「PUBGモバイル(PUBG MOBILE/スマホアプリ版)」と荒野行動の違いについて紹介しています。PUBGと荒野行動の訴訟問題についてもまとめていますのでぜひ参考にしてください。
そもそも「荒野行動」とは?
PUBGと非常によく似たゲーム
「荒野行動」とは中国に本部を構える企業”NetEase”が開発・運営する、PUBGと非常によく似たバトルロワイヤルゲームアプリです。
・100名のプレイヤーが無人島などのステージで最後の一人(一チーム)になるまで戦う
・一定時間ごとにステージが狭まる
・武器はフィールドにあるものを拾って使う
などの基本ルールをはじめとしてUI・グラフィックも酷似しており、公式のPUBGモバイルとは別に「スマホ版PUBG」と呼ばれることもしばしば・・・。
一足先にスマホに対応
PCでのゲームリリース自体はPUBGの方が半年以上早かったものの、荒野行動の方がスマホアプリとしては早くリリースされました。PCでしかプレイできなかったPUBGよりもハードルが低く、非常に多くのアクティブユーザーを抱えています。
PUBGと荒野行動の違い
上でも述べた通り、『PUBG』と『荒野行動』の基本的なゲームシステムは非常によく似ています。では一体どこが違うのでしょうか?
モバイル版同士の簡単な違いを表にまとめてみました。
簡単な違い一覧(2018/12/1現在)
PUBG |
荒野行動 |
|
---|---|---|
アプリ容量 | 約2.74GB | 約2.34GB |
グラフィック | 綺麗 | 普通 |
チュートリアル | ほぼなし | わかりやすい |
マップの広さ | 8km×8km(Erangel、Miramar) 4km×4km(Sanhok) |
6.4km×6.4km(初期マップ) 8km×8km(新マップ) 5km×5km(東京マップ) |
チーム戦 | ソロ、二人、四人 | ソロ、二人、四人、五人 |
スキン要素 | 増えてきた | 種類が豊富。奇抜。非現実的。 |
アプリの重さ
マップの数がアプリ容量に大きく影響しており、どちらもアプリ容量は2GBを超えます。
通常の回線では一気に通信量を使い果たしてしまいかねないためWi-Fi環境もほぼ必須と言えます。
グラフィックの綺麗さ
荒野行動 | PUBG |
---|
アプリは非常に重いものの、標準設定同士で比較した場合のグラフィックのクオリティではPUBGがかなり上回っている印象です。
建物や草木のグラフィック精度を見ても明らかな差があり、PUBGの方は細かな影の濃淡などまでしっかりと描き込まれています。
これは数少ないプレイングにも影響を及ぼす違いと言っていいでしょう。
チュートリアルの有無
チュートリアルがほぼ存在しないPUBGと比べて、荒野行動の方が分かりやすい操作チュートリアルを行ってくれます。
ボタンの種類や操作方法自体はほぼ同じなため、PUBGが本命の方でも荒野行動でチュートリアルだけやってみるのもいいかもしれません。
マップの種類・広さ
PUBGは8km×8kmのマップが2種類、4km×4kmのマップが1種類。荒野行動は6.4km×6.4km、8km×8km、5km×5kmの3種類となっています。
今後のアップデートで追加されていくマップに関しては、PUBGはPC版と同時期に第4のマップが実装される予定です。荒野行動は11月末に東京マップが実装されたばかりでしばらく増える予定はありません。
PUBG側は今後もマップを増やすべく開発中とのことなのでマップ開発はPUBGの方が進んでいるでしょう。
チーム戦の種類
PUBGはソロ、二人チーム、四人チームでのプレイが可能となっています。荒野行動ではその三つのモードに加えて、独自に五人でのチーム戦、50vs50の団体イベント戦も存在します。
スキンの多さ
▲ミリタリーものとはとても思えないような衣装も!▲
スキンに関してはスキンでの課金を狙っている荒野行動の方が豊富で、奇抜なデザインのものも多い印象があります。
PUBG側も豊富なスキンが増えてきました。非現実的な衣装を求めているのであれば荒野行動、リアリティのある衣装を求めるのであればPUBGが良いでしょう。
実際にプレイしてみて思うこと
ここからは主にライターが「荒野行動」「PUBG」をプレイしてみて思うことです。あくまで主観的な話なので参考の一つ程度に・・・。
使用端末はiPhone8、各種設定は初期のままでプレイしています。
グラフィックの違い
グラフィックのクオリティは「PUBG」の方が素晴らしい印象です。陰影の濃淡などまでしっかり描写されているため、フィールド上を走る他プレイヤーの動きを視認しやすい気がしました。
▲「荒野」だと影や建物の描画が粗めなので敵の姿がやや視認しづらい印象です▲
操作感の違い
基本的な操作方法は同じですが、実際に両アプリを遊び比べてみると、「PUBG」側の方がカメラや動作切り替えなどのレスポンスが自然・スムーズで遊びやすい印象を受けました。
「荒野行動」をガッツリやり込んですでに操作を最適化している人はさておき、これから「PUBG」か「荒野行動」を始めようと考えている人には「PUBG」の方が入り込みやすいのではないかな、と思います。
弾の有効射程
「PUBG」はよりリアルな戦いを作り上げるため、各武器に「銃弾の有効射程」を設定しています。この設定があるため、有効射程外の遠く離れた箇所を撃つ際には弾が狙いよりもやや下に落下し、威力も低下します。精度の高い狙撃が難しくなっています。
対する「荒野行動」はこの設定がおそらく存在しておらず(まっすぐ飛ぶ)、たとえ遠く離れた相手であっても”腰だめ”と呼ばれるスコープやサイトを覗かないで撃つ方法で狙撃することができます。
FPS、TPSゲームに不慣れでエイムが苦手な方にとっては「荒野行動」の方が遊びやすいかもしれません。
プレイするなどちらがオススメ?
