新作ゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
『千銃士R』とは
銃の化身たちの活躍を描く「貴銃士育成RPG」
マーベラスの新作アプリ『千銃士:Rhodoknight』は、銃の化身である貴銃士の活躍を描く「貴銃士育成RPG」だ。2019年に惜しまれつつもサービスを終了した『千銃士』の完全新作となる本作は、前作から7年後の世界を舞台とした本格的なストーリー、大ボリュームの育成&バトル、そして貴銃士たちとの親密な交流が楽しめる、女性ゲーマー感涙ものの作品となっている。
ストーリー
武力による圧政を敷いた世界帝が打ち倒され、各国が主権を取り戻した時代──。
イギリス女王の戴冠式に、貴銃士ブラウン・ベスが現れたことをきっかけとして、各国は競って貴銃士を呼び覚まし、自国の象徴として飾り立てていく。
フィルクレヴァート士官学校の生徒であるあなたは、ある日謎の人物らに襲撃される。絶体絶命の危機に突如として現れた貴銃士は、禍々しい闇をもって敵を打ち倒した。彼はその力を「絶対非道」と言った。
あなたは連合軍の指令を受け、暗躍する謎の組織を探るため秘密機関“Kathariste(カサリステ)”に召集されることとなる。
『千銃士R』ゲーム紹介
貴銃士の奮闘と苦悩を丁寧に描写したストーリー
本作『千銃士:Rhodoknight』の物語は、主人公である“あなた”がイギリス唯一の陸軍士官養成機関「フィルクレヴァート連合士官学校」の門をくぐるところから始まる。入学早々先輩からのしごきにあう主人公だったが、親友・ヴィヴィアンとの出会いもあり、厳しくも充実した日々を送っていく。
2年が経ち、銃を守って川まで落ちてしまうほどの銃への愛情を持つようになった主人公は、上級生たちを差し置いて射撃大会で優勝するまでに成長していた。しかし、優勝を祝うパーティが行われたその夜。とある大事件が発生。ガスマスクを被った異様な集団から襲撃を受けてしまう。
この事件をきっかけに“召銃”されたのは愛銃「UL96A1」の貴銃士だった。のちに「マークス」と名付けられるその美男子は、これまで愛情を注いでくれたマスターへの絶対的な忠誠を誓い、「絶対非道」という禍々しい力で敵を瞬く間に撃破していく。
かくして、マークスとともに、テロリスト「アウトレイジャー」たちと戦うことになった主人公。しかし戦いの中で、「絶対非道」をマークスが使うほど、主人公を傷つけてしまうことが明らかになる。ゲーム序盤では、この「マスターを守りたいのに、守ろうとすると傷つけてしまう」という二律背反がストーリーの軸となっている。
破滅の危機に瀕した世界情勢に加え、貴銃士たちの心情を丁寧に描く緻密さも相まって、本筋としてはシリアスかつ読み応えのある物語が続く。ただ合間合間にはコミカルなシーンも散りばめられており、貴銃士たちの個性が物語を暗くさせすぎない役割を果たしている。加えて前作をプレイしていなくても全く問題ない作りとなっているのも、新規ユーザーにとっては非常に嬉しい点だ。
際立つ遊びやすさと隠れた戦略性がバトルを面白くする
『千銃士R』では「メインストーリー」と「メインクエスト」が大きな柱となっており、双方を並行してプレイすることで物語が進行していく流れとなっている。「メインストーリーI」をクリアした後は国ごとにシナリオが分かれるのだが、その際はどの国から始めてもOKと、進行の自由度が比較的高いのも特徴だ。
こちらが本作の戦闘画面なのだが、何よりもまず注目してもらいたいのは、デフォルメされたキャラクターたちの姿だ。ADVパートで獅子奮迅の活躍を見せる貴銃士たちの立ち絵は凛々しさに溢れているが、そうした彼らの個性をとらえたSDキャラには、カッコ良さと可愛らしさを併せ持った独特の魅力がある。
『千銃士:Rhodoknight』の戦闘はオート主体となっており、基本的に見ているだけで貴銃士たちが敵に攻撃をしてくれる。プレイヤーが気を配るのは主に画面下で、時間経過で溜まっていく水色のスキルゲージが満タンになったらアイコンをタップしてスキルを発動、敵にダメージを与えたり、味方にバフをかけたりと戦況が一気に有利になる。
