『Lineage M(以下、リネージュM)』にて新たに運営プロデューサーに就任した日下拓也氏と日本開発チーム長に就任したキム・ヒョンギュ氏にインタビューを実施しました。新体制となった経緯や変わった点、これからのリネージュMについてなどを語っていただきました。
新体制となった運営プロデューサー&
開発合同インタビュー!
大型アップデート「FREEZING BULLET」メインビジュアル
エヌシージャパンがサービス、運営している『リネージュM』は、2025年11月26日に最新大型アップデート「FREEZING BULLET」を実施しました。
今回は大型アップデートを記念して、新体制となったリネージュM運営から、新運営プロデューサー「日下 拓也」氏とリネージュM日本開発チームの新チーム長「キム・ヒョンギュ」氏の両名にインタビューを実施しました。
インタビュー参加者プロフィール
| プロフィール | |
|---|---|
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日下 拓也 リネージュM日本運営プロデューサー |
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キム・ヒョンギュ リネージュM日本開発チーム チーム長 |
自己紹介
AppMedia:
本日は宜しくお願い致します。お二方とも初めてのインタビューとなりますので、まずは簡単な自己紹介からお願い致します。
日下P:
リネージュM日本運営プロデューサーを務めることになりました、日下です。
これまでのNC経歴を簡単にお伝えすると、現在雀龍門Mなどを開発している部門でプランナーとして入社しました。その後、リネージュMを含め5つのモバイルタイトルのサービス開始~運営安定化までを担当していました。
実はリネージュMのサービス開始当初、「子分A」という名前でお知らせやXなどで投稿してたのは自分です(笑)
キム・ヒョンギュ氏:
こんにちは、リネージュM日本開発チームのチーム長に就任したキム・ヒョンギュと申します。
以前「Q」という名前で開発チームXに出没したことがあります。(笑)
2022年からリネージュMの日本開発に参加し、イベントとダンジョンの開発および企画経験が私の長所です。これまでの経験からリネージュMを日本でより身近で長く愛されるタイトルに進化させていきたいと思います。
日本のプレイヤーの皆様と共にする開発をモットーに、チーム一同、最善を尽くします。 よろしくお願いします!
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キムさんの趣味はピアノ演奏。
日下さんも過去にベースを弾いていたとのこと。
運営の体制変更について
AppMedia:
今年7月にXのリネMサービスチームアカウントにて前任プロデューサーの「川南 巌」さんが部署異動することが告知され、ユーザーの間でも大きな話題となりました。
新たに日下さんが運営プロデューサーに就任しましたが、就任に至るまでの経緯を是非お聞かせください。
日下P:
リネージュMは来年で7年目を迎えますが、これからも長く愛されるタイトルとして進化し続けるために、運営フローやコンテンツ方針を改めて整理する必要がありました。
そこで今回、リネージュMを第2のローンチ期と位置づけ、より良いサービス提供を目指して組織体制を見直すこととなりました。
その中で、これまで複数タイトルの立ち上げから安定運営までを担当してきた経験を評価いただき、私が運営プロデューサーを務めさせていただくことになりました。
長く遊んでくださっている皆さまに、これからも安心して楽しんでいただけるタイトルを目指して取り組んでまいります。
AppMedia:
リネージュMの開発担当者はイ・ジフンさんからソ・ウォンガプさんに代わってから約1年半ほどでの変更となりましたが、今回どういった経緯で担当者が変更になったのでしょうか?
キム・ヒョンギュ氏:
まず、最近のサービス体制の変化によって不安を感じたすべてのプレイヤーの方に心よりお詫び申し上げます。
今回の変化は重要人材の戦略的集中を通じてサービスと安定性の品質を改善するための措置であることをまず申し上げたいと思います。
今回の体制変更は、リネージュMを日本市場で長期間安定的にサービスするために人材を戦略的に再配置した結果です。
これまで分散していた人材と資源をリネージュMというコアタイトルに集め、プレイヤーの皆様がアデン大陸で積み上げた時間、努力、そして思い出が揺れないように、信頼できるリネージュMサービスでお応えします。
AppMedia:
プロデューサーと開発の担当変更、コーディネーターの具 敬謀さんがしゃべりねMやMLiveにも新たに出演するようになった点以外はプレイヤーからはよく分からないかと思います。上記以外でリネージュM運営の体制は変更されたのでしょうか?
