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『鳴潮』バージョン1.1を最速プレイ!先行プレイレポートをお届け。新マップ「乗霄山」や追加キャラクターの「今汐」と「長離」についてのインプレッションをお届け。

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『鳴潮』ゲーム紹介

好評配信中のオープンワールドアクションRPG

『鳴潮』は、iOS/Android/PC向けに2024年5月23日に正式リリースされたオープンワールドアクションRPG。広大な世界で表現される高い自由度、美麗なグラフィックにスタイリッシュなアクション、敵の力を利用する「音骸(エコー)」など、個性的なシステムが特に好評を得ている。

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『鳴潮』の舞台は「悲鳴」と呼ばれる災害によって崩壊し、その後より出現した「残像」が人々の生活を脅かす世界で、身体に「音痕」と呼ばれる印が刻まれた特殊能力を持つ人々「共鳴者」を中心に残像に対抗してきた。そのような世界観で、プレイヤーは記憶喪失の共鳴者「漂泊者」として、自らを介抱してくれた「秧秧(ヤンヤン)」や「熾霞(シカ)」とともに世界を巡る冒険に出発することになるのが物語のはじまりだ。

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バージョン1.1では1.0から続いてきた「今州」編のストーリーがクライマックスを迎え、今州を見守る歳主(守り神)である「角」と「今汐(コンシ)」の繋がりを通し、今汐と「長離(チョウリ)」といった1.0でも活躍していた人物へ本格的にフォーカスがあたる物語になっている。今回はそんなバージョン1.1「春雷明かす乗霄の暗雲」の内容について、先行で触れることができたため新マップ「乗霄山」や、追加キャラクターの「今汐」と「長離」についてのインプレッションをお届けしたい。

『鳴潮』バージョン1.1追加キャラクター

今州に関連した2名「今汐」と「長離」が実装

バージョン1.1で新たに追加される共鳴者は「今汐」と「長離」の2名が予定されている。「今汐」はバージョン1.0におけるメインエリアの1つであった「今州城」の令尹(リーダー)であり、今州の歳主である「角」と深い関係を持っている。優しい性格の持ち主で聡明で誠実な人柄から城主として慕われている。今回追加されるメインストーリーにおいて、漂泊者と協力し今州に発生した異変について解決する立ち位置であり、バージョン1.1で特にフィーチャーされる人物だと言えるだろう。

鳴潮_ver1.1_03▲「今汐」

今汐は回折属性かつ、長刃を武器として使用しているキャラクターである。「御子状態」という特殊状態が存在し、「御子状態」時には共鳴スキルが通常攻撃のコンボの組み合わせで、徐々に置き換えで変化していくアタッカーだ。通常攻撃と共鳴スキルをいかに組み合わせて、「御子状態」を維持しながら強力な攻撃を与えていくかが重要な、プレイヤーの戦略性が試されるキャラクターになっている。コンボのタイミングが重要だという説明を聞くとハードルの高さを感じてしまう方もいるかもしれないが、実際にプレイしてみると、徐々に変化していくスキルに面白さを感じられた。触っていくうちに「御子状態」での動き方にも慣れることができたため、『鳴潮』のバトルの面白さをダイレクトに感じられるキャラクターであるとも言える。また回折属性で共鳴スキルがバトルの軸になるということで、後述する音骸の「角」とも相性が抜群である。ぜひ両方揃って使用してみてほしい。
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もう1人実装予定のキャラクターが「長離」である。今汐を支える参謀かつ彼女に政治と権略を教える先生でもあり、知略を活かした作戦を立てて今州に貢献している。バージョン1.1も今汐の行方を探すために、漂泊者が長離とともに乗霄山に向かうことから物語がはじまるため、今汐と並んでバージョン1.1のキーパーソンの1名である。知略に長けた参謀で罠にはめる事を得意とするしたたかな一面が目立つため、一見すると悪女のようにも見えるが実は優しさを秘めており、相手の成長のために試練を課す言わばスパルタな母親のような人物という複雑な内面を持っているキャラクターだ。

鳴潮_ver1.1_07▲「長離」

鳳凰をモチーフにした攻撃が目を引き、「長離」というキャラクターのイメージに違わない見た目にも美しい操作感の高速アタッカーの性能になっているため、今後の実装を心待ちにしてほしい。
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『鳴潮』バージョン1.1追加要素

「乗霄山」というロケーションを活かした探索にワクワク

バージョン1.1の舞台は、今州の東南海域に位置する秘境「乗霄山」になる。乗霄山の主なロケーションは辺り一面に雪が積もっており、探索しているだけで寒々しさを感じるものになっている。

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鳴潮_ver1.1_12▲「ホロタクティクス・スノーチャレンジ」

「ホロタクティクス・スノーチャレンジ」でスノーボードのように斜面を駆け下りてスコアを競ったり、「音骸挑戦・チリン」という氷のような音骸(エコー)を操作して欠けているオブジェクトを埋めたりと、「雪山」を活かしたさまざまなアクティビティが追加されている。また「霊砂の泉」と呼ばれる回復効果を持つ温泉があちこちに湧き出ており、冒険で失った体力を癒すことも可能だ。このように「寒」と「暖」を一度に味わえるフィールドで、なんとも言えない風情や情緒を感じられるだろう。

