ボクセル系サンドボックスゲーム『テラビット』にて「AppMedia」主催グランプリが実施された。本稿ではその結果をお届けしていく。
『テラビット』「AppMedia」主催グランプリとは?
サイバーステップが運営するボクセル系のサンドボックスゲーム『テラビット』。ブロックで構成された国産タイトルらしい可愛くポップな世界観が特徴だが、本作の真髄は単なる建築要素だけに留まらない。最大の魅力は、アクションRPGやアスレチックステージ、PvP、さらにはレースにいたるまで、「ゲームそのもの」を自分の手で作り上げ、世界中のプレイヤーに向けて公開できること。つまり、誰でも簡単にゲームクリエイターになれるのだ!
今回、そんな『テラビット』にてなんと「AppMedia」主催コラボグランプリを実施させていただいた。開始前は「誰も応募しなかったらどうしよう」と震えていた編集部だったが、蓋を開けるとなんと幸いにも“史上最多の総数3,409作品”と、数多くの力作をご応募いただけた。感謝の気持ちでいっぱいだ。本気で入賞を目指してくれた方はもちろんのこと、エンジョイとして「ちょっと気軽にゲーム制作に挑戦してみようかな」と遊んでいただけたなら、ゲームメディアとしてこれ以上嬉しいことはない。『テラビット』を極めていくもよし、本格的にゲーム制作を志すもよし、あるいは趣味でゲーム制作をするもよし。今後もクリエイティブ精神を発露してほしい。
それでは、審査員特別賞2タイトルからご紹介していこう。今回は『テラビット』運営からのコメントまで頂けたので、こちらもあわせて掲載していく!
審査員特別賞
『情報屋アップメディアとRPG』(審査員特別賞)

アンソニー様を「情報屋」として表現し、攻略情報を頼りに進むRPGに仕上げている発想がとても面白く、コンテストテーマをゲームの進行や体験に結びつけている点が素晴らしい作品です。

本作は、攻略サイト「AppMedia」を“情報屋アンソニー”として解釈したタイトルで、非常に発想が秀逸な一作だと感じられた。AppMediaとアンソニーをこのように仕立て上げてくれたことには、感謝すら覚えてしまう。

ゲーム展開も面白く、女神様との会話に割って入るアンソニーには笑わせられた。このゲームを作っている途中にはきっと「序盤からの裏技的なチート」という考えもあっただろうが、それをするとゲームが「謎解き」に強く寄ってしまう。あくまで“攻略情報”をメインとしたところに本作の良さがあるだろう。
『プレゼント集めアップ!』(審査員特別賞)

テーマアイテムを活かした世界観づくりや、サムネイルの見せ方が非常に良くまとまっていました。
制限時間内にプレゼントを集めるスコアアタックとして、遊びやすさとやり込み要素のバランスも取れており、何度も挑戦したくなる完成度の高さが魅力です。

本作はなにより完成度が高い!シンプルなプレゼント集めのスコアアタックなのに、遊べば遊ぶほど味が出てくる。ゲームバランスを重視し、丁寧に構成されたのだろうなという印象を覚える。
シンプルな構造のスコアアタックも「ゲームの楽しさ」があり、本作はそれを最大化させている。“何度もチャレンジしていく楽しさ”がやりこむうちに増していくのだ。アバターを変えることで味変ができるのもこだわりが見えるポイントだ!
総じてレベルの高い本コンテストを制した作品は…!
そして、今回の大賞となる最優秀賞をご紹介していく前に、本コンテストの総評を書いておこう。
まず驚いたのは、ここで選出されたタイトルはそれぞれ発想力やディテールのクオリティがある一定のラインまですでに到達しているということ。さすがの3,000作品越えということで、上位には完成度の高い作品がずらりと並んだ。もちろん「『情報屋アップメディアとRPG』は発想力が特に優れている」、「『プレゼント集めアップ!』は完成度がずば抜けている」……そういう特徴の差はあるものの、総合的に見て最優秀賞を含め拮抗していた印象だ。
そのため、最後には「ユーザーはこの作品でいかに優れたゲーム体験を味わえるか」という、非常にシビアな要素が最終的な評価軸になった。

そして今回、最優秀賞に選んだのは、ゲームの入りから“本作特有の仕掛け”を活かしたゲーム体験が味わえる一作、『バズれ!魔物ダンジョン』だ。
『バズれ!魔物ダンジョン』(最優秀賞)
ダンジョン攻略と配信演出を組み合わせた、斬新なアイデアに驚かされました。
ログ表示によってリアルタイムの配信コメントを再現することで、実際に配信を進行しているような臨場感が生まれている点が魅力です。

今回、最優秀賞に選ばせていただいたのは『バズれ!魔物ダンジョン』だ!「ダンジョン配信」という、流行の要素を取り入れた意欲作だ。選出理由としては、この特異な設定がゲームシステムと直結しており、かつ純粋に完成度が高かった点が挙げられる。

本作を面白くしているのは、何よりも「再生数」という数値の存在。初めのうちは敵が硬いが、それでも1回目から「今の再生数は……」と“スコア”を意識してしまう。「ボスを倒す」「新エリアに到達する」「宝箱を開ける」といった多種多様な“プレイヤーの目的”に、「再生数を増やす」という要素が加わることで、ゲームとしての面白さがグッと増していた。

スコアアタックのスコアにはストーリー性がそこまで付与されていないが、再生数はそうではない。自動で流れてくる「視聴者のコメント」も補助してくれて、脳内でストーリーが紡がれていく。

そして本来目的としていた到達点をクリアできなくても、「案外再生数が増えたから満足」と思わせられるのも良い。要するに“ゲーム体験”に評価軸がもうひとつ存在しているのだ。

ゲームバランスとして、負け続けても遊んでさえいればアンソニーが救済してくれるのもありがたいところ。“ダンジョン配信系”らしいスキルガチャも面白い。
発想の秀逸さのみならず、これらの丁寧なゲームバランスも含めて高く評価できる作品だった!
終わりに
あらためて、今回は多数の力作を応募してくれてありがたく思う。3,409作品というほどに多様で熱量のあるゲームが集まったのは、ひとえにプレイヤーの皆さんの溢れんばかりのクリエイティブ精神のおかげだ。今回のグランプリは幕を閉じるが、皆さんのゲーム制作への挑戦や、生み出された数々の世界はこれからも続いていく。次はどんな驚きや感動をくれる「名作」がこの世界に誕生するのか、編集部一同、いちプレイヤーとして楽しみにしている。
『TERAVIT』基本情報
| タイトル名 | TERAVIT(テラビット) |
|---|---|
| ジャンル | オープンワールドサンドボックスゲーム |
| 対応機種 | Windows® 8.1 / 10 / 11 Nintendo Switch™ PlayStation®4 / PlayStation®5 スマートフォン(iOS / Android) |
| 価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
| 公式サイト | 『TERAVIT』公式サイト |
| 公式X | 『TERAVIT』公式X |
| 公式Discord | 『TERAVIT』公式Discord |
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