コーディネーター「具敬謀」氏とサービスチームリーダー「鈴木一」氏
日下P:
プロデューサー以外の主要メンバーはこれまでと変わっておらず、日々のサービス運営の良い部分はそのまま維持しつつ、さらに強化できる体制へと進化していますので、どうぞご安心ください。
そのうえで、長期運営をさらに強化していくために、私をはじめ複数のメンバーが加わり、サービス品質の向上と各メンバーの能力を最大限発揮できるように体制を変更しました。
さまざまな専門領域のメンバーがこれまで以上に関わるようになり、より幅広い視点で運営改善に取り組んでまいります。
タイトルとして長く愛され続けるために、必要な部分は強化しつつ、従来の良い部分はそのまま活かす——そんな方針のもとで体制が進化した、というのが今回の変更の背景です。
運用方針について
AppMedia:
公式サイトのお知らせページのレイアウト変更や公式Xの活発化など最近のリネージュM公式は今までの運用から変化しようとする部分が見受けられますが、これまでの運用方法からリニューアル・アップデートした部分を是非お聞かせください。
日下P:
公式サイトや公式Xについては、情報をより分かりやすく届けられるよう、9月から運用方針を見直しています。
公式サイトでは、これまでアイテム詳細が画像中心だったため、検索や参照のしやすさに改善の余地がありました。現在はテキストでの掲載を基本とすることで、必要な情報にアクセスしやすい形へと強化しています。
公式Xについても、複雑なイベント内容をできるだけ要点を押さえて伝えられるよう工夫し、更新頻度や情報量のバランスを調整しながら、より直感的に理解しやすい発信を心がけています。
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新しくなったXのポストと公式サイトのお知らせ(一部)
さらに、SNS上のご意見だけでなく、ログイン必須アンケートやゲーム内データの分析も組み合わせることで、プレイヤーの皆さんが表では言語化されていない課題やニーズも把握できるよう努めています。
外から見える部分の改善と、内側での判断材料の強化を同時に進めることで、より伝わりやすく、より正確な運営を実現していきたいと考えています。
AppMedia:
現状のリネージュMの課題点や改善していきたいことはありますか?
日下P:
日本サービスでは、全体としてPvEを中心に楽しむ方が多い傾向がありますが、リネージュMのPvPはNCモバイルタイトルの中でも最上級に熱く楽しめる要素だと考えています。
そのため、PvP勢力に属している方がより深く勢力間の闘争を味わえる環境づくりを進めつつ、PvE志向の方にも長く楽しんでいただけるよう、企画の幅を広げています。
たとえば最近では、PvE寄りの方でも血盟単位で腕試しができるように「血盟レイドタイムアタック」を実施等も行いました。今後も両方のプレイスタイルに応えられるよう、挑戦の場を継続的に増やしていきたいと考えています。
「血盟レイドタイムアタック〜地竜アンタラスの分身〜」
AppMedia:
お二方がプロデューサー・開発担当に就任したことでこの先の日本のリネージュMをどうしていきたいかビジョンを是非お聞かせください。
キム・ヒョンギュ氏:
PVPの激しい競争とPVEを通じた成長の楽しさのバランスを取ることを目標としています。
今後、バランスの取れたアップデートを通じて、すべてのプレイヤーの方に満足いただける環境を作るために努力します。パッケージ商品についてもいろいろ悩んでいますが、手頃な価格と高い効率で購入できる商品を用意しています。
また、皆さんからの意見を受け入れられるようにSNS/アンケートなどのコミュニケーション窓口を活性化し、ユーザーの皆様の意見を積極的に収集できるようにします。
日下P:
リネージュMがPC版リネージュのように、10年・20年と長く愛され続けるタイトルにしていくことが、私たちの最大の使命だと考えています。
そのために、定期的な大型アップデートはもちろん、日本のプレイヤーの皆さんの遊び方に合わせた独自の仕様調整や、これまでの方針を必要に応じて見直す取り組みも行っていきます。
様々な意思決定の際には、SNSでのご意見はもちろん、アンケートやゲーム内データも組み合わせながら、皆さんがどう楽しんでいるかを丁寧に把握するよう努めています。
今後も“より面白く、より続けやすいリネージュM”を目指し、日本サービスならではの進化を続けていきたいと思います。
今後のリネージュMについて
AppMedia:
先行してサービスを提供している海外版リネージュMのアップデートに徐々に追いついてきている印象があります。いずれは海外版リネージュMのアップデートに追いつき、海外版と同時にアップデートされるような未来はあるのでしょうか?
