星杯デッキ_回し方を徹底解説

遊戯王OCGにおける、新パック「コードオブザデュエリスト」で登場する新テーマ星杯のカード詳細や相性のいいカード、星杯デッキの構築や使い方、対策を考察しています!ぜひ参考にしてください。

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コードオブザデュエリストデッキリンク
トワイライトロードルミナス トワイライトロードデッキ
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トリックスターマンジュシカ トリックスターデッキ

聖杯デッキ登場!回し方を徹底考察

星杯とは?

リンク召喚を操る新テーマ

星杯戦士ニンギルス
「星杯」は新パック「コードオブザデュエリスト」で登場した新テーマで、初のリンク召喚をメインに据えたテーマとなっています。テーマ内のリンクモンスターが共通して持つ「手札から星杯モンスターを特殊召喚する効果」を利用した大量展開と連続リンク召喚が持ち味です。

うまく回ればエクストラリンクも!

うまく連携ができれば驚異の先攻エクストラリンクも可能なほどの展開力を持ち、実際に体験会ではインストラクターが先攻エクストラリンクを決めたという情報も入ってきています。

フレーバーテキストからは新しい物語の予感!

AOJクラウソラス
現在判明している三体の通常モンスターのフレーバーテキスト(通常モンスターのテキスト欄)にはなにやら新しいストーリーが始まりそうな予感を感じさせます。遊戯王OCGではフレーバーテキストやイラストで紡がれるストーリーに注目することでより深く楽しむことができるため、今後の展開を楽しみにしていきましょう!

聖杯カード一覧

通常モンスター

カード名 テキスト
星杯を戴く巫女星杯を戴く巫女 星2/水属性/魔法使い族/攻 0/守2100
星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。
手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、
力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、
普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。
星杯に選ばれし者星杯に選ばれし者 星3/炎属性/サイキック族/攻1600/守 0
機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。
星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、
妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。”星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”
星杯に誘われし者星杯に誘われし者 星4/地属性/戦士族/攻1800/守 0
機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突然凶暴化した際にも、
一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、
本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。

展開始動の要となる通常モンスターたちです。注目点として 種族、属性が全員違う点が挙げられます。そのため種族・属性サポートが共有できないので主に通常モンスターサポートや星杯サポートを使って手札に加えたり展開していくことになるでしょう。

効果モンスター

カード名 テキスト
星杯の守護竜 星1/風属性/ドラゴン族/攻 400/守 400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
星杯の妖精リース 星2/光属性/天使族/攻 100/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
聖遺物ー『星杯』 星5/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、
このカードをリリースして発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
②:通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

ステータスこそ低いもののどれもアドバンテージを取ることのできる堅実な効果を持っています。特に手札に星杯モンスターを加える効果は後述するリンクモンスターの共通効果とも非常に相性がいいため是非採用していきましょう。

リンクモンスター

カード名 テキスト
星杯竜イムドゥーク 風属性/ドラゴン族/攻 800
【LINK-1:上】
トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに
「星杯」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがこのカードのリンク先の
相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
星杯神楽イヴ 水属性/魔法使い族/攻1800
【LINK-2:左/右】
種族と属性が異なるモンスター2体
①:リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
②:このカードのリンク先のモンスターが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
星杯剣士アウラム 炎属性/サイバース族/攻2000
【LINK-2:左下/右下】
「星杯」モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。
②:このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、
そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
星杯戦士ニンギルス 地属性/戦士族/攻2500
【LINK-3:左/上/右】
リンクモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。

星杯リンクモンスターは③の効果が共通しており、手札さえあればどんどんLINKが上のリンクモンスターにつないでいくことができます。展開力はあるものの切り札と呼べる性能のものがなく、フィールドの制圧に関しては星杯以外のモンスターに任せたり魔法・罠カードで補助する必要がありそうです。

星遺物

カード名 テキスト
星遺物との邂逅 ①:フィールドの「星杯」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「星杯」モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合、自分の墓地の「星杯」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
星遺物の加護 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のカード名が異なる「星杯」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分フィールドのリンク状態のリンクモンスターが戦闘で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
星遺物の導き ①:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「星遺物」モンスター1体を除外し、
自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