どちらも試して見るのが一番
どちらもいつでもプレイすることが可能です。どちらにしようか悩んでいる方は、とりあえずどちらも触ってみて遊びやすかった方を選ぶのが良さそうです。
初めてバトルロイヤルゲームをやる人は・・・
初めてスマホのTPS・FPSゲームに触れる人は操作方法のチュートリアルがある「荒野行動」を一度プレイしてみましょう。動かし方の基本を丁寧に教えてくれるので、操作に不安のある人でもゲームをコツを掴みやすいです。
【PUBG】グラフィック・操作性を重視
基本的なゲーム性は同じですが、グラフィックや操作性といった部分は「PUBG」が上という印象です。ゲームとしての完成度を重視するなら「PUBG」をプレイすることをオススメします(もちろん個人の感覚差はあります)。
荒野行動は配信停止の可能性も・・・
2018年4月初頭にPUBG側が荒野行動側を著作権侵害で訴えた問題が発生しています。
すでに人気タイトルとなっている荒野行動がそう簡単に配信停止するかはわかりませんが、この訴訟問題の進展次第では荒野行動をプレイできなくなる可能性も0ではありません。
何の不安もなく安定して一つのタイトルをプレイし続けたい方はPUBGを選択することをオススメします。
【荒野行動】アバター要素を楽しむ
「荒野行動」の強みは多彩なスキン(アバター)要素でしょう。課金アイテム含めて非常に多彩なので、自分だけのキャラクターを作ることができます。
「PUBGモバイル」側にも課金要素はありますが、スキンアイテムの種類は「荒野」に比べるとまだまだ少なめです。
個性的なスキンを楽しみたいという方は「荒野行動」をプレイする方がオススメです。
今「荒野行動」を楽しめている人は・・・
「荒野行動」の方がリリースが圧倒的に早く、すでに根強い人気を獲得しています。プレイヤーの人口も多く、フレンドやクランなどのコミュニティを確立されている方も多いでしょう。
「荒野行動」を楽しめている人、今からわざわざ「PUBG」に移る必要性を感じない人は、引き続き「荒野行動」をプレイすることをオススメします。
PUGBと荒野行動の訴訟問題
2018年4月初頭に発生したPUBG運営が「荒野行動」側を訴えた問題についてまとめていきます。
和解が成立
約1年に渡り繰り広げられてきたPUBG-荒野行動の訴訟は和解という形で終了しました。しかし、和解条件などは明かされておらず、今回の訴訟によって荒野行動に変化があるかどうかは不明です。
詳しくはこちら(海外記事)
和解条件の一つか?荒野行動側のアイテムが一部削除
▲3/28に実装された荒野行動アップデート内容の一部▲
3月28日に実装された荒野行動のアップデートにて、PUBGの特徴とも言える『フライパン』を模して実装したと思われるアイテム『圧力鍋蓋』が無くなりました。
既に多数のスキンが実装されているアイテムなため、恐らく今回の訴訟問題の和解案の一つとして行われた措置なのではないでしょうか。
訴訟棄却を要求
荒野行動の運営であるNeteaseはPUBG Corp.の起こした訴訟の棄却を求める訴えを起こしたことが新たに明らかになりました。
Netaeseは1つの企業がジャンルを独占できないことを証明することで訴えに対抗する構えで、PUBG Corp.の訴えがバトルロイヤルのジャンルを独占し、真の競争を妨げる恥知らずな試みであると批判し、訴えは完全に棄却されるべきと結論づけております。
現時点で挙げられている模倣点
・100人の個人またはチームで対戦できるなど全体的なゲームプレイ
・ゲーム開始前に参加者が集められ、操作を試すことができるエリア
・航空機から降下し、自由落下とパラシュートを使ってゲーム開始エリアを選ぶ
・メインの島といくつかの小さな島からなる四角に近い形状のマップで、グリッドが表示された衛星画像で確認できる
・コンテナの積まれた港や廃墟など、マップ内に作られた環境
・六角形をした二階建ての塔や、一部の住居など、特定の建物の形状や内部の構造
・登場する銃器の種類やデザイン(色使い)、またダメージ量やアタッチメントの種類
・近接武器やグレネードの種類やそのデザイン
・近接武器のフライパンや圧力鍋の蓋(『PUBG』のアイコン的武器フライパンとの類似性)
・フライパンや圧力鍋の蓋をキャラクターのお尻を守るように保持できる
