『白夜極光』CBTプレイレポート｜幻想的な異世界を舞台に光と闇の戦いを描く、「本格派」ラインストラテジーRPG

2021年夏配信予定の新作アプリ『白夜極光』のCBTプレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介！

※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

『白夜極光』とは

『白夜極光』は、あのテンセントゲームズが新たに送り出すスマートフォン向け「本格派」ラインストラテジーRPGだ。幻想的な異世界を舞台に対立する光と闇の戦いを描いた本作は、洗練されたグラフィックと超豪華声優陣、そして一筆描きの要領で線を繋いでいくユニークなバトルシステムが特徴となっている。

また、2021年夏に正式リリースを予定している本作は公式Twitterで最新情報を発信しているので、気になった方はフォローしておくと良いだろう。
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世界観

極光が交わる白夜。空と宇宙の境目から極光‐オーロラ‐の彼方へ――さぁ、旅をはじめよう。
アストラ大陸と、現存する最古の歴史からここに住む光霊・空の末裔。数百年続いた平和は、謎の組織が指揮する暗鬼の侵入によって崩壊する。
暗鬼の手で滅ぼされた空の末裔――かろうじて生き残ったキミは地下に逃れ、そこで長い年月を過ごした。
それから17年後、ひとりの光霊が偶然キミを見つけ出し、光溢れる地上へと連れ出す…
後戻りできない現実、光霊たちとの絆。太古の遺産・巨像を操り、聖都や砂漠を駆け抜け、個性豊かな仲間たちとともに今、光を導け。これはキミが、キミの未来に光を取り戻す壮大な物語。

『白夜極光』先行実況プレイ！

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ゲーム紹介

練り込まれた世界観と重厚なストーリー

『白夜極光』のメインコンテンツに当たる「探索」はステージ攻略制を採用しており、テキスト形式で重厚かつ壮大な物語が描かれるアドベンチャーパートと、戦略性の塊とでもいうべきバトルパートが交互に展開される形だ。先の気になるシナリオは歯応えのあるバトルへの強い推進力になっており、プレイヤーのモチベーションを大いに掻き立ててくれる。

本作の舞台は、数百年の平和が「悪鬼」によって崩壊してしまった異世界。17年にも及ぶ地下生活の末、あなたは一人の光霊によって偶然見つけ出され、光溢れる地上へと連れ出されることになる。そこでは、「光霊」と「暗鬼」の永遠とも感じる果てしない戦いが繰り広げられているのだった。

ここまでの話だけを聞けば、悪鬼というわかりやすい敵役もおり「ザ・王道」のように思われるかもしれないが、それは半分当たっていて半分間違っている。というのも、それぞれの光霊たちは「啓光連邦」「影ノ街」といった6つの陣営のいずれかに属しており、かたや大型都市の教会騎士団、此方はぐれ者たちによる強盗集団といったように、所属先によって文化や活動方針が全く異なるのだ。

本来一丸となって暗鬼に立ち向かわなければならないはずの光霊たちは決して一枚岩ではなく、その道筋は前途多難だ。ただ逆に言えば、だからこそ物語上における主人公の重要性がぐっと引き立つとも思う。CBTで語られたのは全体のほんの一部であるが、これから6つの陣営がどのように絡み合い、暗鬼との戦いへと向かっていくのか、物語の行く末がとても楽しみである。

一筆書きの可能性を追求した独創性あふれるバトル

そして今回『白夜極光』という作品を取り上げるにあたり、最も推したいのがその独自性あふれるバトルシステムだ。本作の戦闘はマス目がいくつも描かれたバトルフィールド上で繰り広げられる。これを見てゲームに慣れている方なら「ああ、シミュレーションね」と脊髄反射的に連想されるかと思うが、本作のバトルは既存のSLGとひと味もふた味も違う。

一般的なシミュレーションRPGでは「キャラを移動→技を選択」という流れになるが、本作では移動と攻撃を同時に行う。バトルフィールドのマス目の色に注目してほしい。自キャラのいる位置から同色のマス目を一筆書きのように結んでいくことで、キャラクターがその線を移動し隣接する敵に攻撃を加えてくれるのだ。繋げたマス目の数に応じて威力がアップする他、一定数を繋げれば「連鎖技」と呼ばれる強力なスキルが発動する。

