【遊戯王デュエルリンクス】第6回KCカップ世界2位「siU」使用デッキとインタビュー

初めまして、siUです！よろしくお願いします！
対戦成績は、

・579戦/341勝
・勝率58%
・最終DP66107
・最終順位世界2位(日本2位)

でした。

目標は代表権の獲得(1位)と大きく構えましたが、

ここまで1位と大差をつけられると、悔しいというより清々しい気持ちです。

今までのKCの反省点を生かして、

・大負けする時があっても腐らない。
・睡眠をしっかり取りプレミを減らす。

この2つを心掛けていました。残念ながら後者の睡眠はうまく管理できず、後半プレイングミスが目立ちました笑

事前に使うデッキを絞り、プレイングに自信が持てるまで調整した事が一番の勝因かと思います。

いわゆる1強のデッキは無く、多様なデッキが様々なスキルと合わせてメタを張り合う良環境だったと思いますね。

所属しているチームNEOでの調整や議論、励ましのおかげで結果を残せました。

本当に感謝しています。大会あるところにNEOありです！

毎回チーターがいるのが残念です。対策もされているのでしょうが、残念。

早急な対応をお願いします。

よろしくお願いします。

魔導に関してですが、環境トップデッキであること。

大多数を占めそうなヴァンパイア、青眼、Dヒーローに有利をとれるため、今回使用を決めました。

悪夢のショーと、THEトリッキーの採用がポイントとなっています。

沈黙魔導の課題はバック多めのデッキとミラーです。

前者は伏せ読みとプレイングでカバーできるとはいえ、どうしてもゲーテが足りなくなる場合があります。

スキルの項目でも触れましたが、その為にゲーテを多く打てる悪夢のショーを採用しました。
後述のTHEトリッキーとの相性が良い点も理由です。

バテル、サイママ、トリッキーの打点は500の倍数です。

悪夢のショーは沈黙サイママのあと500打点足りないという場面をかなり補ってくれます。

沈黙ミラーはいわずもがな先行が大幅有利です。
先行でゲーテ除外の構えをされると、こちらはバテル召喚又はセットという通常のムーブでは対応できません。

そこでトリッキーを使います。

バテルにゲーテを打ってもらいトリッキーをSS。これで先行、後攻が入れ替わります。

相手のバテルをトリッキーで殴って1500ダメージ。
相手ターンに、相手バテルにゲーテを打ち動きを止め、返しのターンにバテル召喚で、計2500ダメージ。

先ほどの1500ダメージと合わせて、これが通るとゲームが終わります。

先行沈黙サイママされても、バテルにゲーテを打ってもらえば、トリッキーのコストで魔導書1枚落とすことによってゲーテ2回使用できる確率が高まり、捲れることも。

またトリッキーと悪夢のショーを合わせることによってヒュグロ+セフェル+ゲーテで1キルを取れる場面も多いです。

相手の予想外から現れる2000打点の魔法使い。これは手札を1枚捨てるディスアド以上の価値があったと思っています。

墓所ヴァンプミラーでの先行墓所に対する回答として《銀幕の鏡壁》を採用しています。

その為、必然的に相性の良い「バンデット」が選択される構築になりました。

予想以上に沈黙魔導が流行した影響で、メタビが台頭し、罠環境になりました。

メタビに強く出る事ができ、また、様々なデッキにも対応できると考えバンデヴァンプを使用しました。

上記の手札から始動した場合、バンデット発動込みで

・バック2枚はがし
・カード1枚破壊
・合計4000点オーバーの打点

という盤面を作る事ができます。