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注目の新作スマホゲーム『キン肉マン 極・タッグ乱舞』の先行プレイレポートをお届け。先行プレイで判明した本作の魅力や注目ポイントをご紹介!
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』ゲーム紹介
人気漫画「キン肉マン」の9年ぶりとなる新作アプリゲーム
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』は、1979年より週刊少年ジャンプにて開始され、現在も週刊プレイボーイにて連載中の人気漫画「キン肉マン」のゲーム化作品。「キン肉マン」のアプリゲームとしては9年ぶりのリリースとなり、原作に登場したさまざまな超人同士でタッグを組むことが可能な、スマートフォン向け超人バトルRPGである。なお、本作は多くの漫画原作のゲームアプリを制作し、「キン肉マン」においても『キン肉マン 超人タッグファイト』や『キン肉マン マッスルショット』などの実績を持つコプロが手がけている。
今回はサービス開始に先駆けて先行プレイする機会をいただいたが、「キン肉マン」の原作ファンはもちろん2024年7月より放送開始予定の新アニメ「完璧超人始祖編」が気になっているが、長大なシリーズのためどこから入っていいか分からないという人にもおすすめしたいタイトルに仕上がっていた。本記事を通して、どのようなゲーム体験を届けてくれたのかについてお伝えしていきたい。なお開発中のビルドであるため、製品版にはない機能が存在する点には留意してほしい。
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』ストーリー紹介
「キン肉マン」の名場面を追体験できるストーリーモードを搭載
本作のストーリークエストには、原作の世界を追体験できる「ストーリー」と、さまざまな敵と戦う「バトル」の2種類が存在。「ストーリー」はダイジェストでありながら、ロビンマスクとの決闘が描かれる決勝戦での名試合や今までのライバルたちと協力して復活した悪魔超人と死闘を繰り広げる「7人の悪魔超人編」などが、アドベンチャーパートとバトルパートを織り交ぜて展開されている。
アドベンチャーパートでは懐かしい登場キャラクターたちが勢ぞろいし、名シーンでは原作漫画のコマがそのまま使用されるファン感涙の仕様である。このストーリーモードのおかげで、「キン肉マン」に疎いプレイヤーでも原作にあった出来事に触れるための端緒になっているほか、元々のファンも数々の熱い戦いを思い出すことができる。さらにゲームを通してアニメ「完璧超人始祖編」や、現在連載中の「キン肉マン」に対するモチベーションをさらに高められるだろう。
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』キャラクター紹介
歴代キャラクターが多数登場し、夢のドリームタッグ結成ができる
「キン肉マン」の魅力の1つが、個性豊かなキャラクターたちであることは言うまでもない。本作はプレイヤーそれぞれがパーティーを編成してバトルを行うRPG形式を採用しているが、加入した超人をメインとサブに分けて組むことが可能で、タイトルに冠されているように「タッグ」を組むことが重要になっている。キン肉マンとテリーマンなど原作で関わりのある特定の組み合わせでタッグを組むと、「タッグ必殺技」が発動可能になるのも原作ファンにとってうれしいポイントだ。
またバトル担当の「超人」以外に、ステータス上昇や各々の特性で戦いを手助けしてくれる「サポート超人」もおり、合計12名の超人たちを1つのパーティで編成できる。これは「キン肉マン」の大切なテーマである「友情」を端的に示したシステムであると同時に、せっかくガチャで当たったキャラクターたちに使いどころがないという状況が起こりにくいゲームデザインだと言えるだろう。そして大勢のファンが思い描くであろう、「あのキャラとこのキャラが組んだらどうなる」という原作には存在しないドリームタッグ結成も当然可能である。「キン肉マンII世」や連載中の続編シリーズからも多くの超人たちが参戦を予定しており、「そういえばこういうキャラクターもいたなぁ」と懐かしみが持てる人物も多数登場し、編成画面を見ているだけでワクワクした。
キャラクターグラフィックにもこだわりが見られ、3Dで表現されたデフォルメキャラクターがキビキビと動くさまや、SSRのキャライラストが詳細画面で滑らかに動く様子は見ているだけでも楽しいと思わせてくれる。さらにゲーム内ショップ(交換所)で「コレクター魂」などの専用アイテムと交換することで、コレクションとして展示できるフィギュアや背景が徐々に増えていく。コレクション画面は自由に飾りつけできるため、お気に入りのキャラクターを並べて悦に入ることも可能だ。
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』バトルシステム紹介
「プロレス」を表現した戦略的なターン制コマンドバトル
バトルは編成したメンバー各自に存在するスキルと必殺技のカードを組み合わせたシステムになっている。アクションを得意とする超人たちのバトルが、ターンベースのRPGなことに戸惑う人もいるかもしれないが、これは「キン肉マン」における戦いがプロレスを下敷きにしているからなのだろう。相手の行動を待ってダメージを受け、次は自分の得意技を仕掛ける、その一進一退の攻防がターン制コマンドバトルのシステムと相性がよく、リングで観客を魅了するためのパフォーマンスを繰り広げる「プロレス」の醍醐味を、十二分に表現できている。そしてアプリゲームとして初となる、超人たちの固有技を3Dで完全再現したダイナミックなムービーが流れるのも、バトルにおける起伏として機能している。
