ひぐらし命_先行プレイ

2020年9月3日配信予定の新作アプリ『ひぐらしのなく頃に 命』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!

※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

はじめに

原作

2002年夏。コミックマーケット62にて、のちに伝説となる一本のサウンドノベルが発売された。寒村での連続怪死事件を描いた『ひぐらしのく頃に』は、「正解率1%」というキャッチコピーに代表される難解なミステリーと、どこを切り取っても魅力的なキャラクターたち、そして全てを超えた先にある強烈なカタルシスが話題を呼び、多くのプレイヤーたちを熱狂の渦に巻き込んだ。

新プロジェクト

2006年夏の「祭囃し編」にて本編完結後も、ドラマCD、小説、コミック、アニメ、連続ドラマなど様々なメディアミックスが展開されいずれも好評を博した。今年10月にはテレビアニメ新シリーズが放送されるなど、18周年を迎えた今なおその勢いはとどまることを知らない「ひぐらし」が、この夏ついにスマートフォンアプリで新たな“カケラ”を紡ぐこととなる。

作品紹介

メインビジュアル

『ひぐらしのなく頃に 命』は、「ひぐらしのなく頃に」を原作としたスマートフォン向けゲームアプリだ。本作はジャンルはRPGながらもシナリオは竜騎士07先生の原案協力による完全新規ストーリーが展開、新キャラクターとお馴染みの面々による物語が描かれるなど、原作「ひぐらしのなく頃に」の遺伝子を受け継ぎながらも随所に新たな風を吹き込んだ作品となっている。

アプリを起動していきなり聞こえてくるのは、彩音さんによる主題歌「フラストレーション」。これまでひぐらし作品でたくさんの楽曲を歌ってきた彼女の歌声が本作でも聞けるということで、開始前からテンションは最高潮だ。ぜひ皆様も上のプロモーションムービーを視聴していただき、『ひぐらしのなく頃に 命』という作品の雰囲気を掴んでみて欲しい。

シナリオ

物語の舞台は、あの『雛見沢大災害』から10年後の平成56月。災害によって家族を失った少女「公由一穂」は、廃墟となった故郷・雛見沢を訪れるのだが、彼女の目の前に立ちふさがったのは恐ろしいバケモノたちであった。絶体絶命の窮地に追いやられたその時、神を名乗る『田村媛命』が現れる。彼女によって授けられた力で窮地を脱出した一穂は、導かれるがままに古手神社の祭具殿へと足を踏み入れる。果たして目にしたのは、恋い焦がれた平和な頃の雛見沢であった。

メインクエスト

主要コンテンツにあたる「メインクエスト」は章立てとなっており、ステージをクリアすることで物語が進行していく。一ステージの流れとしてはバトルパートとADVパートが交互に展開されるという形なのだが、ストーリーは全スキップして後からまとめて読むことも可能なので、自分のプレイスタイルに合わせて選ぶといいだろう。

編成

戦闘に入る前には「編成」を行う。『ひぐらしのなく頃に 命』ではデッキシステムを採用しており、所持しているキャラクターカードの中から5体を自由に編成できる。スロットの場所によって行動順が異なる為、キャラ性能を鑑みつつ順番を決めることがオススメだ。なお後述の“信頼度”を高めれば、サブスロットにもカードをセットしてさらにパーティ戦力を伸ばすことも可能となっている。

戦闘

こちらが本作のバトル画面だ。戦闘中には戦いを色濃く盛り上げる桜庭統氏の楽曲が奏でられ、桜庭氏とひぐらしの世界観の交わりに思わず息を飲む。バトルは基本的にはオートで行われ、眺めているだけでキャラクターたちが攻撃やスキルをくりだしてくれる。またSR以上のキャラは、ダメージを与えたり受けたりすることでリミットゲージが溜まっていき、満タンになった状態でアイコンをタップすることで超強力なリミットスキルを発動できる。

