地球防衛軍2の「評価・レビュー」について掲載しています。Switch版の感想に加え、PSP版やVita版と比較した感想も紹介していますので、地球防衛軍2 for Nintendo Switchに興味を持っている方や、購入を検討している方はぜひお役立てください。
評価系記事まとめ | |
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評価・レビュー | 過去作の評判・評価まとめ |
地球防衛軍2 Switch版の評価・レビュー
地球防衛軍2の評価・レビュー
- 単純ながらも爽快感と奥深さのあるゲーム
- 14時間以上遊べる大ボリューム
- 武器収集によるハクスラ要素が楽しい
- 機種を経て画質が格段に上がっている
- ロード時間とエイム性能が改善された
- 数種類の追加機能が搭載!
過去作とのSwitch版の比較・レビュー
単純ながらも爽快感と奥深さのあるゲーム
地球防衛軍2にはサブミッションやエンディング分岐といった複雑さはなく、一本道のストーリーをクリアしながら、攻略の幅を広げる様々な武器を集めていくといった至極単純なゲームです。そのため、ゲームにおいて重厚なシナリオやしっかりとしたキャラクター描写を重視している人には、このゲームが向かない可能性はあります。
しかし、その単純さの中にも大群で押し寄せる敵をなぎ倒した時の爽快感と、武器や乗り物、地形を活用した多種多様な戦略を考える奥深さがあり、プレイヤーを飽きさせません。
やればやるほど面白くなる、いわゆる「スルメゲー」であり、シリーズ初プレイの筆者も新しい武器を獲得しては「この武器なら、こんな戦法も可能じゃないか?」と考えてしまうほど、このゲームにハマってしまいました。
レベル上げのような同じ作業を繰り返し行うことが全く苦ではなく、アイテムの収集癖がある方にぜひおすすめしたいゲームです。
銃弾が跳ね返る銃を使う事で即座に弾幕を作ることも可能
戦車の長距離砲撃を使って、敵が近づく前に倒すことも
14時間以上遊べる大ボリューム
地球防衛軍2は全78ミッションとシリーズ最大級のボリュームを誇っており、筆者も一兵科の全ミッションクリアに約14時間かかりました。
また、地球防衛軍2には兵科が3つと難易度が5つ存在するため、全兵科の全ミッションクリアをする場合は最低でも42時間。全難易度をも遊び尽くそうとする場合は、とてつもない時間遊ぶことができるゲームとなっています。
それに加え、後述する武器収集が肌に合えば何十、何百時間と熱中できるゲームとなっているため、連休中などにガッツリとプレイするのにおすすめのゲームです。
武器収集によるハクスラ要素が楽しい
地球防衛軍2の大きな魅力かつ時間を溶かす要因とも言えるのが、前述した武器収集によるハクスラ要素※です。
地球防衛軍2には、78種のミッションそれぞれに5種類の難易度と武器に割り振られたレベルが存在しており、難易度が高いほど高レベルの武器が出やすく、武器のレベルが高ければ高難度ミッションがクリアしやすくなっています。
この仕様により、低難易度の序盤ミッションから始まり、だんだんとレベルの高い武器を集めつつ高難易度の終盤ミッションへと進むプロセスができており、これが地球防衛軍2の本質と言っても過言ではありません。
そして、そのプロセスも決して単調でつまらない作業ではなく、敵の攻撃による緊張感と敵を一蹴した時の爽快感によって楽しんでこなすことができます。
※ハックアンドスラッシュの略称、敵を倒しキャラを強化することを繰り返すというゲーム要素
入手できる武器はランダム
地球防衛軍2では、ミッション中に獲得した武器がクリア後に判明するのですが、入手可能な武器は完全ランダムかつ重複もあるため、なんとか敵を退け、複数のWEAPON箱を獲得しても全部既に持っている武器で無駄に終わった……ということがあります。
このパターンに連続で直面すると少しヘコみ、交換要素やゲーム内通貨での購入など、なんらかの救済措置が欲しいと感じました。
新武器が全くない状態が続くと、どうしてもテンションは下がってしまう
反対に序盤の楽なミッションをこなしていたら、最強武器が出てきた!なんてことも。スマホゲームのガチャシステムと同じく、このドキドキ感が本作の良いスパイスとして発揮しているのかもしれません。
