ニーア レプリカントの「ボスの設定」について掲載しています。「ヘンゼル&グレーテル」や「ジャック」、他にも複数のボスの設定や名前の由来等をまとめていますので、NieR Replicant ver.1.22(PS4/PC/Xbox)の考察にお役立てください。
本記事の掲載内容は、ニーアレプリカントのネタバレを含みます。
ストーリーを新鮮に楽しむ機会を損なう可能性がありますのでご注意ください。プレイ後に考察を楽しむ際にぜひお役立てください。
すべてのボスに共通する設定
名前は童話が元ネタ
すべてのボスの名前は「童話の登場人物」が元ネタとなっています。名前の法則性としては、ひとつのステージにひとつの物語が割り当てられており、割り当てられた物語の登場人物などから名付けられています。
また、没案となってしまいゲーム内に実装されなかったボスにも共通しており、ハンプティ・ダンプティや、ドロシーなどが設定資料集に掲載されています。
各ステージの元ネタと登場するボス
ステージ | 作品 | ボス名 |
---|---|---|
石の神殿 | ヘンゼルとグレーテル | ヘンゼル&グレーテル 片腕グレーテル |
崖の村 | ピーターパン | フック(1回目) フック(2回目) |
ウェンディ | ||
ロボット山 | ピノッキオの冒険 | 防護システム/ゼペット |
クレオ | ||
P-33 | ||
砂漠の国 | 千夜一夜物語 | ロック |
ニーアの村 | 不思議の国のアリス マザーグース |
ジャック |
難破船 | 人魚姫 | ルイーゼ |
魔王の城 | マザーグース | グース |
「ヘンゼル&グレーテル」の設定
「白の書」を守護していた
ヘンゼルとグレーテルは石の神殿にて「白の書」を守護していた2体で1組のマモノです。1本角の青い目のヘンゼルと、2本角の赤い目のグレーテル、ふたりはお互いを深く信頼しており、共に「白の書」を守る日々に誇りを持っていましたが、少年期の主人公にヘンゼルを倒されてしまいます。残されたグレーテルは「白の書」を守護する能力を失っていまいました。
兄妹であったという考察もある
ヘンゼルとグレーテルと言う名前や、戦闘BGMが「青イ鳥」ということから兄と妹という関係性の物語が多く関わっています。そのため、ヘンゼルとグレーテルは人間であった頃は「兄妹」の関係であったのではないか、という考察もあります。
グレーテルは不完全なマモノ達に支えられていた
元々のグレーテルはプライドが高く、石の神殿に住まう不完全なマモノのことを蔑んでいました。しかし、ヘンゼルを失い「白の書」も奪われ、心を喪失したような状態となってしまったグレーテルを不完全なマモノ達は支えます。
グレーテルは自らを支えてくれた不完全なマモノたちを仲間であると認め、不完全なマモノ達守るために再び強くなることを決意し主人公達と戦うこととなります。
ボス攻略リンク | |
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ヘンゼル&グレーテル | 片腕グレーテル |
「フック」の設定
残忍な性質の集合体である
崖の村で現れるフックは、ゲシュタルトが組み合わさって生まれた集合体です。複数のマモノの自我がひとつになり、自我が肥大化してしまった結果、レプリカントの虐殺や他人を踏みにじる行為に悦楽を覚え、残忍な行動を繰り返すようになりました。
人間の声を真似ることもできる
ゲーム内ではフックが殺した「カイネのおばあちゃん」の声を真似するシーンがあります。死んだ人や殺した人間の声を真似、人をおびき出して殺すことを楽しんでいた、と考えるとフックの残忍さを強く感じるシーンとなっています。
ボス攻略リンク | |
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フック(1回目) | フック(2回目) |
「ウェンディ」の設定
「崖の村」の村人を取り込んだ
フックと同じく、崖の村で戦うこととなる巨大な集合体のマモノです。集合体となる際に崖の村の村人ほとんどを取り込んでしまった結果、既に個体の意識はなくなってしまい大量の人間がうめく様な声を上げながら主人公たちに襲いかかりました。
レプリカントの意識も取り込まれてしまっている
崖の村には個人でレプリカントと融合した人間や、レプリカントの意識とゲシュタルトの意識両方を共存させている人間等、特殊な状態の人間が多く住んでいました。そのため、集合体となる際に「レプリカント」の意識も巻き込まれ、ウェンディの中に取り込まれてしまう結果となってしまいました。
