ウマ娘プリティーダービー(うまむす)におけるアニメ第6話のあらすじや感想・元ネタ(史実)について、今後の展開の考察を紹介しています。(※ネタバレ注意)
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第6話「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」の感想と考察 目次
第6話「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」の感想と考察
※ストーリーのネタバレを含みますので閲覧の際には注意してください。
作品情報
話数 | 第6話(6R) |
---|---|
史実 | 毎日王冠 |
あらすじ | |
メンバーも増え勢いに乗るチーム<スピカ>は「秋のトゥインクル・シリーズファン大感謝祭」を満喫。 スペシャルウィークはすっかり仲良くなったサイレンススズカと一緒に祭りを堪能するが、スズカにある告白を受ける。 |
登場するウマ娘/人物
スピカ | |||
---|---|---|---|
スペシャルウィーク | サイレンススズカ | トウカイテイオー | ダイワスカーレット |
ゴールドシップ | ウォッカ | メジロマックイーン | トレーナー |
リギル | |||
シンボリルドルフ | エルコンドルパサー | グラスワンダー | エアグルーヴ |
テイエムオペラオー | フジキセキ | ナリタブライアン | ヒシアマゾン |
東条ハナ | |||
その他 | |||
エイシンフラッシュ | ナイスネイチャ | スーパークリーク | オグリキャップ |
タマモクロス |
アニメ内容
※ストーリーのネタバレを含みますので閲覧の際には注意してください。
お祭り開幕!
スペシャルウィークはお母ちゃんに手紙を出すために最近の様子やスズカのレースのこと、メジロマックイーンがチームスピカに加入したことを書いている。スズカは部屋でくるくると周りながら、明日の「トゥインクルシリーズファン大感謝祭」を楽しみにしていた。
スピカの面々はお祭り会場に着くと、トウカイテイオーがシンボリルドルフの元に向かったり、ゴールドシップとメジロマックイーンが売り込みをしたり、ウォッカとダイワスカーレットが早回り対決をしたりと、バラバラに行動する。スペシャルウィークはスズカと行動することとなる。
リギルのメンバーお祭りの会場に足を運んでおり、ナリタブライアンとヒシアマゾンは子供たちを案内したり、エアグルーヴとテイエムオペラオーとフジキセキとシンボリルドルフはスーツを着て執事のような仕事をしていた。
スズカが次の毎日王冠で共に走るエイシンフラッシュとナイスネイチャに声を掛けられると、近くで大食いグランプリが始まった。イナリワンの実況のもと、スーパークリーク、オグリキャップ、タマモクロスが勝負している。タマモクロスとオグリキャップが同時に手を挙げ、勝負の結果は映像判定による審議となったが、スーパークリークがオグリキャップの皿にドーナツを移す反則行為を行ったためオグリキャップが優勝し、オグリキャップが賞品のぬいぐるみをタマモクロスに手渡した。
スペシャルウィーク、スズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの4名が集まり、今後のレースについて話し合う。そんな中、スズカは来年海外に挑戦することを伝えた。毎日王冠に出場するグラスワンダーとスズカに勝負したいと理由からエルコンドルパサーが出走を宣言した。
祭りの夜、スペシャルウィークとスズカは河原に赴いた。学園に来てから話すことをあまりしなかったスズカは、『楽しい思いをさせてくれてありがとう』とスペシャルウィークに感謝を伝えた。そして『子供の時の楽しんで走る景色をもう一度見たい、そのためにスピカに来た。楽しんでいる内にもっとたくさんのレースに出てみたくなった』と海外挑戦の気持ちを告げた。
毎日王冠に向けて
グラスワンダーはリギルトレーナーである東条ハナの指導のもと、毎日王冠に向けて懸命に練習に取り組んだ。しかし怪我明け故障を心配したハナは『なぜメニューにないことを行う!焦らなくてもいい』と一喝した。
ハナが居酒屋に立ち寄ると、そこにはスピカのトレーナーの姿があった。ハナはグラスワンダーの故障を恐れていることを伝え、スピカの好調ぶりを話し合った。急にトレーナーが真面目な表情で『それよりおハナさん、大事な話が・・・』と言うと、ハナの顔が赤くなる。『今夜・・・奢ってくんない?』とトレーナーが言うとハナは呆れた表情をした。
毎日王冠出走!
