【ウマ娘】11話「おかえりなさい！」の感想と考察・元ネタ(史実)｜プリティーダービー

ウマ娘プリティーダービー(うまむす)におけるアニメ11話「おかえりなさい！」のあらすじや感想、今後の展開の考察を紹介しています。(※ネタバレ注意)

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11話「おかえりなさい！」の感想と考察目次

▼作品情報
▼アニメ内容
▼史実について
▼みんなのコメント

11話「おかえりなさい！」の感想と考察

※ネタバレ注意

作品情報

あらすじ
話数	11話(11R)
時系列	キャピタルS(1999年),ジャパンC(1999年)
超満員の観客で埋まる、オープン特別。大勢の観客も、トレーナーも、固唾を飲んで「彼女」がターフに現れるのを待っていた。あの日からおそよ１年。「約束」へ向けての新たなる１歩目が刻まれようとしていた……！

登場するウマ娘/人物

スピカ
スペシャルウィーク	サイレンススズカ	トウカイテイオー	ダイワスカーレット
ゴールドシップ	ウォッカ	メジロマックイーン	トレーナー
リギル
シンボリルドルフ	エルコンドルパサー	グラスワンダー	エアグルーヴ
タイキシャトル	ヒシアマゾン	東条ハナ
その他ウマ娘
メジロライアン	ウイニングチケット	ナイスネイチャ	ブロワイエ
サンバイザー

アニメの考察/展開予想

※ネタバレ注意

ブロワイエのジャパンカップ出場表明

“オープン特別”にスズカが復帰をかけて挑む。会場の皆が見守る中、スズカは緊張した様子で場内へ向かう。

話は遡り、スズカは復帰レースのオープン特別に向けて熱心にトレーニングしている、互いを高め合うかのようにチームスピカの面々もトレーニングに励んだ。そんな中、たづなが『今、学園が大騒ぎなんです！』と言いながら慌てた様子でスピカの元へやってきた。

なんと、凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったブロワイエがジャパンカップの出場を表明したのであった。『なぜジャパンカップに？』という質問に対し、『見せつけてあげようと思ってね…本当の強さを！』と答える。トレーナーとジャパンカップに出場するスペシャルウィークは、ブロワイエの会見をテレビで気を引き締めたのであった。

ブロワイエのトレーニング

トレセン学園の校内は、ブロワイエがジャパンカップに出場することや、その前日のレースにスズカが出場することの話題でもちきりになっている。校内でスズカに出会った”メジロライアン”、”ウイニングチケット”、”ナイスネイチャ”はスズカの脚の状態を心配したが、スズカの大丈夫そうな表情を見て、心配はなくなり、応援に行くことを伝えた。その様子を見ていた一人のウマ娘が舌打ちをし去って行った。

ブロワイエは黒いリムジンに乗りながら東京レース場に赴いた。ブロワイエが場内に入ると記者の方が質問をした。『気になる日本のウマ娘はいますか？』という質問に対して、『皆とてもかわいいよ』と余裕の様子のブロワイエ。しかしブロワイエがレースを走ると、その早さから場内で見ていた記者が驚き、また練習を見に来ていたトレーナーとハナも計っていたタイムを見て『ルドルフの時計を上回るなんて』とピリついた表情をした。

その後、スズカの復帰レースについての話題となり、ハナが『スズカが1着を取れると思っているの？』という問いに対し、『どうかな…』と答える。そしてハナが警戒しているウマ娘のデータをトレーナーに見せた。

それぞれのレースに向けて

スズカが室内練習場でストレッチしていると、”エアグルーヴ”と”タイキシャトル”が心配し話しかける。スズカの大丈夫そうな様子を見て一緒に練習がしたくなった2人は、すぐに着替えに走った。

街はブロワイエのジャパンカップ出場の話題で一色となるが、そんな中スペシャルウィークとサイレンススズカはお互いのレースに向けてトレーニングに励んだ。スズカが学校の練習場で走るとギャラリーが集まってくる始末だ。エルコンドルパサーはスペシャルウィークを呼び出し、ブロワイエに勝つための必勝法ノートを渡した。しかしスペシャルウィークは自分の力で勝ちたいと気持ちを伝えると、エルコンドルパサーはホッとした様子で『負けたら許しませんよ』と言った。

夕方、トレーニング後トレーナーがスペシャルウィークとスズカを集めて、レースについての話をした。『次のレースは簡単に勝てる相手ではない』と言うと、2人は『簡単に勝てるとは思っていません』と伝えると、トレーナーが微笑んだ顔で『いい目してるな！お前たちの気持ちが負けてないことは見てればわかる！』と激励した。

