動画配信サービスを中心に話題急上昇中のアニメ『この音とまれ!』の魅力を解説!ぜひ、この機会に視聴してみてはいかがでしょうか?
『この音とまれ!』とは?
”筝の音”が紡ぐ物語
本作は、青春と言う人生のわずかな時間を”筝”を通して学び成長し、同じ目標に向かって奮闘する作品です。
廃部寸前だった箏曲部に複雑な背景を持つ少年少女が入部し、バラバラな個性を持ち合わせながらも同じ目標に向かい、日々”筝”と真摯に向き合いながら1つの音を創り上げていきます。
その過程でみることのできる目頭を熱くさせる数々の描写と聴く人を虜にさせる演奏は、一度視聴したら忘れることのできない程、観た人を釘付けにする作品でもあります。
”筝”にフォーカスをあてた今までにない音楽アニメ作品
”筝(こと)”と呼ばれる日本伝統の楽器にフォーカスを当てた本作。
普段聴くことのできない”筝”という楽器だからこそ、作中で奏でられる一音一音には聴き惚れてしまいます。
また、筝の音と演奏の描写は実際の演奏さながらであり、本編からは終始目が離せません。
音を奏でたとき、その音が放つ色と込められた想いには胸が熱くなること間違いないです。
原作はジャンプSQにて連載中!
アミュー先生による『この音とまれ!』は2012年よりジャンプSQにて連載中です。単行本最新刊は2021年4月2日に第24巻が発売されています。
アニメ全26話を視聴したら間違いなく原作が気になること間違いなしですので気になった方はぜひ、チェックしてみてください。
『この音とまれ!』魅力・視聴ポイント
本気で全国を目指し本気で”箏”と向き合う
時瀬高校箏曲部に所属している部員全員が、同じ目標に向かって本気で取り組む姿勢は部活動での青春を大いに感じられます。
日々研鑽し合い、それぞれが抱える悩みや痛みなどの過去を共有しながら”箏”と向き合っていく様は本作の魅力の1つです。
©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会
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ぶつかり合って相手の内面を知り、互いを認め合う不器用だけど素直で純粋な気持ちを持つ箏曲部の部員たちが魅せてくれるヒューマンドラマ要素も見逃せません。
その他にも、箏曲部に関わる人たちが、部員に感化され少しずつ変わり始める様子にも注目しておきましょう。
”筝の音”に想いをのせる
作中に登場する人物たちが”筝の音”に様々な”想い”をのせて演奏するシーンは注目です。
ある少年は”亡くなった祖父に向けて”、ある少女は”すれ違ってしまった母親に向けて”と言葉では表せなかったりする想いも”音”として伝えるという描写は涙なしではいられません。
仲間と出す音も共に同じ時間を過ごし、努力を重ねた研ぎ澄まされた音と丁寧な一音一音の迫力がひしひしと伝わり、想いの乗った”筝の音”は心に響きます。
主人公・愛(ちか)の”筝”と向き合う理由と仲間への想い
本作の主人公・久遠愛(くどお ちか)が箏曲部に入部する際に明らかになる”筝”と向き合う理由にも注目。
その理由が愛の居場所を作ることになり、彼が立ち直れるようになる居場所になっていきます。
不器用な愛ですが、物語において仲間にとってかけがえのない存在に変わっていくことに。
鳳月さとわとの関係にもぜひ、注目です!
『この音とまれ!』概要
イントロダクション
廃部寸前の時瀬高校箏曲部。
一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。
それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語―公式サイトより引用しています。
▶︎その他詳細情報は下記リンクから
『この音とまれ!』声優情報と作品概要・あらすじ紹介
スタッフ
原作 | アミュー 集英社『ジャンプSQ.』連載 |
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監督 | 水野竜馬 | |
シリーズ構成・脚本 | 久尾歩 | |
キャラクターデザイン | 山中純子 | |
サブキャラクターデザイン | 小林利充 | |
総作画監督 | 山中純子/小林利充 | |
ディレクションアドバイザー | 大庭秀昭 | |
音響監督 | 髙桑 一 | |
音楽 | 羽岡 佳 | |
アニメーション制作 | プラチナビジョン | |
製作 | この音とまれ!製作委員会 |
原作
タイトル | この音とまれ! |
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著者 | アミュー |
価格 | 528円(税込) |
試し読み | こちらから |
先輩が卒業して箏曲部ただ一人の部員になってしまった武蔵。四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。そんな彼の前に現れた、見るからに不良で箏とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?
作品紹介より引用しています。
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