『弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム』(『ペダイズ』)が7月23日にリリースされる。そこで本稿では先行プレイレポをお届けしていこう。先に言っておくなら、本作は原作『弱虫ペダル』の熱を丁寧に再現した秀作であった。
『弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム』ってどんなゲーム?
『弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム』(『ペダイズ』)は、少年漫画/アニメの『弱虫ペダル』を題材とした育成シミュレーションだ。プレイヤーはトレーナーとなり、『弱ペダ』世界の選手たちを育成していくことになる。本作は学校の垣根を越えた「合同合宿」が舞台。つまり自分の好きなキャラだけを集めたドリームチームが作れるのだ!
本作は合同合宿を通じてキャラを育てていくシミュレーションと、育てた選手たちで戦っていくレースがメインとなる。先に遊んだプレイフィールから伝えていくと、育成では『弱ペダ』キャラたちの今まで見たことがない側面を存分に味わうことができる。そしてレースでは、(本来は決して交わらない関係性を含む)仲間同士での共闘に加え、レースシーンの演出で盛り上がる“手に汗握る白熱した戦い”を体験できた。
そして、もちろん“理想のチーム”を作るには一回の育成では足りない。これも中々いいゲームバランスとなっていて、自分が手塩にかけて育てたキャラたちが徐々にチームとしてまとまり、共闘しているのを眺めていくだけでもうたまらないのだ。先に総評を述べておくと、本作はIP物のゲームとしてかなりクオリティの高い一作だった!
“理想のチーム”は一夜にしてならず!
好きなキャラ同士で研鑽し合う合同合宿「トレーニング」
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「トレーニング」は、好きなキャラを育成し強い選手に育て上げる育成モードだ。ここではメインの育成対象となるキャラの他、練習の効果を上げてくれるサポート的な立ち位置のチームメンバーを編成してスタートする。余談だが、サポート用のキャラと育成対象のキャラは別ではない。今日は「御堂筋 翔」の育成補助メンバーに「小野田 坂道」を使って、明日はその逆という編成も可能だ。以前育てたキャラとも仲間として出会えるのは少し嬉しい。
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ここでは、スピード、スタミナ、テクニック、スプリント、クライムの5項目を上げていくことになる。ただし練習ではスピードとスプリントが同時に上がったりと、複数のパラメータが変動していく。ゲーマーにはお馴染みのシステムなので理解しやすい方も多いだろう。ちなみに、仲間が一緒に練習してくれるとパラメータの上昇量も大きくなる。さらにはうまく練習が進むと、最高で「PEDAISM(ペダイズム)」の評価となり300%の効率になることもあるため、タイミングと少しの運を狙って育成していこう。
そして、当たり前だがこの「トレーニング」モードでもレースは行っていくことになる。育成は、限られた時間で一長一短な選択肢の中からベストを探していく内容だ。当然レースもそのひとつだが、ここでは勝利することで「ピエールポイント」が入手可能。育成を有利に進めていく報酬がもらえる。
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「トレーニング」では、チームメンバー同士の掛け合いや育成キャラの思いの変化まで見ることができる。改めてになるが、プレイヤーは「トレーナー」という立ち位置。各キャラのやり取りを眺めて導くのはもちろん、育成キャラとの交流も存在しているのだ。ぜひ推しと交流してほしい!
完成度高し!熱く燃えるレースシーン
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そして、育成が完了するとメインキャラはレースキャラとして使えることになる。チュートリアルで育成したキャラがいるのですぐにチーム6人全員育成する必要はないが、それでも“理想のチーム”を作るためにしっかり6人育成したくなってくる。
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レースでは、各チーム一丸となってしのぎを削る序盤、中盤。温存されていたアシストとエースが抜け出しゴールを目指す終盤、そしてエースに全てを託すクライマックスに分けられる。各チームが競り合うと、先頭キャラ同士のカットインが発生する。クライマックスではエース同士の戦いが繰り広げられるのだが、“そこに至るまでの過程を仲間たちが紡いできた”という気持ちにさせてくれるのだ!
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だから、自然なモチベーションでメンバー全員を育成したくなってしまう。メニューからは「レース」モードに入ることができ、そこでは育てたキャラたちによってイベントレースや、他プレイヤーの編成に挑みランクを上げていくモードも存在している。ここに挑むためにもしっかりとチームを育成していく必要はもちろんあるのだが、システム面とは関係なしに“燃えるレースシーン”がやり込み精神を後押ししてくれるのだ。
“理想のチームづくり”へのモチベが上がる演出
続いては『弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム』の演出面にフォーカスしていこう!
3Dシーンはミニキャラで描かれるのだが、そこでも個性はしっかり出ている。たとえば御堂筋の特徴的な目などはミニキャラとの親和性がなぜか高く……無表情だと可愛く見えてしまうが、すぐに怪しい笑顔になるので、期待を裏切らない。「新開 隼人」なども、クライマックスでは目が赤くなり舌を出したりと驚かされる再現度だ!余談だが、御堂筋は負けると自転車から崩れ落ちる。
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これはレースにおいても“可愛らしいミニキャラだからこそずっと見ていられる”と作用するだろう。等身大の『弱ペダ』3Dキャラも見てみたい気はするが、そうなるとひとレース見るのもカロリーが高い別ゲーになるはず。“理想のチーム”を組み立てる『弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム』にこそ、この描写が最適だと思わせられる。
そしてレース中の掛け合いは、特定の組み合わせでしか読めない特別セリフなどももちろん存在している……というより、この数がかなり多く「どれだけ実装されているんだ!」と驚かされた。
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汎用セリフも含め、筆者が体験した範囲では一回のレースで複数回、選手同士のカットインが発生していた。多い時では4回もだ。一回レースを走るだけで、かなりの密度での掛け合いやストーリー性が発生していることになる。各選手同士のバチバチの戦いが多発し、それが豊富な掛け合いで彩られている。これに胸躍らない方はいないだろう!
作品に流れる「熱」を丁寧に再現した秀作!

筆者の感想を述べるなら、本作は『弱虫ペダル』というコンテンツの魅力を惜しみなく堪能できるゲームだ。
これは「ファン向けのゲームだから」という意味ではなく、「『弱虫ペダル』に流れている“熱さ”といったものを堪能できるゲームシステムだから」という意味合いである。クオリティが高いゲームが誕生したというのが、本作における感想だ。
『弱虫ペダル』ファンはもちろん、そうでない方も本作のシステムを通じて『弱虫ペダル』の魅力に触れることができるだろう。気になった方はぜひ触ってみてほしい。
タイトル概要
| タイトル | 弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム |
|---|---|
| 配信日 | 2026年7月23日 |
| ジャンル | 育成シミュレーションゲーム |
| 対応OS | iOS/Android |
| 価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
| 公式X | https://x.com/yowapeda_ism |
| 権利表記 | ©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05 製作委員会 ©G Holdings Co., Ltd. ©enish,inc. |


































