2022年7月中旬配信予定の新作アプリ『TRANSFORMERS ALLIANCE(トランスフォーマー・アライアンス)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『TRANSFORMERS ALLIANCE』ゲーム紹介
あなたの街にトランスフォーマーがやってくる!
「トランスフォーマー」という単語を耳にするだけで、テンションが上がってしまうという人は少なくない。1980年代に誕生したその変形ロボットキャラクターは、おもちゃはもちろん、テレビアニメやコミック、さらにはハリウッドでの実写映画化など様々なメディアミックスが展開され、今日に至るまであらゆる世代に愛され続けている。
そんな「トランスフォーマー」待望の新作スマートフォンゲームが、今回ご紹介する『TRANSFORMERS ALLIANCE』だ。なんと本作は「AR(拡張現実)技術を活用したモバイルRPG」ということで、作品への期待は膨らむばかり。早速、謎に包まれたそのゲーム内容をお伝えしていこう。
いきなり突きつけられる究極の2択
アプリを起動すると目に飛び込んでくるのは、サイバトロンとデストロンによるド迫力の戦闘だ。まばゆいばかりの光線が幾重にも飛び交うそのアニメーションは、見るものを開始1分で釘付けにする。ただ美しいだけではない、原作のツボを押さえた演出の応酬に、プレイヤーの期待は否が応でも煽られてしまう。
目まぐるしいアクションに夢中になっていると、不意に表示された「どの陣営の味方になりますか?」という文字。そう、本作ではサイバトロン側につくか、デストロン側につくかという究極の2択がいきなりプレイヤーに突きつけられるのだ。もちろん一度陣営を選んだ後は、陣営は一切変更することができない。
プレイヤーの苦悩などお構いなしに選択後も激しい争いは続くものの、予期せぬ「コアの暴走」によってやむなく退避をすることになったスタースクリームたち(※デストロン陣営を選択した場合)。彼らが命からがら逃げ延びた先は、サイバトロンからおよそ4.7光年も離れた「地球」という名の惑星だった。
あなたが「歩いて」ゲームを進める
怒涛の幕開けに度肝を抜かされたところで、いよいよ本作の肝である「AR」部分についてご紹介していきたい。ゲーム画面をご覧いただければわかるとおり、本作の舞台は「現実世界」。プレイヤーは自らの足で歩きながら、時にアイテムを確保し、時に敵と戦いながら、味方陣営の領地を広げることを目指していく。
画面に表示されたサイコロ状の物体は「エネルゴンキューブ」と呼ばれるもので、中にはトランスフォーマーを組み立てるのに使えるパーツが入っている。またキューブを開けることで、ゲームを進めていく上で欠かせないプレイヤー経験値も獲得できるため、「積極的に外を歩いて、キューブを拾う」というのが攻略の基本的な流れとなる。
そして、キューブと同じかそれ以上に大事なのが「スペースブリッジ」だ。宙に浮かぶ塔のような形をしたスペースブリッジは、アクセスするとキューブや経験値などが手に入るばかりでなく、占領することでその地域を手に入れることができるまさに“要”。ただもちろん、何の苦労もなしに手に入るとは限らず、時には激しい「占領戦」が待っている。
大迫力のバトルに思わず夢中に
『TRANSFORMERS ALLIANCE』の戦闘は、一言でいえばリアルタイムのコマンドバトルだ。息継ぐまもなく戦闘が続く中、画面上部に表示されたHPバーを削り合い、先に相手のHPを0にした方が勝利という、この上ないほどにシンプルなルールだ。画面下に表示されているのが「スキルバブル」で、こちらをタップすることで技を発動できる。
スキルバブルの種類は基本攻撃からレーザー攻撃、回復や移動回避など多岐に渡り、その性能はトランスフォーマーによって千差万別。そのどれもがド派手な演出とともに繰り出されるため、単なる“バトルパート”の域を超えてトランスフォーマーを自らの手で操作している感覚が味わえるのは大きな醍醐味の一つだ。
戦闘中はスキルバブル上の黄色ゲージがいっぱいになったタイミングで新たなバブルが補充されるのだが、本作では同じ種類のバブルを合成したり、不要なバブルを削除したりもできたりする。そのためNEXTの表示を見つつ、常に適切な「バブル回し」を行なっていくという、カードゲームに近い楽しさも味わえるのだ。
マップ上には楽しみがいっぱい
なおマップには「キューブ」や「スペースブリッジ」の他にも、曜日ごとに異なる報酬が獲得でできる「レッドスペース」や手強い強キャラのトランスフォーマーなど様々な要素が。これらは基本的には歩いて近くまで行くことが必要だが、どうしても外に出れないという時には「リモートコントローラー」というアイテムを使えば離れていても接続できるという優しい設計となっている。
組み立てから写真撮影まで出来る「本拠地」
街を歩き回り、色々な場所でパーツを集めたら、いよいよお楽しみの組み立てだ。本拠地に当たる「基地」内の一角にある「研究所」では、パーツを6個消費することでトランスフォーマーを組み立てることができる。さらに専用のアイテムを用いれば、更なる強化・覚醒をさせることも可能となっている。
