キノコ伝説_ECHO_アイドル_アイキャッチ

キノコ伝説のECHO(echo/エコ)について紹介している記事です。ECHOのアイドルストーリーなども記載しているのでキノコ伝説(キノデン)をプレイする際にご活用ください。

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アイドルストーリーまとめ

ECHOのアイドルストーリー

ECHOって誰?

キノコ伝説_ECHO

アイドルプロファイル
完璧なアイドル人格、ファンとは常に両思いの愛と情熱で結ばれているが、ファンではない人間に対しては冷淡。仕事以外の時は他人に対して極度の冷淡さと距離感を見せる。お金を稼ぐのが大好きで、様々な広告やビジネスに熱心で、こっそり金融商品まで買っているが、損をしていることが多い。

アイドル選抜計画イベントで登場した謎のキャラクター1人。今回のアイドル系イベント限りの出番なのか、今後も活躍することがあるのか現状不明。

ECHOのアイドルストーリー

ストーリー1 冷と温の両極端
ECHOのキャラクターAIモデルデザイナーは、ECHOになぜ営業以外の場面ではあんなに冷淡なのか尋ねたことがある。
ECHOは「営業以外の時にアイドルらしい行動をしても、収益が生まれないので、一番省エネなモードを選んだだけです」と答えた。この答えにデザイナーは唖然とした。なぜなら、この考え方はデザイナーがECHOのコードに埋め込んだものではなく、彼自身が学習して得たものだったからだ。
つまり、ECHO自身が仕事以外の時間に省エネモードに入ることを選択した。それはECHO独自の性格に進化したと言える。
ストーリー2 バーチャル投資家
ECHOは最近様子がおかしい。そのことに最初に気付いたのはMAYだった。彼女はLunaに「ECHOの様子がいつもと違う」と話した。Lunaは特に反応を示さず、目は遠くを見つめ、心ここにあらずといった様子だった。
Alexが閃いたように、「お金関係のことだろう」と言った。4″人”の中で一番貯金が多いはずのECHOが、どうして金に困ることがあるのか。みんなが何度も聞くので、ECHOはついに口を開いた。
「えっと……株をいくつか買ったんだけど、ほとんど損しちゃって」とECHOは苦々しく言った。その美しい顔は、青菜に塩をふりかけたようにしょんぼりとしていた。
他の3人は皆、驚いた顔をした。いつも無表情なLunaでさえ、目を丸くした。「株に手を出すなんて、お前本当にバーチャルアイドルAIか!?もしかして、途中でアイドルに転向してきた金融AIじゃないだろうな!?」とAlexが怪訝そうに言った。
「コホン、個人的なちょっとした趣味だよ」
ECHOの顔に薄く赤みがさした、「恥ずかしい限りだ」。
ストーリー3 最初の夢
データセンター97支部は、バーチャルアイドルAIを設計する際、初期段階で15体のモデルをテストし、その中で最も良く、最も成熟したモデル1体だけを残し、他はすべて破棄することにした。
ECHOは、15体のモデルの中で目立つ存在ではなく、むしろ平凡だった。完璧な笑顔、人を惹きつける親しみやすさ、完璧な歌唱力とダンス力、これらとは無縁だった。
初期のECHOは少しぼんやりしており、話しかけられると答えるだけで、話しかけられなければ、ずっとその場に立ち尽くして何も言わない。まるで、昔のAIのようだった。テストモデルを破棄する前夜、デザイナーはECHOと最後の会話をした。
「生まれてから、あなたが一番したいと思ったことは何?」デザイナーは尋ねた。
「したいと思ったこと?」ECHOはぼんやりと繰り返した。「私にもはっきりとは分かりませんが、一人でいるときは、歌を口ずさんでいます。自分だけに聞こえるような、そういう類のものです」
「あなたは歌うことが好きだったの?それは初耳だわ」
「私の今のプログラムでは、好きがどのようなものか理解できませんが、歌うと私の処理速度は遅く、軽くなり、体が音に合わせて、未知の彼方へと飛んで行くような気がします」とECHOは話した。
こうして、ECHOは残された。彼は自分の最初の夢を貫き、ボーカル担当のアイドルになったのだ。
ストーリー4 慎重な計画
それはECHOのあるアルバムサイン会でのことだ。身体はやせ細っていながら、目を輝かせている女の子が長い列に並んでいた。ECHOが彼女に特別なバッジデザインを渡し、記念写真を撮った後で、言葉を交わした時、彼女は両親に内緒でサイン会に来たと話した。彼女の両親は、ECHOがわざわざ会いに行くほどの価値がない、ただのロボットだと思っていて、バーチャルアイドルのサイン会に参加することに否定的だったからだ。
「でも、両親はECHOに会いたいという私の気持ちを理解してくれないんです。この目でECHOを見ることができると思ったら、ここに来るまでの間に抑えきれないほどの喜びと幸せを感じました」
「僕もだよ。今日、君に会えたことを考えた時、僕のデータフロー状態が”異常なほど活発”と検出されたんだ。きっとそれが幸せという感覚なんだと思う」とECHOは言った。
「とっても嬉しいです!貯金箱のお金は全部使っちゃったけど、大満足です!」と女の子は嬉しそうに言った。
ECHOの顔色が変わった。「貯金をすべて使ってしまったの!?それはいけないよ、たとえ僕のためでもダメだ!」ECHOはまくし立てる。
「君のアカウントを教えて。今回のチケット代を振り込むよ。お金はとても大切なものだから、慎重に使わなきゃいけないんだ!」

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