スピカの面々が会場入りすると、ファンがスピカの話をしたり、写真を撮っていた。ウォッカが『スズカ先輩にどんな作戦を指示したんだ?』と聞くと『特にない。あいつは好きなように走らせるのが一番なんだよ』と返した。
グラスワンダー、エルコンドルパサー、スズカがゲートにつき、レースがスタートした。スズカが先頭を取り5馬身ほど差をつけたが、ハナはそれほど離れていないと思いチャンスを伺った。
最終コーナー辺りで後続のグラスワンダー、エイシンフラッシュ、ナイスネイチャ、エルコンドルパサーが加速し勝負に出た。徐々にスズカとの差を詰めていくが、グラスワンダーが追いつけないことを察して減速する。そして、スズカとエルコンドルパサーの一騎打ちとなった。
世界レベルのスズカを追い越そうとエルコンドルパサーが最後の力を振り絞り加速したが、差が縮まらずそのまま1着でゴールした。スズカはゴールしたことに気づかず、少しの間走り続けた。エルコンドルパサーは初めて負けたことにとても悔しがり、天皇賞秋でリベンジすることを心に誓った。
第6話「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」の元ネタ(史実)
サイレンススズカの宝塚記念
アニメ6話は宝塚記念から最後の直線のシーンからスタートします。
元ネタは1998年の宝塚記念。覚醒したサイレンススズカがいつもの大逃げでレースを展開し、最後の直線でステイゴールド、エアグルーヴに差を詰められるものの、そのままゴールまで逃げ切り、見事1着となりました。
2着のウマ娘はステイゴールド(キンイロリョテイ)。ナカヤマフェスタやゴールドシップ、三冠馬のオルフェーヴル、グランプリホースのドリームジャーニーの父にあたる存在です。
1998年 7月12日 阪神競馬場 第11R 第39回宝塚記念(GⅠ) 結果 |
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着順 | 馬番 | 着差 | 出走馬名 |
1着 | 13 | – | サイレンススズカ |
2着 | 4 | 3/4 | ステイゴールド |
3着 | 5 | クビ | エアグルーヴ |
4着 | 1 | 1.3/4 | ゴーイングスズカ |
5着 | 3 | クビ | メジロドーベル |
6着 | 7 | ハナ | シルクジャスティス |
7着 | 8 | 1.3/4 | ローゼンカバリー |
8着 | 6 | 1/2 | サンライズフラッグ |
9着 | 12 | 1/2 | テイエムオオアラシ |
10着 | 10 | 3/4 | ミッドナイトベット |
11着 | 2 | 1.1/4 | メジロブライト |
12着 | 11 | 4 | ユーセイトップラン |
13着 | 9 | 大差 | ホウエイコスモス |
マックイーンの尻尾リボンをつけるゴールドシップ
マックイーンがチームスピカに加入する際にゴールドシップがマックイーンにリボンをつけているシーンがあります。
実際の競走馬にも尻尾に”赤い”リボンをつけている馬がいます。これは他の馬や人を蹴る癖がある競走馬に対して目印としてつけられるものとなっています。
ゴールドシップにも蹴癖があり、尻尾に”赤い”リボンがつけられていました。
メジロマックイーンには蹴癖はなかったため、アニメでは”ピンク”のリボンとなっているものと思われます。
左に旋回するスズカ
6話冒頭で明日の屋台について考える際、部屋の中央を左にぐるぐる回るスズカの様子が描かれています。
実際のサイレンススズカは左利きで、左周りのレースが得意とされていました。また、馬房をグルグルと左に周る旋回癖があったのです。事故につながる恐れがあると厩務員達はこれをやめさせようと障害物を置いたりしましたが、サイレンススズカに強いストレスを与えレースに悪影響が出たため、結局元に戻されました。
ウオッカとスカーレットの屋台巡り争い
ウオッカとダイワスカーレットは同じ世代に走っていた牝馬で永遠ライバルでした。
中でも2008年の天皇賞(秋)での対決は今でも印象に残るほどの白熱した戦いでした。
作中ではそんな二人の様子を”屋台めぐり争い”で表現しているようです。
大食いグランプリは有馬記念を再現!?
