優勝賞金50万円は誰の手に？「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」本戦レポート＆優勝者インタビュー

賞金総額100万円の「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」の本戦が2020年12月13日に都内のOPENREC STUDIOで開催されました。白熱した大会の様子や、優勝者のインタビューをお届けします。

声優・中島由貴さんのインタビューも公開中！

「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」とは？

スマホゲーム「プロセカ」の賞金付き大会

「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」とは、現在好評配信中の「プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク(以下：プロセカ)」の賞金付き大会です。eスポーツイベント「RAGE」でスマホリズムゲームの大会は初開催となっており、開催前から多くの注目を集めました。

賞金総額は100万円の本大会は、オンラインでの一次予選(11/22〜)と二次予選(11/28〜)を経て、12/13にオフラインで行われた本戦にて準々決勝〜決勝までが行われました。

本戦の様子はアーカイブで視聴可能！

12/13に都内のOPENREC STUDIOにて開催された本戦では、MCに大人気お笑いコンビの霜降り明星の粗品さんをはじめ、「熱盛」でおなじみのテレビ朝日の寺川俊平アナウンサー(実況)や音ゲーガチ勢としても知られているVTuberの社築さん(解説)という豪華な出演者が大会を盛り上げてくれました。

また、「プロセカ」に登場するLeo/needの日野森志歩のCVを担当されている声優の中島由貴さんもゲストとして出演されました。

本戦では、先述のオンライン予選を勝ち抜いた25名の選手が参加し、初代優勝者の座を争いました。本戦の様子は、YouTubeとOPENRECのRAGEの公式チャンネルにて、アーカイブ視聴が可能です。

アーカイブ視聴はこちら！(外部リンク)
▶︎YouTube	▶︎OPENREC

大会本戦のレポート

異色＆豪華な出演者によるオープニング

オープニングでは、MCの粗品さんやゲストの中島さん、寺川俊平アナウンサー、社築さんが揃って登場。トークの合間には、粗品さんが今年『ビームが撃てたらいいのに』でボカロPデビューされたことが音源とともに紹介されました。

高レベルな戦いが繰り広げられた準々決勝〜準決勝

5人1組のグループの中から各上位2名を決める準々決勝から熾烈な戦いを見せててくれました。ステージでのプレイに慣れない大会序盤にもかかわらず、フルコン連発でわずかなミスが命取りになる手に汗握る展開が続きました。

特に、圧巻だったのは、いきなりALL PERFECT2連発を達成した若干13歳のHPS選手(Cグループで登場、課題曲「裏表ラバーズ」「ダンスロボットダンス」)。細かいタップの精度もさることながら、本番での勝負強さが光りました。

▲準々決勝からALL PERFECT2連発を達成したHPS選手▲

25人→10人に絞られて行われた準決勝では、各グループの1位の選手のみが決勝へ駒を進めることができる狭き門となりました。

準決勝は、Aグループの課題曲は、「ドクター＝ファンクビート(楽曲Lv.32)」「テオ(楽曲Lv.31)」とどちらも「プロセカ」屈指の難関曲となりましたが、瑠璃選手が1曲目はALL PERFECT、2曲目はFULL COMBOを達成し、決勝出場を決めました。

続いて行われたBグループの準決勝は、1曲名、2曲目ともにFULL COMBO達成者が5人中4人と、各選手のスコアが僅差となりました。そんな激戦の中でもう1人の決勝者は、HPS選手に決まりました。

準々決勝・準決勝の課題曲一覧

▼準々決勝の課題曲▼
♪セカイはまだ始まってすらいない	♪ヒバナ-Reloaded-
♪ステラ	♪ローリンガール
♪裏表ラバーズ	♪ダンスロボットダンス
♪Gimme×Gimme	♪脱法ロック
♪夜咄ディセイブ	♪ネクストネスト
▼準決勝の課題曲▼
♪ドクター＝ファンクビート	♪テオ
♪ぼうけんのしょがきえました！	♪ジャンキーナイトタウンオーケストラ

決勝戦ではあの名曲が初解禁！

ここまで安定したプレイで勝ち残った瑠璃選手とHPS選手でしたが、決勝という大舞台へのプレッシャーを感じたのか、これまでよりも一層神妙な面持ちでステージに再登場しました。

決勝戦の1曲目は、現在実装されている楽曲(12/13時点)で最も難しい「初音ミクの消失(楽曲Lv.33)」に挑戦。両選手ともに序盤から終盤にかけてほぼ互角の勝負となりましたが、瑠璃選手がわずかにリードした状態で1曲目を終えました。

1曲目終了後に、謎に包まれていた決勝戦2曲目が、圧倒的な知名度を誇る名曲「千本桜」であると発表。楽曲発表の瞬間、配信のチャットやTwitterの実況コメントは今日一番の盛り上がりを見せる一方で、ステージ上の瑠璃選手・HPS選手は一層難しい表情をされていました。

▼決勝の課題曲▼
♪初音ミクの消失	♪千本桜

優勝賞金50万円を手にしたのは瑠璃選手！

2曲目「千本桜」は、特に初見では難しいトリッキーなノーツが容赦無く降り、1曲目「初音ミクの消失」にも劣らない難易度の高い楽曲であるにも関わらず、両選手ともに序盤から危なげないプレイングを見せました。

中盤まで2人ともにミスは少なく、コンボ数は一進一退でしたが、最終的には曲の終盤に訪れた怒涛の縦連に集中力を切らさず対応できた瑠璃選手に軍配があがりました。

▲優勝賞金50万円を手にした瑠璃選手▲

初代王者「瑠璃選手」のインタビューをお届け！

激戦を勝ち抜き、見事「RAGE プロジェクトセカイ 2020 Winter powered by AQUOS」で優勝を果たした瑠璃選手のインタビューをお届けします。

「瑠璃選手」インタビュー

——まずは優勝が決まった瞬間の率直な感想を聞かせてください。

瑠璃選手：最初は何も考えられず、50万円のパネルを持ったときも夢みたいな感覚でした。(優勝が決まって)すぐには「本当に優勝したんだな」と実感はありませんでしたが、徐々に「嬉しい」と感じることができました。

——決勝戦にて、初見で挑んだ「千本桜」をプレイした感想はいかがでしたか？

瑠璃選手：正直、初見で挑む難易度としては、同じLv.31の中でも相当上位だと思いました。難しい配置がいっぱいある譜面でしたが、コンボを繋ぐことができたのが優勝にも繋がったと思います。

——大会中の選手間・ステージの雰囲気はいかがでしたか？

瑠璃選手：控え室では、他の選手と一緒に大会を見ながら盛り上がっていました。選手同士で仲良くできたのも、良い経験になりました。

ステージ上では、粗品さん(MC)が面白いことを言ってくれて、精神的にリラックスすることができました。仮にMCが粗品さんではなかったら、もうちょっと緊張していたんじゃないかなと思います。

——大会に向けた準備はどのように行いましたか？

瑠璃選手：準々決勝進出が決まっていた知り合いと課題曲を一通りプレイして調整しました。大会では、そういった練習の成果も出せたと思います。

——本大会の瑠璃選手のプレイを見て次回出場しようと考えている人にアドバイスがあればお願いします！

瑠璃選手：とにかく「続けること」！これに限りますね。本当に続けないと上手くならないと思います。

——もし次回の「RAGE」が開催されれば出場したいですか？

瑠璃選手：ぜひ、2連覇を目指して頑張りたいです！

——お疲れのところ、ありがとうございました！

大会限定グッズプレゼント！

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