ボス攻略リンク |
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ウェンディ |
「防護システム/ゼペット」の設定
元々は兵器の耐久実験用システムだった
ゼペットは本来ロボット山の軍事工場で生産された武器や兵器の耐久実験を行うシステムです。しかし、長い月日を経て狂いが生じ、侵入者を発見すると無差別に「耐久実験」を行うようになってしまいました。
ボス攻略リンク |
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ゼペット |
「クレオとP-33」の設定
クレオは母親を失ってしまった
ロボット山で戦うクレオは幼く、素直な性格のマモノの子供です。彼を溺愛していたクレオの母親は、レプリカント達からクレオを逃がすために囮となり殺されてしまいました。一人になってしまい泣いている時「P-33」と出会い、共に行動するようになります。
P-33は役割を失ってしまった
P-33はゲシュタルト計画以前からロボット山を警備しているの警備ロボットでした。しかし、ゼペットを破壊されてしまい、警備するべきシステムを失ったP-33は己の役割がわからなくなってしまいます。そんな中、P-33は偶然クレオと出会うこととなります。
P-33は不器用ながらもクレオを傷つけないようにじっとしていたり話し相手になったりと、クレオのことを大切に思っていました。P-33はいつしか「クレオを守る」ということが己の役割であると認識し行動するようになりました。
ボス攻略リンク |
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P-33&クレオ |
「ロック」の設定
砂漠の狼のリーダーだった
ロックは砂漠に巣食うの狼達を統率していたマモノです。高潔さと威厳を持ち、群れの長として砂漠を統べていました。
ロックはゲシュタルトとなる前の記憶から、人とは争わず静かに暮らしたいと考えていましたが、レプリカント達により住む場所が奪われ、同胞の狼達が殺され続けている現実に共存が不可能であることを悟り、自分たちの居場所を守るために砂の国を襲います。
元々は飼い犬だった
ロックは元々、老人の飼い主に可愛がられて暮らしていた飼い犬でした。飼い主の老人は自分自身ではなく、ロックが生き残ることを望み、ロックは老人の代わりに生き残ることとなります。
ボス攻略リンク |
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ロック |
「ジャック」の設定
首だけでも動き回るほどの生命力を持っている
多数のゲシュタルトの集合体であり、城壁をまたぎ、家を踏み潰すことができる程に巨大化してしまい、破壊衝動のみで動いている状態となっています。性格や自我は既に失われていますが、「魔王」からの「レプリカントのヨナを攫って魔王のもとに連れて行く」という使命だけは覚えており、頭だけにされてしまってもレプリカントのヨナが避難していた図書館までたどり着きました。
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ジャック |
「ルイーゼ」の設定
名前の由来は初恋の人
「ルイーゼ」という名前の由来は、「人魚姫」の作者である「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」の初恋の女性の名前です。
食べる→元の姿に?
マモノとされている「ゲシュタルト」は「レプリカント」と融合することにより元の人間に戻れるという設定を考えると、ルイーゼは「レプリカントを食べる(取り込む)」ことで「元の人間の姿」に戻れると感じていたのかもしれません。
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ルイーゼ |
「グース」の設定
ゲシュタルトの赤ん坊と母親の集合体である
魔王の城で戦うグースは、ゲシュタルトの赤ん坊とその母親が合体した集合体です。親であるマモノの意識や自我が強く残っており、多くの同胞のマモノや赤ん坊のマモノを殺した主人公たちに向けて激しい怒りを向け襲いかかりました。
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グース |
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