おれステ_先行プレイ

2020年12月10日配信予定の新作アプリ『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ(おれステ)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!

※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

『おれステ』とは

概要1

『ソードアート・オンライン』『とある魔術の禁書目録』『魔法科高校の劣等生』。いずれもサブカル文化に少しでも触れたことがあれば、その名を聞いたことがない人はいないであろう大ヒット作ばかりだ。そしてそんな最強の作品群を擁するのが、日本を代表するライトノベルレーベル「電撃文庫」である。1993年6月に創刊された電撃文庫は、我が国におけるライトノベル文化のパイオニアとして多種多様な作品を世に送り出し、誕生から27年が経った今もなおライトノベルジャンルでの国内最大シェアを誇っている。

概要2

そんな電撃文庫がコンテンツプロデュースを手がけ、「ライトノベル×リズムゲーム」という新境地に挑むのが、この冬配信される『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ』だ。「異世界アイドル創生リズムゲーム」という“これぞラノベ”なジャンル名を冠する本作は、『撲殺天使ドクロちゃん』のおかゆまさき先生が手がける「ヒロインたちと共にアイドル文化を創生していく」ストーリーと、オリジナル曲や電撃文庫アニメ楽曲のカバー、有名クリエイターPによるボカロ曲で遊べるリズムゲームの両方が味わえる欲張りな作品となっている。

イントロダクション

地球とは少し異なる世界――ヴァースティア

ここの世界の人々は、他の世界からさまざまなものを召喚し、 歌い手であるシンフォニアの歌により活性化する精霊のエネルギーを使って豊かな生活を送っていた

しかし、今のシンフォニアの力だけでは増大するエネルギー消費に耐えられなくなりつつあった そこで、ヴァースティアのヒロインたちは、この危機を救うため、地球から主人公を召喚する

現実世界でもアイドル好きだった主人公は、 こともあろうにヒロインたちをアイドルにすることで歌とステージでエネルギーを増幅させ、この危機を回避させるべく動き出す

さまざまなハプニングをうまく回避し、 ヒロインたちに現実世界に戻されずにアイドル創生活動を行うことができるのか?

ゲーム紹介

ストーリー

メインストーリー

本作では、地球とは少し異なる世界『ヴァースティア』に突如召喚された主人公が、ヒロインたちとともにアイドルなき世界にアイドル文化を創生していく、というぶっ飛んではいながらもライトノベルとしてはむしろ王道のストーリーがフルボイスで紡がれる。おかゆまさき氏手がけるシナリオはポップかつ骨太で、誇張なしにそのプレイフィールは「ボイスとイラスト付きの超豪華なライトノベルを読んでいる感じ」と表現するほかない。

ただ「ライトノベル」と一口に言ってもその作風は千差万別であり、中には終始陰鬱な雰囲気が漂っているものもあるが、本作のストーリーはとにかく“明るさ”が前面に押し出されている。はじめはアイドルという概念すら知らなかった美少女たちが、歌で人々を元気づけることの喜びを知り、時として壁にぶつかりながらも前に進もうとする姿は、「ネオ・スポ根漫画」とでも呼ぶべき成長物語だ。

キャラクター

そしてそんな魅力あるストーリーを成立させているのは、脚本の完成度もさることながらキャラクター一人ひとりの魅力によるところが大きい。豪華イラストレーターが手がけたシンフォニアたちは、猫耳・エルフ耳・眼鏡っ娘・褐色娘・チャイナドレスなど「属性のオールスター」感満載。もちろん内面に関しても非常にキャラが立っており、公式サイトのキャラ一覧を一目見れば、お気に入りの娘が直ぐに見つかること請け合いだ。

キャラクター紹介はこちら

ストーリー選択 キャラストーリー1
キャラストーリー2 ショートストーリー

また重要なのは、本作に用意されたADVパートはメインストーリーだけにとどまらないということである。キャラクター一人ひとりを深掘りした「キャラ・シンフォニアストーリー」、意外なキャラ同士のコミカルな掛け合いが楽しめる「ショートストーリー」、期間限定で楽しめる「イベントストーリー」など、様々な側面から異世界美少女たちの新たな表情を垣間見ることが可能となっている。

