宝石の煌き(Splendor)は、2014年に発売されて、たちまち人気を博したボードゲームです。宝石の煌きの遊び方、ルールとその魅力をご紹介します

宝石の煌きの基本情報

基本情報 ジャンル リソースマネジメント、拡大再生産
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 約30分
対象年齢 10歳以上
発売時期 2014年
デザイナー ゲームシステム担当
Marc Andre(マーク=アンドレ)

カードデザイン担当
Pascal Quidault(パスカル=キドール)

メーカー Space Cowboys(日本語版:ホビージャパン)
価格 ¥5,500(税込)

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宝石の煌きってどんなボードゲーム?

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タイトルになっている、Splendorは「輝き」といった言葉を意味します。その名の通り、美しい宝石を取り扱っていくゲームです。プレイヤーは宝石商となって、宝石の取引をし、名声ポイント(勝利点)を獲得することが目的になります。

お金の代わりに「宝石」を使ってお買い物をする感覚です。さらに、上手にお買い物をすると割引価格的な感じで購入ができるようになっていくのが、楽しいポイントです。

宝石を得る、欲しいアイテムと交換する、手に入れたアイテムが次回以降割引クーポン的な役割を果たして、割安で交換できるようになる、というサイクルを繰り返し最も早く勝利点を得たプレイヤーが勝利となります。

中級向けと紹介されていたりもしますが、実際には非常に覚えることも少なくシンプルなのであまりボードゲームをやり慣れていない方にもおすすめのタイトルです。

内容物の紹介

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パッケージを開封すると、このようにスッキリ内容物が収まっています。
カードもトークンも、全般的にクオリティが高いです。宝石トークンもしっかりした作りになっています。

宝石トークン

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エメラルド(緑)
サファイア(青)
ルビー(赤)
ダイアモンド(白)
オニキス(黒)
が7枚ずつと、他のトークンとは少し異なる使い方をする、ゴールド(黄)が5枚あります。

発展カード

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裏面の色が異なっています。カード裏の〇の数が多いほど、高レベルとなり、高い勝利点が得られます。

青 Level3
黄 Level2
緑 Level1

貴族タイル

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お金持ちそうな人物が、ずらっと並んでいます。

宝石の煌きのルール・遊び方

ゲーム準備

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カードやトークンをセットしていきます。

・宝石トークン
全員が取りやすい位置に並べます。人数によって使用する枚数が変わりますので、必要な枚数だけ取り出してあとは使用しませんので箱等に仕舞っていただければと思います。

2人の場合…各色4枚ずつ(ゴールドは5枚)
3人の場合…各色5枚ずつ(ゴールドは5枚)
4人の場合…各色7枚ずつ全て(ゴールドは5枚)

ゴールドの黄トークンは人数に関わらず、5枚使用します。

・貴族タイル
裏向きでよくシャッフルし、その中から5枚を選んでオープンにします。残りのタイルは使用しません。貴族タイルもプレイ人数によって使用枚数が変動します。

2人の場合…3枚
3人の場合…4枚
4人の場合…5枚

・発展カード
3つのレベル別に分けて、裏向きにシャッフルします。各レベルの山札から4枚をオープンにしてレベルごとに山札の横に並べます。
レベルは、裏面の色と〇の数で判別できます。
どんどんレベルがあがっていくほど高得点が獲得できるので、レベル1を一番下の段に、レベル3を上段に配置するのがわかりやすいかと思います。

これにて、セット完了です。

ゲームの目的

発展カードの左上に書かれている数字、貴族の左上に書かれている数字が得点となります。
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画像の発展カードは5点となります。5点を得るためには青の宝石が7、緑の宝石が3必要となります。宝石と引き換えに、発展カードを手に入れると得点になります。

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こちらの女性がの貴族タイルは、3点となります。3点を得るためには緑の宝石が3、青の宝石が3、白の宝石が3必要となります。※貴族タイルについては宝石を支払わずに所持しているだけで、得点となります。後程詳しく説明します。

宝石を集めて、発展カード及び貴族タイルを手に入れることでで、得点が加算されます。15点に達すると勝利となります!

