ニーアレプリカントリメイク攻略wiki｜ver.1.22
ニーア レプリカントの「主人公（ニーア）の正体」について掲載しています。主人公（ニーア）の正体や設定、過去、ドラマCDでの物語や、他作品との関わり等をまとめています。NieR Replicant ver.1.22(PS4/PC/Xbox)の考察にお役立てください。
本記事の掲載内容は、ニーアレプリカントのネタバレを含みます。
ストーリーを新鮮に楽しむ機会を損なう可能性がありますのでご注意ください。プレイ後に考察を楽しむ際にぜひお役立てください。
「主人公（ニーア）」の正体
魔王のレプリカント（器）
主人公（ニーア）は、あくまで「魔王」が人間に戻るための「器」という役割の存在です。
ゲシュタルト計画では本来「人格」のみで活動をしていた予定のレプリカントでしたが、1000年もの長い年月の経過により、「自我」が芽生えてしまいました。主人公は「魔王」の人格から芽生えた自我であり、ゲシュタルト計画の障害となる存在となります。
▶【関連記事】魔王の正体
主人公(ニーア)のプロフィールと声優
「主人公（ニーア）」の設定
誕生日は6月6日
主人公の誕生日設定は元々9月11日はだったのですが、当時のスタッフがシステム内の設定の書き換えを忘れてしまい、仮設定で入力していた「6月6日（ヨコオDの誕生日）」のままリリース。
スタッフは大いに慌てたものの、6月6日は「兄の日」であったことも含めファンたちに受入れられることとなり、そのまま6月6日生まれの設定が採用されることとなりました。
「お父さん（ニーア）」は9月11日生まれ
「兄」である主人公の誕生日はそのままになってしまったものの、「お父さん」の主人公の設定は9月11日（DoDの発売日）の設定で実装されました。
「主人公（ニーア）」の過去
早くに両親を亡くしてしまった
早くに両親を亡くしてしまい、幼い頃から村の人たちに支えられながら生活していた主人公とヨナ、二人は町の人達に支えられながら、貧乏ながら生活をして居ました。そんな中、ヨナが黒文病を発症してしまいます。
薬のために”お金を稼ぐ”ことに
黒文病を発症してしまったヨナのためにお金を稼ごうとしますが、傭兵や狩りなども満足にできなかった頃の主人公には黒文病の特効薬を買うための大金を稼ぐ事はできませんでした。
しかし、海岸の街に住む男からの”ある提案”を飲み、手に入れた金を黒紋病の薬に充てるようになります。
髪を結い上げるようになる
海岸の街の男からお金をもらうようになってから、主人公は髪を結い上げるようになります。主人公自身は「髪が邪魔だから」といっていますが、実際の理由は海岸の街の男の提案が原因となっていました。
後に主人公は成長し剣術をおぼえ、街の手伝いや狩りでお金を稼ぐようになり、海岸の街の男の元へ行くことはなくなりました。
詳細は設定資料集に掲載されている
レプリカントの物語よりも少し前の時系列にあたるこの話は、設定資料集にて「赤ト黒」というタイトルにて掲載されています。
ドラマCDでの「主人公（ニーア）」
disc１では新宿より前の主人公の話が
ドラマではゲシュタルト計画よりも前の主人公の物語が描かれます。この頃の主人公はおよそ13歳頃の設定となっています。
ストーリー内ではヨナと会話しながら「何か」を埋めている主人公や、はぐれたヨナを探し回る主人公の姿も。「僕がしっかりしなきゃ」「僕がヨナを守らなきゃ」と言うセリフが主人公らしく、非常に印象に残ります。
disc2では「主人公」と「クロ」の物語が
新宿で「黒の書」と契約をしたあとの物語が描かれます。ヨナのコールドスリープ似関してや、ゲシュタルト計画の魔王の役割など、本編では詳細が語られなかった部分にも触れることができる物語となっています。
他作品での「主人公（ニーア）」
系列作品の本編には基本的に登場しない
主人公（ニーア）は、「ニーア・オートマタ」や「DoDシリーズ」の「ストーリー本編」に登場することはありません。
あくまで「ニーア・レプリカントの主人公」であり、「レプリカント単体で主人公（ニーア）の物語は完結している」からであると思われます。
