2019年夏配信予定の新作アプリ「艦つく」の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
艦つくってどんなゲーム?
あなただけの軍艦がつくれる「艦隊クラフトTPS」
「艦つく」は、株式会社Donutsが手がけるスマホ向け“艦隊クラフトTPS”です。超美麗な3Dグラフィックスで描写される軍艦を自分の思い通りに造船し、いつでもどこでもその船で海戦にのり出せるという極めて独創性の高い作品となっています。誰もが一度は夢見た「僕が考えた最強の艦船」がいま、あなたのスマートフォンの中で再現されます!
圧巻の完成度を誇る「造船」
「艦つく」のタイトル通り、本作最大の魅力はなんといっても「自分だけの艦隊が作れる」ことを置いて他にはないでしょう。本項目では、極めて完成度の高い本作の“造船”について、出来る限り詳しく解説していきたいと思います。
こちらが造船画面です。マス目が表示された3Dの船体が確認できますね。このマスに各種パーツを設置していき、徐々に船を完成させていきます。
艦が出撃するには、最低でも「兵装」「艦橋」「煙突」「機関」を設置しなければなりません。船体は、タービンやボイラーなどの「機関」が設置できる“底”と、「兵装」「前艦橋」「煙突」などを設置する“外”に分けられています(船体によっては兵装を設置できる「中」を持つものもあります)。
ここでは外に「兵装」を設置してみます。まずはじめに「兵装スロット」を選択します。艦には最大7種類の兵装が設置でき、そのうち2つは手動で操作、5つは兵員が自動で操作します。一番強い兵装を自分で操作したり、操作が苦手な兵装を自動制御に任せたりと、アイディア次第で無限の可能性が生まれる仕組みとなっています。
今回設置するのは“40口径安式7.6cm単装砲”です。序盤は選べるパーツは限られていますが、後述する“技術レベル”を上げることで、新しいパーツがどんどん選べるようになっていきます。
早速パーツを取り付けましょう。設置は「好きなマス目にパーツをスライドして、設置ボタンを押すだけ」という感覚的な操作で行え、設置不可の部分も視覚的にすぐわかるなど、極めてユーザビリティに優れた出来となっています。
しかし適当にパーツを置いても、その力を最大限に発揮することは出来ません。例えば砲の場合、砲身を回転できるよう周りとの接触を避けて設置しなければなりません。もちろん砲身の前に構造物があれば、射撃することはできなくなってしまいます。置きたいパーツと他のパーツとの兼ね合いを考え、一番適切な配置を行いましょう。
置きたいパーツを好きなだけ置けるわけではないのが、造船の難しくも面白いところです。艦船には排水量という重量制限が設けられており、この最大値を超えてパーツを設置することはできません。攻撃を重視するのか、防御を重視するのか、はたまた速度を重視するのか。自分の好みに合わせて、理想の艦船を作り上げましょう。
ここでごく一部ではありますが、本作に収録されているパーツをご紹介いたします。
収録パーツの一部をご紹介!
前艦橋を設置することで、観測高が高くなり敵艦目視が早くなります。観測高が高いほど目視範囲は広がりますが、敵から発見されるリスクも上がるため注意が必要です。
煙突は、ボイラーが生み出す燃焼ガスを処理するための必須パーツです。排煙性能が高いほど良いボイラーを設置できるため、結果的に高い機関性能を持たせられます。
さらに本作では、艦の装甲までも設定可能です。装甲板の厚みや種類に加え、防御タイプも選べます。重要部分だけを守る集中防御で艦を軽くするもよし、完全防御を選んでスクリューから艦首まで全体を守るもよし… 全てはプレイヤーの思うがままです。
様々な要素を考慮して悩みつつも、世界で一つだけの艦を作り上げ、美麗な3Dグラフィックスで描かれた完成艦を見る瞬間は、まさに本作でしか味わえ得ない最高の体験といえるでしょう。
手に汗握る「海戦」
本作のストーリーモードにあたる「戦役」では、副官の“京香”の語りのもと描かれる熱い物語と、NPCとの手に汗握る海戦が展開されます。まずは、作戦選択画面で好きな作戦を選択しましょう。
出撃準備画面では、艦隊の選択や作戦の詳細が確認できます。序盤は一つの艦しか出撃させられませんが、ゲームを進めていくにつれて、NPCが操作する僚艦を最大6隻まで連れて行けるようになります。
こちらが海戦の画面です。早速、船を動かしてみましょう。右下にある“テレグラフ”を操作することで、好きな速度で前進することができます。さらに画面下に表示されている“舵”を長押しすることで、進路を変更できます。
敵艦を発見したら、砲撃を仕掛けましょう。中央に表示されている照準を敵艦に合わせてタップします。この際、望遠モードにすることで、画面が拡大し格段に狙いやすくなります。
砲撃してから弾が着弾するためにはラグがあり、その間にも敵艦は移動してしまいます。そのため敵の動きを予測して、うまく着弾させられるよう偏差射撃を行う必要があります。
また砲撃ボタンをダブルタップすると、斉射(一斉射撃)が行えます。効果的に斉射を行うためには、多くの砲門が敵を狙えるよう、敵艦と水平状態になるためにうまく艦の向きを調節することが重要となります。
このようにして激しい銃撃戦を繰り広げながら、全ての敵艦の体力を0にして撃沈させれば“作戦成功”となります。海戦では多くのゴールドや経験値、アイテムなどを得ることができます。
出撃モードには戦役に加え、訓練レベルをあげられる“教本”が手に入る「任務」や、他プレイヤーと戦って頂点を目指す「演習」といったモードが存在しており、コンテンツのボリュームも盛りだくさんです。海戦の報酬によってレベルアップやパーツ購入を行い、出来ることをどんどん増やしていき、自軍を強化してまた大海原へと向かう…という本作の根幹たるサイクルが、極めて中毒性の高いゲーム性を実現しています。
強くなる過程がたまらない「工廠」
