『名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG』プレイレポート！英雄を集める収集の醍醐味とRPG好きの編成力を問うドット絵RPG

あの著名クリエイターも参加。レトロな魅力に惹かれるドット絵RPG『名もなき者の詩』

ピクセルアート×ファンタジーが懐かしさを想起させる！

Lightcore Games Limitedから2025年7月29日(火)に新作スマホゲーム『名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG』（以下、「名もなき者の詩」）が配信された。本作は、古き良き“正統派JRPG”にインスパイアされたタイトルで、ピクセルアート×ファンタジーの文脈を踏襲しつつも、現代のプレイヤーに向けてモダンな進化と解釈がなされたクラシック調のRPGとなっている。

どこか一抹の懐かしさを感じさせる雰囲気や、ゲームカルチャーの黎明期に人々を熱狂させた、あの名作RPGたちの精神を色濃く受け継ぐ作品だ。楽曲を手がけたのは『テイルズ オブ』シリーズ、『ヴァルキリープロファイル』シリーズ、『DARK SOULS』シリーズなどで知られる桜庭統氏。また、テーマソングには『アトリエ』シリーズのボーカル曲でお馴染みのシンガーソングライター・霜月はるかさんを起用した。

日本プレイヤーのゲーム精神を刺激する数々のJRPG的要素が、名作RPGに入れ込んでいた思い出と共によみがえる。早速リリースを迎えた『名もなき者の詩』のその魅力をお届けしていきたい。

英雄たちを収集する醍醐味に酔いしれよう

良いんですか、コレ？サクサク手に入る最高レアリティのキャラクターたち！

スマホゲームにおいて、プレイヤーたちを惹きつける要素に挙げられるものはなんだろうか。ストーリーや世界観、キャラクターのビジュアルなどはもちろんそうだろう。しかし、たとえそれらが刺さらなかったとしても、誰かに勧められて初めてみたら“最高レアリティのキャラを運良く入手できたので遊ぶモチベーションに繋がった”、なんてことも決して珍しくない。

基本無料で遊べるスマホゲームのマネタイズとは、ユーザーが必要に応じて課金し、今より上を目指しやすいという大枠の構造にある。これは、日々習慣化していくデイリーミッションやコンテンツのプレイ中に生じる、娯楽性の消失からなる空虚な気持ちを乗り越えるための“刺激”にもなり得る。

強力なキャラクターや強力な武器を入手できると、アカウントが成長していく実感に加えて、収集意欲を掻き立てられる喜びが大きい。それらの相乗効果から見出された、ゲーム内での優位性こそが、プレイヤーのモチベーションを刺激し、結果的にゲームプレイの原動力ともなるわけだ。したがって、比較的ユーザーを虜にしやすく、スマホゲームの核を本質的に担っているものは「キャラクターや武器の入手体験」と言っても過言ではない。

詳細については後述するが、本作は“キャラクター編成”に対する比重が大きな割合を締めるRPGである。そんなゲームデザインを主軸にしておきながら、最高レアリティ(SSR)の排出率が体感的にもかなり高いのだ。というか、10連ガチャでは1体確定である。いいの、コレ？

通常のガチャ排出では一度の10連で数体のSSRが獲得できることもある。しかも、通常のガチャだけで十分魅力的な仕様なのにも関わらず、ゲーム内コンテンツの報酬と、時間経過の放置収益で獲得できる「宝箱」からも最高レアリティのSSRが出現する。

「宝箱」は、開封する際のレアリティが高いほど、比例してレア度の高いキャラクター入手がしやすい設計。ガチャと宝箱の両輪によって、プレイヤーが強力なキャラクターを獲得しやすい構造になっているため、ゲーム中の戦力アップは恐ろしく手軽なものになっている。

もちろん、キャラクターが入手できても育成リソースが足りなくては意味がない。ゴールド、経験値、装備品といった類のものも、さまざまなゲーム内コンテンツから入手できるため、キャラ育成のアプローチが幅広いのだ。

中でも嬉しいのは、英雄のレベルがプレイヤーのレベルに依存しているという点だ。

言ってしまえば、英雄ごとに個別でレベルが存在していないので、プレイヤーキャラクター「ヴァルキリー」さえ育成しておけば、獲得したばかりの英雄のレベルが自動でプレイヤーレベルにチューニングされる。新しい戦力をすぐにバトルで活躍させられるという、今どきの便利な仕組みである。

そして、このレベル共有のシステムは、装備についても同じこと。プレイヤーはやはりヴァルキリーの装備だけを気にしておけばよく、キャラクターを個別で地道に育成する必要がない。忙しい現代人にはうってつけの育成システムだろう。

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英雄同士の掛け合わせが多彩な戦術を生み出す

100体を超えるキャラクターたちから自分だけのパーティ編成を見つけ出せ

本作は最大6体の英雄たちをパーティに編成しバトルを展開していく。火・水・風・地と、基本となる四属性四すくみに加えて、光・闇を加えた合計六属性が登場。パーティ編成時には同一属性のキャラクターを編成することで、属性ボーナスが発生して攻撃力とHPが上昇する。

強力なボス敵との戦いや、他のプレイヤーと競い合うアリーナ系コンテンツでは、この属性ボーナスを前提として、如何に英雄たちを組み合わせてシナジー効果を発揮させていくかが重要に。

属性ボーナスの存在は、バトルを有利に進める上で確かに欠かすことができない仕組みだが、当然キャラクター個々のスキルにも注目すべきだ。たとえば、SSRキャラクター「リリアン」は範囲治療スキルでの回復に長けたヒーラーキャラクター。