カットイン

リミットスキル発動時のカットインはド派手なだけでなく、キャラクターの個性を取り入れたものばかりで、この一点だけでも原作に対する強いリスペクトが感じられる。レナの「ある夜の出来事」、魅音の「放水ジェットシュート」などには、アニメ版のワンシーンが思い起こされる方も多いことかと思う。

惨劇回避

とはいえ敵も黙って見ているわけではなく、ボスは時折、強力な攻撃を行ってくる。しかしながら、そんな“惨劇”を回避する方法がプレイヤーには用意されており、条件を満たすことで攻撃を避けられるのだ。ひぐらしの世界観を上手く取り入れながら、同時に単調になりがちなオートバトルに刺激を与えるこのシステムは、本作の戦闘における大きな美点と言えるだろう。

リザルト

バトルパートはウェーブ制となっており、数回の戦闘全てで敵を一掃するとクリアとなる。ここまで読んでいただければ分かる通り、プレイヤーに要求されるのはリミットスキルの発動だけと操作は非常に簡単だ。さらにリミットスキルの自動発動倍速・4倍速機能、果てはスキップチケットまでもが搭載されており、物語が気になるがゲームは苦手でという方でも全く問題ない。

シナリオ2

シナリオに関しては、まさにひぐらしという作品における“命”にも等しい存在であるため、あらすじ以上のことを述べるのは控えたいと思う。しかしながら、謎が謎を呼び疑念と不安が入り混じるストーリーに、読み進める手が止まらない“あの”感覚は間違いなくひぐらしのプレイフィールそのものであったことはしっかりと記しておきたい。

注目ポイント

キャラクター

ガチャ

気になるキャラクターカードの入手方法だが、多くの場合は鬼石(※所謂ダイヤ)を消費してガチャで入手することになる。用意されたイラストはドキッとする(ちょっぴりHな)ものからドキッとする(ほど恐ろしい)ものまでバラエティ豊かで、様々な表情を見せるキャラたちに釘付けになる。特にエンジェルモートの衣装が配信時点で用意されている点は最高で、思わず財布の紐が緩んでしまいそうだ。

スキル強化

もちろん入手したカードはゲットして終わりではなく、様々なアプローチで強化することが可能となっている。スタンダードなレベルアップはもちろん、更なる性能アップが見込める「スキル強化」、パラメータを大幅に底上げできる「星強化」など、ありとあらゆる形でキャラクターを育成することができ、やり込み要素は抜群だ。

キャラシナリオ

中でも注目したいのが「信頼度強化」だ。信頼度を強化するとサブスロットが解放され飛躍的に戦闘力を伸ばすことができるだけでなく、SSRのカードの場合には専用のキャラストーリーも解放される。キャラクターの魅力がそのまま作品の魅力といっても過言ではないひぐらしだからこそ、ゲームを思いっきり楽しむためには是が非でも解放したい要素と言えるだろう。

クエスト

収集クエスト

本作にはメインクエスト以外にも、様々なクエストが用意されている。「収集クエスト」では経験値アイテムやコイン、スキルアイテムなどが荒稼ぎできる美味しいクエストが複数用意されており、育成にはうってつけだ。「イベントクエスト」は期間限定で開催され、強大なボスと戦ったり新たなシナリオが読めたりするとのこと。

クエスト

また今後のアップデートで追加予定のコンテンツとして、「対抗戦」と「秘境探検」が用意されている。内容は明かされていないものの、名前からして対抗戦は他プレイヤーとの(非同期型?)PvPであることが予想され、マルチプレイならではの熱き戦いも楽しむことができそうだ。ベールに包まれた秘境探検も含め、バトルまわりに関しても飽きさせないゲーム性が伺える。

ストーリー

ストーリー

ここでは、メインクエストやイベントクエストで閲覧したストーリーや、信頼度を上げたキャラの個別ストーリーを楽しむことができる。謎の多い本作ゆえにシナリオを何度も見返したくなることは間違いなく、こうしたADVパートだけに特化したモードがあるのは非常に便利だ。さらに「TIPS」では、メインストーリーで出てきたワードにまつわるミニストーリーが読め、ここだけの小話を楽しみながらひぐらし世界への理解をぐっと深めることができる。

