COUNTERSIDE_取材レポート

7月10日に行われた『COUNTER: SIDE(カウンターサイド)』発表会についてまとめています。発表会で明かされた情報について余すところなくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

突如公開されたティザーサイトが大きな話題に

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今月5日に突如公開された、ネクソン新作タイトルのティザーサイト。逆向きに回る時計の針をバックに、「to the Reverse side of the world」という意味深な一文と、7月10日20時に終了するカウントダウンのみが表示された謎めいたページは、ゲーマーの期待を大いに煽るものでした。

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そして迎えた2021年7月10日、多くのメディア関係者が秋葉原UDXシアターに集結。ベールに包まれたゲームの全貌が明らかになる瞬間を、固唾を飲んで見守りました。本記事では気になる新規タイトルの内容と、発表会で明らかになった情報について、できる限り詳しくお伝えしていきます。

ネクソン新作『カウンターサイド』発表会

「ネクソン=MMORPG」というイメージとは一味違う作品

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スクリーンに大きく映し出される『COUNTER: SIDE』の文字に胸が躍る中、最初に登壇したのはネクソン事業本部本部長の朴燦(パク・チャン)氏。もうすぐ18周年を迎える『メイプルストーリー』から昨年リリースされた『V4』までこれまでの歩みを振り返ったのち、新たな時代に向けて「ネクソンはアップデートする」ことを発表。

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旧来のイメージを否定せずネクソンの新しい姿を打ち出すことで、プロダクトのイメージを刷新していくこと、そしてゲームというエンターテイメントの中で、グローバルで通用する優秀なゲームコンテンツを多くの皆様に楽しんでいただきたいとの決意を語りました。

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そして今日発表する『COUNTER: SIDE』は、多くの方が持つ「ネクソン=MMORPG」というイメージとは一味違う作品であり、スマホとPCのマルチプラットフォームでより多くの皆様に楽しんでもらうことで、目指しているバーチャルワールドの一役を担ってもらうことを考えているとのことでした。

総合的な魅力を持った【全領域抗戦型RPG】

パク氏の言葉に『COUNTER: SIDE』への期待が最高潮に達する中、続いて登壇したのは事業本部の鈴木康成氏。早速ゲームの紹介…へと移る前に、スクリーンに映し出されたのは本作のプロモーションビデオでした。細やかに描き込まれた美麗アニメーションと、迫力満点のバトルパートがリミックスされた映像に、思わず息を呑んでしまいます。

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韓国のモバイルゲーム開発会社「Studiobside」が手がける『COUNTER: SIDE』は、「キャラクター×戦略×物語×アニメーション」という総合的な魅力を持つ【全領域抗戦型RPG】。このジャンル名には、脅威と抗戦していく世界観を持ち、競合タイトルがひしめくレッドオーシャンのジャンルに抗戦していきたいという気持ちが込められているとのことです。

プレイヤーは民間軍事会社の社長に

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本作の舞台は、ごく近未来の2044年。そこでは人類が暮らす現実世界「ノーマルサイド」以外に、次元の境界を超えた裏世界「カウンターサイド」という世界が存在しています。しかしある日突然、「カウンターサイド」から「ノーマルサイド」に対し影響を及ぼす侵食現象が発生、同時に侵食体と呼ばれる脅威も出現してしまいます。

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「カウンター」と呼ばれる異能力者と秘密組織「管理局」を中心に、人類の脅威に抗戦していく物語が展開される本作。プレイヤーは「コフィンカンパニー」という民間軍事会社の社長となり、所属する「カウンター」たちを集めたフェンリルやアルトと呼ばれる小隊を指揮して戦うことになります。

『カウンターサイド』が持つ4つの魅力

大まかなストーリーが明らかになったところで、話題は「キャラクター」「シナリオ」「バトル」「コンテンツ」という『カウンターサイド』が持つ4つの魅力へと移ります。

キャラクター

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『COUNTER: SIDE』では日本市場にマッチするハイクオリティなイラストで、美少女はもちろん男性や近代兵器といった幅広い層のキャラクターが日本リリース時に100体以上実装予定とのこと。個性を表現するために50名以上の豪華声優陣を起用しているほか、ほぼ全てのキャラにLive2Dによるモーションが実装されており、イラストにおいても躍動感のある動きを楽しめるそうです。

シナリオ

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メインストーリーは文庫本2.5冊相当に当たる25万字以上の読み応えのあるボリュームで、重厚に設定された世界観を堪能することができるとのこと。メインストーリーに合わせて展開されるLive2Dによる200枚を超えるカットシーンやオリジナルBGMにも注目です。その他にもキャラたちのサイドストーリーやイベントエピソードも準備されており、それらはメインストーリーに連結する内容のため世界をより深く楽しめる作りとなっています。

