2024年にリリース予定の『AFK:ジャーニー』の先行プレイレポートをお届け。先行プレイで判明した本作の魅力や注目ポイントをご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。
『AFK:ジャーニー』ゲーム紹介
独自性のある幻想絵本風アドベンチャーRPG
『AFK:ジャーニー』は、2020年にリリースされた放置型育成ファンタジーRPG『AFKアリーナ』とは別の世界観(パラレルワールド)になっており、「幻想絵本風アドベンチャーRPG」と銘打たれた本作は、『AFKアリーナ』と同じく放置型育成という側面を持ちつつ、新たにオープンワールドゲームのようなやりごたえのある探索要素をかけ合わせているのが特徴。プラットフォームはiOS、Android、PCに対応しているため、プレイヤーそれぞれが適した環境で遊んでほしい。今回は12月6日より開催されるβテストに先駆け、ゲームをプレイする機会をいただいたので、『AFK:ジャーニー』の魅力を余すところなくお伝えしていきたい。
先行プレイ動画公開中
『AFK:ジャーニー』ストーリー紹介
「エスペリア」という舞台で展開する重厚な物語に目が離せない
本作の舞台は「エスペリア」という世界であり、そのなかで人間たちが中心となる「ブライト王国」、戦いを好む亜人「ババリア部族」、平和主義の亜人「ヴェルディア連盟」、アンデッドによる「グレイヴボーン」、神々からなる「セレスチアル」と「カタストロフ」といった6つの陣営に分かれた世界観が特徴的だ。プレイヤーは「大魔法使いマーリン」としてエスペリアで目覚め、個性豊かな英雄たちと出会い、交流を通して絆を育みながら冒険を繰り広げることとなる。
マーリンは記憶を無くした大魔法使いであり、自らを慕うものは多いが実感が薄いという設定。その過程で『AFK:ジャーニー』の物語やシステムについて自然に学ぶことができるため、設定に置いていかれずに違和感なくゲームに馴染むことができた。
ストーリー序盤では放火事件が発生し、火魔法を操るブレイズウィッチ「ミレイル」が犯人として疑われるが、実は記憶を失う前の主人公とかかわりがあるらしいと判明。同時に別のブレイズウィッチの存在も明らかになり……というミステリー風味のストーリーが描かれ、どのような展開になるのかとワクワクしながらプレイができた。またメインストーリー以外でも町にはサブクエストが多く存在し、そこでエスペリアという世界や、その地域の特色について知ることができるという奥深いものとなっていた。
『AFK:ジャーニー』キャラクター紹介
美麗なグラフィックで描かれるキャラクターは魅力的に活躍
本作を語る上で外せないのが、絵本のようなタッチが特徴的な3Dグラフィックである。イラストがそのまま動き出しているかのようで、この映像のままゲームが進行するのは驚きが強かった。キャラクター(本ゲームでは英雄と呼ぶ)それぞれも魅力的で、マスターである主人公を慕う明るいハムスターの騎士「ロンロン」や、同じくハムスターでおませなメイジの「メイメイ」。そのほかストーリー序盤で仲間になる軽薄でユーモアにあふれるヴァレンなど、一癖も二癖もあるキャラクターが多い。次はどういった個性的な英雄が登場するのか期待が高まり、その人物の背景を掘り下げてみたいと思わせてくれるゲームだ。
イベントや会話シーンではテキストを送るごとにモデルが動き、画面が華やかであると同時に飽きさせない。ムービーの出来も素晴らしく、リッチで美麗なキャラクターたちがいきいきと動く様子が伝わってくる。英雄ホールという所持している英雄を管理する画面では、それぞれのキャラクターをタップすることで、可愛らしい反応を返してくれる。レベルアップ時も固有のモーションで動き、見ているだけで楽しい。また『AFKアリーナ』に登場したキャラクターも本作に登場し、たとえばロワンはストーリーの序盤から姿を見せ、ルシウスはガチャから手に入れることができた。
▲緑色のフードを被った少年がロワンだ
『AFK:ジャーニー』システム紹介
スマートフォンでRPGにおける探索の醍醐味が味わえる
本作はアドベンチャーRPGであり、オープンワールドのような広大なエスペリアを自由に冒険することができる。RPGの魅力はプレイヤーがゲームを進めるなかで世界観への解像度を上げ、まるでその舞台に入り込んでいるかのような没入感を得られることだろう。本作でもそのポイントは踏襲されており、訪れたことのないエリアのマップは、はじめは暗く不透明だが、探索をしていくことで自らが歩いた軌跡がマップに反映されていく。見知らぬ土地を徐々に開拓していく喜びが、『AFK:ジャーニー』にもあふれている。また今回は先行プレイ用のテストサーバーで遊ばせていただいたが、ほかのプレイヤーもあちこちに存在していた。世界に自分以外もいるという安心感を覚え、それぞれの主人公たちが歩んできた冒険に思いを馳せることができた。プレイヤー同士の交流用に、手を振ったりハイタッチをしたりするモーションが用意されているのもうれしいところだ。
また本作はプレイヤーが至れり尽くせりなシステムも特徴で、たとえば各地に存在するテレポートストーンを見つけるといつでもファストトラベルが可能になるほか、マップから目的地を選択すると、最短距離かつ自動で向かってくれる機能がある。そのため探索途中に迷ってしまい、どうやって目的地に行けばいいのか分からないことや、一度行った地点に自力でもう1度行くのは疲れるという経験もない。ストレスなく探索の面白さをギュッと濃縮した体験が味わえる。
