
「海ノ民話のまちプロジェクト」では、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」が親しみやすいアニメ等の映像表現に!最新情報をご紹介いたします。
2021年度10の民話アニメ化決定!
一般社団法人 日本昔ばなし協会が推進する「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施するもので、海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子供たちに伝え語り継ぐことを目的とし、2018年に発足したプロジェクトです。
本プロジェクトでは、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメ等の映像表現で、次の世代を担う子供たちへ、そして、さらに次の世代へと語り継いでいます。
活動4年目となる2021年度は、「海」にまつわる民話や「海」が関係している内陸を舞台とした民話が伝承されている山形県、福島県、福井県、長野県、滋賀県、京都府、鳥取県、岡山県、徳島県、愛媛県の10エリアを「海ノ民話のまち」として認定することが決定しました。
10の民話は例年同様アニメーション化して公式サイトで公開する予定。
2021年度認定地域と制作アニメのタイトル
・山形県鶴岡市「湯野浜の大亀」
・福島県いわき市「いわき鮫川のサメ伝説」
・福井県美浜町「河童の詫び証文」
・長野県小海町「くじらの夫婦」
・滋賀県長浜市「堀止地蔵」
・京都府宮津市「「天のかけ橋」と 「金樽いわし」」
・鳥取県智頭町「竜宮のはなたれ小僧さん」
・岡山県倉敷市「児島の金浜伝説」
・徳島県小松島市「ゼンパはん」
・愛媛県今治市「クジラのお礼まいり」
※タイトルに関しては、現時点では、原題で記載しておりますが、今後脚本制作をしていく上で変更になる場合がございます。
プロジェクト概要
民話の選考基準
知恵 | 先人の豊かな海の学びが包含されている |
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想像力 | 海の多様性と好奇心を喚起するもの |
資産 | 地域で大切に語り継がれてきたもの |
地域性 | 地域の海の風土や特色を表現しているもの |
継承性 | 地域の子どもたちに語り継ぐ機運があるか |
今後予定している展開施策
・認定市町村への表敬訪問(6月下旬~8月頃を予定)
・フォーラム開催(12月東京にて予定)
・アニメ完成報告表敬訪問(2022年1月~3月を予定)
・アニメ上映会およびフィールドワーク(2022年1月~3月を予定)
※今後の予定については決まり次第、認定エリアの当プロジェクト実行委員会より案内予定。
団体・企業概要
団体名称 | 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
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本社所在地 | 東京都大田区南馬込5-19-3 |
電話番号 | 03-5743-7030 |
代表理事 | 沼田心之介 |
設立 | 2019年12月23日 |
URL | URLはこちら |
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。