毎週水曜24時55分からフジテレビ他にて絶賛放送中のTVアニメ『平家物語』第九話「平家流るる」の先行場面カットとあらすじをご紹介!最新情報をご紹介いたします。
『平家物語』第九話あらすじ・場面カット
第九話「平家流るる」
第九話「平家流るる」あらすじ
京を捨てて西に逃れる平家一門。入れ替わりで源氏の白旗がはためく京に戻ってきたびわは、静御前らとともに丹後をめざす。
後白河法皇が後鳥羽天皇を擁し、かつて重盛に仕えていた者たちも次々と源氏側に寝返っていく。
福原を落ち、大宰府からも拒否され、疲弊しながら歩き続ける一門は、とうとう海まで追いやられる。引用:公式サイト
解説コラム「海と平家」
平家はなぜ海をさまよい、海で滅びたのでしょう。
平清盛は父・忠盛とともに西国の海賊討伐で功績をあげました。こうして平家は海との関係を深めながら、海外の国と「貿易」ビジネスをはじめ、海の戦いを得意とする「水軍」を作り、平家と海との関係ができあがりました。
源義仲の入京を目前に平家は京の都を捨てて福原(現在の神戸市兵庫区付近)へ移動します。福原は日宋貿易の拠点として清盛が心血を注いで改修した港「大輪田泊(おおわだのとまり)」のすぐ近くでした。ここに清盛は都を造営して、安徳天皇の住まいとして、京都に代わる新しい都「福原京」として京都の都から遷都します。しかし源氏の挙兵とともにまた京の都へと都を戻し、わずか数か月で夢のように終わった都でした。しかし、大宰府へ移動する際、平家自ら火を放ち、その後、義仲らも火を放ち、福原京は灰燼に帰します。
大宰府は九州の諸国の行政管理や海外からの使節・渡来人の対応などをつかさどる役所で、特に朝廷と諸外国との窓口でした。そして、大宰府は清盛が若いころ大宰少弐(ださいのしょうに)という職に就いた場所でした。平家はその時の清盛の部下・緒方惟義を頼りつつ、この地で都を建設し、再起をはかります。しかし、惟義は「今は今、昔は昔」と応え、大宰府からの退去を伝えます。ここから平家滅亡のカウントダウンが始まります。
引用:公式サイト
『平家物語』作品概要
スタッフ
原作 | 吉川日出男訳「平家物語」河出書房新社刊 |
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監督 | 山田尚子 |
脚本 | 吉田玲子 |
キャラクター原案 | 高野文子 |
音楽 | 牛尾憲輔 |
アニメーション制作 | サイエンスSARU |
キャラクターデザイン | 小島崇史 |
美術監督 | 久保友孝(でほぎゃらりー) |
動画監督 | 今井翔太郎 |
色彩設計 | 橋本賢 |
撮影監督 | 出水田和人 |
編集 | 廣瀬清志 |
音響監督 | 木村絵理子 |
音響効果 | 倉橋裕宗(Otonarium) |
歴史監修 | 佐多芳彦 |
琵琶監修 | 後藤幸浩 |
権利表記
©️「平家物語」製作委員会