TVアニメ「IDOLY PRIDE -アイドリープライド-」最終話先行試写会が2021年3月21日に開催されました。舞台挨拶の様子や、出演声優のインタビュー、「IDOLY PRIDE」に関する最新情報をお届けします。
最終話の先行試写会が開催!
2021年1月から放送を開始しているTVアニメ「IDOLY PRIDE」の最終話先行試写会が、3月21日(日)に都内某所で開催されました。
同イベントには、橘美來さん(長瀬琴乃役)、菅野真衣さん(川咲さくら役)、豊崎愛生さん(赤崎こころ役)、石谷春貴さん(牧野航平役)、神田沙也加さん(長瀬麻奈役)が登壇しました。
【追記】コメント動画が到着!
試写会の場で撮影されたキャスト様コメントと、来場したお客様のコメント動画がTwitterにて公開されています。ぜひ、ご覧ください。
最終話先行試写会レポート
まずは11話と12話が上映
先行試写会では、まず初めにイベント当日に放送される11話と、翌週放送予定の最終話である12話が上映されました。すでにTVでも放送されていた11話では、生前の長瀬麻奈が決勝で戦うはずだったライバルアイドルグループのLizNoirと、妹の長瀬琴乃がリーダーを務める月のテンペストが「NEXT VENUSグランプリ」の準決勝で激突します。
最終話についてはネタバレになるので内容は触れませんが、いよいよ佳境を迎えた「NEXT VENUSグランプリ」の行く末や、自身の歌声で歌うことを決意した川咲さくらの影響で消えかかってしまった長瀬麻奈がどうなってしまうのか、ぜひ3/28の放送を楽しみにしてください。
その後キャストによる舞台挨拶
11話と12話の上映後、本作のキャストの橘さん、菅野さん、豊崎さん、石谷さん、神田さんが登壇し、最終話までの振り返りトークが行われました。
初めに、司会の豊崎さんから各キャストに最終回を観た感想を聞かれると、橘さん「もう終わってしまったという気持ちもありますが、みなさんのもとに無事届けられてうれしかったです。最終話のエンディングでアイドルたちの日常も見られますので、改めて放送をチェックしてください!」、菅野さん「久々にファンのみなさんとお会いできたのがうれしいです。ラストシーンは本当に感動的でした!」と、それぞれの想いを語りました。
また、担当するキャラの立ち位置的にも先輩となる神田さんは、「美來ちゃん(橘さん)と真衣ちゃん(菅野さん)は上映イベントの登壇が初めてということで、初々しさに心が洗われました。『アイドリープライド』の今後の展開にも注目してもらいたいです」とコメントしました。
アニメのアフレコ時のエピソードトークでは、「収録の待機時間に、神田さんや石谷さんに色々な質問をしてしまったのですが、優しくお話していただいて、うれしかったです!また、美來ちゃんと一緒にアフレコする機会が多く、帰りも一緒のことが多かったので、とくに思い出に残っています」と振り帰った菅野さんの話から、コロナ禍による少人数の収録の中でもキャスト間でやり取りがあったことが分かりました。
また、作中ではアイドルをサポートするマネージャー・牧野航平を演じた石谷さんは、「若い方が多く、自分の全力を出そうとして出せない悔しさが横から見ていて感じられました。そういうところは物語と重なるところがあったので、とても印象的でした」とコメントしました。
さらに、神田さんは「アフレコではないのですが、ファンのみなさんとのイベント(VENUS STAGE / RE:BEGINNING)が印象に残っています」と、11月28日に開催された「IDOLY PRIDE」の初単独イベントについても言及していました。
そんな神田さんへ、豊崎さんから「お気に入りの楽曲は?」という質問が投げかけられ、神田さんは「イントロが流れてもすぐに踊れる『First Step』と、歌っていて気持ちが良い『星の海の記憶』が特にお気に入り」と答えました。
最後の挨拶では、橘さん「アニメが終わってしまうのは寂しいですが、ゲームではアニメで描けなかった物語も楽しめますので、よろしくお願いします!」、菅野さん「これからもいろいろな展開が待っています。またライブをやりたいので、よろしくお願いします!」と、アニメ放映後の展開にも注目してほしいと語っていました。
また、石谷さんは「牧野を演じるにあたり、アイドル達をサポートする動きができればと思いながらやってきました。映っていないだけでちゃんと仕事をしていると思います(笑)。みんなが輝いている姿をライブでみていただき、大きな舞台に立てるようにサポートしてください。よろしくお願いします!」とアイドルを優しく見守る牧野役らしいコメントを残しました。
最後に、神田さん「麻奈は特殊な役回りで、コミュニケーションをどう取っていくのか難しかったですが、アニメを無事に終えられてホッとしました。ゲームでは曲や推しへの愛を深めていただき、ライブでまたお会いできるように、お互いに気を付けて頑張りましょう!」と話し、この日の舞台挨拶は終了しました。
最終話の放送法は3/28〜!
