2021年5月20日配信予定の新作アプリ『ブラック・サージナイト(ブラサジ)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『ブラック・サージナイト』とは
理不尽に抗う美少女海戦RPG
『ブラック・サージナイト』は、株式会社ビリビリが手がける「理不尽に抗う美少女海戦RPG」だ。艦船を擬人化した可愛らしい乙女たちが多数登場する本作は、「人類への復讐」をメインテーマとしたダークな世界観と、豪華アニメーションによって彩られる爽快感に満ちた海戦、超豪華声優陣による熱演といった様々な魅力を兼ね備えた、いま大注目の新作スマートフォンゲームである。
ストーリー
突如訪れた天災によって、星の大半が水に覆われることとなった。人類は生き残るために海洋資源の争奪と研究を重ねた結果、知能と武装を持ち、海を渡ることができる「ドール」が誕生した。
「ドール」を使い、人類はさらなる海洋資源の争奪を繰り返すが、突如、ドールの変異が起こる。制御不可能な未知なる脅威となったそのドールたちは秘密裏に解体処分を受けた。
しかし、その理不尽から逃れた者は集結し、傲慢な人類に代償を払わせる機を窺っていた……
残酷非道な世界で生き延びるため、指揮官となって彼女たちと共に抗え!
『ブラサジ』先行実況プレイ!
『ブラサジ』ゲーム紹介
「ドール」による人類への叛逆を描いた重厚なストーリー
『ブラック・サージナイト』の物語は、天災によって星の大半が水に覆われてしまった世界が舞台だ。海洋資源を巡って「黒峰重工」「銀翼財団」「神代会社」「薔薇帝国」という4つの勢力がしのぎを削る中、過熱する軍事研究の末に生み出されたのが“ドール”だった。武装化され、知能を持ち、海を渡ることができるドールは瞬く間に世界各地へと普及し、戦争において無くてはならない存在となる。
だがそんなドールの中に、自我を持った“変異種”が生まれる。未知なる脅威となったドールに対して、人類がとった手段は極めて残酷なものだった。あまりにも理不尽なその仕打ちに、生き残ったドールたちは「人類への復讐」を誓う。ただここで重要なのが、彼女たちを率いる“あなた”は人間であるという点。心を持ったドールがゴミのように廃棄処分される世界で、主人公は一体どのような選択をするのか。是非その目に焼き付けてほしい。
「自我を持ったアンドロイドやロボットによる人類への叛逆」といえば、SFにおいてはベタベタな手垢のついた題材であるが、それを「艦船を美少女化したソーシャルゲーム」という、これまた馴染み深いフォーマットで行うことに、強い新鮮さを覚えたことが印象に残った。王道と王道を掛け合わせることで、陳腐さが増すどころか新鮮味がもたらされるという点には、新たな気づきがあった。
さて、そんなストーリーの中心にあるのは、何をおいてもドールたちの存在である。一様に人類に対する復讐心というドス黒い感情を内に秘めながらも、ときおり垣間見られる日常のオフショットは純粋無垢な少女そのもの。本作ではステージクリアやガチャ、培養(時間経過によるランダム入手)といった方法でドールを仲間に出来るのだが、一度お気に入りのキャラクターを見つけたが最後、是が非でも手に入れたくなることだろう。
ドール紹介(一部)
キャラクター | プロフィール |
---|---|
ユニコーン |
CV.伊藤静 強力な癒しの力の持ち主で、小動物たちにも大人気。純真なお嬢様に見えるが、戦闘時では修理を行いながら敵に空襲を仕掛ける姿はまるで「大魔王」のようだ。 |
瑞鶴 |
CV.佐藤利奈 翔鶴の妹で、活発にあちこちを走り回っている。かなりの実力者であり、姉のことを何より大事に思っている。姉の守護者を自称しているが、姉が沈むという運命を変えることはできなかった。 |
山城 |
CV.井口裕香 重装備で強い力を持ち、性格はかなり落ち着いている。不幸体質だがそれに屈せず頑張っている。唯一の姉・扶桑の前でだけはか弱い一面を見せる。貧乏性で予算にうるさい。 |
ネプチューン |
CV.田中美海 真面目で、レーダーでの捜索と通信が得意な女の子。長い金髪が特徴的である。 |
フッド |
CV.川澄綾子 誇り高い薔薇帝国の出身なだけありプライドは高い。マイティ(偉大なる)フッドとも呼ばれているが、何もないところで転ぶことは誰にも知られていない。それを克服するために陰で特訓をしている。 |
ザイドリッツ |
CV.日高里菜 アドミラル・ヒッパー級の四番艦。単純で素朴な性格。未完成のまま出荷されたため、右手は義肢になっている。生まれたときからずっと家族と離れたままで、今は家族を探しながら世界を旅している。 |
ミッドウェイ |
CV.大西沙織 銀翼財団の中でも、階級が最も高い艦船少女。使命感は強いが自律と他人の模範となる生活に疲れ、非番の時は指揮官に甘えたそうにしている。 |
