ディスガイアRPG_アイキャッチ

2019年11月サービス開始予定のスマートフォン向けアプリ『魔界戦記ディスガイアRPG』の接続テスト版、先行プレイレポートをお届け。『魔界戦記ディスガイアRPG』では2019年10月31日(木)〜11月3日(日)までの期間で負荷対策などをチェックする接続テストを実施する。当レポートでは、本作の気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!

※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

『魔界戦記ディスガイアRPG』ってどんな作品?

「史上最凶やり込み育成RPG」ここにあり

ディスガイアRPG_概要

日本一ソフトウェアが誇る、やり込みSRPGの金字塔「ディスガイア」。シリーズ累計出荷本数300万本を誇る超人気作が、『魔界戦記ディスガイアRPG』としてついにスマートフォンに登場します! シリーズ初となる「コマンドバトルシステム」を採用した本作は、アプリに最適化された操作性や、歴代主人公・ヒロインたちが集結するストーリー、そして何より史上最凶と銘打たれたやり込み要素が光るタイトルとなっています。

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第1話「ゲームの流れをご紹介」

歴代キャラ大集合のハチャメチャストーリー

ディスガイア_話選択 ディスガイア_ステージ選択

とかく尖った要素が語られがちなディスガイアですが、実は基本的なゲーム進行そのものは極めて王道なものとなっています。主要コンテンツとなる“メインストーリー”は、キャラ同士のコミカルな掛け合いが楽しめるストーリーパートと、手に汗握るバトルパート(ステージ)を交互に繰り返してゲームを進めていくという、RPG好きには馴染み深い流れとなっています。

ディスガイアRPG_ストーリー ディスガイア_ストーリー2

ディスガイアシリーズといえば、善悪の価値観が逆転した「魔界」を舞台とした、悪魔や魔王、天使たちによるハチャメチャ(ところにより感動)ストーリーが象徴的ですが、「ディスガイアRPG」でもそうした持ち味はもちろん健在。歴代主要キャラクターが一堂に会する本作だからこそ実現した、コミカルかつ壮大なシナリオはまさに必見です。

「ディスガイア感100%」のコマンドバトル

ディスガイア_パーティ

それでは早速、気になる本作のバトルについてご説明いたします。自分が所有するキャラ5+他のプレイヤーから借りたサポートキャラの6人パーティで戦うのですが、本作にはたくさんの固有キャラに加え、信じられないほど多くの種族や職業の汎用キャラが実装されており、バランスのとれた編成が極めて重要となっています。

ディスガイア_コマンド

前述の通り本作ではコマンドバトルを採用しており、画面下のアイコン順(※SPDというパラメータにより決定)で各キャラに手番が回ってくるオーソドックスなものとなっています。SRPG特有の「位置取り」や「行動順の考慮」といった要素がオミットされたことにより、ゲームテンポの劇的な向上誰でも手軽に理解できるゲーム性を実現しています。

ディスガイア_ビーム ディスガイア_アストラル

キャラはSPを消費して、強力な技を発動することができます。ダメージ的な破壊力もさることながら、一つひとつの技に設けられたド派手なエフェクトにより、見た目にも楽しめるのは本作ならでは。今回の先行プレイでは、エトナファンにはたまらない“セクスィービーム”も確認でき、「ああ、ディスガイアなんだ」ということをこんなところでも再認識できました。なお、SPは自分のターンになった際や後述の連携攻撃発生時に回復します。

ディスガイア_連携1 ディスガイア_連携2

中央に表示された攻撃ボタンでは、SPを消費しない通常攻撃が発動できます。SP消費が0ゆえに比較的ダメージ量は少ないのですが、必ずしも弱い攻撃という訳ではないのが面白いところ。時折「連携攻撃」が発動することがあり、熱い演出とともに大ダメージを与えられます。連携攻撃は相性のいいキャラクター同士だと起こりやすいため、同じ作品のキャラで固めてみるというのも面白いかもしれません。

ディスガイア_タワー1 ディスガイア_タワー2

そして「ディスガイア」ならではのコマンドが、シリーズファンにはお馴染みの“持ち上げ”です。キャラを持ち上げることで、積み上げた数が多いほどダメージが増える「タワー攻撃」と、タワー状態を解除しつつダメージを与える「投げる」という攻撃ができます。タワー状態では一番下のキャラだけがダメージを受けてしまうのですが、タワー攻撃で敵を撃破するとボーナス経験値が全てのキャラに分配されるため、「下にタンク役の堅いキャラを配置し、上に入手したばかりのキャラを乗せて一気にレベルアップ」といったことが可能となっています。

ディスガイア_結果画面

このような攻防を繰り返しながら、全ての敵のHP0にすると勝利となります。各ステージには「女性キャラ2体以上で勝利せよ」といったミッションも設けられており、クリアすればさらなる報酬を得ることができます。余談ではありますが、ステージ名に『力ずくで解決』と冠されているのを見て、思わず笑ってしまったのが印象に残っています。こうしたファンならニヤリと出来る要素が満載なのも嬉しいところですね。