バトル

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本作のバトルは、マス目上のマップに限られた小隊を配置して目標達成を目指す「シミュレーション要素」と、マップ上で敵アイコンと遭遇すると発生するオフェンス方式の戦闘「リアルタイムストラテジー要素」の2要素から構成。2つの要素が組み合わさることで奥深さと爽快感を追求したバトルになっており、またRTS要素では7頭身のキャラが激しいエフェクトとリッチな演出で迫力のある戦闘を繰り広げてくれます。

コンテンツ

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核心的な育成要素が特徴となっている本作では、レベルや限界突破といった基本的な成長システムに加えて装備システムを用意。装備はキャラクターの種類によって分類され、装備自体の強化や精密化などの成長要素も存在しています。加えて、「年俸交渉」という愛社心をあげることで終身雇用契約を結ぶといったユニークな成長要素も用意されていることが明かされました。

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育成素材を集めるための多数のコンテンツも存在しており、成長素材や装備などを収集できる「模擬作戦」「補給作戦」、本陣である艦船の素材を獲得できる「ダイブ」、他プレイヤーと協力して挑戦する「レイド」などが用意。豊富なPvEコンテンツと核心的な成長・収集要素を兼ね備えた、遊びごたえのある骨太な作りとなっているそうです。

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また本作には、「ガントレット」と呼ばれる2種類のPvP要素も存在。「戦略戦」という非同期式のPvPでは、相手プレイヤーとの防御小隊と自動戦闘の形で進行。もう一つの「ランク戦」は同期式のPvPとなっており、リアルタイムでのマッチングとマニュアル戦闘による臨場感のあるバトルを楽しめるとのことです。

プロモーションで魅力をさらに引き上げる

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続けて登壇したマーケティング室長の河本清翔氏からは、カウンターサイドはローカライズだけではなくカルチャライズにも注力されており、その過程で行われるさまざまなプロモーション活動も商品の一部であるとの言葉が。本作の高い魅力をプロモーションでさらに引き上げるため、「イラスト」「声優」「音楽」に注力して日本のサブカルチャー好きへアプローチするとのこと。

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具体的には、韓国で作られた高品質なキャラクターをさらに日本向けの味付けにするため、株式会社KADOKAWA全面協力により実現した多数の人気イラストレーター起用や、日笠陽子さんや福山潤さん、悠木碧さんをはじめとした人気声優のキャスティングにより、『COUNTER: SIDE』の世界観をより完成度の高いものにしているとのことでした。

大盛り上がりのトークセッション

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ここで特別ゲストとして、ヒルデ役の日笠陽子さんとアキヤマシリュウ役の福山潤さんが登壇。作品についてや収録の感想、さらにはサブカルチャーといったテーマについて、終始笑顔の絶えないトークセッションとなりました。また最後には、本作の主題歌を歌う水樹奈々さんからのビデオメッセージも届けられました。こちらは公式YouTubeチャンネルにて公開されているため、気になる方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
公式YouTubeチャンネルはこちら

日本の「サブカル好き」へ強くアプローチ

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最後に『COUNTER: SIDE』のプロモーションの展開について、マーケティング室の川辺亮氏から説明がありました。7月12日から18日にかけて都内七か所の大型ビジョンにて広告展開を行うことや、現在進行形でサブカル好きの方々の生活導線に合わせたプロモーションが計画されていることが明らかになったほか、川辺氏からは「二次創作大歓迎!」という力強い言葉もあり、本作を周知していきたいという並々ならぬ思いが感じられました。

配信は2021年冬を予定

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発表会終了と同時に『COUNTER: SIDE』公式サイトが公開され、現在は主要キャラのプロフィールなどを確認することができます。気になる国内サービスの開始時期ですが、2021年冬を予定していることが明らかになりました。次なる大きな発表は8月とのことで、今からサービス開始が待ちきれない方は是非、公式Twitterをフォローして新情報をチェックしておきましょう!
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『カウンターサイド』基本情報

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アプリタイトル COUNTER: SIDE(カウンターサイド)
配信日 2021年冬配信予定
ジャンル 全領域抗戦型RPG
対応OS iOS/Android/Windows
価格 基本プレイ無料/アイテム課金制
会社 ネクソン
公式サイト 『カウンターサイド』公式サイト
公式Twitter 『カウンターサイド』公式アカウント
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