マジック:マナストライク_アイキャッチ

ネットマーブルが手がける注目の新作アプリ『マジック:マナストライク』の先行プレイレポートをお届け。『Magic:ManaStrike』の気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!

※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

『マジック:マナストライク』ってどんなゲーム?

あの「MTG」がリアルタイム戦略対戦に!

マジック:マナストライク_概要1

1月29日にリリースされた『マジック:マナストライク』は、ネットマーブルとウィザーズ・オブ・ザ・コースト社がタッグを組んで製作するスマホ向けリアルタイム戦略対戦ゲームだ。世界初のTCG「マジック:ザ・ギャザリング」にインスパイアされた本作は、原作のプレイ感はそのままにRTSならではの戦略性が盛り込まれた革新的な作品となっている。

マジック:マナストライク_概要2

世界中のプレイヤーと手に汗握るオンライン対戦を味わったり、時には3D化されたクリーチャーたちをじっくり眺めてみたり。トレーディングカードゲームの醍醐味である「対戦とコレクションの喜び」を極限まで濃縮した本作で、全く新しい“マジック”の世界を体験せよ!

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これが新しい「マジック」だ

あなたの戦略が全てを決める

マジック:マナストライク_ゲーム概要

▲ルールはただ一つ「ガーディアンを破壊する」こと

こちらが『マジック:マナストライク』のゲーム画面だ。本作は各プレイヤーがデッキを持ち寄って戦う11のリアルタイムストラテジーとなっており、制限時間3分間で相手ガーディアンの体力を0にすれば勝利となる。

マジック:マナストライク_召喚

▲何を出すかだけでなく、何処に出すかも重要

画面下にあるカードをスワイプすることで、フィールドにクリーチャーを召喚できる。基本的に召喚後はオートで進攻してくれるため、複雑な操作は一切必要としない。また「MTG」同様に使い切りの呪文もあり、指定した箇所への範囲攻撃などその効果は強力だ。なおカード使用後は、デッキからハンドが1枚補充される。

マジック:マナストライク_コスト

▲低コストでも高コストでも出せる使い易いカードも

但し、各カードにはマナコストが設定されており、左上に書かれた数値分のマナを消費しなければカードを出すことはできない。マナは時間経過によって自動回復するがその間にも刻々とゲームは進行していくため、高コストの強力なクリーチャーを召喚したいが、目の前の敵にも対処しなければならないという二律背反にプレイヤーは頭を悩ませることになる。

マジック:マナストライク_サブガーディアン

▲サブガーディアンの撃破は、タイムアップ時の判定にも用いられる

ガーディアンの両脇には堅牢なサブガーディアンが待ち構えており、クリーチャーの行く手を阻む。フィールドの形状を見て頂ければ分かる通り、クリーチャーは上下2ラインからの進攻になるため、どちらかのサブガーディアンを撃破すること無しに、相手の本丸へ到達することはなかなか難しい。

ゲームの主役「プレインズウォーカー」

マジック:マナストライク_PW

▲「チャンドラ」を出すと、一直線上にフェニックスが飛んでいく

ハンドの左隣に表示されているのが、本作における主役的存在「プレインズウォーカー(以下PW)」だ。PWはマナ消費なしで場に出せる上、参戦した際に様々な効果を発揮してくれたり、任意のタイミングで発動できる「スキル」を持っていたりと、プレイヤーにとって大変心強い存在だ。

マジック:マナストライク_ジェイス

▲3人?のジェイスにガーディアンもお手上げ

今回は「ジェイス・へべレン」というPWを使用してみた。彼は精神魔術の達人で、フィールドに出した瞬間にデッキトップのカードをコピーしてハンドに1枚追加する。そしてスキルを使うことで、ジェイスと同じ攻撃力を持つ幻影(※但し体力は1しかない)を2体召喚してくれる。

マジック:マナストライク_前線

▲相手ガーディアンの目の前に召喚!

