FGOの2020年の高難易度を振り返っています。
2020年高難易度クエスト振り返り
復刻閻魔亭「秘湯まるごと大決戦」
敵編成 | ||
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新年最初の新規高難易度はブレイク付きのフォーリナー。HPはそこそこだが特殊耐性などを持っていなかったため、あっさり撃破することができた。
フォーリナーは有利クラスが少なく、運営的にはフォーリナーというだけで強いという認識だったのかな?と思っていたが、スーパーフォーリナー大戦で、このクエスト級のフォーリナーがストーリーでガンガン登場。単純にこのクエストが高難易度としては簡単なだけだった。
アマゾネスドットコム「ヤツを倒すその時まで」
敵編成 | ||
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そこそこのHPのバーサーカーが2体。被ダメこそ痛いが、ブレイクゲージ1本は流石に話にならない。楊貴妃と並んで昨年までのノリの楽チン高難易度だなーという印象。
クレーム対応の方が難しい
超HPの大型エネミーが出現するクレーム対応クエストの方が難しい。何度挑戦してもよい形式だったが、人によっては普通に高難易度だったかも。
バレンタイン「パリピ、カルデアに降り立つ。」
敵編成 | ||
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話題作を速攻でパロる運営のフットワークの軽さが光った高難易度。楊貴妃とCEOと比較するとかなり手強い構成になっており、ブレイク即宝具、強化解除、無敵などギミックもそこそこ豊富だった。
アイアイエーの春風「バトルオブアイギス」
敵編成 | ||
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クラス相性を何度もいじってくるため、見た目以上のHPになっているオデュッセウスが登場。宝具の防御強化解除が強烈で、マーリン主体の耐久パーティだと多少苦戦させられるクエストだった。
パリピから引き続き難化傾向にあったため、今更になって見るとこのあとのストーリーの難易度上昇の伏線だったのかもしれない。
ストーリー「オリュンポス」
デメテル
敵編成 | |
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いろんな意味で話題になったデメテル。ブレイク時の強化解除や弱体解除に弱体無効、防御バフにダメカットにチャージ3増加に高火力とギミックが多いだけでなく火力も高かった。
デメテル戦の難易度を飛躍的に上げているのは間違いなくサポート枠固定。オリュンポスではフレンドのサーヴァントが使えないクエストがかなり多かったが、デメテルのようなギミックの多いクエストでフレンドを封じてしまうと、今までフレンドに強力なサーヴァントを借りていた人の戦力ダウンが大きく、固定のサポが飛び抜けて強いわけでもなかったため、かなり苦戦したという声が多かった。
ゼウス
敵編成 | |
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こちらもデメテル同様にサポートが新登場のロムルスクィリヌスで固定されていた。さらに今回はマシュが前衛で固定されてしまうため、Wで編成固定され本当に戦いづらかった。マシュで戦えば良いという人もいたが、火力がそこまで高くないマシュをわざわざ使いたくないというのが本音。ゼウスの宝具が防御無視でマシュの宝具が意味をなさないのも拍車をかける設計だったと言えるだろう。
前衛固定かつサポ縛りは戦略が大幅に狭まるので、やるならどちらか片方にして欲しい。
レクイエムコラボ「黄泉の申し子」
敵編成 | ||
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特攻礼装があるイベントだったため火力は出しやすかったが、横の邪霊がいる場合はエリセに特殊耐性(一体につき40%)が入るため、適度に邪霊を倒さなければエリセにダメージを出しにくくなってしまう。即死宝具も合間ってそこそこの難易度だったが、それ以上にガッポリーを埋めるというクエスト開放条件の方が鬼門だったかもしれない。
メインインタールード「魔性菩薩」
wave1 | |
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1-2 | |
1-3 | |
1-4 |
