『スイートホームメイド』先行プレイレポート｜残念女子たちと一緒に奥深いパズルを解いて、楽しいハーレム管理人ライフを組み立てよう！

2023年11月16日にリリース予定の『スイートホームメイド』の先行プレイレポートをお届け。先行プレイで判明した本作の魅力や注目ポイントをご紹介！

『スイートホームメイド』ゲーム紹介

パズルとアドベンチャーを組み合わせた、むにゅふわ管理人ライフ

『スイートホームメイド』はDMM GAMESが贈る、2023年11月16日にサービス開始予定のかわいらしいキャラクターが特徴的なマッチ3リフォームパズルゲームだ。プレイヤーは「鐘楼館」の新米管理人となり、女性入居者やメイドさんと交流を重ねていく。パズルをくり返しシナリオを読み進めていくことで、ゲーム内の箱庭に変化が生まれるサイクルが楽しく、ついつい熱中する面白さを持ったタイトルである。

ブラウザゲームであり、PCとスマートフォンどちらにも対応しているため、自らの環境にあったプラットフォームを選ぼう。今回は先行してゲームをプレイする機会をいただいたので、ゲームシステムやキャラクター・世界観など細部まで『スイートホームメイド』の魅力に迫ってお伝えしていきたい。

『スイートホームメイド』ストーリー紹介

居心地の良いドタバタ日常ストーリーを体験しよう

就職に失敗した主人公が、突如旅に出た祖父から洋風アパートメント「鐘楼館」の管理人を託される。「鐘楼館」には、6人のどこか残念な女子たちが暮らしており、女性ばかりの場所に主人公のような若い男性がやってくる状況に警戒されたり、あまりに老朽化した建物であるから住人は立ち退きを迫られていると勘違いされてしまったりする始末。管理人として右も左もわからない主人公は、活路を見出すためメイドを雇うことにするが、その女性は幼少期に交流のあった「江崎彩葉」だったという導入。

設定から分かるようにドタバタな現代劇となっており、何事にも真面目な主人公が徐々に管理人として成長するのと同時に、彩葉や住人たちと交流を重ねていくのがメインストーリーの流れである。序盤からDIYやリフォームなどの小ネタや、メイドの仕事がスマート家電に奪われつつあるというクスっと笑えるやりとりなどが描かれており、アドベンチャーゲームとしても完成度が高い。居心地のよい空気で、プレイヤー自身も実際にここに住んでみたいと思わせることに成功している。サービス開始後は毎月ごとに季節感のあるシナリオイベントが開催されるということで、現実とともに「鐘楼館」にも時間が流れている様子が味わえるだろう。音楽もゆったりとした世界観に合っているもので、物語への没入感をさらに高めている。

『スイートホームメイド』キャラクター紹介

人気イラストレーターの描く残念女子たちは個性的かつ魅力的

先述したメイドの「江崎彩葉」以外にも、アニメやゲームなどが大好きなオタク趣味を持ち、自室に引きこもって動画配信をしている少女「森永紬」や、裏表のギャップが激しいコスプレ好きのキャリアウーマンである「佐久間凪」など個性的なキャラクターが勢ぞろいしている。

キャラクターデザインは、人気イラストレーター「yaman**」氏が起用されている。表情豊かでスタイルがよく、かわいらしいという魅力がいかんなく発揮されており、「鐘楼館」のメンバーの一人ひとりに愛着が持てるだろう。

ゲームではキャラクターのレアリティ分けされたスチルイラストがカード化されており、そのカードをガチャで手に入れていく仕組みだ。ただパズルゲームに役立つからというだけではなく、キャラクターのレベルアップを行うことで、それぞれのカードにまつわるシナリオが解放されていく。そこで描かれる日常の一コマや些細なやりとりが、キャラクターの背景に深みを与えており、あのキャラクターについてもっと知りたいからカードを手に入れたいというプレイヤーの意欲に繋がっている。