夜、スペシャルウィークがお母ちゃんに向けて手紙を書いていると、スズカが目を覚ました。スズカは明日のレースの話をすると一瞬不安そうな表情をしたが、強気な表情に変わり『勝てるって信じてる』と自分に喝を入れた。

オープン特別出走

オープン特別の会場である東京レース場は満員の人で溢れかえっている。スピカの面々はスズカの応援に駆けつけるが、スペシャルウィークだけは明日のジャパンカップに向けてトレーニングをするため脚を運ばなかった。スズカの勝利に不安があるものの念の力でスピカの面々は応援をした。

レース場へと歩くにスズカに付きそうトレーナー。トレーナーが口を開き『俺な嘘をついていた』と言った。病院でまた走れるようになると言っていたものの、医者にレースへの復帰は絶望的と言われていたようだ。トレーナーがスズカに申し訳ない気持ちを伝えようとすると、スズカは口を開いて『トレーナーさん、私勝ちますね！』と冷静な様子で言った。その様子を見てトレーナーは『行ってこい！』と背中を押す。

場内へ向かうスズカであったが左脚の靴紐が解けているのを見て怪我からの1年が頭の中によぎってくる。そしてスズカがレース場に脚を踏み入れると、大勢の人がスズカに声援を送った。その様子を見たサンバイザーは『今日の主役は私がもらうから！』と宣戦布告した。

いよいよゲートにスズカが入りレースが始まった。なんとスズカは出遅れてしまい最後方からのスタートになってしまった。前に行こうとするものの、なかなか前にいるウマ娘を抜けないでいる。

しかし最後の直線に入るとスズカは覚悟を決め一気に追い込みをかける。どんどん加速していき前を走っているウマ娘たちをあっさりと抜き去っていく。そして先頭を走っていたサンバイザーをあっという間に抜き、さらに加速していく。そしてそのまま先頭をキープし1着でゴールした。

レース後のこと

レース後、サンバイザーは『また走ってください』と不器用ながらもスズカの勝利を讃えた。そしてスズカは応援していたスピカ・リギルメンバーの元に駆け寄ると。トレーナーが感動して泣いていたことを聞いた。ハナがトレーナーに『(スズカが立ち直るために)どんな魔法をかけたの？』と聞くと、『あいつはあいつの力で勝ったんだ、俺は何もできなかったよ』と答えた。

トレーナーとスズカが場内を歩いていると、スズカが口を開き『泣いたって本当ですか？』と聞いた。『泣いてねーよ』と照れ臭そうに答えると、『これからもよろしくお願いします！』とスズカは笑顔でトレーナーに伝えた。

そしてジャパンカップ当日。スペシャルウィークとブロワイエがゲートインし、レースがスタートする。

第11話「おかえりなさい！」の元ネタ(史実)

ブロワイエのタイム

モンジューがジャパンカップ出場を決め、日本に来日し東京競馬場にて行った最終調整。その時に出した2分03秒18は東京競馬場1周分(2083.1メートル)のラップタイムである。

シンボリルドルフの東京競馬場1周分のタイムは不明ですが、2000メートルのレース出したタイムと比べてモンジューの方が早いと判断したのでしょう。

スズカのライバルとなると言われたサンバイザーってどんな馬？

スズカの復帰戦に出走したサンバイザー。アニメではスズカを脅かす存在として注目を浴びていました。

サンバイザーという名前の競走馬は実際には存在しておらず、元ネタは1999年キャピタルSを制した「サンフレア」かと思われます。

サンフレアは生涯成績16戦5勝、重賞レースの出走はなしという結果で引退した競走馬です。ちなみにCVは釘宮理恵さんでした。

スズカの復帰戦は何のレース？

7話の天皇賞(秋)にて大怪我してしまい、長いリハビリ期間を経てついに復帰したスズカ。復帰戦の元となったレースは一体なんのレースだったのでしょうか？

最も近いとされているレースは1999年のキャピタルSです。当時は1600万以下の条件レースでしたが、現在ではオープン特別となっています。

アニメでは、18着となったクラフティゴールドの代わりにサイレンススズカが出走しており、順位も変更されています。

1999年 11月27日東京競馬場第10R キャピタルS 結果
着順	馬番	出走馬名
1着	10	サンフレア
2着	16	サムソンゼット
3着	5	タイキトレジャー
4着	9	クラフトマンシップ
5着	12	ポートフラッシュ
6着	4	ゴーストソルジャー
7着	15	ジェンツスマイル
8着	11	グルメサンシャイン
9着	3	ショウナンナンバー
10着	14	ヌーベルオルレアン
11着	13	ワンダーガール
12着	8	イブキガバメント
13着	7	ニットウダンシング
14着	18	マチカネトリスタン
15着	6	トウカイナンバー
16着	17	タイキプレジデント
17着	2	グランスクセー
18着	1	クラフティゴールド