ヴァロラント(VALORANT)の「VALORANT Challengers Japan 2023 Split1」について掲載しています。優勝者や大会内容なども掲載していますので、大会に興味がある方はご覧ください。
2023年最初の日本王者が決定!激戦の行方は
今年度最初の国内大会が決着!
2023年1月13日(金)から始まった「VALORANT Challengers Japan 2023 Split1」のファイナルステージが遂にクライマックスを迎えた。
3/18(土)から開催された日本国内最初の王者を決めるオフラインの舞台には、並みいる強敵を制した「Crazy Raccoon」「SCARZ」「FENNEL」の3チームが並び立ち、オンラインも含めると総勢100万人を超える観客の前で激闘が繰り広げられた。
王者に輝いたのは「FENNEL」
ファイナルステージに駒を進めたのは、メインステージで1マップも落とすことなく圧勝を重ねて1位通過した「Crazy Raccoon」とCR以外のチームを薙ぎ倒して2位通過した「SCARZ」。そして総合成績は4位だったものの、メインステージの最終戦で「Sengoku Gaming」を打ち倒して舞台への切符を掴み取った「FENNEL」の3チーム。
当初は、メインステージを圧倒的な戦績で勝ち抜き、世界大会への出場経験もある「Crazy Raccoon」が勝者になると思われていたが、それらの予想を覆して無冠の強豪「FENNEL」が怒涛の快進撃を見せた。
メインステージではどちらのチームにも敗北を喫していた「FENNEL」だが、敗北と激闘によって得た経験を糧とし、大会中に個人の強さ、チームの団結力を成長させたことにより、2つのリベンジマッチを制するに至ったのだろう。
まさしく、チーム一丸となって掴み取ったといえる「勝利」だった。
悲願の優勝を果たした「FENNEL」の激闘
無冠の強豪に新たなスターが集う
プロゲーミングチーム「FENNEN」は2021年からVALORANT部門に参入し、設立してわずか1ヶ月でMastersへの出場を果たしつつ、以降も国内戦で上位の常連となるほどの強さを持つが、優勝に一歩届かないチームでもあった。
そんな「無冠の強豪」は、2023年からVCTの大会形式が変更されたことを機に、インターナショナルリーグへの昇格を目指し、メンバーを大幅に変更して再始動を果たす。
新生「FENNEN」のメンバーは、FENNELを国内大会でベスト4に導いた「CLZ」選手を主軸に、世界大会を経験した「JoxJo」選手と「Xdll」選手。トップクラスの選手さえも驚愕させるフィジカルを持つ「SyouTa」選手と「hiroronn」選手の5名。若手とベテランが織り交ぜられたチームで大会に挑むこととなった。
新興チームと言っても過言ではない刷新を受けて大会に臨んだ「FENNEL」は、しかしOpen Qualifierを1マップも落とすことなく快勝。メインステージでも並みいる強豪たちと接戦を繰り広げ、ファイナルステージへと駒を進めた。
白熱した接戦が繰り広げられた「SCARZ」戦
ファイナルステージで決勝への進出を賭ける相手となったのは、メインステージで惜しくも敗北してしまった「SCARZ」だった。
序盤からラウンド数も勝利数も接戦となるシーソーゲームのような展開となり、しかし緊張を持ちながらも時間を経るごとにパフォーマンスを高めていった「FENNEL」は4マップ目で2:2のイーブンに持ち込み、勝負を決する5マップ目では「13:4」の素晴らしい戦績で勝利を収めるに至った。
特に「FENNEL」のメンバーは劣勢の状況に追い込まれても終始勝ちへの姿勢を崩すことなくプレイし、試合中に何度も不利を覆すクラッチを決めることでチームを勝利へと導いたのは圧巻の一言。
選手たちがチームを信頼し、チームに信頼されているということがプレイを通して伝わる一戦でもあった。
Challengers Japan Split1 – Playoff SemiFinal
リベンジマッチ! 世界クラスの強敵「CR」
「VALORANT Challengers Japan 2023 Split1」のフィナーレを飾る相手となったのは、国内屈指の強豪であり世界最高峰の舞台への出場経験もある「Crazy Raccoon」。