領地を拡大していく自由度の高いゲーム進行
一般的なスマートフォンのRPGでは「ストーリーモード」と呼ばれるものが明確に用意されており、ステージをクリアしていくことで物語が進んでいく、いうならば“一本道”のような作りとなっていることが多い。だが本作では、メインコンテンツにあたる「出撃」を開くと、画面に映し出されるのは広大な世界地図である。そう、どこから進めるかはプレイヤーの手に委ねられているのだ。
『ブラック・サージナイト』に限っては、ステージをクリアして物語を進行するというよりも、領地を拡大することでストーリーが進んでいくという表現の方が正しいかと思う。時折その地域での顛末が描かれるADVパートが挟まれるのだが、徐々に明らかになっていくドールの置かれた環境の過酷さは、バトルへの強い推進力となっている。なお、自由に進められると聞くと逆に怖くなる方もいらっしゃるかもしれないが、きちんと推奨港も提示されているので、不安な方はそちらを参考にするといいだろう。
このようにして各地の港を征服して勢力圏を広げていき、ドールたちに圧政を敷く憎き四大勢力を駆逐していくことがゲームの大まかな目的となるわけだが、虎視眈々と勢力拡大を目論んでいるのは何も我々だけではない。なんと本作では敵勢力もまた、私たちの領土に攻め込んでくるのだ。無論何の手も打たなければ領土は奪われ、これまでの努力は水泡に帰してしまう。
ではどうすればいいのかというと、領地を奪うときに必要なのが軍事力なら、領地を守るときに必要なのもまた、軍事力である。港を外敵から守るため、プレイヤーは各地域にドールを「駐留」させておくと、敵勢力の侵攻部隊を探知した際に警告が発せられる。警告期間終了後に戦闘が勃発、無事防衛に成功すると領土が守られることに加え、報酬も獲得できてしまうという仕組みだ。
豪華なアニメーションが目を惹く爽快バトル
バトルの前には、所持しているドールの中から5体を選出して部隊を編成する。単に持っているキャラクターの中から強い順に選ぶのも悪くはないが、ドールの組み合わせによって能力がさらにパワーアップする「部隊の絆」や、上手く活用すれば一層のダメージを与えられる「相性関係」、適材適所が求められる「陣形」といった要素もあるため、今いるドールの力を最大限に引き出すという楽しさを追求してみるのも良さそうだ。
本作の戦闘はリアルタイムバトルなのだが、ドールたちは自らの意思で一生懸命に戦ってくれるため、プレイヤーは基本的に見守っているだけでOKだ。時間経過によってドールたちのスキルが使えるようになり、好きなタイミングでアイコンをタップすることでぶっ放せる。要求される操作という操作はそれだけな上、さらにスキル発動も含めたオート機能や倍速機能も備えられているので、「世界観が好きだけどゲームは苦手で…」という方も全く問題なく遊ぶことが可能だ。
そして、このスキル発動時に見ることができるカットインアニメのクオリティが凄まじい。尺としては短いながらもその完成度はテレビアニメのバトルシーンと遜色なく、キャラ一人ひとりに用意されたド派手な大立ち回りには、思わず目を奪われてしまうこと請け合いだ。もちろんスキップ機能は用意されてはいるが、ドールを仲間にしたら一度は目にしておくことを強くお勧めしたいところである。
無事敵を倒しきったら勝利報酬を獲得、その港をものにできるわけだが、本作において領地を広げることは、物語を進めていくという他にもプレイヤーに大きな恩恵をもたらしてくれる。それが「採掘報酬」だ。本作には海域採掘といういわゆる“放置”要素が用意されており、時間経過によって採掘報酬がもらえるのだが、その報酬量は占領中の港数に強い影響を受ける。港を確保すればするほど、大量にアイテムを入手できるというわけだ。
プレイヤーに究極の決断を迫る「深淵覚醒」
ここからはキャラクターの育成要素について紹介していきたいと思うのだが、まず初めに紹介する「深淵覚醒」こそ、実は『ブラック・サージナイト』一番の特徴だったりする。「ストーリーやバトルシステムならまだしも、育成システムの一要素が売り…?」と思ったそこの貴方の反応は、ソーシャルゲームに慣れている方ならば至極真っ当なリアクションであろう。
「深淵覚醒」とは、非常に淡白に説明してしまえば「特定のアイテムを消費して、キャラクターの能力を底上げする行為」である。そんなシステム、どんなゲームにでもあるよ!という声が今にも聞こえてきそうだが、それはあくまで覚醒システムを単なる強化方法の一つとして見た時の話。深淵覚醒の本質は、むしろ“深淵”の方に内包されているのだ。
覚醒前 | 覚醒後 |
皆さんはゲームを遊んでいて、「このキャラ、能力は強いけどデザインがあんまり好みじゃない」や「見た目はどストライクだけど性格が…」といった経験を、一度はしたことがあるのではないだろうか? 人には好みがある以上当然なことだが、それを変えて欲しいなど土台無理な話である。だが「深淵覚醒」では、ドールの能力ばかりか、見た目、さらには性格までもが180度変わってしまうのだ。