武器稼ぎおすすめミッションまとめ
機種を経て画質が格段に上がっている
今回、PSP版とVita版、Switch版と3種の移植版をプレイしましたが、最初に機種を経るたびに画質が上昇していると感じました。
中でも、PSP版とVita版の差は歴然で、PSP版では暗く敵はおろか地形さえ判別しにくかった洞窟や渓谷内が、Vita版では明るく、はっきりと識別できるようになったのは感動ものでした。
PSP版 | Vita版 |
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PSP版よりもVita版の方が明るく、地形が見やすくなっている
特に武器を稼ぐ際にお世話になる「赤波」というミッションでは、初めに坂を登り渓谷から脱出する必要があるのですが、坂の位置がわからず一方的にやられることが多かったPSP版に比べ、Vita版は坂が認識しやすくストレスを感じずにプレイできました。
そして、Switch版ではPSP・Vita版ではオミットされていた遠方の描画がしっかりと行われており、遠距離の索敵や狙撃がしやすくなりました。
Vita版 | Switch版 |
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Vita版は遠方の描画が出来ておらず、所々抜けている
ロード時間とエイム性能が改善された
Switch版をプレイしていくにつれて実感した箇所としては、ロード時間とエイム性能の改善です。
特にVita版での大きな不満点となっていたカクカクするエイム感覚が改善され、比較的スムーズに照準を動かせるようになりました。これにより、中・遠距離の正確なエイムや移動撃ちがやりやすくなりプレイ中のストレスがだいぶ軽減されました。
そして、Vita版では10秒近くあったロード時間もSwitch版では2秒程度に大幅に短縮されました。ゲームを始めて最初の方はあまりのロード時間の短さに驚き、次世代機の性能の高さを実感しました。
数種類の追加機能が搭載!
Switch版地球防衛軍2は基本的にはVita版と同じですが、振動機能や難易度一括クリア機能など、いくつかの機能が追加されています。
中でも、HARDまでの難易度に適用される難易度一括クリア機能は、やり方によってはEASY~HARDの難易度クリアボーナスを一気に獲得できるようになりました。
能力はそこまで高くないものの、武器コンプする上で外せないクリアボーナスですが、筆者は正直この武器のために旨みの少ない低難易度をクリアする気力がなかったため、この機能追加は非常に助かりました。
例えばNORMALで全クリするとNORMALとEASYのボーナスが貰える
追加武器は現在確認できていない
しかし、いくつかの追加機能は搭載されているものの、Switch版からの追加武器は現在確認できていません。
PSP版とVita版では何かしらの追加武器があっただけに、地球防衛軍2移植版の目玉とも言える要素が今作にないことは非常に残念に思います。
ただ、筆者はまだ武器を全部集めたわけでは無いため、今後追加武器を発見する可能性はあり、追加武器の有無を除いても中毒性のある良作であることには変わりません。
地球防衛軍2 for Nintendo Switchとは
地球防衛軍2の3回目の移植作
地球防衛軍2 for Nintendo Switchは地球防衛軍2の3回目の移植作であり、初の任天堂機種による地球防衛軍2となります。
シリーズ最大級のボリュームと中毒性のあるハクスラ要素はもちろん、Vita版で可能だったローカル通信、オンライン通信機能もそのままにNintendo Switchで発売されます。
地球防衛軍2 for Nintendo Switch最新情報
各種購入特典で限定武器が貰える
地球防衛軍2 for Nintendo Switchでは、早期購入特典や各種店舗特典にて様々な限定武器が用意されています。
ここでしか入手できない武器もあるので、気になる方は早めに購入しておきましょう。
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