第27回電撃⼩説⼤賞《メディアワークス文庫賞》受賞作『君と、眠らないまま夢をみる』(著/遠野海人 イラスト/あんよ)が、メディアワークス文庫より4⽉24⽇(土)に発売。発売を記念して、ナレーションを斉藤壮馬さんにご担当いただいたスペシャルPVを公開中です。最新情報をご紹介いたします。
『君と、眠らないまま夢をみる』4月24日発売
第27回電撃⼩説⼤賞《メディアワークス文庫賞》受賞作『君と、眠らないまま夢をみる』がメディアワークス文庫より4⽉24⽇(土)に発売!
「電撃小説大賞」とは、KADOKAWAが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催する「電撃大賞」の小説部門のことで、第27回は4,355作品もの応募が寄せられました。
これまでの電撃小説大賞受賞作には、大ヒット作『君は月夜に光り輝く』、『ちょっと今から仕事やめてくる』(ともにメディアワークス文庫刊)があります。
本作は、喧嘩別れをしたまま死んでしまった親友・恭介に対して後悔を抱える智成とその妹・優子が恭介の残した36時間もの壮大な合奏曲を演奏するため、それぞれの思いを胸に前へ進もうとする「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説です。
斉藤壮馬によるスぺシャルPV公開中‼
発売を記念して、ナレーションを斉藤壮馬さんにご担当いただいたスペシャルPVを公開中です。
予想をこえる感動に大絶賛の嵐––––!
三上 延(作家/電撃大賞最終選考委員)
死者との合奏が失われたものを癒していく––––
主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語でした。
佐野徹夜(作家)
一つの奇想を巡って京都で繰り広げられる喪失と再生の青春譚。
これは小説でしか表現出来ない音楽だ、と思いました。
最後の別れはとても眩しくて、キラキラと輝いていました。
書籍情報
タイトル | 君と、眠らないまま夢をみる |
---|---|
著者 | 遠野海人 |
イラスト | 2021年4⽉24⽇ |
定価 | 693円(本体630円+税) |
あらすじ
高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で––––。
兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。
関連情報
■第27回電撃⼩説⼤賞 受賞作特設サイト
■『君と、眠らないまま夢をみる』特設ページ
■メディアワークス⽂庫公式サイト
■メディアワークス⽂庫公式Twitter:@mwbunko