海外版の最新アップデート「THE DARKNESS」
キム・ヒョンギュ氏:
日本のプレイヤーの皆さんが常に最新のリネージュMを体験したいという強い要望があることを私たちも肌で感じています。そして開発チームとしては、そのスピード感をできるだけ縮めたいという意志を持っています。
海外版(韓国)との同時アップデートについては、もちろん一つの目標として常に念頭に置いています。
しかし、リネージュMは単にコンテンツを輸入するだけではなく、日本のサービス環境、コミュニティの状況、そして何よりもプレイヤーの皆さんのプレイスタイルに合わせたきめ細かなローカライズと調整が不可欠です。
したがって、現時点では「いつまでに同時アップデートを実現する」と断言することは難しい状況です。
しかし、私たちが目指すのは、単なる同期化ではなく、「日本のプレイヤーにとって最も快適で楽しいタイミング」でのアップデートです。今後も開発の効率化を図りつつ、このギャップを戦略的に埋めていく方法を引き続き検討していく予定ですので、ぜひご期待ください。
AppMedia:
2025年は『FREEZING BULLET』が最後のアップデートとなりますが、来年のリネージュMの展開を可能な範囲で教えていただけますか?
キム・ヒョンギュ氏:
2025年最後の大型アップデートである『FREEZING BULLET』に関心を持っていただき、大変光栄です。 もちろん、リネージュMはここで止まることはありません。
2026年の具体的なロードマップについて現時点では詳しく申し上げられませんが、現在のサービス環境についてもチーム内で真剣に議論を重ねており、多くのユーザーの方々が楽しくプレイできる環境をどのように提供できるかという観点から慎重に検討を進めています。
2026年は新しいリネージュMの姿をお見せできる年になるでしょう。ぜひご期待ください。
AppMedia:
最後にリネージュMプレイヤーの皆さんへメッセージをお願いします。

キム・ヒョンギュ氏:
リネージュMはNCにとって非常に大切なタイトルであり、日本市場で長い間共にする重要サービスとして認識しています。
弊社は今後数年以上の長期的なロードマップを作成しており、皆さんがアデン大陸に積み上げたすべての努力と思い出が安全に保存されるよう最後まで責任を負います。
これから繰り広げられるより豊かなリネージュMに対するときめきと期待を持っていただければ幸いです。
日下P:
まず、これまで6年間リネージュMを遊んでいただき、本当にありがとうございます。リネージュMが10年、20年と続いていくためには、支えてくださっている皆さんの存在が欠かせません。
これからも、日本のプレイヤーの皆さんにとって“遊びやすく、続けやすいリネージュM”を目指して改善を進めていきます。その中で、皆さんと一緒にこのタイトルの新しい歴史を築いていければと思っています。
ぜひ、これからのリネージュMにも期待していただけると嬉しいです。
AppMedia:
改めまして、今回はインタビューにご協力頂きありがとうございました!
本インタビュー内容は2025年11月20日のものとなります。
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