そして本作における最大の見どころと言っても過言ではないのが、菱形のゲージが貯まった時に発動する絶対高貴および絶対非道。また、その後に発動できる「心銃」だ。古銃は絶対高貴、現代銃は絶対非道となり、心銃では敵に大損害を与えられる。何より注目したいのはその心銃演出で、発動時に挟まれるそれはカットインを通り越した「短めのアニメ」であり、豪華さには度肝を抜かされた。
このように、基本的には「ゲージが溜まったら好きなタイミングでタップ」というシンプルなシステムのため、ライトユーザーにとって大変遊びやすい作りとなっている。しかしながら「メイン6人+サポート6人」のメンバー編成、敵からの狙われやすさに深く関わる隊列、最後の切り札的なマスタースキルの存在など、コアゲーマーも納得の戦略性を有している点も決して見逃せない。
ゲームを彩るバラエティ豊かな貴銃士たち
そんな厚みのあるストーリーと銃弾飛び交うバトルの中心には必ず、容姿端麗な貴銃士たちがいる。思わず目を奪われてしまうキャラクターデザインはもちろんのこと、今をときめく人気声優たちによる熱の入った演技は、ただでさえ奥行きのある物語にさらなる臨場感を与えており、単なる「銃の擬人化」とは一線を画した人物描写がそこにはある。
KATHARISTE -カサリステ-
主人公のもとに集う最初の4挺 | |||
---|---|---|---|
マークス(CV.熊谷健太郎) | ライク・ツー(CV.広瀬裕也) | ジョージ(CV.八代拓) | 十手(CV.田所陽向) |
UNITED KINGDOM -イギリス-
霧深い伝統の国 イギリス出身のグループ | |||
---|---|---|---|
マークス(CV.熊谷健太郎) | ライク・ツー(CV.広瀬裕也) | エンフィールド(CV.鈴木勝吾) | スナイダー(CV.柿原徹也) |
UNITED STATES OF AMERICA -アメリカ-
星空に自由を掲げる国 アメリカ出身のグループ | |||
---|---|---|---|
ジョージ(CV.八代拓) | ケンタッキー(CV.梶裕貴) | ペンシルヴァニア(CV.伊東健人) | スプリングフィールド(CV.蒼井翔太) |
FRANCE -フランス-
絢爛たる宮廷の国 フランス出身のグループ | |||
---|---|---|---|
シャルルヴィル(CV.立花慎之介) | シャスポー(CV.江口拓也) | グラース(CV.寺島拓篤) | タバティエール |
GERMANY -ドイツ-
血と鉄の国 ドイツ出身のグループ | |||
---|---|---|---|
ドライゼ(CV.佐藤拓也) | エルメ(CV.諏訪部順一) | ジーグブルート(CV.笠間 淳) | ゴースト |
JAPAN -日本-
桜咲く幽遠の国 日本出身のグループ | ||
---|---|---|
十手(CV.田所陽向) | キセル | 邑田(CV.前山剛久) |
在坂(CV.植田圭輔) | 八九(CV.鈴村健一) | – |
AUSTRIA -オーストリア-
双頭の鷲羽ばたく品格の国 オーストリア出身のグループ | ||
---|---|---|
カール(CV.山谷祥生) | ローレンツ(CV.西山宏太朗) | ベルガー(CV.豊永利行) |
BELGIUM -ベルギー-
勃興と喪失の国 ベルギー出身のグループ | ||
---|---|---|
ファル(CV.前野智昭) | ミカエル | カトラリー |
となれば気になるのは当然、貴銃士たちの入手方法だ。メインストーリーの進行でも一部獲得できるものの、基本的にはガチャで手に入れる形となる。ただ本作はキャラクターガチャと支援物資ガチャ(※装備アイテムや成長アイテムが排出)が明確に分けられており、しかも後者は1日最大2回10連ガチャが引けるというユーザーフレンドリーな仕様となっている。