これだけでも戦況をひっくり返すような能力だが、さらに強力な効果をPWは持っている。通常はクリーチャーは自陣(画面左半分)にしか召喚できないのだが、PWが場に出ている間はその周囲にも召喚することができる。つまり、PWを敵陣まで進攻させることで、一気に前線を押し上げることが可能になるのだ。

マジック:マナストライク_劣勢画面

▲こうなってしまうと非常に苦しい

但し、PW3回まで(※)しか使用できず、PW自体の耐久力はそこまででもないため、考えなしに連発していると一気に状況がジリ貧になってしまう。そのため押し切りたい時や逆に大ピンチの状況など、「ここぞ!」という場面で使用することが非常に重要だ。

(※ PWの使用回数はサブガーディアンの破壊で1回、残り時間1分になると無条件で1回追加される。1マッチで最大6回PWを召喚できるため、全体としては攻撃的でスピーディな試合展開となっている)

手に汗握るラスト1分の攻防

マジック:マナストライク_マナストライク

▲大逆転のチャンスであると同時に、一瞬のミスが命取りになる時間でもある

ラスト1分になると、タイトルにも冠する「マナストライク」というボーナスタイムに入る。この間はマナの回復速度が二倍になるため、フィールドに沢山のクリーチャーを出すことが可能だ。マナストライク間の熾烈な攻防は他のRTSでは決して味わえない見応えのあるもので、まさに本作における一番の醍醐味といえるだろう。

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デッキ&カードを徹底解剖

シンプルで分かり易いデッキ構成

マジック:マナストライク_デッキ編成

▲平均マナを参考に、バランスの良いデッキ作りを心がけよう

『マジック:マナストライク』のデッキは7枚のカード+プレインズウォーカー」から構成されており、そのシンプルさゆえにライトユーザーにも極めて理解しやすくなっている。また当然ながらデッキ上限枚数の少なさは必要資産の少なさに直結するため、レアカードで何十枚も固める必要がないのはありがたい点だ。

「色」がもたらす戦術の多様性

マジック:マナストライク_色

▲「五者五様」の戦い方

PWおよびカードには「色」が設定されている。「赤・白・緑・黒・青」の5色が存在し、デッキは同色+無色(※何色にも入れられる)で構成しなければならない。TCG未経験者には縛りがきついようにも思えるかもしれないが、それぞれの色には大きな特性があり、その存在が環境が似たようなデッキばかりになることを防ぐ役割を果たしているのだ。

マジック:マナストライク_白

▲周囲を回復する「回生の天使」は、連携を重んじる「白」の典型的なカード

例えば緑のPW「ニッサ」は、場に参戦した際にマナを生成してくれる。他方、白のPW「アジャニ」は、自分と周囲の味方にシールドを張るなど、色によって効果の方向性は全く異なる。個人的には、味方クリーチャーを破壊した数だけ強くなるカード「強奪する悪魔」が気に入ってしまい、“黒”独特のプレイ体験に病みつきになってしまったことが印象に残っている。

各色の概要

連携と協力によって相乗効果を発揮する
トリッキーな効果で敵の軍勢を無力化させる
己をも犠牲にしてより強大な力を発揮する
素早い展開により相手の陣形を乱して破壊する
荒々しい自然の力とマナの祝福を受ける

被ったカードでレベルアップ

マジック:マナストライク_レベルアップ

▲コモンのカードはレベルアップしやすい

MTG経験者の方は驚かれるかもしれないが、本作ではなんとカードとPWを育成することが可能だ。同名カードとゲーム内通貨を消費することで、レベルアップさせてステータスを強化することができる。このアプリならではのシステムにより、カードゲームにおける最大の問題点ともいえる“被り”に明確な回答を示している点は見逃せない。

ここに注目!

MTGへの徹底したリスペクト

マジック:マナストライク_レインジャー

▲原作愛に溢れたカードの解釈に、ファンも納得間違いなし

『マジック:マナストライク』は一貫して、原作たる「マジック:ザ・ギャザリング」の世界観に忠実であることを柱としている。例えば一定条件で狼男に変身するカード「夜明けのレインジャー」は、TCGにおけるターン制を前提とした条件から、敵陣との距離を参照する形に変更するなど、元来の能力を最大限に尊重しつつRTSというゲーム性に落とし込んでいる。

マジック:マナストライク_カード詳細

▲カード画面では使用時のモーションを確認できる

無論こうしたMTGへの徹底したリスペクトは、カードの性能だけにとどまらない。イラストを忠実に再現した3Dモデルのクリーチャーがド派手なモーションで殴り合う様は、これまでカードゲーマーが脳内で補完してきた演出をそのまま具現化したといっても過言ではないだろう。カード11枚にしっかりと記されたフレーバーテキストが、本作のMTG愛”を雄弁に物語っている。

