【ヴァロラント】VALORANTとAPEXの違いとは？

ヴァロラント(VALORANT)とAPEXの違いについてまとめています。ヴァロラントならではの楽しみ方や特徴などについてもまとめていますので、FPSに興味があるもののまだヴァロラントを始めていない方は参考にご覧ください。

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ゲーム・試合形式の違い

ヴァロラントは爆破ルール、APEXはバトルロワイヤル

ヴァロラントとAPEXは「銃とキャラクターごとに異なるアビリティを扱う」FPSゲームという共通点を持ちますが、試合形式が全く異なるので「似たゲーム」と評することはできません。

APEXは3人1組で試合に参加し、マップ各所に散らばる武器や装備を拾いつつ総勢20組(60人)の最後の1組となることを目指す「生存」に主眼を置いたバトロワイヤル形式。

対して、ヴァロラントは5vs5のチーム戦であり、攻撃側と防衛側に分かれ、攻撃側が特定のエリアに設置した爆弾(スパイク)が爆破されるか、防衛側が解除するかで勝敗が決まる爆破ルール形式。特にヴァロラントでは武器やアビリティを試合中に購入することで装備を整える「マネーシステム」が存在しています。

また、1度でもチームが全滅すれば試合が終了するバトルロワイヤルとは異なり、爆破ルールはラウンドで試合が区切られているので「トライ・アンド・エラー」を試合中に反映させられるのも特徴のひとつです。

マネーシステムについてはこちら

チームメンバーの「デス」の重みが違う

APEXは3人1組で行われるバトルロワイヤルであるため人数差による戦闘への影響が非常に大きく、特定のポイントで「デス」した味方をリスポーンさせることはできますが、装備を持たない状態なので再度武器などを集める必要がある上にそもそも欠員状態でリスポーン地点に向かう危険性もあります。

対して、ヴァロラントは「デス」した際にリスポーンを行うことができないというデメリットがありますが、1ラウンドごとに仕切り直しとなる上に勝利条件が13ラウンド先取であるため、「デス」することに対して必要以上に気負う必要はありません。

特に欠員が出た際の差は大きく、バトルロワイヤルでは極力戦闘を避けるようにするのが基本ですが、爆破ルールでは欠員が出たとしても十分に逆転を狙うことができるので攻撃的な動きをしやすいのも違いのひとつでしょう。

項目	ヴァロラント	APEX
試合形式	爆破ルール	バトルロワイヤル
試合時間	約30分	約20分
アビリティ	購入&消費式	自動回復
AIM力	重要度は低い	非常に重要
ストッピング	必要	不要
リスポーン	なし	あり(条件付き)

勝つために重要となるポイントの違い

APEXは戦術、ヴァロラントは戦略を重視

ゲーム形式が大きく異なるため、同じ系統のFPSゲームであってもAPEXとヴァロラントでは勝つために重視すべきポイントが異なります。

バトルロワイヤルであるAPEXは安全エリアの縮小を考慮して広大なマップをどう移動するかの戦闘計画は必要となりますが、基本的には「漁夫」と呼ばれる他チームからの横槍を回避するために目の前の戦闘をいかに素早く終わらせるかが重要となるため、チームの「戦術」を重視する必要があります。

爆破ルールであるヴァロラントでもマップ各所で発生する戦闘に勝利するための戦術は大切ですが、ラーク(裏取り)や銃声による囮などのマップ全体を活用した戦闘に加えて、マネーシステムによる装備アドバンテージの確保・管理などの試合全体を通した「戦略」が重視されており、特にラウンドで敗北することも考慮するため、APEXとヴァロラントの試合運びは全くの別物と言って良いでしょう。

動きながら撃つか、止まって撃つか

APEXとヴァロラントを比較した場合、「ストッピング」と呼ばれるテクニックの有無もゲームに大きく影響する差異のひとつです。

APEXでは、基本的にキャラクターが移動している状態で射撃を行ったとしても狙った場所に弾が飛ぶため、距離を詰めながらキルを狙ったり「弾除け」を行うことができます。

しかしヴァロラントでは、キャラクターが移動している状態では「腰撃ち」や「ADS」に関わらず狙った場所に正確に弾が飛ばないため、完全に静止した状態で射撃を行う「ストッピング」というテクニックが必要になります。

AIM力と不意打ちの重要性も異なる

APEXはFPSゲームの中でも珍しく「敵が硬い(キャラクターのHPが多い)」設定となっているため、弾を「当て続ける」必要があるので「AIM力(正確に照準を合わせ続ける技量)」が非常に重要となっています。また、「敵が硬い」ことで不意打ちを行ったとしても敵に撃ち返されることも頻繁に起きやすく、相手の方が優れたAIM力を持っているとカウンターキルされる場合もあります。

対して、ヴァロラントは完全装備状態であってもヘッドショット1発、武器によっては胴体1発でキルを取れるほど「敵が柔らかい」設定となっており、相手がどれだけ優れたAIM力を持っていたとしても不意打ちを成功させれば一方的にキルすることが可能です。

もちろん、AIM力が高いことは戦闘において少なくないアドバンテージとなりますが、一方的にキルを行える戦術・戦略やアビリティの活用の方が特に重要なので、必要以上にAIM力を求められることはありません。

観戦においての爽快感と見どころの違い

ド派手な戦闘の連続と常に逆転の可能性がある戦闘

APEXとヴァロラントは実際のゲームプレイだけでなく、エンターテイメントとして観戦する際の爽快感や見どころも異なります。

APEXはバトルロワイヤルかつ「敵が硬い」という性質を持つので1vs1であったとしても戦闘が一瞬で終わることは少なく、基本的に武器やアビリティを最大限に活用した壮絶な撃ち合いが繰り広げられます。特にアビリティやULT(必殺技)も攻撃的な性能をしたものが多く、アクション映画を見ているかのような楽しみ方ができるのが特徴的です。

対して、ヴァロラントは「索敵」や「スモーク」などの戦場と相手の行動を操作するアビリティが基本となっている上に、ヘッドショット1発でキルを取られるため常に緊張感が漂った戦闘が行われます。また1vs4などの大きな人数差ができたとしても戦術や戦略がハマれば大逆転を狙うことも可能なため、スポーツ観戦に近い楽しみ方ができるのが魅力となっています。

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