ウマ娘プリティーダービー(うまむす)におけるアニメ9話「スピカの夢」のあらすじや感想、今後の展開の考察を紹介しています。(※ネタバレ注意)
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9話「スピカの夢」の感想と考察
※次回予告の内容を考察した予想記事です。
作品情報
話数 | 9話(9R) |
---|---|
時系列 | 凱旋門賞(夏) |
あらすじ | |
トレーナーは少しでも<スピカ>メンバーの刺激になればと、夏の合宿を企画する。 だが、互いに気遣いをするスペシャルウィークとサイレンススズカを見て、トレーナーは一計を案じ賭けに出るのだが……。 |
登場するウマ娘/人物
スピカ | |||
---|---|---|---|
スペシャルウィーク | サイレンススズカ | トウカイテイオー | ダイワスカーレット |
ゴールドシップ | ウォッカ | メジロマックイーン | トレーナー |
リギル | |||
シンボリルドルフ | エルコンドルパサー | グラスワンダー | エアグルーヴ |
テイエムオペラオー | タイキシャトル | ナリタブライアン | ヒシアマゾン |
フジキセキ | マルゼンスキー | 東条ハナ | |
凱旋門賞に出場するウマ娘 | |||
エルコンドルパサー | ブロワイエ |
アニメの考察/展開予想
※ストーリーのネタバレを含みますので閲覧の際には注意してください。
フランスのエルコンドルパサーからの電話
フランスに遠征しているエルコンドルパサーからスペシャルウィークへ励ましの電話がかかってくるところから第9Rが始まる。ウマ娘用に電話の受話器部分がかなり長めに作られている。エルコンドルパサーは凱旋門出走のため、体力作りに励んでいる。サイレンススズカへ次は必ず勝つことを伝えてほしいとスペシャルウィークへ告げ、電話を切る。
「私にできることはもう、ないのかな・・・」心の中でそう言いながら電話を切るスペシャルウィーク。
スズカの復帰
前回、スズカのことを気にするばかりにレースに集中できず、宝塚記念でグラスワンダーに敗北してもなお、自分のことではなくスズカのことばかり気にするスペシャルウィークについて悩んでいた。「俺のチームはバラバラだなぁ・・・」
そこへ診察を終えたスズカが病院から出てくる。病院の先生の話によると足はもう大丈夫だそうだ。
「これで本格的に復帰だな!」と、トレーナーがスズカに対して言うと、スズカは不安そうな声と表情で「私、迷惑ではないでしょうか・・・」と答えた。
「そんなこと気にすんじゃねーよ!」と明るく答えたトレーナーだったが、スペのこともあり、トレーナー自身も不安そうな顔をしていた。
スピカの夏合宿
いよいよスピカの夏合宿が始まる。久しぶりの外出にはしゃぐスピカのメンバーだったが、スズカとスペだけはおぼつかない顔をしていた。
宿に到着すると2つの部屋の扉にそれぞれAチーム・Bチームとかかれた張り紙があった。どうやら今回の夏合宿は2つのチームに分かれて行うらしい。
ここでトレーナーから合宿のテーマが告げられる。そのテーマとは「馴れ合い禁止」であった。また、合宿の最終日には”勝負”を行うことも発表された。
チームに分かれて合宿開始!
さっそくAチーム「スペシャルウィーク・トウカイテイオー・ウオッカ・メジロマックイーン」、Bチーム「サイレンススズカ・ダイワスカーレット・ゴールドシップ」に分かれて特訓が始まる。
スズカはチームのメンバーに迷惑をかけないように一人で練習に励む。そんなスズカをBチームのスカーレットとゴールドシップ、トレーナーは心配そうな顔で彼女を見つめる。
練習に疲れ、布団の中でぐっすりと眠るスピカのメンバー達。しかし、スズカだけは不安そうに夜の海を見つめていた。
ヨーロッパの最強馬ブロワイエ
スピカと同じく、リギルにメンバーたちも夏合宿にきていた。リギルのトレーナー東条ハナとシンボリルドルフは宿舎からチームメンバーであるエルコンドルパサーへ、スズカの伝言を伝えるため連絡をとっていた。
するとエルコンドルパサーはヨーロッパ最強と言われるウマ娘ブロワイエに会っていた。
スズカの悩み
スピカのメンバーたちはそれぞれ合宿初日にトレーナーが言った「馴れ合い禁止」をモットーに練習に励んでいた。しかし、スペはスズカのことが頭から離れず練習に集中することができなかった。
また、スズカも足の怪我は完治はしたものの、再び怪我をしてしまうことへの恐怖から全力で走ることができずにいた。スズカはそのことをトレーナーに相談する。トレーナーはスズカの不安を取り除くため、ある策を打って出ることを決める。
それぞれ不安を抱えながらも合宿最終日を迎えるチームスピカであった。
合宿最終日
ついに夏合宿最終日を迎えた。最終日はAチームvsBチームのトライアスロン対決だ。優勝したチームにはスイーツ食べ放題が与えられるということでスピカのメンバーは勝利を目指して必死で挑戦する。
しかし、スペとスズカだけは全力を出せず苦しんでいた。
すると、2種目目の自転車レースの最中にスズカが転倒してしまう。その様子を見て心配したスペはスズカの元へ駆け寄ろうとするが、「お前はレース中に立ち止まるのか!」とトレーナーに止められてしまう。また、転倒したスズカに対しても「お前の本気はこんなものか!」と問いかける。
「俺はお前達がレースに出て先頭争いをしているところが見たい!それが俺の夢なんだ!」そうトレーナーが二人に言い放つと、スペとスズカは今まで抱えていたものが吹き飛んだかのように走り出した。
