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毎週水曜24時55分からフジテレビ他にて絶賛放送中のTVアニメ『平家物語』第八話「都落ち」の先行場面カットとあらすじをご紹介!最新情報をご紹介いたします。

『平家物語』第八話あらすじ・場面カット

第八話「都落ち」

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第八話「都落ち」あらすじ

清盛の死を受けて動揺する一門を離れ、母探しの旅に出たびわは、各地で平家と源氏の戦の状況を耳にする。
奮闘する知盛や重衡らを尻目に、頭領の宗盛は京で宴三昧の日々を送っていた。
源氏側につく者が増えるなか、維盛は木曽義仲に大敗を喫し、引き返せないほど精神的に追い詰められていく。

解説コラム「源氏の勃興」

平安時代を通じて、源氏と平家はさまざまな地方の兵乱の鎮圧で功績をあげます。ところが、源頼朝の祖父にあたる為義の時代、1156年保元の乱が起こります。天皇家の跡目争いに貴族や源氏・平家も巻き込まれ、さらに、3年後の平治の乱では義朝・頼朝父子は清盛と戦い、敗北しました。義朝は逃げた先で討たれ、頼朝は捕らえられ、伊豆に流されます。平清盛はこの戦いの勝利を機に朝廷での権力を高めました。平氏は、院・上皇と近い関係を築き、日宋貿易によって富を得て、朝廷の高官を一族で独占し、娘・徳子を高倉天皇の中宮として入内、その権力は頂点に達します。

この作品で描かれる平家と源氏の戦いの原点は、平家、というよりも清盛とその強引な政治手腕への反感にあったようです。また、平家の栄華は自らの氏の繁栄のみを望むもので、武士たちすべてにとって住みやすい世の中を作ろうとするものでなかった点が、平家が武士たちの支持を得られなかった最大の理由です。頼朝は伊豆に流され、周囲の武士たちの協力を得て再起し、鎌倉幕府を開く過程で、東国武士たちの協力を得ていきます。頼朝が目指したのは、朝廷や院を越えることではなく、武士たちのための政権をつくり、政治をおこなうことでした。このことが平家に不満をもつ武士たちにも届き、次々に源氏方へ寝返っていくきっかけとなりました。

平家は、当時の朝廷の政治に武士が積極的にかかわるきっかけをつくり、それをさらに発展させて、武士自身のためによりよい世の中を作ろうとしたのが源氏と考えるといいのかもしれません。ですから、この作品で描かれる15年間は本当に日本の歴史の大転換点であったのです。

アニメ『平家物語』公式サイト

『平家物語』作品概要

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『平家物語』声優情報と作品概要・あらすじ紹介

スタッフ

原作 吉川日出男訳「平家物語」河出書房新社刊
監督 山田尚子
脚本 吉田玲子
キャラクター原案 高野文子
音楽 牛尾憲輔
アニメーション制作 サイエンスSARU
キャラクターデザイン 小島崇史
美術監督 久保友孝(でほぎゃらりー)
動画監督 今井翔太郎
色彩設計 橋本賢
撮影監督 出水田和人
編集 廣瀬清志
音響監督 木村絵理子
音響効果 倉橋裕宗(Otonarium)
歴史監修 佐多芳彦
琵琶監修 後藤幸浩

権利表記

©️「平家物語」製作委員会

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