詳細なバトルシステムとして、「バッファローマン」がロングホーンで相手を突くスキルには出血効果があったり、セコンドとして活躍する姿が多い「アレキサンドリア・ミート」が回復やバフ技を持っていたりと、個性に応じたスキルになっている。また手札で同じランクのスキルカードを並べると次のランクにアップするため、このカードをいつ使用するか、手札をどのように並び変えるかなど戦略が問われ、シンプルな操作ながら楽しいものに仕上がっている。またキャラクターには、3すくみ関係の力・技・体や、お互いに有利な天・地といった属性が設定されている。バトル開始前に相手の属性が確認できるため、ステージに応じて編成を切り替えることで、さまざまなキャラクターの活躍の場が広げられるほか、「ロビン戦法」でクールで合理的なファイトを行う「ロビンマスク」は技属性に設定されているなど、キャラクターの個性描写の補強にもなっている。
そして何より「キン肉マン」らしい要素としてあげたいのが、「火事場のクソ力」システムである。これは「奇跡の逆転ファイター」と評されるキン肉マンが追い詰められた際に、限界を超えた力として発揮するパワーのことであり、この潜在力によって数々の強敵相手に勝利をおさめてきた。本作ではバトルで戦闘不能になった際に低確率で復活するという形で落とし込まれており、ピンチになっても諦めなければ一気に形勢逆転できる要素になっている。こちらは胸が熱くなる原作再現という側面とともに、ランダム要素を追加することでバトルにドラマ性を持たせることに成功している。
バトルを含め詳しいゲーム内容は下記の動画でも紹介しているので、リリース前に予習として確認しておくと良いだろう
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』先行プレイ感想
「キン肉マン」愛を感じられる熱のこもった新作ゲーム
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』は歴代キャラクターが多数登場し、シンプルな操作で戦略的なバトルが行え、ストーリーを通して数々の名シーンに触れることができる。今回の先行プレイを通して、今なお最前線で戦う「キン肉マン」の人気や開発者の愛を感じることができた。そのためくり返しになるが「キン肉マン」の原作ファンはもちろん、長きにわたり愛されているシリーズのため、どこから入っていいか分からないという人の第一歩としてもおすすめしたいタイトルになっている。
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』事前登録情報
そんな本作は現在、事前登録キャンペーンとして公式X(旧Twitter)・Facebook・YouTubeの登録者に応じて豪華報酬がゲットできる施策を展開中。20万人に達すれば正式サービス開始時に「サポート超人SSR【氷の心】ウォーズマン×1体」に加え、大量の「肉ジェム」なども獲得できるため、本記事を読んで気になった読者は、公式サイトをチェックと事前登録を忘れないでほしい。
事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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29人 (達成) |
肉ジェム×750個 |
1万人 (達成) |
【キン肉星のプリンス】キン肉マンの超人石×50個 スキップチケット×5枚 |
3万人 (達成) |
肉ジェム×1250個 |
5万人 (達成) |
【キン肉星のプリンス】キン肉マンの超人石×70個 スキップチケット×10枚 |
7万人 (達成) |
肉ジェム×1750個 |
10万人 (達成) |
【キン肉星のプリンス】キン肉マンの超人石×100個 スキップチケット×20枚 |
15万人 (達成) |
肉ジェム×2500個 |
20万人 (達成) |
サポート超人SSR【氷の心】ウォーズマン×1体 |
『キン肉マン 極・タッグ乱舞』基本情報
タイトル名 | キン肉マン 極・タッグ乱舞 |
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ジャンル | 超人バトルRPG |
価格 | 基本無料(一部課金要素を含む) |
対応機種 | iOS/Android |
公式サイト | 『キン肉マン 極・タッグ乱舞』公式サイト |
公式X | 『キン肉マン 極・タッグ乱舞』公式X |
公式YouTube | 『キン肉マン 極・タッグ乱舞』公式YouTube |
権利表記 | ©ゆでたまご ©COPRO |
この記事の執筆者 | |
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SIGH |
RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。 同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。 面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。 |