鳴潮_ver1.1_13▲「音骸挑戦・チリン」

鳴潮_ver1.1_14▲「霊砂の泉」

またロケーション以外にも新たな探索要素もあり、いくつかピックアップすると「遡流器」と「採光錠」が追加されている。「遡流器」はタイムラインを動かすことで、一定範囲内の場所の時間を操作することが可能で、この機能を活かしてギミックを解いていく。「採光錠」は名前の通り金色の光を通じて「遮断光幕」というエリア封鎖装置に接続されており、攻撃を加えることで採光錠を停止させられる。組になった採光錠がすべて停止されると遮断光幕は解除され、内部に配置された宝箱を手に入れられる。こうした1.0時点では存在しなかったミニゲームも多数増加しており、フィールドを歩いているだけで「こういうことができるのではないか」というアイデアが湧いてくる。前バージョンを遊びつくしたプレイヤーも、新鮮な気持ちで探索することができるのではないか。

イベントもバージョン更新と同時に実施予定で、乗霄山のエリア探索イベント「乗霄源記」で先述した探索や謎解き・収集要素を体験できたり、1.1追加本編シナリオ(潮汐任務)を完了後に出現する逸話任務「鱗の跡」をクリアすると、写真撮影ができる「留まる影・乗霄山」が解放されたりする。またある少女が消えてしまった歳主の回復を祈って、龍の珠を奉納しようとした矢先に敵に襲われてしまったため、主人公たちが代わりに儀式を引き継ぐという危地任務「龍を映す珠」も存在する。「角」や乗霄山についての掘り下げが行われるため、バージョン1.1をさらに楽しみたい方は見逃さないようにしたい。

鳴潮_ver1.1_15▲危地任務「龍を映す珠」

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鳴潮_ver1.1_17▲「角」

バージョン1.1には「角」というボスが追加されていることにも注目したい。先述したように追加キャラクター「今汐」と深い関係を持つ「角」となぜ戦うことになるのかは、ネタバレになるため言及を控えるが、龍らしい長く巨大な体躯を駆使した予想しにくい攻撃の数々が繰り出され、歯ごたえがあり遊び甲斐があるバトルに仕上がっていた。もちろん「戦歌復唱」コンテンツにも追加され、毎週キャラクター育成素材を求めて挑むことができる。何度も腕試しをして、納得がいくまで「角」と向き合ってもよいだろう。なお「角」は音骸として回収することもでき、回折ダメージを与えるとともに、装備キャラクターが共鳴スキルを使用すると継続でダメージを与えられる強力な効果を持っている。

そしてバージョン1.1では「角」以外の中・小型音骸も手に入れることができる。例を紹介すると、先述した「チリン」をはじめ、雪原地帯に生息する狼のような「雪鬣狼」に、凍土の下の熱源に住む「溶岩虫」、鳴き声や方言が名前の由来とされている飛べない鳥「地駝鳥」など、乗霄山の環境に適応した個性的な残像も多く登場するのだ。こちらも楽しみにしてほしい。
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『鳴潮』バージョン1.1感想

初のバージョンアップ更新は世界観を深掘りする要素が満載

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バージョン1.1「春雷明かす乗霄の暗雲」は、「今汐」と「長離」という1.0時点でも強い存在感を見せていた「今州」に関連する人物が深掘りされるだけでなく、乗霄山での冒険を通し主人公である漂泊者の謎に一歩踏み込むようなストーリーが展開される。『鳴潮』の魅力であるバトルは新実装されるキャラクターにより戦術やチーム構成の幅が広がり、探索要素や乗霄山というロケーションを活かしたアクティビティも追加され、初のバージョンアップ更新として本作の世界観を深掘りする要素が満載に詰まっている。ぜひ1.0からプレイしている方は新たな冒険を楽しんでほしいのとともに、1.1のバージョンアップにあわせて新規プレイヤーも増えてほしいと感じた。

また『鳴潮』YouTubeチャンネルではリリース記念に展開した屋外広告のハイライト動画や実写のリリース記念CMを公開している。バージョン1.1アップデートに合わせて東京と大阪に新しい屋外広告が掲載予定とのこと。このような『鳴潮』の世界観が現実にも広がっていく様子も、バージョンアップにあわせて楽しんでほしい。

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『鳴潮』基本情報

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タイトル名 鳴潮
ジャンル オープンワールドARPG
価格 基本無料(一部課金要素を含む)
対応機種 iOS/Android/PC
『鳴潮』
ストアページ
iOSAndroidWindows(Epic Games Store)
公式サイト 『鳴潮』公式サイト
公式X 『鳴潮』公式X
公式YouTube 『鳴潮』公式YouTube
権利表記 ©KURO GAMES. ALL RIGHTS RESERVED.
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この記事の執筆者
SIGH_icon2 SIGH
RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。
同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。
面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

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