ディスガイアの歴史、全部入り

ディスガイア_モード

ここまで最強魔王を目指すメインストーリーについてお話ししてきましたが、史上最凶と銘打ったディスガイアのコンテンツは、もちろんこれだけではありません。「お祭り感あふれる作品なのは分かったけど、シリーズをやったことないから不安」というあなたにこそうってつけのモードが“魔界史回想”です。

ディスガイア_回想

残念ながら今回の接続テストでは解放されていませんが、このモードでは歴代「ディスガイア」作品の世界観を楽しみながら追体験することができます。オリジナル作品の雰囲気そのままに、システムをコマンドバトルに整えた本モードは、ディスガイアの歴史が全て詰め込まれたまさに“全部入り”。これがメインストーリーとは別に用意されているというのだから驚きです(サービス開始時は『魔界戦記ディスガイア』のストーリーが公開予定)。

ディスガイア_暗黒ゲート

「暗黒ゲート」というモードでは、回数制限があるものの、経験値やHL(お金)、成長素材などをザクザク稼ぐことができます。画像では他にも2つの転生素材ゲートが確認できますが、こちらも今回の接続テストでは未開放となっています。転生についてはまた後ほど。次項では、ディスガイアシリーズとは切っても切り離せない、2つの特徴的なシステムについてお話しします。

独創性あふれる便利なシステム

ディスガイア_議題 ディスガイア_議会

「暗黒議会」を一言でいえば、「経験値を多めに獲得したい」と「アイテムドロップ率をあげたい」といった“議案”を押し通すことができる夢のような場所です。…といっても、そうやすやすと「ワガママ」を通してくれるほど、悪魔議員たちは甘くはありません。賛成や反対は気分次第で、時には殺意を感じるほど敵意を向けられることも…

ディスガイア_賄賂

そんな時に効くのは、今も昔も“山吹色のお菓子”と相場が決まっています。ワイロを送ることで議員の態度は一変! 清…くない一票を手に入れることができました。なお議員の中でも力関係があり、権力者(=強い悪魔)を狙い撃ちするのが効果的とのこと。暗黒議会を活用して、自分好みの世界を作り上げましょう。

ディスガイア_病院 ディスガイア_ルーレット

「魔界病院」では、被ダメージ・戦闘不能・全滅といった“痛い目”にあった度合いに応じて、様々な報酬を受け取ることができます。発想自体が非常にユニークな魔界病院ですが、その存在によって敗北が決して“徒労”になることがなくなり、初心者救済の役割を果たしているのは見逃せない点です。なお本作では、8時間ごとにドーピングルーレットを回すことで、行動力の回復も可能となっています。

ディスガイア_回想屋

他にもキャラクターの詳細プロフィールが味わえる「記録屋」や、あの名シーンが何度でも楽しめる「回想屋」など、痒い所に手が届く様々な機能を搭載しています。しかし本作が何より恐ろしいのは、ここまでの記事が「やり込み要素を極力省いたレビュー」であること! ここからは、皆様お待ちかねの“史上最凶”なやり込み要素について、徹底的に解説していきたいと思います。

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第2話「史上最凶のやり込み要素」

これが“やり込みゲー”の究極だ

ディスガイア_ステータス画面 ディスガイアRPG_キャラエピソード

それではまず始めに、ステータス画面を見てみましょう。見るからに情報量が詰め込まれたスクリーンショットが、このゲームの本質を如実に表しています。一般的なRPGと同様、経験値を稼ぐことでステータスが上昇していくのですが、驚くべきはそのレベル上限。最初はレベル100が上限なのですが、後述の“転生”によって、最終的にレベル9999まで成長させることが可能になります。また特定のキャラには、一定レベルで解放される専用エピソードが用意されているのも嬉しいところです。

ディスガイア_ウェポンマスタリー

本作では剣や槍、弓など、様々な武器をキャラに装備させられるのですが、それぞれの武器種にウェポンマスタリー(武器熟練度)が設定されています。ウェポンマスタリーが高ければ、より強力な技を習得することができるのですが、これを上げるためにもやはり“転生”が必要です。

ディスガイア_コマンドズーム

ウェポンマスタリーやレベルアップによって習得できる「コマンド」。本作では戦略に合わせて、自由に技を付け替えることが可能です。技には敵単体を攻撃するものから、全体攻撃、回復技、など様々な種類が存在。武器種と同様にそれぞれの技にもレベル(熟練度)が設定されており、使い込めば使い込むほど強力になっていきます。

ディスガイア_魔改造 (1)

その他にも、特殊能力に当たる「魔ビリティー」や、ステータスの伸び率を上げる「チートランク」、さらにはプレイヤー自身のレベルアップ要素「ユーザーRANK」など、とてもここには載せきれないほどの成長システムが盛りだくさん!是非とも実際にプレイして、その目で確かめてみてください。