・3段階のレベルがあるヘルメットやボディアーマー
・戦闘服以外に普段着的な服装アイテムを多数用意している
・キャラクターの肩や腰部分にアイテムを保持できるスロットがある
・体力回復ドリンクや絆創膏などの、消費アイテムの種類や効果
・バギーなどの車やバイクといった車両の種類やデザイン
・航空機からの支援物資の投下、および赤い煙でその場所を知らせる
・特定エリアへの爆撃要素、およびそのエリアをマップに赤い表示で示すこと
・時間経過でゲームプレイエリアが狭まり、その境界に光る壁が表示される
出典:AUTOMATON
著作権侵害で訴訟
4月初頭、「PUBG」の開発・運営元であるPUBG Corp.は、NetEaseが開発・運営している「荒野行動」「Rules of Survival」が「PUBG」の著作権を侵害しているとして、同2タイトルの配信停止及び損害賠償を求め、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に訴状を提出したと話題になりました。
1月時点で「荒野行動」側に苦情も・・・
2018年1月時点で「PUBG」側は「荒野行動」にApple経由で苦情を申し立てていたとのこと。この際の苦情を「荒野行動」運営が受け付けなかったため、今回の訴訟問題へと発展した模様です。
訴訟は事実
このように期待値の高いタイトルであるため、今回の訴訟報道も世界中から注目を集めている。しかし、訴訟の事実関係についてはPUBG Corp.からは正式なアナウンスがなく、海外メディアの報道をニュースソースとしているのが現状。
そこで、こちらの報道に関して事実関係を確認するため、ファミ通AppがPUBG Corp.に問い合わせをしたところ、「提訴したことは事実である」という確認が得られた。
また訴訟内容は、NetEaseの両タイトルは『PUBG』の著作権を侵害するものであり、これを根拠に配信差し止めと損害賠償請求を行うものであるという。
引用元:ファミ通App
最初に訴訟を報じたのが海外メディアだったこともあり、訴訟の真偽が当初物議を醸しましたが、すでに「提訴が事実」と確認が取られています。
訴訟の焦点である”著作権”とは
著作権は書物、絵画、コンピュータプログラムなどをはじめとした無体財産権(知的財産権)のことを指します。
この著作権があるおかげで「表現などを真似するなら許可や利用料が必要だよ」というルールが成立しており、クリエイターが安心して創作活動に励めるわけです。
訴訟の結果はどうなる?
「PUBG」が「荒野行動」に求めているのは”配信停止”と”損害賠償”。この訴訟の結果次第では「荒野行動」がストアから消滅する可能性も大いにあります。
和解はありえるのか
もともとはNet Ease側がPUBGのシステム・デザインをほぼコピーした(ように見える)ゲームを無断で作り、PUBG側からの苦情をまともに取り合わなかったことが今回の大きな原因です。
「荒野行動」側の対応にもよるとは思いますが、すでに世界的なスマホゲームのビッグタイトルになっている以上、なんらかの形で示談・和解が成立して、「荒野行動」が今後もプレイできる可能性は十分にありえるでしょう。
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荒野行動では即死されてキルをしたことがないと言うより動作処理が追いつかないのだろう、だから相手に気づいて、ぶっ放したところで既に倒されてる。pubgではチートに泣かされながらでもなんとか、キルできるし、まだ動作処理の誤差が低い。
評価コメとかよく見るけど何でpcとスマホを混同して評価するのかコレガワカラナイ
PUBGが画質綺麗とか謳われてるけど、正直な感想を言えば綺麗すぎて気持ち悪くなるからやりにくすぎる
本家だからPUBGに移ろうとしたけどキャラもブサイク過ぎて愛着が持てず
画面も綺麗すぎて1回やったら気持ち悪くなる
もう2度と手をつけないかな
uiゴミの荒野行動に戻るのか…(困惑)
グラフィックを否定するってw
ただPUBGに負けたくないだけのDQNかよw
目の前の敵が見えないほど画質は粗くないと思います。主さんの携帯が悪いのでは。
上の意見同意
スコープ開いて地形が描写されないの操作しづらい