全体的に効果は強力だが使いづらいという印象を受けます。《星遺物の加護》は比較的使いやすく、アドバンテージが取れる優秀な魔法カードと言えるでしょう。

聖杯の回し方

星杯の動きをざっくり解説

星杯の動き

手順① 星杯通常モンスターでイムドゥークをリンク召喚
手順② イムドゥークの効果で通常召喚した通常モンスターとイムドゥークでアウラムをリンク召喚
手順③ 墓地に行ったイムドゥークの効果で通常モンスターを特殊召喚しアウラムと通常モンスターでニンギルスをリンク召喚

これでLINK-3の《星杯戦士ニンギルス》をリンク召喚できます。これが基本の動きですが、これだけでは手札消費の割に合わず連続リンク召喚も止まってしまうため、ここに特殊召喚効果を持ったカードや手札補充カードを混ぜることで自分のフィールドにモンスターを大量展開していきます。

この例では《聖杯の加護》を使って墓地から通常モンスターを補充したり、《ソウルチャージ》によって墓地のモンスターをまとめて蘇生することなどで後続を補っていくことになるでしょう。

手札に聖杯モンスターを補充しよう

星杯デッキではリンクモンスター共通の効果を利用して手札から展開していくため、モンスターの展開に大量の手札を使います。そのため適度に補充をしなければ手札が尽きてしまいます。補充は主に《星遺物の加護》や《星杯戦士ニンギルス》といった星杯関連のカードを利用することが多くなりますが、それだけではなく《ファイアウォールドラゴン》や《闇の量産工場》《貪欲な壺》といった汎用性の高いカードも併用して手札を補充していくといいでしょう。

星杯と相性のいいカード

苦渋の決断

苦渋の決断
デッキからレベル4以下の通常モンスターを墓地へ送り、そのモンスターと同名カードを手札に加える魔法カードです。墓地にモンスターを送りつつ通常モンスターを手札に加えられるため非常に相性のいいカードです。

魔の試着部屋

魔の試着部屋
ライフを800ポイント払う必要はありますが、デッキの上から4枚を見てその中のレベル3以下の通常モンスターを全て特殊召喚する魔法カードです。星杯にさらに通常モンスターを加えた構築にすることで凄まじい展開力を得ることができます。

リンクスパイダー

リンクスパイダー
通常モンスターを指定したLINK-1のリンクモンスターです。リンク先が下であり、手札から通常モンスターを特殊召喚する効果もあるため展開開始時にはこちらを選択することも非常に有効です。

星杯デッキレシピ

モンスターカード
カード名 枚数
星杯に選ばれし者 3
星杯を戴く巫女 3
星杯に誘われし者 3
星杯の妖精リース 3
星杯の守護竜 2
星遺物ー『星杯』 3
ジェムナイトラズリー 2
レスキューラビット 3
灰流うらら 3
レスキューフェレット 1
魔法カード
カード名 枚数
星遺物の加護 2
ブリリアントフュージョン 2
苦渋の決断 2
貪欲な壺 1
ソウルチャージ 1
罠カード
カード名 枚数
虚無空間 1
神の通告 2
神の宣告 1
神の警告 1
王宮の勅命 1
エクストラデッキ
カード名 枚数
星杯竜イムドゥーク 3
星杯剣士アウラム 2
星杯神楽イヴ 2
星杯戦士ニンギルス 2
リンクスパイダー 2
ファイアウォールドラゴン 2
トポロジックボマードラゴン 1
ジェムナイトセラフィ 1

星杯デッキの対策

手札の星杯が枯渇すると弱い

このデッキはリンクモンスターの効果で手札から次々と星杯モンスターを特殊召喚していくことが肝です。そのため手札破壊やドロー、サルベージの阻害などで相手の手札の星杯モンスターを枯渇させてしまえば展開が途中で止まるため非常に楽になります。

墓地メタも刺さる

星杯リンクモンスターの性質上墓地メタカードも非常に刺さりやすく、特に《マクロコスモス》は一枚で機能不全に陥らせることも可能なのでメタとしては是非採用したいカードです。他にも墓地発動封じや特殊召喚封じも非常に有効と言えるでしょう。

耐性持ち大型には対処が難しい

現状のリンクモンスターでは効果耐性持ちへの対処が厳しく、特に環境で特によく見る《真竜剣皇マスターP》やモンスター効果を受けつけない《始祖竜ワイアーム》の対処がしにくいためこれらのモンスターを採用するのも有効と言えます。

星杯についてまとめ

非常に楽しみなリンク召喚テーマ

星杯はOCGでは初の「リンク召喚」をメインとしたテーマです。非常に面白い動きをする上に今後も強化されることが予想されますので、是非デッキを作ってみてください!

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