ファン大感謝祭の中で行われた第33回大食いグランプリ。この大会に出場しているメンバーはオグリキャップ・スーパークリーク・タマモクロス。
ん?どこかで見たことあるメンバーが揃って・・・、そうです!1988年に行われた第33回有馬記念に出場した競走馬たちです。
実際の有馬記念では最後の直線でオグリキャップが先に抜け出し、そのまま逃げ切り優勝。2着に大外を回ってきたタマモクロス、3着にゴール直前で追い込んできたスーパークリークという結果となりました。しかし、3着に入線したスーパークリークですが、進路妨害により失格となってしまいました。
このスーパークリークの失格の様子もアニメでしっかりと表現されています。
また、オグリキャップは食欲が旺盛なことでも知られていました。
1988年 12月25日 東京競馬場 第11R 第33回有馬記念(GⅠ) 結果(5着まで) |
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着順 | 馬番 | 着差 | 出走馬名 |
1着 | 10 | – | オグリキャップ |
2着 | 11 | 1/2 | タマモクロス |
3着 | 5 | 1.1/2 | サッカーボーイ |
4着 | 1 | クビ | ランニングフリー |
5着 | 8 | 1 | メジロデュレン |
失格 | 7 | – | スーパークリーク |
大食いグランプリの実況イナリワン
イナリワンはオグリキャップ、スーパークリークと共に平成の三強と呼ばれた競走馬でした。非常に気性が激しい馬でコースで走る際は極めて強いかかり癖を見せていたようです。
アニメでは第33回有馬記念のときに出走していないため、実況として参加しているのでしょう。また、特殊な手の形は「いつでも噛みついてやるぞ」という気持ちの現れかもしれません。
今でも語り継がれる伝説のレース「第49回毎日王冠」
作中でも言われているようにサイレンススズカ・グラスワンダー・エルコンドルパサーが出走した1998年の毎日王冠は史上最高峰のGⅡと評価されるほどのハイレベルなレースでした。
当時、東京競馬場には13万人というGⅠレースに匹敵するほどの大観衆が集まっていました。
レース展開はアニメと同じく、サイレンススズカがいつも通りのハイペースの逃げで後方を突き放す形で進行。早めに仕掛けたでグラスワンダーが第4コーナ手前でサイレンススズカに迫る。最後の直線に入ると、一度スズカを捕らえかけたものの、グラスワンダーは失速して後退。代わって、徐々に進出してきたエルコンドルパサーがサイレンススズカを追いかけるものの、後半さらに加速したサイレンススズカを捉えることは不可能だった。
1998年 7月12日 阪神競馬場 第11R 第39回宝塚記念(GⅠ) 結果 |
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---|---|---|---|
着順 | 馬番 | 着差 | 出走馬名 |
1着 | 2 | – | サイレンススズカ |
2着 | 4 | 2.1/2 | エルコンドルパサー |
3着 | 7 | 5 | サンライズフラッグ |
4着 | 1 | 3/4 | プレストシンボリ |
5着 | 6 | クビ | グラスワンダー |
6着 | 9 | クビ | ビッグサンデー |
7着 | 5 | クビ | ランニングゲイル |
8着 | 3 | 2 | テイエムオオアラシ |
9着 | 8 | 10 | ワイルドバッハ |
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