猛スピードで他のメンバー達を追い上げるスペとスズカ。そしてスズカは怪我をする前の走りを完全に取り戻し、一気に全員を抜き去った。
坂道を猛スピードで走るメンバー。すると目の前には急カーブが。あまりの勢いに曲がり切ることができず、そのまままっすぐ走り抜け海に突っ込んでしまった。
海に突っ込んで情けない格好をしたメンバーをトレーナーがバカにしながら笑う。それを受けてスズカや他のメンバー達もみんな一斉に笑い出す。
「こんなに笑ったの久しぶりです!」今まで抱えてた不安が吹き飛んだスペはそう言って、スズカの顔を見つめた。スズカは久しぶりに走れたことへの喜びをかみしめていた。
凱旋門賞出走
いよいよ、エルコンドルパサーの凱旋門賞が始まる。フランスでも日本からきたウマ娘エルコンドルパサーに注目が集まっていた。ヨーロッパ最強ウマ娘のブロワイエを横目に、ゲートに入るエルコンドルパサー。
そしてついにスタートが切られた。好調なスタートで先頭をとったエルコンドルパサー。いつもの作戦とは異なり、今回はスタートから逃げの体制でレースを進める。一方ライバルのブロワイエは中断につける。
エルコンドルパサーが先頭のまま最後の直線に入る。残り100m、このまま逃げ切れば優勝というところでブロワイエが猛スピードで追いついてきた。エルコンドルパサーとブロワイエのタイマン勝負となる。
「逃げるんだエル!」トレセン学園の女子寮でスペやスズカ達がテレビ越しに応援する。しかし、ゴール直前でブロワイエに交わされてしまった。
あと一歩というところ負けてしまい、落ち込むエルコンドルパサー。そんな彼女に「君はすごかった」と手を差し伸べるブロワイエ。その様子をテレビ越しに見て感動するスペ。
レースが終わって・・・
レースが終わってエルコンドルパサーからかかってきた電話をシンボリルドルフから受け取る。
「スペちゃん!見てくれた」と明るい声で話すエルコンドルパサー。しかし、その声はだんだんと涙声へと変わっていく。「あとちょっとだったのに・・・・」
部屋戻ったスペは居ても立っても居られなくなり、「私、走ってきます!」とスズカに告げる。そんなスペを見てスズカは「私も行くわ」と返事をする。
第9話「スピカの夢」の元ネタ(史実)
凱旋門賞とは?
9話でエルコンドルパサーが挑戦した海外GⅠレース凱旋門。フランスにあるロンシャン競馬場にて毎年10月の第一日曜日に開催され、世界各国から選ばれた最強馬達が集結する世界最高峰の国際競争となっています。
日本からもエルコンドルパサーを始め、何頭もの名馬達が幾度となく挑戦を重ねてきましたが、未だに優勝したことがありません。
回数 | 施行年 | 参戦馬名 | 性齢 | 騎手名 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|
第48回 | 1969年 | スピードシンボリ | 牡6 | 野平祐二 | 着外 (11着以下) |
第51回 | 1972年 | メジロムサシ | 牡5 | 野平祐二 | 18着 |
第65回 | 1986年 | シリウスシンボリ | 牡4 | M.フィリッペロン | 14着 |
第78回 | 1999年 | エルコンドルパサー | 牡4 | 蛯名正義 | 2着 |
第81回 | 2002年 | マンハッタンカフェ | 牡4 | 蛯名正義 | 13着 |
第83回 | 2004年 | タップダンスシチー | 牡7 | 佐藤哲三 | 17着 |
第85回 | 2006年 | ディープインパクト | 牡4 | 武豊 | 失格 (3位入線) |
第87回 | 2008年 | メイショウサムソン | 牡5 | 武豊 | 10着 |
第89回 | 2010年 | ナカヤマフェスタ | 牡4 | 蛯名正義 | 2着 |
ヴィクトワールピサ | 牡3 | 武豊 | 7着 (8位入線) |
||
第90回 | 2011年 | ヒルノダムール | 牡4 | 藤田伸二 | 10着 |
ナカヤマフェスタ | 牡5 | 蛯名正義 | 11着 | ||
第91回 | 2012年 | オルフェーヴル | 牡4 | C.スミヨン | 2着 |
アヴェンティーノ | 牡8 | A.クラストゥス | 17着 | ||
第92回 | 2013年 | オルフェーヴル | 牡5 | C.スミヨン | 2着 |
キズナ | 牡3 | 武豊 | 4着 | ||
第93回 | 2014年 | ハープスター | 牝3 | 川田将雅 | 6着 |
ジャスタウェイ | 牡5 | 福永祐一 | 8着 | ||
ゴールドシップ | 牡5 | 横山典弘 | 14着 | ||
第95回 | 2016年 | マカヒキ | 牡3 | C.ルメール | 14着 |
第96回 | 2017年 | サトノダイヤモンド | 牡4 | C.ルメール | 15着 |
サトノノブレス | 牡7 | 川田将雅 | 16着 |
出典:Wikipedia
凱旋門1着のブロワイエってどんな馬?
圧倒的な強さを見せ、エルコンドルパサーを抑え凱旋門賞を優勝したブロワイエ。
実際にはブロワイエという競走馬は存在しておらず、元ネタはフランスの名馬モンジューだと思われます。
モンジューという馬名は馬主であるマイケル・テイバーさんが所有しているモンジュー城が由来とされています。そのモンジュー城がある町の名前がブロワイエであり、今回の元ネタとなっています。
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