ライブ

ライブ

『おれステ』におけるもう一つの“柱”に当たるライブ(リズムパート)。何と言っても最大の特徴は「PICKスタイル」と「HUGスタイル」という全く異なる2種類のプレイスタイルから選べることだ。2つのゲームモードとレーン数や難易度の組み合わせにより、1曲につき11種類もの譜面があるというから驚きである。

PICKスタイル

「PICKスタイル」はリズムゲームの王道スタイルを踏襲したもので、画面奥から流れるノーツをタイミングよくタップしていくというお馴染みの遊び方だ。長押しや同時押しといったギミックも勿論あり、リズムゲームに慣れている方には是非ともお勧めしたいスタイルとなっている。

HUGスタイル

そして本作独自の「HUGスタイル」は、ノーツを“キャッチして”リズムを奏でるという極めてユニークなスタイルとなっている。判定ラインより下に指を置くと現れる「パッド」を動かしてノーツを受け止めればOKのため、旧来型のリズムゲームが苦手な人でも全く問題なく遊べるのは特筆すべき点だ。

実際に遊んでみた手触りとしては、「PICKスタイル」はクセがなく遊びやすい一方、「HUGスタイル」は非常に新鮮味があり新しいリズムゲームの楽しみ方が味わえた。加えて本作には「ゲームオーバー」の概念がないため、誰でも最後までライブを楽しむことができ、総じて初心者に優しい作りとなっている。

楽曲選択

プレイヤーの力量に合わせて難易度だけでなくプレイスタイルが選べるという、前代未聞の自由度を誇る『おれステ』のリズムパートだが、とはいえ遊べる曲が少ししかなければ、その面白みも半減というもの。しかし、そこは「電撃文庫」コンテンツプロデュースの本作。収録楽曲に関しても一切の抜かりはない

収録楽曲

伊藤賢氏、ヒゲドライバー氏、白戸祐輔氏によるここでしか聞けないオリジナル楽曲を始め、cosMo@暴走Pや鬱Pといった有名クリエイターによるボカロ楽曲、そして『とある魔術の禁書目録』や『灼眼のシャナ』、『アクセル・ワールド』など電撃文庫を代表するアニメのカバー楽曲が楽しめるのだ。

楽曲紹介はこちら

楽曲ショップ

現在公式サイトで紹介されているものだけでも、本作の楽曲にかける並々ならぬ思いが伝わってくるかと思うが、今回の先行プレイでは新たに『No buts!』と『撲殺天使ドクロちゃん』の収録が明らかとなった。未開放の楽曲はチケットで召喚する形になるが、こちらはゲームをプレイをしていれば溜まっていくため特に問題はなさそうだ。

ゲームシステム

ユニット

ここからは、実際にプレイする上で重要なゲームシステムについて紹介していこう。本作ではライブに臨む前に5人のシンフォニアによるユニットを編成する。それぞれのキャラクターには「エレメント」と呼ばれるパラメータが設定されており、その総合値が高ければ高いほどライブ中に獲得できるスコアも大きくなっていく。

ステータス

加えて各シンフォニアにはリーダースキルやメンバースキルといった特殊能力も設定されており、一時的にBAD以上の判定をPERFECTにしたり、テンション(ゲージ)増加量をアップしたりといった様々な恩恵を得ることができる。なお同一キャラでも二つ名が違えば性能も異なるため、よりレアなキャラを引き当てておきたいところだ。

ボイストレーニング

能力が設定されているとなれば気になるのは育成要素だが、全体的にはオーソドックスなものばかりで煩雑なものはほとんど存在しない。最も基本的なものはレベルアップで、キャラクターをユニットに編成してライブで活躍させたり、各種マイク(育成アイテム)を“ボイストレーニング”で使ったりすることで経験値を獲得、エレメント総合値をどんどん底上げしていける。

スキルマップ

またそれだけなく、一人ひとりのシンフォニアには「スキルマップ」が設定されており、特定のアイテムを消費することでエレメント総合値は勿論、スキルLvアップやレベル上限の解放などが行える。中には「追加ボイス」や「キャラストーリー」が解放されるマスなどもあり、単なる育成要素にとどまらない役割を果たしている。