メインステージでは1マップも落とさず1位通過を決めるほどの圧倒的な戦績を叩き出した相手であり、当初の評価としては「FENNEL」がどこまで「Crazy Raccoon」に喰らいつけるのかという点に注目されていた。
特に「FENNEL」は1度敗北していることもあって劣勢と見られ、1マップ目ではその予想をなぞるように「8:3」と大幅なリードを渡すこととなった。
しかし、そこから火がついたように「FENNEL」が勢いを増していく。
強気なプレイで人数有利を作り出しチームの連携力でもって12ラウンド目を取ったことを機に、緊張感がほどよく抜けて本来のパフォーマンスを取り戻していき、磨きがかかったチーム力で1マップ目を獲得。2マップ目以降は攻撃的な戦術を広げる「Crazy Raccoon」に対して個人技ではなくチームによる柔軟な対応を見せ、下馬評を覆す「3-0」という圧倒的な戦績で悲願の優勝を掴み取った。
まさしく、チームとしての強さを見せた試合であり、今後の「FENNEL」の活躍に期待が高まる内容だった。
Challengers Japan Split1 – Playoff GrandFinal
競技としての質が高まっていくVALORANT
試合と共に「会場」も質が高まっていく
世界的なe-Sportsタイトルである「VALORANT」は、日本国内でも「ゲーム」というよりも「スポーツ」として認識されつつあり、試合だけでなくオフラインの舞台となる会場も徐々に進化しつつある。
数多くの大手企業がスポンサーとして名乗り出ているのはもちろん、TV番組や雑誌などの様々なメディア媒体で取り上げられている。
特に観客と選手との距離が近い日本の風潮故か、海外の国内大会と比べて日本の力の入れようは強く、海外選手をして「世界大会みたいだ」と言わせるほどになっている。
現地観戦ならではの豪華な物販コーナーも展開
「ゲームの大会」というとゲーム画面の見やすさからオンライン視聴が主流になると見られがちだが、会場の物販コーナーが充実していることもあって年々現地観戦ならではの魅力が増えつつある。
各チームが物販販売しているユニフォームやステッカーなどの限定品はもちろん、選手たちが実際に使っているPCデバイスなどを実際に触れて体験できるコーナーなど、年齢・性別を越えて気軽に触れられるゲームという媒体ならではの物販も多く展開されている。
観戦以外の面でも楽しむことができるのは、現地ならではだろう。
世界への挑戦権を賭けた戦いが夏に始まる
世界大会への出場が賭けられたSplit2は6月開催
日程 | 【オンライン】 2023年5月20日(土)、5月21日(日) 【オンライン】 2023年6月3日(土)、6月4日(日) |
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参加数 | 6チーム |
形式 | 変則トーナメント形式、BO5 |
進出条件 | 上位1チームがアセンショントーナメントへ進出 |
インターナショナルリーグへの昇格権を賭けた戦いが繰り広げられるSplit2は、6月から大阪にて開催されることが決定。
今大会で激闘を魅せてくれた「FENNEL」や「Crazy Raccoon」はもちろん、期待の新鋭チームなども出場する注目の大会なので、今回の試合を見て興味を持った方はぜひともチケット応募をしてみると良いだろう。
特に、Split2は世界への挑戦権が賭けられていることもあり、会場の熱狂具合はより大きなものとなるはずだ。
2024年からはプロへの挑戦権が配られる
アマチュアがプロの舞台を目指せるシステムが2024年に実装予定
VALORANTではVCTの制度変更に伴い、2024年からゲーム内のランクシステムを利用したオープン予選が開催予定。
今までは各プロゲーミングチームのトライアルに合格しなければ挑戦することができなかったVCTだが、2024年からはアマチュアでも腕さえあればプロの舞台に挑戦できる機会が与えられる。
観客として見るだけだけでなく、選手を目指すことも不可能ではない環境になるため、プロを目指したいプレイヤーは特に今後の大会に注目しておくべきだろう。
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