その他

ミッション

他にもアイテムが購入できる「ショップ」、鬼石を含めた様々な報酬が手に入る「ミッション」、ギルドのような「部活」など、欲しいと思う機能は過不足なく完備されている。中でも「鬼樹の杜」では、ランダムに提示される“お願い”の中から好きなものを選択し、それを達成することで該当するキャラのステータスが上がるという導線と報酬がセットになったシステムを確認できた。どうしても運営型ゲームでは日々のプレイがルーチン化してしまいがちだが、こうしたアクセントを加えることによって新鮮なプレイ感を保つ工夫には強い感銘を受けた。

おわりに

ホーム

ストーリー同様、ゲーム内容そのものが謎に包まれていた『ひぐらしのなく頃に 命』であるが、今回のレポートでその大枠をご紹介できたのではないかと思う。シナリオやキャラクターの魅力に関しては今更語るまでもないかと思うので、筆者が実際に遊んでいて感じたシステム面における秀逸さについて最後に触れておきたい。

そもそも原作の『ひぐらしのなく頃に』からして、傑作でありながら決して万人受けする作品ではない、ということに異論を挟む人は少ないだろう。何度も目にする凄惨なシーン、幾重にも入り組んだ複雑なストーリーは明らかに人を選ぶ。そしてその遺伝子を引き継ぐ本作もまた然りだ。無論、それこそが『ひぐらしのなく頃に 命』における最大の売りでもあるのだが、それは一旦置いておく。

シナリオ3

だがそうした暴力的なまでの重厚感を誇るシナリオとは対照的に、戦闘はオート中心かつ数々の便利機能によって極めてとっつきやすく仕上がっている。育成に関しても基本的にはアイテムを消費してキャラを強化するだけと直感的だ。そのため、複雑なゲームシステムが障害になることなく、プレイヤーは心ゆくまで雛見沢村へと没入することができるのである。

スマートフォンというプラットフォーム、RPGというジャンルから、熱狂的なファンほどちゃんと“ひぐらし”が遊べるのかな、と期待と不安が入り混じる心持ちなのではないかと思う。だがそうした心配は、作品に触ればすぐに消え失せてしまうことだろう。正式サービス開始を今か今かと心待ちにしている一ファンとして、ますます期待が高まった先行プレイだった。

事前登録情報

事前登録特典

7月31日より事前登録の受付が開始されました。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、10万人達成で鬼石3000個(ガチャ10回分)とSSR【闇にしずむ】竜宮レナが全員にプレゼントされます。

事前登録のやり方

『ひぐらしのなく頃に 命』の事前登録は、以下の方法で行うことができます。

メールアドレスアイコン公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録
Twitter四角丸角アイコンTwitterの公式アカウントをフォロー
予約トップ10で登録
GooglePlayアイコンGooglePlayにて事前登録
apple、ロゴ、アイコンAppStoreにて予約注文

事前登録はこちら

『ひぐらしのなく頃に 命』事前登録特典一覧

事前登録者数 特典
1万人 鬼石 300個
2万人 鬼石 300個
3万人 鬼石 600個
5万人 SSR【闇にしずむ】竜宮レナ
7万人 鬼石 600個
10万人 鬼石 1200個

『ひぐらしのなく頃に 命』の基本情報

基本情報

アプリタイトル ひぐらしのなく頃に 命
配信日 2020年9月3日配信予定
ジャンル RPG
対応OS iOS/Android
事前登録 あり
価格 基本プレイ無料/アイテム課金制
会社 ディ・テクノ
公式サイト 『ひぐらしのなく頃に 命』公式サイト
公式Twitter 『ひぐらしのなく頃に 命』公式アカウント

©2020竜騎士07/ひぐらしのく頃に製作委員会
©D-techno
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

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