【FGOコラム】サーヴァントコインとレベル120開放がしんどい件

FGO(FateGO)のサーヴァントコインとレベル120開放がしんどい件について書いたコラム記事です。

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6周年イベントまとめ

サーヴァントコインシステムの良いところ

エンドコンテンツが生まれた

種火の必要数がこれまでの20倍になり、素材集めも2周目に突入するなど、すでに素材を集めきってしまい、やることがないという人にとってはやることが大量に生まれた状態になっている。

ボックスガチャで無駄になりがちだった種火やQPを使う先が生まれたので、ガチ勢的には嬉しい要素も多い追加コンテンツだった面もある。

レベル120必要種火数

全体的にサーヴァントが強くなった

アペンドスキルの登場とレベル120解禁で強化したいサーヴァントをトコトン強くできるようになった。アペンドスキルとの相性がサーヴァントによって存在しているものの、ほとんどのサーヴァントが大幅に強化されたのは間違い無い。

概念礼装のハードルが下がった

アペンドスキル2「魔力装填」の登場で全てのサーヴァントに初動のNPが与えられるように。凸カレスコには恩恵があまり無い効果なので、凸カレスコ問題の解決策として有用な効果として今後活躍してくれるはず(凸カレスコの強みを消さず、凸カレスコとの差を埋めてくれる)。

基本的な礼装と装填スキルでの初期NP

NP礼装	装填1	6	10
カレスコ	90%	95%	100%
凸虚数魔術	85%	90%	95%
虚数魔術	70%	75%	80%
凸龍脈	60%	65%	70%
龍脈	40%	45%	50%
黒の聖杯	10%	15%	20%

どこがしんどいのか

最初に入手できる数が人によって違う

サーヴァントコインの入手方法は「該当サーヴァントの絆レベル」「召喚による入手」「期間限定イベント、キャンペーン」の3つとなっている。実装時点ではサーヴァントコインが入手できるイベントが開催されていないため(星5配布はある)、実際には絆レベルと召喚による入手でしか手に入らない。

完全体を作成するには星5ですら絆マックスかつ、宝具5でもコインが足りないため、6騎以上同一サーヴァントを召喚している必要があり、FGOは限定サーヴァントが非常に多いゲームなので、人によって完全体を作れる、作れないの差が生まれてしまった。

サーヴァントコインの獲得数

配布&限定星3はそもそもアペンド1枠もキツイ

配布サーヴァントは召喚分のコイン配布がない、星3以下はそもそも召喚コイン配布が無いことが原因で、配布サーヴァントと星3限定サーヴァントはアペンドスキルを開放すること自体が厳しい。

推しがこれに該当するマスター正直かなりしんどいのではないか？

今120にできない人がいる

▶︎聖杯が足りない悲しいパターン

現在所持している聖杯の数はイベント参加回数だけでなく、これまで聖杯を使った数で前後するため、聖杯を残していなかったせいで推しを120にできないというパターンが割と良くある。

現在開催中の種火キャンペーンが美味しすぎるため、この期間を逃すとバカな計算式的には3×2=6倍分の時間と林檎を得する機会を損失する計算になります！！

真面目な話をすると、この期間を逃すとAP的にもモチベ的にも120を目指すのがかなり厳しくなるので、120にしたい人は全員この機会に120を最低1騎は作れる状態にしておいて欲しかった気がする。

EX1.配布、限定星3が推しの人

聖杯が足りないならまだマシだが、そもそも配布サーヴァントと限定星3サーヴァントを120にしたい人は、その人の努力等は一切無視で根本的にゲームシステム上120を目指すことができない。

聖杯を使ってしまったから無理は3兆歩譲って理解できるが、配布と限定星3が推しの人は聖杯が残っていても目指せないという致命的な状態に陥ってしまっている。なぜか自分の推しだけ120にできない状態でFGOをするのはかなりしんどいと個人的には思う。

Ex.2推しの宝具レベルが足りない人

絆Lv15でもらえるサーヴァントコインが180枚で、星5サーヴァント召喚時の獲得コインが90枚なので、星5サーヴァントすら絆15でも宝具1だと120レベルを目指すことができない。もちろん限定サーヴァントは今すぐ召喚することができないので、コインが足りない人は現時点ではどうあがいても120を目指すことができない。