ゲームの流れ

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。一番宝石商っぽい人からスタート!とかで大丈夫です。スタートプレイヤーから時計回りに手番が進行します。
自分の手番で行えることは3つです。

1:宝石を取得する
2:発展カードを購入する
3:発展カードを予約する

それぞれ詳しく解説していきます。

1:宝石を取得する

後ほどお買い物をするために使用する、宝石を取得します。
取得する際には、2種類の方法があります。

・全て違う色の宝石トークンを「3つ」取る。
・同じ色の宝石トークンを「2つ」取る。

この時、黄色のゴールドトークンは選択することが出来ません。ゴールドの使い道は後程ご説明します。
また、各色4つ以上残っている状態で無いと、取得できません。
手元に保有できる宝石は10個までとなります。10個を超えた分は超過した分を返却しなくてはいけません。

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「青」、「緑」、「白」を1つずつ3枚取得した場合。

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「緑」「緑」と同じ色を2枚取得した場合。

プレイスタートした後は手持ちの宝石はゼロからスタートしますので、序盤は、各プレイヤー欲しい宝石を順に取得していく、という流れになります。

2:発展カードを購入する

発展カードに描かれた宝石を支払うと、購入して手持ちの財産として保有することが出来ます。その為、宝石を取得する際は場に出ている発展カードを見て、どの色の宝石が必要かを考えて選択していく必要があります。

例えばこのカードは白2、青3、赤3で購入することが出来ます。
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手持ちの宝石トークンを使って、カードを手元に保有します。

左上に「1」と刻まれていますので、1点が獲得となります。
また、このカードは右上に白い宝石が表示されています。宝石が記されている場合は、手に入れた次回の手番以降で、その色の宝石の代わりに使用することが出来ます!つまり、このカードの場合は白い宝石トークン1個分の価値になります。
また効果を使用したカードを場に返す必要もないので、獲得したカードは資産としてプレイ中ずっと残ります。

プレイを続けていくと、手元に発展カードが増えていきます。
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例えば、図の場合、プレイヤーは発展カードにより白い宝石を3つ分持っていますので、左側の矢印のカードは白3で獲得できるため、実質宝石を使用することなく「無料」で獲得することが出来ます。
右側の矢印のカードは白2、緑2の宝石が本来必要です。但し手元に発展カードを持っているので、そのうち、白の分は代用ができます。緑の宝石を2つ支払えば、獲得できます。

発展カードの中には得点が記載されていないものもありますが、獲得しても得点にならないから損じゃないか!ということはなく、右側に宝石が描かれていれば、次回以降で宝石として使用できるというメリットがあります。
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画像のカードは得点にはなりませんが、右上に緑の宝石がありますので、次回手番以降緑の宝石1個として代用できます。

発展カードを獲得したら、1枚同じレベルのカードの山札から、1枚引いてオープンにします。常に獲得して無くなったら補充という形で場には各レベル4枚ずつの発展カードが並んでいる状態が持続します。

3:発展カードを予約する

獲得するための宝石はまだそろっていない!でも確実に手に入れたい!というようなときに、発展カードを予約することが出来ます。
予約する発展カードと、ゴールドの黄トークンを1枚取ります。
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あくまでも予約なので、手元にはあるものの、この時点では得点になりません。所定の獲得に必要な宝石を満たすと加算できます。画像の場合だと、青の宝石7個と緑の宝石3個分で自分の資産に出来ます。購入のルールは通常と同様、宝石での支払いと手持ちの発展カードに表示された宝石を代用として使用することも可能です。

予約は最大3枚まで可能です。
自分が欲しいから予約したい、という場合もあれば、他のプレイヤーが狙ってそうだな、と思われる発展カードをあえて先抑えし、妨害するといった意図で行います。

また、ゴールドの黄トークンについては、どの色の宝石としても使用できるワイルドカード的なトークンとして使用することが出来ます。
黄トークンは予約した発展カードを購入する前であっても独立して使用することが可能となりますので、欲しい色の宝石トークンが無いので、黄トークンを取っておき、予約をもしておく、という考え方もあります。