『スイートホームメイド』システム紹介

戦略が問われるマッチ3パズルは、ほどよい難易度で奥深い

本作のパズルパートは、カラーピースを3色以上つなげて消していくオーソドックスな「マッチ3パズル」で、パズルゲームをあまりプレイしていないor苦手だという人でも馴染みやすい。各ステージをクリアするためには、特定のアイテムを消したり、指定のスコアを上回ったりという条件が用意されている。基本的には制限時間は設定されていないため、じっくりと考えながら操作できるが、ピースを動かせる手数が決められており、オーバーすると失敗してしまうので注意しよう。

4つ以上ピースを揃えると、横一列や十字のマスを破壊できる「ブースター」というアイテムが手に入る。ブースターの効果を重ねることも可能なため、それぞれのステージに合った組み合わせを模索しよう。操作もプレイヤーのタップだけというシンプルなもので、徐々に自分が上達していると実感できる。戦略がうまくハマり一気にピースを消すことができると景気がよく爽快である。パズルに慣れてきたらよりハイスコアを目指してみるのもよいだろう。

パズルでは、ヒロインたちのキャラクターカードでデッキを組み一定の条件を満たすことで、ブースターを出現させるなどのスキルを使用してプレイヤーを助けてくれる。スキルの発動に必要なコストは、カードと同じ色のピースを消していくことで溜まっていく。スキルの効果や演出によってただパズルを解くだけではないアクセントになっているのと同時に、どの色のカードを編成し、どの色を優先的に消していくかという戦略性が生まれており、奥深くやりごたえのあるパズルに仕上がっている。

▲シナリオを進め玄関の絨毯を取り替えたシーン

▲「鐘楼館」内で動き回るSDキャラクターたちがかわいらしい

主として解いていくことになるパズルは「メインパズル」であり、クリアすることでメインシナリオを解放する「栞」というアイテムが手に入る仕組みだ。そしてシナリオが進行することで箱庭の「鐘楼館」が徐々に改築されていき、目に見えて物語が進んでいる達成感が味わえる仕様になっている。パズルを解くことでシナリオが読める、シナリオを読むために育成をしっかりとこなすというように、パズル→シナリオ→箱庭変化→育成のサイクルが機能しており、プレイヤーのモチベーションを引き出している。

スマートフォン版に関してはもう1つ独自のポイントがあり、ジャイロセンサーを利用してゲーム画面がシームレスに縦横切り替わることだ。たとえば夜に横画面でじっくりとゲームに没入、ベッドにもぐってからは眠くなるまで縦画面でサクっと遊ぶなどの使い分けが可能。ゲームの雰囲気や体験を損なうことなく、自分の状況に応じてプレイできるのは本作の利点だ。

『スイートホームメイド』先行プレイ感想

パズルとシナリオのサイクルが楽しい、新米管理人として没入できる一作

今回先行プレイを通して、ゲーム全体に流れるゆったりとした心地よい雰囲気が特に印象に残った。プレイヤー自らのペースでパズルやシナリオを進められるため、タスクに追われながら急いでプレイをするという形ではなく、マイペースに遊び続けていけるだろう。パズルパートもストーリーにおけるただのフレーバーではなく、しっかりと難易度や戦略性が練り込まれている。そのためキャラクターデザインに惹かれた方や、好きな声優が出演しているから気になっている人以外にも、パズルゲームが好きで歯ごたえのあるパズルを求めているというユーザーも満足できるだろう。

現在2023年11月16日のサービス開始に向け、公式Xにてフォロー＆リポストキャンペーンを開催しているため、ぜひこちらもチェックしてほしい。

『スイートホームメイド』基本情報

この記事の執筆者
	SIGH
	フリーのゲームライター。RPGとADVと猫が好き。 人生を変えたゲームは、科学アドベンチャーシリーズの『CHAOS;CHILD』

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