【バンドリ！】Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019! 東京公演レポート

Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019! 東京公演レポート01

BanG Dream!(バンドリ！)プロジェクト発の大人気バンド「Poppin’Party」が2年ぶりに5大都市でファンミーティングを開催！ツアー最終公演となる東京公演の様子をレポートとしてお届けしていきます。

ついに5人が集結したファンミの集大成

日本各地のファンと交流するイベント「Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019!」の東京公演「宇宙へドリーマーズGO!」が10月3日の19時より、東京・お台場にあるZepp DiverCity TOKYOで行われました。

9月の名古屋公演を皮切りに、大阪、福岡、札幌、そして東京と約1ヶ月という短い期間で行われた今回のツアーですが、ポピパのメンバーが5人が揃ったのは今回の東京公演が最初で最後。

公演の中でもメンバーが口を揃えて「５人そろってこそポピパ」、「ポピパは5人じゃないと始まらない」と発言されており、全員が同じ思いを共有しているのが見て取れる印象深い公演でした。

そんなPoppin’Partyらしさが凝縮された今回のファンミーティングの集大成とも言える東京公演へ今回お邪魔させていただいたので、公演の様子をレポートしていきます！

BanG Dream! 7th☆LIVEのBlu-ray化が決定！

「Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019!」東京公演にて、2020年2月19日(水)発売のBlu-ray『TOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」』の情報が初解禁！

3DAYSで開催された同イベントを映像化をした本作は、各日を収録した3種に加え、3公演すべてを収録したCOMPLETE BOXも発売。日本武道館を超満員の熱気で埋め尽くした感動のライブを再び見ることが出来ます！

Blu-ray「BanG Dream! 7th☆LIVE」の詳細はこちら(外部リンク)

セットリスト

トークコーナー

挨拶
B.O.E〜Believe Our EKAKIUTA〜
ポピパ、あのね…
ぽっぴん即興劇♪
ファンミのテーマソングを作ろう！
前半まとめトーク

ライブパート

M1.Yes!BanG_Dream!
M2.前へススメ！
M3.Time Lapse
M4.Dreamers Go!

トークコーナー

挨拶

メンバーが台本を持って登場。5人の朗読劇から始まります。

ファンミツアーのテーマである「宇宙」を題材にした内容で、とてもポピパらしいポップで仲の良い雰囲気が垣間見れました！5公演を通して1つの物語となっており、ここでも「ポピパは5人でポピパ」がテーマとなるポピパの絆を感じられるストーリーになっていました。

B.O.E〜Believe Our EKAKIUTA〜

大塚紗英さんが司会進行として進めていくコーナー。くじで選出されたメンバーがお題に沿った絵描き歌を歌い、他のメンバーにお題を当ててもらうというものでした。

最初のお題から「都電荒川線」と高レベル。あまりの難題に西本りみさんが思わず「電車」という大事なキーワードを漏らしてしまった一面も。

伊藤彩沙さんが担当となった絵描き歌(お題：瀬田薫)はアドリブにしては圧巻のクオリティで会場も大きな盛り上がりを見せました。

回答の発表後に、作品内の「牛込りみが瀬田薫のファンである」という点を拾ったのか、牛込りみの担当声優である西本りみさんが瀬田薫のイラストを披露。本人も満足げな表情をされていました。

ポピパ、あのね…

西本りみさんが司会進行を進めていくコーナー。

当日の開演10分前までに画像のような形で会場のバンドリーマーに「ポピパに聞いてみたいことや相談したいこと」を事前に募集。その中から選抜された5つの質問にメンバーが回答しました。

Q1.修行中のエピソードを教えてください

西本りみさんは「アドリブ力」を修行しているとのこと。

大塚紗英さんの「早着替えとトイレを早く済ませること！」との回答に、大橋彩香さんが「実は心の中でいつも（大塚紗英さんより早く着替えもトイレも済ませられるか）勝負してました！」とコメントしており会場は笑いに包まれていました。

Q2.持ち歌はどうやって決めたんですか？

こちらの質問はボーカルである愛美さん以外の4名が回答。

全員が口を揃えて「やっぱりあいみん（愛美さんの愛称）が居ないと…！」とコメントし、愛美さんが上機嫌になっている様子がなんとも微笑ましかったです。

Q3.ライブ当日にやっていることは？

大橋彩香さんが「よく食べること！」と回答し会場は盛り上がり。大塚紗英さんはラジオ体操をしているそうで、本人が演じている「花園たえ」っぽい一面を感じさせてくれました。

伊藤彩沙さんは「（一人で集中するために自分だけの空間が欲しくて）昔はトイレにこもって集中していたこともありました」と回答しました。現在は場数を踏んでそのようなことはなくなったようです。

Q4.今回開催した各地での思い出などを教えてください

愛美さんと伊藤彩沙さんが「大阪の新喜劇！」と回答。本番前に吉本新喜劇のリハーサル見学をしたのだとか。

また、大塚紗英さんは「福岡はツッコミが不在（愛美さんと伊藤彩沙が不在）でふわっとしていた」とコメントされていました。

Q5.残業が多くて辛い…！元気になるポピパの曲は？

伊藤彩沙さんが「Light Delight」と即答。「疲れている時こそ泣ける曲を聴いてスッキリしよう」とのことでした！他にも「ティアドロップス」「What’s the POPIPA!?」、そして新曲「Hello! Wink!」などといった回答も。

