FGO「最終再臨展」内覧会レポート！10年の歴史を美麗なイラストで振り返る

「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-」内覧会レポート

「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-」が、2025年7月30日(水)〜2025年8月31日(日)までの期間、東京・寺田倉庫にて開催されます。

この展覧会では、スマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」及びアーケード版にてこれまでに実装された、計500点を超えるサーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストなどを高精細印刷や特殊印刷で展示しているほか、限定グッズの販売も行われます。

本記事では、「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-」の開催に先駆けて実施されたメディア向け内覧会の模様をお届けします！なお、展示内容のネタバレが含まれるため来場予定の方はご注意ください。

場内レポート

エントランス

エントランスではマーリンを中心とした大迫力のメインビジュアルがお出迎え。メインビジュアルは最終再臨展のためにタイキ氏によって描き下ろされたもので、マーリンの背面に描かれたサーヴァントたちの姿がこれまでの旅路を想像させます。

マーリンのビジュアルはFLATLABOさんとのコラボでUV印刷を用いた特殊仕様になっています。写真では伝わりづらいのですが、イラストの線や色に合わせて凹凸が印刷されており、油絵の筆致のような印象を受けます。

展示の入口ではこれまで共に歩んできたマシュの最終再臨もビッグサイズで展示されています。

三騎士ルーム

エントランスを抜けた場内では、「三騎士」「四騎士」「SUMMER」「EXTRA」といったルームごとに最終再臨イラストを展示。

まずはじめに足を踏み入れることになるのが、「セイバー」「アーチャー」「ランサー」クラスのサーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストが展示されている「三騎士ルーム」。白を基調とした空間になっています。

展示されているイラストは全て高精細印刷で印刷されていて、まるでゲーム内からそのまま出てきたかのような鮮やかな色彩です。

生放送(カルデア放送局)内では高精細印刷について「蛍光色を用いない12色印刷」と説明がありましたが、蛍光色を用いずにこの色合いが再現されているというのは本当に驚きです。

ゲーム画面では潰れてしまう、エリちゃんの頬の斜線のような細かい部分までくっきりと綺麗に印刷されているので、ぜひ推しサーヴァントの最終再臨イラストをじっくり眺めてみてください。

また、FGOのアーケード版である「Fate/Grand Order Arcade」に実装されたサーヴァントたちの最終再臨イラストが展示されているのもポイント。筆者はアーケード版はプレイしていないのでかなり新鮮でした。

SpecialⅠ

生放送などでは詳細が伏せられていた「SpecialⅠ」エリアでは、FGO第1部で各章ナビゲーターを務めた7騎のサーヴァントの最終再臨イラストが特殊印刷にて展示されていました。

キャンバスパネルの上からUV印刷で凹凸を表現しているため、部分的にキャンバスの質感が残っておりさながら油絵のような印象。こちらは複製イラストの抽選販売があるとのことです。

四騎士ルーム

続く四騎士ルームでは、黒を基調とした落ち着いた空間の中で「ライダー」「キャスター」「アサシン」「バーサーカー」クラスのサーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストが展示されています。こちらもすべて高精細印刷！

金箔ルーム

四騎士ルームに隣接する形で、金箔の上から特殊印刷したイラストが展示されているコーナーがありました。

メディア向け内覧会の時点では撮影NGだったのですが、ラスプーチン／秦良玉／魔王信長／クレオパトラ／呪腕のハサンの5騎のイラストが金箔で彩られています。

個人的にはクレオパトラの最終再臨イラストの背景や装飾の輝きが金箔で表現されていたのがゴージャスでお気に入りです。これはぜひ生で見てもらいたい！

SUMMERルーム

「SUMMERルーム」では、夏に開催されるイベントで登場した水着サーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストが展示されています。