「シノアリス」にてコラボ実装
主人公（ニーア）は「シノアリス」にて少年の姿、青年の姿両方が実装され、主人公にまつわるキャラクターストーリーが実装されました。コラボシナリオではエミールとともに物語の中心として登場し、ファンの間でも「ニーアらしいシナリオ」と好評となっていました。
「少年ニーア」のキャラクターストーリー
「少年ニーア/ソーサラー」
幼い頃に父を亡くし、10歳のときには母も他界した。素直で優しい性格だった16歳の少年は、両親が残した片田舎の家で、病弱な妹とともに慎ましく暮らしていた。
少年にとって、妹の存在は文字通り「すべて」だった。妹の薬代さえ稼げるならどんな辛い仕事も厭わない、と少年は思っていた。自身の心と体がどれだけ傷つこうとも。
疾患すると確実に死に至ると言われる病が、妹の体を蝕み始めた。着々と忍び寄る妹の死を前に、苦悶する少年。そんな中、少年は人語を話す不思議な書物と出会う。
妹の病を治せる唯一の手がかり、それは不思議な書物が自身の記憶とともに失ってしまった「封印されし言葉」にあると知った。少年は妹を救うため、言葉を集める旅に出た。
「シノアリス」より
「青年ニーア」のキャラクターストーリー
「青年ニーア/パラディン」
おにいちゃんはね すごいんだよ！
むらのみんなにたのまれて いっぱいおしごとしてるんだ！
ヨナももっと おてつだいできたらいいのに。おにいちゃんはね すっごくやさしいんだよ！
ヨナにおいしいおりょうり つくってくれるんだ！
こんどは ヨナがおりょうりつくってあげたいな。おにいちゃんはね すっごくつよいんだよ！
こわいヒツジさんにだって おにいちゃんはまけないんだ！
でも おにいちゃんつかれてないかな だいじょうぶかな。だからヨナは おにいちゃんにしんぱいしてほしくないです。
ヨナのからだにくろいもようがでて いたくて こわいけど
おにいちゃんがきづかないように いつものヨナでいなきゃ。「シノアリス」より
「リィンカーネーション」にてコラボ実装
主人公（ニーア）は「ニーア・リィンカーネーション」にて「世界を滅ぼした男」という名前にて実装されました。コラボシナリオへの出番はなかったものの、関連するウェポンストーリーとキャラクターストーリーが実装されました。
「世界を滅ぼした男/異分岐の青年」のキャラクターストーリーは、ストーリー内の「5年前にヨナの病気が治った」という文字や、「キャラクタービジュアルが青年の姿である」事から、「失われた言葉」にてヨナを救うことができた「ifの主人公の姿」であるのでは？と考えられます。
「世界を滅ぼした男」のキャラクターストーリー
「世界を滅ぼした男/異分岐の青年」
村に住む人たちのお願いを聞く。そうやってお金を稼ぐ。
両親のいない俺たち兄妹。小さい頃から生活は変わらない。
それでも嬉しいことはある。5年前にヨナの病気が治ったんだ。
元気になって本当によかった。あとはいつか素敵な人と……そういえばヨナの姿が見当たらないな。
え、シチューの材料を買いに行った？
なんで引き止めなかったんだ、エミール！！「ニーア・リィンカーネーション」より
「鉄パイプ」のウェポンストーリー
「鉄パイプ」
あれからどれだけの月日が流れただろう。
今は一体、何月何日なのか。
この姿になってしばらくは数えていたが、それももう忘れてしまった。管理者達に尋ねれば、秒単位で正確な時間を教えてくれるだろう。
だが、それを知ったところで何の意味もない。
どうせ何年待てばいいのかは、答えてくれないのだから。好天の兆しもないままに、悪戯に過ぎていく歳月。
俺は一人で、一体いつまで待てばいい？
燻りだした疑心が、怒りとして燃え上がるには十分な時間だった。すべてが壊れた、この計画は失敗した。約束は嘘に成り果てた。
もう誰も信用できない。妹を救うには、俺が動くしかない。
また、二人で暮らそう。昔と同じように。『ニーア・リィンカーネーション』より
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