最後は西本りみさんがチョココロネのマスコットを2つ観客にプレゼントして終了。「ポピパらしさ」がにじみ出た賑やかな質問コーナーでした。

ぽっぴん即興劇♪

愛美さんが司会進行を進めていくコーナー。

「くじで引いた台詞を言えるまで即興劇が終われない」というハードな内容にも関わらず、しっかりと面白い仕上がりにまとめて上げていたのは流石の一言。

アクシデントをメンバーがカバーしあう様子も見て取れて、5人のチームワークが光った企画でした。

ファンミのテーマソングを作ろう！

今回のファンミツアー全体を通して思ったことや、会場にいる観客に歌詞に入れて欲しいワードを募集し、完成した楽曲をその場で収録。観客とのコールアンドレスポンスや各公演であった出来事などを盛り込まれた収録の光景は、後日動画としてWeb上で公開されるとのことです。

ライブパート

幕間での出来事

トークコーナーが終わった後メンバーは着替えのため一度ステージから離脱。

幕間では今年のポピパにとって大きな活躍が見られたライブである「Poppin’Party×SILENT SIREN「NO GIRL NO CRY」（5/18-5/19 西武ドーム）」と「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019（8/11 国営ひたち海浜公園）」のドキュメントVTRが流れました。

上半期を休む間もなく駆け抜けてきた今年の活動を振り返る映像を見て、目頭が熱くなった方も多いのではないでしょうか？

M1.「Yes!BanG_Dream!」

本番のライブパートはポピパの原点とも言える「Yes!BanG_Dream!」からスタート！

リアルライブでの演奏は久しくされていなかったようなので、会場からは大きな歓声が響き渡りました。市ヶ谷有咲の声を演じる伊藤彩沙さんがジャケット写真にもある星型のタンバリンを鳴らしていたのも印象的でした。

M2.「前へススメ！」

愛美さんの「ポピパは5人じゃないと始まらない」という言葉のあと「前へススメ！」へと曲が変わります。

アニメ第1期では「SPACEへのライブ出演をかけたオーディション」で演奏された楽曲ですが、こちらも「Yes!BanG_Dream!」と同様にしばらくの間リアルライブでの演奏はなかったため、会場の熱気が一気に上がるのを感じました。

M3.「Time Lapse」

3曲目として演奏したのは、リアルライブでは定番となりつつある「Time Lapse」。

真っ赤なサイリウムの光に包まれながら、5人で演奏する「Time Lapse」で会場の熱気は最高潮！「Time Lapse＝時間の経過」の意味があることから、今回のファンミで積み上げてきた時間の全てがぎゅっと凝縮されているかのようでした。

M4.「Dreamer’s Go!」

会場の空気が最高潮の中、最後に演奏された曲は、「Dreamer’s Go!」。

東京公演のサブサイトル「宇宙へドリーマーズGO!」とかけた選曲と思われますが、メンバーがお互いに目配せをし合い、楽しそうに演奏している姿がとても可愛らしく「これぞポピパだ！」と改めて感じさせてくれる内容でした。

ここまでの4曲をなんと全てフルバージョンで演奏！メンバーの迫力のある演奏は何回でも見ていたいという気持ちにさせてくれました。

おまけ

今回は少し早めに会場へ向かい、開演前の雰囲気も楽しませていただきました。

グッズ購入時に渡されるレシートにはなんと愛美さんの「バンドリーマーさんもみんなで宇宙へドリーマーズGO!!」という直筆メッセージと可愛らしいイラストが。

細かなところまでファンのことを考えて作り上げられた公演だったことが伺える嬉しい配慮に、思わず口角が緩んだ方も多いのではないでしょうか？

まとめ

筆者はアニメ第1期からのファンであり、もちろんガルパも初期からプレイしているものの、生でPoppin’Partyの皆様にお会いするのも、生演奏を聞くのも、実は今回が初めてでした。

2階後方席からの観覧でしたが、特にライブシーンではまるでガルパのガチャのサイリウム演出さながらの景色でとても美しかったです。

また、カラフルな光の先には笑顔で楽しそうに演奏をするメンバーがいて、その姿はまるで普段はアニメやゲームの画面内にいるポピパが実世界へ飛び出してきたのではと錯覚するほどでした。

Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019! 東京公演レポート13 スマートフォン向けゲーム「バンドリ！ガールズバンドパーティ！」Dreamers Go!のMVより

もちろんバンドとしてのパフォーマンス力は安定感抜群。トークコーナーでは終始穏やかで楽しそうな雰囲気に包まれていましたが、ライブパートでは一気にメンバーの顔つきも変わり雰囲気も一変。

演奏は迫力満点で、最初はそのギャップに驚きが隠せなかったのですが、それぞれの音が鳴り響きアニメ第1期から今日に至るまでのポピパの背景を思い出しながら演奏している姿に心が打たれ、ますますPoppin’Partyが大好きになりました。

ポピパのこれからの活動と活躍にますます期待せずにはいられない、とても濃い内容のイベントでした。

今回、会場に足を運べなかった方やライブビューイングでも時間が間に合わず見れなかった方に少しでも届けば幸いです。

Photo：Satoshi Hata

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