現時点では貴重なクリアしても消えない実質常設の高難易度。当時と比較すると難易度は大幅に下がっているが、新サーヴァントの実力を試す良いテストになる。ただ、菩薩はギミックゲーな側面が強く、whipキアラは弱すぎるので別パターンの高難易度を常設化してほしいところ。
夏イベ「炎天下の暴れん坊」
敵編成 | ||
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長すぎるので省略 |
キャストリア実装後の高難易度はアーツが有利か〜?と思っていたところに登場した、まさにロングでアーツ向きの高難易度。取り巻きを次々と撃破してバニヤンのガッツ回数を減らしていくといったギミック。後半に出てくる高HPのスプリガンやイフリータなどの火力が高く、後半の敵をどう効率よく撃破するか?というクエストだった。
ぐだぐだ邪馬台国「魔天を開けよ」
敵編成 | ||
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めちゃくちゃ火力が高い魔王信長と、先にブレイクするとそのまま宝具で自爆してしまう信勝が並ぶ織田高難易度。魔王には70%と高倍率な防御バフが付与されており、先に信勝を倒してギミック解除、そのあと魔王を普通に殴っていくというシンプルなギミック。防御無視なら普通にダメージを通せるため、ホームズなどの防御無視がピンポイントで刺さっていた印象。
キャストリア実装後の高難易度としてはあまりにも簡単すぎたため、個人的にはキャストリアがいない時代に設計されたのでは?と思わざるを得ない。
イマジナリスクランブル「聖女を呼ぶ声」
敵編成 | ||
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ジルをブレイクするごとにジャンヌが補充されていき、ジャンヌが場にいる間は全くジルにダメージが入らないというシンプルなギミック。自然とロングゲームになってしまうため、懐かしの耐久編成が強力で、BBや始皇帝、卑弥呼など耐久特化のサーヴァントが大活躍していた印象。
ちなみにスリップが2017年夏イベント以来の活躍を見せる高難易度でもあった。個人的にはやけど、毒、呪いの特徴の違いや得手不得手も見えたので今後のスリップ接待高難易度で実践したい(もう来ない気がする)。
ストーリーもそこそこの難易度
アビー戦 | |
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XX戦 | |
北斎戦 | |
楊貴妃戦 |
ストーリーの最終局面で登場するフォーリナー戦の難易度もそこそこ高かった。正直、今年の高難易度クエストに負けず劣らずの難易度で、相性有利を取りにくいフォーリナーということも合間って苦戦したというマスターも多そう。
この難易度で特攻礼装を1枚ドロップしないと凸できないという仕様が問題だった気もするので、今後もストーリーの難化が進むなら特攻礼装の凸は簡単にできるように調整して欲しいところ。
2020年新実装サーヴァントの影響
キャストリア
5周年で実装されたFGO最強のサーヴァント。バフ量が圧倒的に多くアーツ主体の速攻編成を最強に至らしめた上、対粛正防御+弱体解除で耐久編成でも最強という本当におかしいスペックをしている。魔性菩薩や監獄塔など自由に挑める高難易度でも明らかにやばい性能を発揮していて、やべーなと思っていが実戦(炎天下や聖女)でも最強だったのでお話にならない。
正直なんで実装されたのか分からない強さ(多くのサポーターの存在意義が消えた)なので、キャストリアの有無がゲームの難易度に与える影響はマーリンやスカディ並みかそれ以上。
卑弥呼
バフ量もそこそこおかしいが、それ以上にOC増加が悪用された印象のサーヴァント。Wマーリンや始皇帝を愛用していた、何ターンかかっても良いから勝てば良い派にとっては至高と言える対粛正防御5回編成で話題になった。個人的には「そんなに守りを固める必要があるクエスト出てこないでしょ?」と思っていたが、「聖女の呼び声」という超高難易度並みのクエストが出現。今後の難易度上昇まで考慮すると活躍の場面も多くなるのでは?と予想している。
B主体のサーヴァントのサポーターとしても優秀で、卑弥呼に1ブレイクを任せるという運用方法が特に強力。単体高難易度では速攻でも活躍する機会がありそう。
ゴッホ
不遇のフォーリナーを救う?サポーターだったのだが、ゴッホ本人のスペックが高く、速攻重視の編成以外ではゴッホが殴った方が強いというオチだった。Wゴッホ編成やゴッホ単騎が特に強力で既存レベルの高難易度ではゴッホだけで粉砕できてしまう場面も多そう。