今回の先行で上映された気になる最終回は、3月28日の23時からABEMAでの放送を皮切りに各TV局で順次放送されます。また、1〜11話はABEMA、Netflix、Amazon Prime Videoなど各種配信サービスで観ることができるので、ぜひ最終回前に見直しておきましょう。
また、同日22時30分より、ABEMAにて「IDOLY PRIDE 最終話直前生放送」が放送されます。こちらはハライチ岩井さん、豊崎さん、石谷さん、橘さん、菅野さんが出演予定です。
<Photo/大庭 元>
独占キャストインタビュー
最終話先行試写会に登壇された橘美來さん、菅野真衣さん、豊崎愛生さん、石谷春貴さんのインタビューをお届けします(昨今の情勢を鑑みてメールにて実施いたしました)。
——12話までアニメのアフレコされて、「特にここの演技に力を入れた」と思う場面を教えてください。
橘美來さん:11話の琴乃が姉・長瀬麻奈と話すシーンと、過去の麻奈に対して突き放すような言葉をかけてしまうシーンです。
どちらも琴乃の感情が大きく出るシーンなので、収録当日は気合いを入れて向かいました。
過去のシーンは前にも登場していて、1度収録していたのですが、改めて撮りたいなという気持ちがあったため、私のわがままではあったのですが再度11話の収録の際に撮り直しをさせて頂きました。
琴乃自身も思ってもない言葉なので、心がきゅっとなりながら収録したのを覚えています。
麻奈と話をするシーンは琴乃が姉の代わりに、という気持ちから、自分だけのアイドルを目指すと決意を固めて、麻奈にその旨を話すのですが、この決断をするのに琴乃はきっとたくさん悩んで、勇気のいることだったの思うんです。だけど、決意をして、それを麻奈に話すことにする。これまでたくさん成長してきて、周りの仲間にも恵まれたことが見えるシーンでありお気に入りのシーンでもあります。
その分琴乃の感情が沢山表に出ているシーンでもあるので大切にお芝居させて頂きました。
菅野真衣さん:12話のサニーピースの決勝ステージのシーンです。さくらの意志で前に進むようになって更に輝く彼女の明るい部分や不安な部分を、繊細に演じられるように頑張りました。
豊崎愛生さん:どの話数も変わらず、自分にできることをお芝居をしているつもりなのですが、
役を作るという意味では第一話、第二話が根幹になっていると思います。
麻奈を演じる神田さんとの掛け合いの中で、落とし込んでいきました。
石谷春貴さん:最終話(12話)での、愛とこころの会話シーン。ふたりの関係性がみえる可愛らしいシーンです。短い場面ではありますが、みなさんのこころを鷲掴み!できるように、楽しく演じさせていただきました。
——アニメ『IDOLY PRIDE』を一言で表すなら?
橘美來さん:”アイドル達の成長物語”です。
最初はまだまだだった星見プロのアイドル達がどんどん成長していく様子が見ていて、私も頑張らなきゃ、成長しなきゃと、沢山刺激を貰える作品だな、と感じました。
星見プロはもちろんなんですけど、トリエルさんや、リズノワさんも、元々技術や実力はあるのですが、物語の中で心持ちが変わったり、全アイドルが成長してるんだなと感じます。
アニメでは描ききれなかった部分もゲームシナリオでは描かれていて、もっと細かくどう成長したのか、などが見れたりもするので、そちらも是非楽しんで頂けたら嬉しいです!
菅野真衣さん:熱くて泣ける青春アニメです!
豊崎愛生さん:はじまりの物語。
石谷春貴さん:アイドルの成長物語。