未知なる物質を使う“深淵実験”を経たドールの姿は、まさに「闇堕ち」という表現が似つかわしいサディスティックなもの。あるキャラクターが尊大な態度へと変貌を遂げたかと思えば、あるドールは指揮官へ失望の眼差しを向ける。飛躍的なパワーアップを果たしながらも“化物”と化した少女たちをどう導いていくかは、プレイヤーの手腕に委ねられているのだ。
また所持スキルの変化と連動して、戦闘中のアニメーションも覚醒前と全く異なるものが用意されている点は、キャラ愛の強い方にとっては大変嬉しい点と言えるだろう。あれだけ「狙わないでー(><)」と怯えていたジュノーが、深淵覚醒によって「怖がらないで、優しくするから」とドS全開で必殺技を叩き込む姿には、自分はとんでもないことをしてしまったのだという忸怩たる思いがあった。
勿論、ソーシャルゲームとしては一般的な育成要素もしっかりと備えられている。レベルアップやレベル上限の解放、装備品による能力の底上げ、スキルの付け替えといった様々なアプローチで、ドールたちを徹底的に強化することが可能だ。自動操作が大半を占める戦闘システムだからこそ、キャラ能力のウェイトは大きく、実際に遊ぶ上で育成の重要性が非常に高くなることは間違いないだろう。
『ブラサジ』先行プレイ感想
タイトル名に「ブラック」とついていることと決して無関係ではないと思うが、本作の世界観は極めてダークなものだ。「復讐」をテーマとした世界観は限りなく荒涼としており、シリアスという表現すら生ぬるいほど陰鬱なものである。だが『ブラック・サージナイト』が極めて優れているところは、そのダークさをゲームシステムにまで強く反映させているという点にある。
その最たる例が「深淵覚醒」であることは言うまでもないが、そうした過酷さはバトルまわりに関しても取り入れられていることがわかる。海戦をテーマにしたゲームはこれまでもいくつかリリースされてきたが、考えてみれば一度戦闘に勝利すれば未来永劫自国の領土となるほど、戦争は甘くない。現代社会にも通ずる「海洋資源の争奪」という設定が、決してお飾りにはなっていないのだ。
ダークな世界観を単なるフレーバーにとどめることなく、システム側にも反映させようという姿勢は、当然ながら主軸となるストーリーにも多大なる恩恵となって帰ってくる。バトルの勝利のため、純粋無垢な少女を闇堕ちさせる決断に迫られたとき、あなたは分身たる主人公にどこまで「人類側」との違いを見出せるのか。他のゲームでは決して味わえない“現実”の厳しさがそこにある。
『ブラサジ』事前登録情報
『ブラック・サージナイト』では現在、事前登録を実施中だ。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、30万人達成で「募集契約書×15」が全員にプレゼントされるぞ。
事前登録のやり方
① | 公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録 |
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② | Twitterの公式アカウントをフォロー |
③ | LINEの公式アカウントを友だち追加 |
④ | bilibiliアカウントで事前登録 |
⑤ | GooglePlayにて事前登録 |
⑥ | AppStoreにて予約注文 |
『ブラック・サージナイト』事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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1万人 | BP×100000 |
3万人 | 高級武器装備箱×5 |
5万人 | 高級深淵覚醒箱×10 |
10万人 | 募集契約書×5 |
20万人 | ユニコーン(SSR) |
30万人 | 募集契約書×15 |
『ブラック・サージナイト』の基本情報
アプリタイトル | ブラック・サージナイト |
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配信日 | 2021年5月20日配信予定 |
ジャンル | 理不尽に抗う美少女海戦RPG |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
会社 | ビリビリ |
公式サイト | 『ブラック・サージナイト』公式サイト |
公式Twitter | 『ブラック・サージナイト』公式アカウント |
権利表記 | ©bilibili |