多彩な育成要素の先にある「冠」
ソーシャルゲームにおける育成といえば、レベルアップアイテムを大量に消費したり、複数の装備品を身に付けさせたりといったイメージをお持ちの方も多いかと思う。無論、本作にもそうしたスタンダードな育成システムは用意されているが、一方で独創的なものも数多く実装されている。本項では、そうしたユニークな要素を中心にご紹介していく。
貴銃士たちが日々を過ごす士官学校には、戦術講義を通してカードの特性を強化できる「学科棟」、一定時間放置するだけで様々な報酬が手に入る「訓練棟」「職業体験」といった様々な施設が用意されている。そんな中でも注目してもらいたいのは、一見すると育成とは対極に位置しているようにも思える「寮室」と「ルーム」だ。
寮室では貴銃士にプレゼントを渡したり、銃を“擦って”手入れをしてあげたりすることで「絆のカケラ(※友好度のようなもの)」を獲得できる。絆のカケラは後述する戴冠式や貴銃士ストーリーの開放に関わる極めて大事なパラメータなのだが、そうした実利面以上に、ゲームを続ける上で貴銃士たちと直にふれあい、想いを深めていく体験の重要性は計り知れない。
また本作には箱庭要素も完備されており、ルームに家具や貴銃士を自由に配置して自分だけの部屋をコーディネートすることが可能だ。遊戯具を設置すれば、配置している貴銃士たちに経験値が入るという育成面でのメリットもある。こちらは「人間らしい生活を送ることで成長する」というしっかりとした理由付けがなされており、細かな設定にも一切妥協しない開発陣の熱意が見て取れた。
このようにしてレベリングや絆をはじめとした様々な要素を極めた、名実ともに最強の貴銃士に与えられるのが「冠」だ。戴冠式にて冠を授与された貴銃士は、バトルなどで冠を被るようになり、能力も更にパワーアップ。戴冠式までの道のりは決して短くないが、地道な作業が求められる育成において明確な目標があることが、遊び手にとってどれほどのモチベーションになるかは想像に難くない。
サブストーリーやプレイヤー間の交流、さらにはゲーム内講義まで!
『千銃士R』では「貴銃士ストーリー」や「カードストーリー」も実装されており、こちらでは各貴銃士にスポットライトを当てた物語が展開される。キャラクターの個性が作品の根幹をなしている本作においては、本編では描かれなかった貴銃士たちの新たな一面が見られることの意義は大きく、ある意味こちらこそが“メインコンテンツ”というのは決して大げさな表現ではないだろう。
また本作には「交友会」という他プレイヤーと交流ができる場所が設けられており、専用掲示板を通してゲーム内でコミュニケーションを取ることができる。ソーシャルRPGにおける他プレイヤーとの関わりというと「ギルド」が代表的だが、交友会はあくまで交流が主眼に置かれているため、利害関係などを抜きにした本当の友達づくりが可能となっている。
そして、究極の“育成要素”とも言えるのが「教えて!ジグせんせい」だ。現在公式YouTubeチャンネルにて同名のPR動画が公開されているが、本モードではバトルシステムをストーリー付きで楽しく学ぶことができる。そのテキスト量はちょっとしたストーリーモード並みであり、読み物としても非常に秀逸な出来栄えとなっていた。
『千銃士R』先行プレイ感想
女性向けゲームにおいて重要な要素とはなんだろうか。真っ先に思い浮かぶのは、キャラクターデザインやキャストといった「一目見てわかる部分」かと思う。手に取ってもらえなければどんな神ゲーも意味がない以上、そうした要素に注力するのはある意味当然だ。しかし女性向け作品こそ「ゲーム性」が問われるということに、既に多くのゲーマーは気づいている。
「カッコいいキャラクター」や「豪華声優陣」を売りにしたタイトルはそれこそ星の数ほどある一方で、多くのファンを獲得し長く生き残る作品は決して多くない。その謎を紐解いた時、そこでは必ずゲーム性という名の“中身”が肝となっていることに気づく。本作『千銃士R』は、そんな見た目と内面を兼ね備えた、数少ないハイスペック男子の一人である。