これまでのルームとは打って変わって水色のライトを基調とした爽やかなレイアウトになっており、夏らしい涼しげな空間で水着サーヴァントたちのイラストを楽しめます。

こちらのルームでも一部イラストに特殊印刷が用いられており、キャスギルや水着メルトリリスなどの一部サーヴァントはアクリル板に印刷されていました。

写真だと伝わりづらいのですがアクリルは全て前面と背面の二層印刷になっていて、前面にサーヴァント、背面に背景を印刷することで奥行きが表現されているのが素敵でした。

水着バーヴァンシーなどの一部サーヴァントは、アルミ蒸着紙という(おそらく)キラキラした紙の上から印刷されている仕様。光の反射によって水着バーヴァンシーの髪がキラキラ光るのが可愛い！

SUMMERルームでは他にも光沢粒子紙など複数の特殊紙が用いられているので、イラスト下部のキャプションにも注目です。

EXTRAルーム

「EXTRAルーム」では、紺を基調としたシックな空間の中で、文字通りエクストラクラスのサーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストが展示されています。

SpecialⅡ

白紙化地球の表層を模した通路を抜けた先の「SpecialⅡ」エリアでは、FGO第2部において各異聞帯で活躍した代表的なサーヴァントの最終再臨イラストや霊衣イラストが展示されています。

SpecialⅡの展示は偏光オーロラなどの特殊紙の上から凹凸のある印刷を重ねた仕様となっており、各サーヴァントのイメージに合わせた額装も印象的。こちらも複製イラストの抽選販売があるそうです。

個人的には、「燃える三神の衣」霊衣のカルナとアルジュナオルタが並んで展示されていたのが、2部4章の熱いバトルを思い出させるようで印象的でした。

そして、特筆すべきはテスカトリポカ。ほかのイラストと比べてひとまわり小さい印象なのですが、こちらなんと原画とのこと！アナログで描かれた繊細な筆致を堪能できます。

展示の最後では、奏章4で実装されたマシュ(シールダー・パラディーン)の最終再臨イラストがお見送り。入り口のマシュと対になっているのが印象深いです。

メッセージエリア

残念ながら写真はないのですが、メッセージエリアではサーヴァントを担当されている豪華イラストレーター陣による寄せ書きが展示されていました。

かなり人数も多く、豪華な顔ぶれとなっていたのでぜひ現地で実物をご覧になってみてください。

また、メッセージエリアでは、本展示のために約30名のイラストレーターによって描き下ろされた、全サーヴァントの最終再臨をミニキャラ化したイラストの展示も！

このイラストはメッセージエリアにて掲出されているほか、グッズとしても展開されています。

入場特典も超豪華

入場特典として、選択画面風ステッカー5枚セット(ランダム)とイラストレーター11名による最終再臨・霊衣イラストのラフ等を収録した「Fate/Grand Order Servant Art Works Material」(先着)が配布されます。

選択画面風ステッカーは約5センチの正方形で、スマホケースに挟んでも可愛いサイズ感。特典冊子では一部サーヴァントの最終再臨の没案なども掲載されていて、ファン必見の一品です。

「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-」開催概要

開催概要

■会場
寺田倉庫 G1ビル（東京都品川区東品川2-6-4）

■会期
2025年7月30日(水)〜2025年8月31日(日)

■開場時間
10:00～20:00
最終入場19:30/完全退館20:30

■アクセス
東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩3分
りんかい線天王洲アイル駅より徒歩2分
JR品川駅港南口1番乗り場より都営バス(大田市場行き、品98)「新東海橋」下車徒歩1分

■公式サイト
https://art.fate-go.jp/chronicle/

チケット情報

■前売券
グッズ付き入場券4,000円／通常入場券2,500円

■当日券
グッズ付き入場券4,300円／通常入場券2,800円

■販売
イープラスにて入場日時指定前売券を先着で販売中(対象日前日の23:59まで)
URL：https://eplus.jp/sf/word/0000171154

■グッズ付き入場券の特典について
最終再臨展メインビジュアル使用　グリッターアクリル色紙
※サイズ：約135×135mm（入場時にお渡し）

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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