このあたりはまさにパズルさながらの楽しさと形容すべきだろう。ただ難しいのは、何も考えずとにかく長く繋げればいいかというと、そういう訳でもないというところである。例えば上の画面であれば、最大値まで距離を伸ばしてしまうと、敵の攻撃範囲にもろ被りしてしまうため、敢えてその手前で止めるという戦術が有効になってくる。

またスキルには「十字方向4マスにダメージを与える」「周囲を水色マスにする」など、好きなタイミングで発動できる「能動技」というものもあり、その存在が位置どりの戦略性をより一層深くする。マスをつなげるという一筆書きそのものの面白みに、HPやスキルといったRPG的なエッセンスを加えることで、一つ上の次元の楽しさを実現しているのが『白夜極光』のバトルなのだ。

著名絵師と人気声優が生み出す魅力的なキャラクター

本作の主役である「光霊」たちは、思わず見とれてしまうような美男美女から、4人組の子供達、さらにはリザードマンやクマといった獣人までバラエティ豊か。各界の著名絵師など総勢150名を超えるクリエイターによって生み出された彼らに息を吹き込むのは、内田真礼さん、悠木碧さん、津田健次郎さんをはじめとした超豪華声優陣。個性豊かなキャラクターたちの生き生きとした躍動感は、本作の大きな魅力の一つだ。

登場キャラクター(一部)

*紹介文は公式アカウントより引用

キャラクター	プロフィール
バイス	所属：啓光連邦シェルター3号の探索隊隊長。若いながらも洞察力があり、努力家。明るく根気強い性格の持ち主で、仲間を大切にしている。カナン城の一員ではないにもかかわらず啓光連邦に評価されており、若手代表ともいえる存在。
フィリス	所属：啓光連邦啓光連邦の情報長官。普段は穏やかで人懐っこく、のんびりとした性格だが、内に秘めた人格は非常に凶暴で、危険。
カレン	所属：白夜城白夜城アップタウン護衛隊隊長。ソルラドの娘。貴族家庭に生まれた彼女は強い正義感を持っており、何よりも秩序を重んじ、悪を憎んでいる。彼女が騎士になることができたのは、父親の七光ではなく、彼女自身の努力の賜物である。
イスタバン	所属：影ノ街影ノ街の裏の統治者。決断力に優れ、強い忍耐力と忠誠心を持つ。過去に生き残りをかけた残酷な試練を経て、現在の名声と地位を手に入れた。
サメヤマ	所属：R·W 率直で豪快な、R·Wの首領。複数名のメンバーと自由気ままな生活を送る。現在は、R·Wの存続と妹の病気を治すために奮闘している。
ベツレヘム	所属：北境北境の統治者。長年にわたって得た豊富な知識と経験から、変化にも臆することなく、何に対しても冷静に淡々と処理できる。

『白夜極光』では、そんな魅力的なキャラクターたちと、戦場から遠く離れて交流できる場所が用意されている。それが空飛ぶ基地「巨像」だ。光霊たちの本拠地にあたる巨像では、カフェでリラックスしたり、休憩室で佇んだりといった、普段見られない彼ら彼女らのプライベートな姿を垣間見ることができる。

またこの「巨像」は箱庭ゲームとしての役割も果たしており、ソファーや観葉植物、風景画といった家具・装飾品を自由に配置し、自分だけの空間を作り上げることができる。また施設の中には「プリズムの柱」といった有用なアイテムを生産してくれる場所もあり、攻略面においても重要なモードとなりそうだ。

そしてキャラクター愛という意味では、光霊たちと直接会話できることほど嬉しいことはないだろう。本作ではまるで「LINE」のような画面でキャラクターと疑似会話をすることができ、トークが発展すれば、巨像へと場所を移して特別なキャラストーリーが始まったりすることも。本編では中々描きづらい「キャラ一人ひとりの人物描写」にも一切の妥協を許さない、開発陣の熱意が伝わってくる。

まとめ

練り込まれた世界観と、魅力たっぷりのキャラクターたち。そして何より、システムそのものに娯楽性を持たせたバトルは、『白夜極光』というIPが持つ無限の可能性を雄弁に物語っていた。可愛らしいキャラクターが好きな方、ストラテジーに目が無い方はもちろんのこと、普段あまりゲームを遊ばない「パズル好き」の方にも是非オススメしたい作品だ。

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『白夜極光』の基本情報

アプリタイトル	白夜極光
配信日	2021年夏配信予定
ジャンル	ラインストラテジーRPG
対応OS	iOS/Android
価格	基本プレイ無料/アイテム課金制
会社	Tencent Games
公式Twitter	「白夜極光」公式アカウント