バラエティ豊かな遊び方

マジック:マナストライク_シールドデッキ

▲シールド戦ではパック運と構築力の両方が試される

本作にはランクマッチにあたる「バトル」以外にも複数のゲームモードが実装されている。ランダムに配られたPW5枚+カード25枚からその場でデッキを編成して戦う「シールドデッキ」や、自分が使用するカードと相手に渡すカードを選択して対戦を行う「ドラフト」など、普段のバトルとはひと味違った戦いに夢中になってしまうこと請け合いだ。

多彩なカードの入手方法

マジック:マナストライク_報酬

▲ノーマル報酬だけでもたくさんのアイテムが用意されている

実際にゲームを遊ぶ上で重要な「カードを手に入れる方法」だが、本作には驚くほど多様なアプローチが用意されている。相手のガーディアンを破壊することで獲得できるバトル報酬や、“スパーク”を収集することで得られる報酬は最も基本的な入手方法だ。そしてこれらの報酬は「マジックパス」を購入することで飛躍的に豪華になる。

マジック:マナストライク_ショップ

▲新たなPWもパック運に左右されずに入手できる

ランクマッチの成績に対しても報酬が与えられるほか、「ショップ」では欲しいカードのシングル買いやお得なレアカード確定パックなど、有償・無償を問わず様々な方法でカードを手に入れることができる。ただバトル報酬やマジックパスの存在からも判るように、基本的に遊べば遊ぶほど沢山カードが入手できる仕組みになっているのは、プレイへのモチベーションの観点からも大変嬉しい仕様だ。

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先行プレイ感想

TCGとRTSが生んだ奇跡のシナジー

マジック:マナストライク_まとめ1

いきなりだが【「7並べ」と「FPS」の性格を併せ持ったゲーム】を想像してみてほしい。自分で言っておいてなんだが、筆者は一晩考えても何一つ思い浮かばなかった。それ程までに個々で完成されたゲームを一つの作品とするのは困難なことなのだが、そんな無謀ともいえる挑戦に成功した稀有な作品が『マジック:マナストライク』なのだ。

言うまでもないがRTSというジャンルはTCGとは大きく異なるゲーム性を有しているため、本作はRTS化に際してMTG」という作品を大胆に再構築している。だがその刷新が、結果として2つのメリットを生んでいるのだ。一つはゲーム性が非常に分かりやすくなったことである。わずか7枚のデッキでオート中心に進行していくバトルは、初心者にも極めてとっつき易い設計となっている。ビジュアル面をはじめとした原作の忠実な再現により、本作がMTGというIPの入り口となることも十二分にあり得るだろう。

見えたeスポーツとしての可能性

マジック:マナストライク_まとめ2

そしてもう一つは、勝敗に占める「運」の割合が極小化されたことだ。TCGはその性質上、勝敗がカードの“引き”に大きく左右されてしまう(無論それが醍醐味でもある)。しかし本作はカードを引くという根本的なメカニズムは残しつつも、場面場面で取れる選択肢はほぼ無限だ。何よりプレイヤーはリアルタイムで進行していく戦況を瞬時に把握し、即座に対応しなければならない。これはまさに「競技性」と「臨場感」というeスポーツとしての絶対条件に即したものである。

近年国内でも盛り上がりを見せるeスポーツだが、諸外国に比べてまだまだ日本は「後進国」であることも否めない事実である。26年もの歴史を持つ「MTG」という最強の後ろ盾のもと、瞬発力が求められる旧来のスポーツとしての側面と、最善手を導くマインドスポーツとしての側面を併せ持って生まれた本作は、日本におけるeスポーツ振興の“切り札”となる作品なのかもしれない。

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『マジック:マナストライク』の基本情報

アプリタイトル マジック:マナストライク
配信日 2020年1月29日配信
ジャンル リアルタイム戦略対戦
対応OS iOS/Android
事前登録 あり
価格 基本プレイ無料/アイテム課金制
開発 ネットマーブル
公式サイト 『マジック:マナストライク』公式サイト

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