「基地」の中には研究所以外にも、不要パーツを分解してゲーム内通貨に変える「倉庫」、パーツやアイテムを作れる「製作所」、最大3vs3の非同期PvPが楽しめる「要塞」など複数の施設がある。中でも「展示館」では情報を仕入れられるだけでなく、ARカメラを用いてトランスフォーマーが映った写真が撮影できるため、アイディアを駆使して自分だけの1枚を追求するのも面白そうだ。
没入感をグッと深めてくれるストーリー
ところでスマートフォンRPGといえば、キャラクター一人ひとりに設けられた個別シナリオも大きな魅力だったりする。メインストーリーでは描ききれないそのキャラの個性やエピソードにスポットライトを当てた物語はソーシャルゲームならではの魅力だが、本作もその例に違わず、トランスフォーマーたち一体一体に専用の物語が用意されている。
トランスフォーマーがこれほどまでに人気になった要因として、大迫力のバトルと同じかそれ以上に、それぞれのトランスフォーマーそのものの魅力があることは言うまでもない。故にこういった形で人物像、いやロボット像を深掘りすることの意義は計り知れないほど大きく、個々の物語の存在がバトルや育成といったゲーム体験をより一層豊かにしてくれることだろう。
あなたの身の回りのトランスフォーマーを探そう!
最後に、ある意味本作における最大のコンテンツといっても過言ではない「スキャナー」についてご紹介したい。何と本作では、カメラを利用して現実世界でトランスフォーマーを見つけ出すことができるのだ。身の回りにあるパソコンやスマートフォン、車などを撮影して、トランスフォーマーを召還する。これはまさしく、ファンが長年夢にまで見た光景に他ならない。
『TRANSFORMERS ALLIANCE』先行プレイ感想
「プレイヤーが自らの足で歩いて攻略する」という新たなゲームが市民権を得て、はや数年。その間、多くの位置情報ゲームが誕生してきたが、その全てが成功を収めているわけではないことは、皆様もご存知の通りだ。GPSを使えば何でも面白い、という時代はとうに過ぎ去り、現実とゲームを絡めることの“必然性”こそが、作品全体の評価に直結すると筆者は考えている。
そしてその意味において、「トランスフォーマー」ほど現実との相性の良いIPもないだろう。地球が舞台という位置情報ゲームの特質は、「身の回りのありとあらゆる物体にロボットが潜んでいる」というトランスフォーマーのコンセプトと最高の噛み合わせを見せる。一歩外へと出れば、そこでは無数のロボットたちがあなたの“歩み”を待っているのだ。
先行プレイ動画公開中
YouTubeチャンネル『AppMediaゲーム・アニメ情報局』では本作のプレイ映像を交えてレビューを公開中だ。動画内ではARスキャン機能を用いて実際にトランスフォーマーを見つけるシーン等もお届けしているので、気になる方はぜひこちらの動画もチェックしてみてほしい。
『TRANSFORMERS ALLIANCE』基本情報
タイトル・配信日など
タイトル | TRANSFORMERS ALLIANCE(トランスフォーマー・アライアンス) |
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配信日 | 2022年7月中旬配信予定 |
ジャンル | RPG (AR+LBS) |
対応OS | iOS/Android |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
会社 | Snowpipe |
公式サイト | 『TRANSFORMERS ALLIANCE』公式サイト |
公式Twitter | 『TRANSFORMERS ALLIANCE』公式アカウント |
権利表記 | (C)2022 snowpipe Inc. ALL RIGHTS RESERVED |
提供:Snowpipe
『トランスフォーマー』とは
『トランスフォーマー』は、株式会社タカラトミーが作り出した“日本の玩具発”コンテンツで、「Robots in disguise」=『ロボットが身の回りにある、ありとあらゆる物体に自由自在に変形し、潜んでいる』という唯一無二のコンセプトや、自由自在に変形することができる超ロボット生命体が宇宙を舞台に戦う壮大なストーリーと共に展開しています。1984年にアメリカで玩具発売後、アニメやコミックが大ヒットし、1985年に日本でも玩具販売とアニメがスタート。2007年からはスティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイによりハリウッドで実写映画化され世界中で大ヒットしました。現在では世界130以上の国と地域で5億個以上の販売実績を持つ、世界中で大人気のキャラクターとなっています。
『トランスフォーマー』著作権表記
© TOMY
「トランスフォーマー」、「TRANSFORMERS」は株式会社タカラトミーの登録商標です。