「マオのラボ」から始まる、最強キャラへの道

ディスガイア_ラボ

ディスガイア3の主人公・マオが怪しげな研究を続ける「ラボ」では、キャラの潜在能力を解放することができます。複数ある項目の中でも最も重要なのが、最大レベルまで育てたキャラのレベルをリセットする代わりに、レベル上限の解放と“マナ”の獲得が行える「転生」です。マナを使うことでベースステータスを上昇させたり、ウェポンマスタリーを上げたりと、キャラクターのさらなる強化には欠かせません。

ディスガイア_覚醒 ディスガイア_改造

加えて、同じレアリティのキャラ5体を消費することで、任意のキャラのレアリティを一段階アップさせる「覚醒」や、同一キャラを素材にして新たなコマンドやサブ魔ビリティーなどを解放する「魔改造」が存在。作品に膨大なやり込み要素をもたらすと同時に、いわゆる“被り”が嬉しい仕組みをも実現しています。

「アイテム界」が装備システムに革命をもたらす

ディスガイア_ショップ

装備品は主に「ショップ」で購入することで入手出来ます。ショップには暗黒議会で上昇させられる“お得意様RANK”という概念があり、この値が大きいほど強力な品揃えになります。装備品にはコモン・レア・レジェンドのグレードが存在し、高グレードのものほどレベル上限が高くなっています。とはいえ、レベル上限まで育てたコモンの方がレベル1のレジェンドより強い場合もあり、こうした所にも本作の“やり込みファースト”思想が伺えます。

ディスガイア_アイテム界1 ディスガイア_アイテム界2

そしてディスガイアにおける最大の“発明”といえるのが、装備品のレベル上げ自体を一大コンテンツとした「アイテム界」です。それぞれのアイテムに設けられたフロアを1階クリアするごとに、そのアイテムのレベルが上がる仕組みです。さらにアイテムには“イノセント”と呼ばれる妖精的な存在が住み着いており、アイテム界で服従させることでそのイノセントが持つ特殊効果を発動させ、レベルとは別個に装備を強化することができるのです。

最凶のエンドコンテンツが貴方を待っている

今回の先行プレイでは体験できませんでしたが、見るからにエンドコンテンツ感あふれる「魔王の巨塔」も用意されており、塔の頂上を目指してひたすらバトルに打ち込む、そんな気の遠くなるようなボリュームが容易に想像できます。また、ストーリーモードのステージ難易度が選択できるというスマホRPGではお馴染みの機能が、ディスガイアというシリーズと極めて高い親和性を持っている点も印象的でした。

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第3話「先行プレイ感想」

魔界戦記ディスガイアRPG_まとめ1

一シリーズファンとして『魔界戦記ディスガイアRPG』という作品の魅力を語る際に、“やり込み要素”という言葉を抜きにすることはできません。レベルは勿論、装備品、熟練度、魔ビリティーなど、作品内におけるありとあらゆる要素を極限まで強化できるというそのゲームデザインは、他のスマホRPGとは明らかに一線を画しています。

しかしここで重要なのは「やり込み要素が充実している」という一文が、ただ単に量が多いということを意味するわけでは決して無いという点です。ボリュームだけを評価するのであれば、レベル上限を100万でも200万にでもすれば良く、つまるところプレイ時間の水増しに過ぎないものになってしまいます。そんな歩間違えれば単なる“作業”にもなり兼ねないやり込み要素に対して、どうして本作はここまでの中毒性を持たせられるのでしょうか。

魔界戦記ディスガイアRPG_まとめ2

筆者は「やり込み要素」と「作業」の違いは“説得力”の有無にあるのではないかと考えています。例えば、装備品に対して「アイテムの中の世界」という設定と、イノセントという“住人”がいるという物語性を持たせることで、装備レベルや付加効果を単なる記号から、無限に用意された新たな冒険先へと存在を昇華しているのです。そうした視点から見たとき、一見ギャグ性の強いハチャメチャなシナリオですら、億を超えるダメージ量を伴うゲーム内容に対して必然性を持たせるという大事な役割を果たしていることに気付かされます。

もしかしたら読者の皆様の中には、バトルの刷新に対して「それってディスガイアなの?」と懐疑的な方もいらっしゃるかもしれません。しかしむしろ、複雑なSRPGをシンプルなコマンドバトルに“翻訳”したことにより、ディスガイアの「ディスガイア性」とは何か?について徹底的に突き詰めることに成功しているのです。ライトユーザーにとって手に取りやすいスタイルの作品として生まれ変わりつつも、決して変わらない奥深いゲーム性がシリーズファンの心を捉えて離さない。そんな本作はきっと、魔界においては非常に粗悪で、低評価の嵐が吹き荒れる作品なのかもしれません。

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『魔界戦記ディスガイアRPG』のゲーム概要

アプリタイトル 魔界戦記ディスガイアRPG
配信日 好評配信中
ジャンル 史上最凶やり込み育成RPG
対応OS iOS/Android
事前予約 あり
価格 基本プレイ無料/アイテム課金制
開発 日本一ソフトウェア/フォワードワークス
公式サイト 『魔界戦記ディスガイアRPG』公式サイト
公式Twitter 『魔界戦記ディスガイアRPG』公式アカウント

©2019 ForwardWorks Corporation.
©Nippon Ichi Software, Inc.

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