貴族タイルについて

貴族タイルも獲得すると、得点が加算されます。
獲得方法ですが、発展カードと表示が似ていますが、宝石を消費して獲得するのではなく、手に入れた発展カードの右上の宝石が、貴族カードにある宝石の表示数に達したら、対象の貴族タイルがゲットできます。

イメージ的には資産持ちになってきた宝石商(プレイヤー)の所に貴族が上客として訪れてくれた!という感じで覚えて頂くといいかなと思います。
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画面の貴族の場合は、白、青、黒の宝石を、それぞれ3つずつ発展カードを獲得していることが条件になります。条件に達したら、貴族タイルを手元に置きます。ゲーム終了まで、貴族タイルの移動はありません。
一番最初に、各貴族タイルの条件を満たしたプレイヤーの得点となります。

ゲーム終了について

発展カード及び貴族タイルによる得点の合計が、15点に達したプレイヤーが居たら、そのラウンドでゲームが終了となります。例えばスタートプレイヤーだったプレイヤーが15点に最初に到達した場合は、あと一手ずつ手番がまわる形になります。
最後の手番を終えて、最も高得点だったプレイヤーの勝利となります。最初に、15点を超えたプレイヤーではないのでご注意ください。

また、最高得点を取ったプレイヤーが同点で複数いた場合は、手持ちの発展カードの少ないプレイヤーが勝利となります。(こまめに買い物をするよりも、一挙にどかん!と高得点狙いの方が優遇となる、という仕様になります。)

プレイのコツ

頭でも触れましたが、ざっくり言いますと、手に入れた割引券を駆使してお得にお買い物をしたプレイヤーが勝利するゲームですので、リアルな生活の買い物のコツが活かせます。
プレイすると体感できますが、運による要素よりも、戦略的に考える要素の方が強いゲームです。

・競合状況を見る
他のプレイヤーが何を狙っているのかを見ます。手番が後の場合は、先行のプレイヤーが場に出ている発展カードのきっとアレを狙っているんだろうな、というのは予測がつけやすいと思います。カード取得は先着順のため、後追いで宝石トークンを集めるのが得策なのか、確実に取れそうな他の色を狙うのかを考えます。

・発展カードのコストパフォーマンスを見る
例えば、宝石の色は別として、宝石12個の支払いで4点獲得できる発展カードと、宝石5個の支払いで2点獲得できる発展カードはどちらがお得でしょうか?
前者の12個で4点の方は、1点あたり3個、後者の5個で2点の方は、1点あたり2.5個で獲得できる換算となるため、実は2点の方がお得です。
このように得点獲得にコスパのよいカードが存在しますので積極的に狙っていきましょう。(ただし、お得なカードは当然他のプレイヤーも狙ってきます!)

・早めに予約しすぎない
絶対にあのカードを取りたい!もしくはどうしても取らせたくない!と思っていても、予約したカードは購入しないと得点化しない、かつそのカードに宝石が描かれていても購入しなければ資産としての効果も発揮しないので、あまり早く予約しすぎてもダブつかせるだけになってします可能性があります。基本的には、もうすぐ購入できるな、という見込みが近くなった手番での予約がおすすめです

レビュー&感想

使用するコンポーネントの種類も宝石、発展カード、貴族カードの3種だけ、というところもあり、初プレイでも覚えやすく、導入しやすいボードゲームです。
ルール説明文の中でも書きましたが、なんといっても、割引でお得にお買い物できた時の気持ちよさがたまりません。他のプレイヤーが絶妙にお得に購入を行ったりした際も「上手い!」と思わず声が出ます。

パッケージイラストから少し難しそうな雰囲気がするかもしれませんが、一度プレイすれば、ルールは十分把握できますので、ちょっと頭をひねった戦略的なゲームをやりたいという方にはおススメです。プレイ時間も大体30分くらいでワンプレイできますので、ついついもう一回!と繰り返しプレイしたくなる良ゲームです。お友達やご家族でお楽しみください!
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