レッスン

少し変わったところでは「レッスン」という育成要素も用意されている。こちらはいわゆる“放置”モードとなっており、キャラクターと楽曲を選択して一定時間が経過すると、その曲の「熟練度」が上昇しライブでの獲得スコアが向上する。またそれだけでなく、アイテムが貰えたり時にはショートストーリーが解放されることもあるため、ゲームを離れる際には忘れずに“指導”しておきたい。

ガチャ

最後に軽くガチャについて触れておこう。本作のシンフォニアたちは基本的にはガチャで獲得する形になり、回すには精霊石というアイテムが必要になってくる。ただデイリーミッションやノーマルミッション、初心者ミッションなど様々な場所で入手チャンスがある他、初回限定のスペシャルガチャは何度でも引き直しができるため、少なくとも序盤に関しては心配する必要はないだろう。

先行プレイ感想

まとめ1

よく知られたことわざに「名は体を表す」というものがあるが、本作ほどそれに当てはまるゲームアプリもないだろう。筆者は『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ』という文字列を初めて目にした時、ただシンプルに「なんてライトノベルっぽいタイトルなのだろう」と感じた。そしてその感想は、先行プレイを終えた今なお、変わっていない。

「異世界でアイドル活動」というぶっ飛んだシナリオは言うまでもないが、ライブに目を向けてみてもそれははっきりと見て取れる。最近ではフル3Dのムービーを売りにしたリズムゲームも珍しくないが、本作の演出はあくまでもイラストベースとなっており、見た目のリッチさに流されず世界観をあくまでも尊重するという「ラノベファースト」の設計思想は明らかであった。

まとめ2

逆に言えば「ラノベ的なノリが蛇蝎の如く嫌い」という方には間違っても勧められない作品なのも事実だ。だがライトノベルファンに向け、ライトノベルファンが望むような作品を作るということこそ、誠実な姿勢もないのではないかと思う。あれも狙う、これも狙うという八方美人的なゲーム製作の結果、最終的に内容がブレブレになってしまったという例には枚挙にいとまがない。

考えてみれば「HUGスタイル」は、そんなファンへのラブコールのようにも思える。「タイミングを合わせる必要がない」という、これまでのリズムゲームを根底から覆すシステムを構築したのは、ひとえに普段ゲームをしないラノベ読者にも触って欲しいという一心からなのだろう。電撃文庫が培ってきたラノベ文化の全てを詰め込んだ結晶のような本作は、決してライトでない、重い重い気持ちのこもったタイトルだった。

『おれステ』の事前登録情報

事前登録

『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ』では、10月10日より事前登録を受付中。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、10万人達成でガチャ10回分の精霊石をはじめとした様々なアイテムがプレゼントされるぞ。

事前登録のやり方

公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録
Twitterの公式アカウントをフォロー
LINEの公式アカウントを友だち追加
GooglePlayにて事前登録
AppStoreにて予約注文

事前登録はこちら

『おれステ』事前登録特典一覧

事前登録者数 特典
1万人 精霊石 750個(ガチャ3回分)
3万人 精霊石 1,250個(ガチャ5回分)
5万人 精霊石 2,500個(ガチャ10回分)
レインボーマイク 50個
10万人 精霊石 5,000個(ガチャ10回分)
レインボーマイク 50個
フォンヌ 100,000
各属性ソウル(小) 500個
各属性ソウル(中) 250個
各属性ソウル(大) 50個
15万人 Coming Soon…
20万人 Coming Soon…

『おれステ』のゲーム概要

アプリタイトル おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ
配信日 2020年12月10日配信予定
ジャンル 異世界アイドル創生リズムゲーム
対応OS iOS/Android
事前登録 あり
価格 基本プレイ無料/アイテム課金制
会社 ワンダープラネット
公式サイト 『おれステ』公式サイト
公式Twitter 『おれステ』公式アカウント

©WonderPlanet Inc. ©KADOKAWA CORPORATION 2020
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。

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