艦の強化にまつわるあらゆる作業が行えるのが「工廠」です。先程は「造船」について詳しく解説しましたが、ここでできるのは船造りだけではありません。この項目では、工廠について徹底解剖していきます。
① | ▼「技術開発」で新しいパーツを開発 |
② | ▼「修理」で敵のパーツを自分のものに |
③ | ▼「購入/売却」でパーツと“あの”艦船が買える! |
④ | ▼「訓練」で兵員を鍛え上げよう |
「技術開発」で新しいパーツを開発
「技術開発」では、ゴールドを使用して各パーツの技術レベルを向上させることができます。技術レベルが上がると製造できるパーツが増えていくため、是非ともレベルをあげて選択肢を増やしたいところです。但し、技術レベルはプレイヤーのレベルと同じ値までしか上げることは出来ないため、ゴールドだけでなく経験値も稼ぐことが攻略において非常に重要になってきます。
「修理」で敵のパーツを自分のものに
「修理」では、戦役で手に入れたパーツを修理して、自分のものにすることができます。修理開始後、一定時間経過後(ダイヤで短縮可能)にパーツが入手できます。「敵艦が装備していたパーツを自分の艦に設置できる」というロマンあふれる本システムは、海戦へのモチベーションをより一層引き立たせています。
「購入/売却」でパーツと“あの”艦船が買える!
「購入/売却」では、各種パーツをゴールドやダイヤを消費して入手したり、売却してゴールドを得ることができます。さらに「完成艦」では、“天津風”や“綾波”、“三笠”といった歴史上実在した数々の艦船を購入することができます。
一定のプレイヤーレベルやまとまったリソースが必要にはなりますが、組み立てる手間がないお手軽さはもとより、かつて実際に活躍した艦船を自らの手で動かせるという喜びは、何ものにも代え難いものがあります。
「訓練」で兵員を鍛え上げよう
「訓練」では、“任務”などで手に入る「教本」を使うことで兵員の訓練が行えます。レベルが上がると状態異常から回復しやすくなったり、舵を切る速度が上がったりと艦の様々な能力が向上するため、艦だけでなく兵員の強化も怠らないことが勝利への近道となるでしょう。
先行プレイレポートまとめ
スマートフォンの“艦”はここまで来た!
ここまで記事を読んでいただいた方はわかる通り、本作は随所に「艦隊」への徹底的なこだわりを感じさせる作品となっています。スマートフォン向けゲームとは到底思えないほどの完成度の高い造船は、軍艦ファンや海軍に興味がある方にとってはまさに感涙ものというべきアプリであり、もはや筆者の拙い説明は必要ないでしょう。
しかし私が本項で強く勧めたいのは、そうした艦隊にあまり興味がないというゲーマーのあなたです。それは何を隠そう、筆者自身知識が全くなかった故に、艦隊のことを知らないという理由で敬遠することの勿体無さを身をもって痛感しているからです。
「艦隊ゲー」の一言ではとても表現できない奥深さ
たとえば敵艦の針路を予測して的確に偏差射撃をする快感は、リアル志向のFPSでスナイパーライフルを構える瞬間を想起させます。敵艦を撃破しそのパーツを修理して自分の艦に取り付けるゲーム性は、所謂「狩りゲー」における剥ぎ取りやボクセルゲームのクラフト要素に通ずる楽しさを有しています。
どうしても艦のクオリティに目が行きがちな「艦つく」ですが、実際にプレイすればするほど、本作を構成する要素が各ゲームジャンルにおける“旨味”を凝縮していることに気づかされるのです。そうした意味で本作は“艦隊ゲー”という括りにとどまらない、芸術性と遊戯性の両立に成功した類稀なるスマホゲームであると、艦隊知識ゼロの一ゲームファンとして強く主張したいと思います。
「艦つく」の事前登録情報
7月19日より事前登録の受付を開始しました。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になります。
事前登録のやり方
「艦つく」の事前登録は、以下の方法で行うことができます。
① | 公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録 |
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② | Twitterの公式アカウントをフォロー |
③ | LINEの公式アカウントを友だち追加 |
④ | Facebookの公式アカウントをフォロー |
「艦つく」事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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1万人達成 | 敷島型船体×1 |
2万人達成 | 敷島型 – 前艦橋(1900)×1 敷島型 – 後艦橋(1900)×1 |
3万人達成 | 小型ボイラーⅠ (2×2×2)×25 大型タービンⅠ (4×7×4)×2 敷島型 – 煙突 (1900) TypeⅠ×2 |
5万人 | 40口径7.6cm単装砲×12 43.5口径保式4.7cm単装砲×16 |
7万人 | 40口径安式15.2cm単装砲×14 |
10万人 | 40口径安式30.5cm連装砲×2 ダイヤ×100 |
「艦つく」のゲーム概要
アプリタイトル | 艦つく -Warship Craft- |
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配信日 | 2019年8月20日配信 |
ジャンル | 艦隊クラフトTPS |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
開発 | Donuts |
公式サイト | 「艦つく」公式サイト |
公式Twitter | 「艦つく」公式アカウント |
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※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。