3ターン目にアタッカーのカードが偏るパターンが事故になる。とはいえ、水着BBもクリティカルである程度火力を出せるので、あまり気になる場面は多くない。

③強化解除に弱い

強化解除で固定状態が解除されるため、当然強化解除に弱い。ある程度は強化解除耐性持ちも増えてきたが、そもそもカード固定の時点で一手間なので、そこからさらに強化解除耐性も付与するとなると微妙に使い勝手が悪い気もする。

現状のカード固定の使用感

※実装から一年経過して攻略班の使用感。あくまで個人の感想なのでそこを念頭に置いて読んで欲しい。

高難易度を楽？にできる

個人的に最も水着BBを使ったのは、高難易度クエストを雑にクリアする場面。2019年が始まってからの高難易度クエストはほとんどが水着BBでクリアできた。ただし、あくまで狙ったカードをリタマラした上でクリアしたものなので、初見向きというわけではなくリタマラにどれくらいスタミナを費やすかは運次第だった。

	多分本人がアタッカーでも活躍できたとは思うのですが、大半の場面で3Tキルのサポーターという使い方になっていました(弊カルデアでは)。そのため、3Tクリアが好きという人は一体確保しておくと便利くらいの印象です。

周回ではまず使わなかった(例外あり)

やはり、アヴェンジャーがフリクエで登場することがほとんどなかった上、出てきたとしても美味しいクエストとは限らなかった。カード固定しなければ周回できないクエストもなかったので、個人的に周回で水着BBを使う場面はほぼなかったです。

	歴代最高効率の羽根集めクエストである、イリヤコラボ「星原と水晶の国A+」ではラストにHP14万のアヴェンジャーが出現したのですごい活躍しました。後にも先にもここが一番の活躍どころだった気がします。