FGO(Fate/GrandOrder、FateGO)におけるサーヴァントの「オルタ化」「リリィ化」とはなんなのか、どのような状態なのかを解説・考察する記事です。今後サーヴァントのバリエーションが増えた際に理解が深まると思いますので、Fate元来のオルタ化とFGOで登場したオルタ化の違いなどを考察する際にご活用ください。
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前置き
FGOにはアルトリアオルタ、ジャンヌオルタ、クー・フーリンオルタなど様々な〔オルタ〕のバリエーションが存在します。それと同じようにしてメディアリリィ、アルトリアリリィなどといった〔リリィ〕バリエーションも見かけられます。
本記事ではそんな〔オルタ〕、〔リリィ〕はどういうサーヴァントなのか、というのを、彼らの成り立ちと共に解説していきたいと思います。
◯◯オルタとは
最初のオルタ
最初にオルタが登場したのは、本家であるPCゲーム『Fate/stay night』。この世全ての悪(アンリ・マユ)という呪いに汚染されて「黒化」してしまったサーヴァントが現れてしまった、というものです。
基本的にデザインは書き下ろされることがありませんでしたが、唯一アルトリアだけが別デザインを用意され、この状態を「Alternative(もう一つの)」から取って、セイバーオルタナティブと呼ぶようになったわけです。
黒化とは
この世全ての悪、などという名前の呪いに侵されて無事で済むものはそうは居ません。その多くがこの呪いに触れて悪い方向へと「反転」してしまうのです。その呪いを受けたサーヴァントは悪しき方向へと暴走するだけでなく、自身の性格属性が逆転してしまいます。
性格属性とは、アルトリアでいうところの「秩序/善」。黒化はこの善が悪へと反転してしまうことも指し示します。善であれば己の決めたルールに厳格であり、悪であれば自分なりのルールを持たず自由に振る舞います。そのため、善悪とはいっても悪から善へと反転するサーヴァントも存在するでしょう。もちろん、だからといって悪い人物が良いことをするようになる、というわけではありません。
黒化=オルタ?
じゃあ黒化がイコールでオルタ化なのかというとやはり違います。Stay nightのファンディスクであるhollow atraxiaなどでは「セイバーのアホ毛は竜における逆鱗であり、これを引っこ抜くと怒りのあまり反転しオルタ化する」というギャグが用意されました。
画像は「カーニバルファンタズム」から。hollow atraxiaからカニファンへと受け継がれたギャグです。ジャンクフード好きなどの特徴はこの際に付与されるなど、昨今の「セイバーオルタ」のイメージはこのhollowが作ったといえるでしょう。
色々なオルタ
では属性反転がオルタ化なのかというとこれもやっぱり違います。元が”中庸なため反転しようがないエミヤオルタ”、”オルタ化したのに秩序/善のままの槍オルタ”、善悪だけでなく”秩序混沌まで反転しているジャンヌオルタ”と、昨今のオルタ業界は一切統一されていません。
◯◯リリィとは
最初のリリィ
それでは一方〔リリィ〕のほうは何なのかというと、こちらも定義は曖昧です。もともとは格闘ゲーム『Fate/unlimited codes』用に書き下ろされたアルトリア用の隠しコスチュームで、台詞自体に変わりはありません。
当初のリリィはオルタの方とは異なり、単なるカラーバリエーションの一つといえるでしょう。しかし、できれば台詞を変えたかった旨を当時の奈須氏が語っていましたので、この時からセイバーリリィの設定が練られ始めたのかもしれませんね。
その他のリリィ達
メディアリリィも本来はメディア好きで知られるこやまひろかず氏がセイバーリリィに対抗してつい書いてしまった、というコスチュームバリエーションです。もともとは少女にもなっていなかったものが、FGOの折に目をつけられ少女時代のメディアとしてリデザインされた、という経緯です。
メディアに関しては少女時代のイラストがすでに存在していたため、メディアリリィは本来のメディアとは異なるパラレルであるとされているようです。
リリィ=そのサーヴァントの若かりし頃、ではない
単なる「そのサーヴァントの若かりし頃」ではないことは間違いありません。例えばアレキサンダーはイスカンダルリリィとは表記されませんし子ギルも同様です。ならば性別が女限定かといえば槍メドゥーサは〔リリィ〕ではありません。
メドゥーサと他のリリィの違いを上げるならば、彼女は「if」の存在ではない、という点が挙げられます。アルトリアにリリィであった頃のような経験はありません。メディアも前述の通り本編からすればパラレルとして扱われています。一方でメドゥーサは「何らかの要因でこの姿を取った」とされ、パラレルとも違うことが分かります。
メディアリリィの小ネタ
つまり(結論)
オルタに関しては「なんだか黒くなって悪そうになったバリエーションの一つ」として考えてくださってほぼ問題ないかと思います。オルタは多様化の一途を辿り様々なキャラクターが生まれているからです。Xオルタとかバリエーションとか越えて同じ顔をした別人ですし。
リリィに関しては、女性キャラクターを基本とした幼少期をモデルにしたパラレル世界のキャラクター、というのが現状での筆者の考えになります。もちろんこれは推測ですし、オルタ同様曖昧な区分分けであるのは間違いありません。
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結局よく分からなかった、という方々には申し訳ない話となってしまいました。しかしながら、どういう経緯があってこのような呼称が生まれどう扱われてきたかを知ることで、皆様に新しいサーヴァントの見方が生まれることがあれば幸いかと存じます。
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