EX.3そもそも積極的に聖杯を使っている人

聖杯を積極的に使うマスター(周回をしている人や特殊な遊び方をしている人に多そう)は、そもそも聖杯を10個残していないというパターンがよくある。これまでの傾向的に聖杯のストックは5個で十分と判断して、様々な目的で積極的に聖杯を使っていたマスターがレベル120を目指せない状況に陥ってしまっている。

「事前に告知してくれれば使わなかったのに！」という声や聖杯リムーバーを求める程度にはこの層が多いように見受けられる。

聖杯と金フォウ、足跡は平等だった

1周年で実装された聖杯、2017年5月に実装された金フォウ、4周年で実装された獣の足跡は全ユーザーのスタートラインが平等だった。一応聖杯の獲得数はそれまでの参加したイベントにも左右されるが、実装当時の段階で期間限定イベントで入手できる聖杯数の差は最大でも4〜5個程度。

今回の施策は事前にレベル120が公開されて1ヶ月未満で来てしまったため、事前に備えることもできず、個人の努力などは関係なくユーザー間に差が開いてしまう施策だったように思える。

後日配布されても意味がない話

種火キャンペーンが終わっている可能性が高い

レベル120の経験値テーブルが重すぎるため、現在開催中の種火キャンペーンの有無で必要になる時間とAPに膨大な差が生まれてしまう。今120にできる人と今後のイベントで120にできる人は明らかに同条件ではないと言えるだろう。

種火AP1/2と強化成功率3倍が常設になるならこの問題はなくなるので、そちらの施策に期待したい。

そもそも伝承結晶と聖杯が足りない

仮にサーヴァントコインが手に入るとしても、聖杯と伝承結晶が足りないため、コインがあっても育成できないという人も多い。特に聖杯が問題で、星5サーヴァントですら120を目指す場合は、15個の聖杯が必要になる。月に聖杯が1.5個もらえるとしても、0から集めるとすると10ヶ月かかる計算になる。

今聖杯が足りていない人は、今後新しいサーヴァントを120にできるのが1年近く先になってしまうため、新しいサーヴァントの宝具レベルを上げる育成するモチベーションが正直でないという人もいるだろう。

アペンドスキル開放とレベル上げはおそらく両立できない

そもそも配布サーヴァントと限定星3はサーヴァントコインが足りなすぎるため、多少配られても状況が改善されない。一気に660枚配布されるのなら良いのだが、最低でも420枚は配ってもらわないと推しのレベル120と魔力装填開放のどちらかを選ぶことになってしまうことが予想される。

その他サーヴァントコインシステムの弊害

サポート更新が押しにくい

リスト更新の横にスキル表示切り替えボタンが追加されたため、サポートリスト更新が押しづらくなった。ターミナルボタンの件もあったが、押し間違えが発生するアップデートはやめてほしい。

萎え落ちする人が出てくる

FGOはソロゲーではあるものの、他の人と感動や喜びを共有するソーシャル要素のあるゲームでもあるので、レベル120にできる、できない問題でユーザー間の格差が生まれることが良い結果に繋がるとは思えない。

あの人は120にできてるのに自分はコインが足りない、聖杯が足りない、そもそも配布だから無理となってしまう状態で「他所は他所、うちはうち」と思うのはかなりしんどいし、実際モチベが下がる人も出て来ている。

サーヴァントコインシステムへの要望

120は聖杯なしor新アイテムにしてほしい

最大の問題はレベル120にするという新たな目標を共有できなかった人がいることなので、レベル100以降は聖杯は必要なしor新アイテムでキャップ開放という仕様にしてほしい。

伝承結晶がドロップするクエストがあっても良いのでは？

伝承結晶の必要数は今回のアップデートで1000を超え、魔力装填を上げるだけでも大量の伝承結晶が必要になった。単純に1騎あたりの伝承結晶必要数が2倍になったため、これまでの方法以外の集め方を実装してもらわないと、多少供給量が増えたとしても全く追いつかない。そのため、伝承結晶が低確率でドロップするクエストを実装してほしい。