先が気になるなどという言葉では言い表せない、圧倒的な推進力を持ったストーリー。オート主体でライトユーザーにも遊びやすい一方、その実戦略性も有するバトル。そして愛銃の“手入れ”を欠かさないほど、貴銃士たちがそれに応えてくれる育成要素。ターゲット層の性別など一切関係ない、「RPG」としての質を追求した本作だからこそ、女性の心は撃ち抜かれるのだろう。
『千銃士R』事前登録情報
『千銃士:Rhodoknight』では現在、事前登録を受付中だ。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、30万1014人到達で「激辛スープ×4個」および「十手のぬいぐるみ」が全員に配布されるぞ。
① | Twitter公式アカウント(@senjyushi_game)をフォロー |
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② | メールアドレスで登録 |
③ | LINEの公式アカウントを友だち追加 |
④ | YouTubeにてチャンネル登録 |
『千銃士R』事前登録特典内容
事前登録者数 | 特典 |
---|---|
8万1014人 | ローズストーン×ガチャ1回分 |
9万1014人 | ローズストーン×ガチャ2回分 |
10万1014人 | ローズストーン×ガチャ2回分 マークスのぬいぐるみ |
15万1014人 | ローズストーン×ガチャ2回分 |
20万1014人 | ローズストーン×ガチャ3回分 ジョージのぬいぐるみ |
23万1014人 | ローズストーン×ガチャ2回分 コーヒー×4個 |
26万1014人 | ハンバーガー×4個 野菜スティック×4個 |
30万1014人 | 激辛スープ×4個 十手のぬいぐるみ |
『千銃士R』基本情報
アプリタイトル | 千銃士:Rhodoknight |
---|---|
略称表記 | 千銃士R |
配信日 | 2021年11月24日配信予定 |
ジャンル | 貴銃士育成RPG |
価格 | 基本プレイ無料(アイテム課金あり) |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
開発/提供 | マーベラス |
公式サイト | 『千銃士:Rhodoknight』公式サイト |
公式Twitter | 「千銃士」公式Twitter |
公式YouTubeチャンネル | 「千銃士」公式チャンネル |
権利表記 | ©Marvelous Inc. |
スタッフ情報
原案&世界観設定 | 八破ツバシ |
---|---|
プロデューサー | 大徳祐美 |
キャラクターデザイン原案 | 木下さくら/キナコ/清原紘/しづ/Daken/双葉はづき/雪広うたこ |
キャラクターイラスト | 小田すずか/キナコ/しづ/domco./悌太/蓮水薫/八三/双葉はづき/真久/馬酔木ヒカル/カネトモ/祀花よう子/めいさい/フロンティアワークス/ジーアングル |
メインシナリオ | 蛙田アメコ |
世界観背景 | 幸田和磨 |
ロゴデザイン | 團夢見(imagejack) |
キャスト
出演キャスト(五十音順) | |
---|---|
蒼井翔太 | 伊東健人 |
植田圭輔 | 江口拓也 |
柿原徹也 | 笠間淳 |
梶裕貴 | 熊谷健太郎 |
佐藤拓也 | 鈴木勝吾 |
鈴村健一 | 諏訪部順一 |
立花慎之介 | 田所陽向 |
千葉進歩 | 津田健次郎 |
寺島拓篤 | 豊永利行 |
西山宏太朗 | 広瀬裕也 |
ファイルーズ あい | 福山潤 |
前野智昭 | 前山剛久 |
八代拓 | 山谷祥生 |
提供:マーベラス
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