親切といえば本作独自の「共鳴システム」で育成もライトに楽しめるのが特徴。ソーシャルゲームなどで新しく手に入れたキャラクターを使用したいが、あまりにスタメンとレベルが離れており育成が大変だと思った経験はないだろうか。本作ではレベルと装備が共通になっており、スタメンの一番低レベルのキャラクターに、控えメンバーのレベルも統一され、装備もキャラクターごとではなく職業ごとというくくりになっている。育成や装備集めの大変さがなく、バトルで好きなキャラクターを気軽に使えるのも本作の大きな魅力だ。
『AFK:ジャーニー』バトルシステム紹介
地形やトラップ、スキルを駆使して行うバトルはやりごたえ抜群
バトルは最大5名の英雄を選んで戦闘に移行する。英雄たちは「必殺技」と「スキル」が固有で3~4個設定されており、パーティー内でタンク役や回復役などを割り振って戦略的に戦うのが基本となる。必殺技はバトル画面下部のアイコン上に存在する黄色のゲージを溜めることで発動可能。それぞれ「複数回攻撃を行い、特殊状態に入る」、「敵一体に特殊な状態異常を与え、その後付与された敵に範囲ダメージを与える」など強力な効果を持っている。発動するタイミングを見計らうことで、レベル差が大きくても勝利に導くことが出来るだろう。
また戦闘中狙われやすい味方は、赤い線の軌跡で表示されているため一目で分かりやすく、優先して回復やバフをかけてあげると生存率が上がる。本作独自の要素でバトルフィールドには仕掛けが用意されており、たとえば両端に壁がある場合は相手を分断することが可能。トラップとして爆発するタルが置いてあることもあり、上手く敵を巻き込めれば有利になる。そのためバトルがはじまったら、まず周りに使えそうなものがないか探すのがセオリーだ。こうした戦略的な仕掛けがあることで、一戦ごとに新鮮な気持ちでバトルができ、ゲームへのやりごたえを生んでいる。
▲壁をうまく使って敵を分断した例
戦術的な要素があると聞くとハードルが高いと思う方もいるかもしれないが、フィールドの各地には特定の英雄だけを使用してバトルのチュートリアルを行う「戦術演習」というコンテンツが用意されている。クリア特典の豪華な報酬とあわせて、その英雄が持つ個性を学び、楽しみながら本作のバトルシステムの奥深さを学べる。なお、あまりに敵と比べて味方のレベルが高ければ、フィールド上で「殲滅」機能を使うだけでバトルに移行せずに倒すことができる点もサクサクだ。また各地に隠れている強敵を倒す(エリートチャレンジ)と、豪華な中身の宝箱を手にいれられる。そのため今日はあそこの地点まで行きたいorあの敵に勝ちたいというプレイヤーごとの目標が持ちやすく、ついついゲームを長時間プレイしてしまう中毒性がある。
そして『AFKアリーナ』ゆずりの放置型育成要素も本作と噛み合っている。「AFKステージ」というバトルステージを徐々にクリアしていくことで、「AFK収益」(放置しているときの報酬)がパワーアップする。そのため難しいバトルステージをクリアすると未来の自分がお得というバトルと育成要素が密接に絡み合っている。また放置しないでガッツリとゲームを進めたい方向けにも1日2回無料で「AFK収益」の加速が行え、1回につき瞬時に120分の報酬を手に入れられる。ゲームをしていないときもお得な要素があるため、明日もゲームを続けたいというモチベーションになるほか、もしログイン忘れなどをしても罪悪感が薄いだろう。
『AFK:ジャーニー』先行プレイ感想
『AFKアリーナ』ファンはもちろん、RPG好きに勧めたい一作
今回先行プレイを通して感じたことは、やりごたえ抜群のRPGゲームを手軽に魅力だけを抽出して楽しめるということだ。育成などの時間がかかる要素をオミットして、探索やバトルというRPGの面白さの肝を抽出して簡単に楽しめるのが特徴。手のひらサイズのスマートフォンのなかに、広大なエスペリアという世界が詰まっており、次はどんなキャラクターに会えるのか、どんなエリアに行けるのかと先行プレイ後もワクワクしている。
『AFK:ジャーニー』βテスト情報
βテスト参加して一足先にエスペリアでの冒険を体験しよう!
『AFK:ジャーニー』は、12月6日~12月11日にかけて開催されるクローズドβテストに向けて、11月28日~12月2日23時59分まで、3000人を対象に参加を受け付けている。『AFKアリーナ』のファンはもちろん、本記事を見て気になった方はぜひ応募してほしい。そして公式X(旧Twitter)でも日々キャラクター紹介が掲載されているため、ゲーム内容を深掘りしたい方は、こちらのチェックもおすすめしたい。
『AFK:ジャーニー』基本情報
タイトル名 | AFK:ジャーニー |
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配信日 | 2024年内 |
ジャンル | 幻想絵本風アドベンチャーRPG |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
対応機種 | iOS/Android/PC |
開発会社 | LILITH GAMES |
公式サイト | 『AFK:ジャーニー』公式サイト |
公式Twitter | 『AFK:ジャーニー』公式Twitter |
権利表記 | ©︎FARLIGHT PTE.LTD.ALL RIGHTS RESERVED |
提供:LILITH GAMES
この記事の執筆者 | |
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SIGH | |
フリーのゲームライター。RPGとADVと猫が好き。 人生を変えたゲームは、科学アドベンチャーシリーズの『CHAOS;CHILD』 |
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