とはいえ、汎用性ではキャストリア中心のA編成に劣り、耐久面では卑弥呼らに劣るため現状で明確な出番がないのも事実。強いが使わないサーヴァントの筆頭になりそうなスペックと言えるだろう。
オデュッセウス
Wタゲ集中は結局ほとんど使われなかった。アタッカーとしてはキャストリア以降かなり強い部類になったのだが、サモさんやダヴィンチがいるので地味な印象は否めない。対粛正防御とタゲ集中が微妙に相性が悪いのもきになる。
水着アビゲイル
強化解除要員としては実装当初から最強クラスのスペックだったが、全体宝具の星5に求める役割ではなくみんなの欲しい性能ではないため正直印象は悪かった(攻略班内でも意見が分かれた)。
ゴッホの登場で環境が大幅に変化し、領域外の生命では水着BBと並んで貴重なBブレイブチェインを組めるサーヴァントということで殴り力が大幅アップ。超人オリオン並みのパワーでぶん殴るという運用法が確立された。クリ殴り前提なので使い勝手は正直微妙だが、単体への火力は星5でも屈指のパワーを持っていると言えるだろう。
2020年の高難易度総評
久しぶりに難易度は上昇傾向
年始はどうなることかと思ったが、バレンタイン、ホワイトデーと順当にそこそこの難易度のクエストが登場し、オリュンポスで一気に難しくなるという流れに。オリュンポス後もぐだぐだ邪馬台国以外は難易度が高めのクエストが続いている。
オリュンポスで難易度が高いと話題になり、カノウさんのインタビューでも度々ゲーム難易度の上昇は話題になっているにも関わらず、イマジナリスクランブルでもオリュンポス同様かそれ以上の難易度のクエストが登場したため、今後もゲーム難易度の上昇は止まらないと思われる。
超高難易度は消滅
ストーリーの難易度が上がったおかげか毎年恒例の超高難易度イベントが消滅。個人的にはかなりモチベーションが下がったので、今後の復活に期待したい。
カルデア側の戦力もその分アップ
今年新実装されたサーヴァントは軒並み強力なサーヴァントが多く、敵が強くなった分以上にカルデア側も強くなった一年と言える。ライネスの強化を皮切りに、キャストリア、卑弥呼、ゴッホとこれまでの水準を大幅に上回るサポートサーヴァントたちが実装された。
正直敵が強くなるよりもこちらの戦力のインフレの方が早いので、課金をして戦力を整えているマスター的には難易度上昇はあまり感じられないかもしれない。
環境の中心はクイックからアーツへ
5周年で実装されたキャストリアがあまりにも強すぎたので、周回・高難易度共に環境の中心がクイックからアーツへシフト。もともと耐久が得意なアーツに火力が加わったため、正直止める手段がない状態にある。
耐久するにも、速攻するにもアーツという世界なので、アーツや宝具へのメタギミックが今後増えるのでは?と予想している。
編成制限にも強い
超高難易度やストーリークエストで登場する編成制限だが、アーツ系はキャストリア以外に玉藻もいるので、編成制限された場合も戦力が大幅に落ちるということがない。現状アーツに弱点らしい弱点はないので、超高難易度があったとしても今まで通りの活躍を見せてくれるはず。
クリティカルパーティが大幅強化
キャストリアでアーツが強化された裏で、クリティカルパーティも派手な強化をもらった一年という印象もある。卑弥呼やゴッホ、信勝、ロムルス=クィリヌスと言ったクリティカルを中心としたパーティで活躍するサーヴァントも数多く登場した(実装自体は昨年末だが、超人オリオンが本格的に活躍したのは今年から)。配布礼装ではイマジナリスクランブルの「ライク・ア・バード」、夏イベの「ハイドハンター」、ガチャ限定の「ハニーレイク」など殴り主体のパーティに噛み合う礼装が多数登場している。
「宝具ではなく、クリティカルで攻めろ」というのが運営のバスター系統パーティに対する回答なのかもしれない。
速攻環境が終わるかもしれない
最新の高難易度クエスト「聖女の呼び声」が久しぶりに難しいと言える高難易度だったため、速攻重視の環境に変化が訪れるかもしれない。複雑すぎて火力を維持しつつ、ギミックに対処するのがかなり難しかったため、耐久特化の編成で安全に勝つ方が良いというマスターが多数派だったように思える。
今後の高難易度でこのレベルが当たり前になるなら、2017〜18年代のような耐久特化編成中心の環境が戻ってくるかもしれない。
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