そこに「ガラドリエル」のパッシブアビリティ効果(※ゲーム内では「タレント」)で、味方全体の回復量を上昇させれば、リリアンの回復スキルはより強力な効果として機能するだろう。

ほかにも「ヘイズルーン」は、自身のターンが終了するたびにランダムな味方のクリティカル率を上昇させる強力なキャラクターだ。

これを基軸として、敵全体にクリティカル攻撃を与えた際に追加ダメージを発生させる【会心の呪い】を付与可能な「ブライエニー」、そして、ターン終了時に自身のクリティカル率を上昇させる「ナタリー」「エディー」といったキャラクターを組み合わせれば、クリティカル攻撃を軸とした高火力な編成も組める。

さらにヘイズルーンは味方の回復が可能な上、戦闘不能時に味方全体の攻撃力を上昇させることさえできる。メインアタッカーのナタリーが敵チーム後列のスキルを封じる【沈黙】を付与しつつ、加えてヘイズルーンとブライエニーの恩恵で火力も上がりやすいため、HP割合に応じて敵を即死させる【処刑】効果を発揮しやすくなる。ヘイズルーンをベースにクリティカル攻撃を中心としながらも、ナタリーが即死攻撃で敵を次々と葬ってくれることだろう。

ここまで簡単にパーティ編成の組み合わせを紹介してみたが、属性統一による属性ボーナスだけではなく、キャラクターのスキル効果同士を組み合わせることで、自分自身が思い描いた戦術でバトル展開を意のままにコントロールできる。

無論、お気に入りのキャラクターをパーティの中核に据えた組み合わせでも面白い。個性豊かな英雄たちを組み合わせて、自分だけの戦術を築いていく楽しさが味わえるはずだ。

さらに、キャラクターたちはそれぞれコスチューム変更にも対応している。夏を感じさせる水着や、ジューンブライドを彷彿とさせるウェディングドレスなどの季節感を感じさせるものや、ロックスターに職人など、一風変わったデザインも登場する。コスチュームを着せ替えることで、新たな一面を楽しめることだろう。

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多彩なコンテンツで充実。最強の冒険者パーティを目指して日々精進！

メインステージを進めて様々なコンテンツを解放！

メインステージを進めていけば、こうしたサブコンテンツからキャラクター育成に役立つダンジョン系コンテンツが開放される。目下の目標はステージ100の到達となり、ここに至るまでにさまざまな機能が少しずつ拡充されていくので、自分のペースでゲームを進めていけると気楽に楽しめることだろう。

ステージ100をクリアするとペット要素が解放される。「スライム」と「幻獣」の2種類を育成することができ、パーティの旅を支えてくれる冒険のパートナーとしてバトルに参加させられる。

キャラクターを組み合わせる以外にも、戦いにペットが参加することで、“ペット×英霊”のまだ見ぬ戦略的なシナジー効果に期待できるかもしれない…。冒険に彼らのサポートは欠かせない。

また、ステージ250のクリアで開放される「勇者秘境」では、資源を収集して武器の鍛造が行える。これによって、プレイヤーのパーティ戦力にさらなる成長がもたらされるわけだ。

言うまでもなく、メインステージの難易度は徐々に上がっていくため、パーティ編成は色々試行錯誤しておきたいところ。ボスチャレンジやギルド系コンテンツでは、特にプレイヤーの編成力が試されることになる。なお、ゲーム内にはランキング機能も備わっているので、仲間と力を合わせてサーバーの上位入りを目指してみてほしい。

バトル以外のサブコンテンツも登場

ゲームに収録された遊びは何もバトルだけではない。

メインステージを進めていくことで解放される「採鉱」は、ひたすら洞窟の奥へと掘り進んでいくパズルゲームライクなミニゲームだ。ツルハシを消費してブロックを破壊しながら地下の奥深くへと掘り進み、ダイヤなどの希少なアイテムを集めることができる。

ドリルを使えば、また掘れていない縦列のブロックを一気に破壊可能。ダイナマイトなら広範囲のブロックを多数巻き込めて爽快感もひとしおだ。一定数掘り進むごとに報酬まで貰える嬉しいオマケ付きである。

もうひとつ紹介したいのが“一筆書きパズル”だ。

「え、パズル？」と思うユーザーも少なくないだろうが、気楽に頭を使って楽しめるこの一筆書きパズルが結構面白かったりする。ルールは簡単で、太陽と月のパネルのどちらかを一筆書きでひっくり返してただ絵柄を揃えるだけ。

パーティ編成を考えるのに行き詰まってしまった時や、ちょっとした空き時間のついでに遊んでみると、思いの外サクサクとクリアできてしまい、プレイする手が止まらなくなる。一体自分はRPGを遊んでいるのか、それともパズルを遊んでいるのか……。期間限定のイベントコンテンツとして、マインスイーパーが登場するなど、サブコンテンツの種類がやたら充実している。

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アートスタイルや楽曲、地道な育成要素でコツコツ遊べるRPG

カジュアル志向だからこそ末長く続けやすい！

かつてピクセルアートで描かれた名作RPGの数々に、夢中になっていたプレイヤーたちですら、現在のゲームハードと映像表現の進化で複雑化した大作家庭用ゲームソフトを遊び尽くすというのは、些か高いハードルを感じてしまうかもしれない。

だが、スマートフォンがたった1台あるだけで、プレイできるゲームの選択肢は飛躍的に広がりを見せているのが昨今だ。もう1度かつての名作に触れてみるのも一興だが、そんな時代に名作RPGの息吹を感じさせるアートスタイルと楽曲、それでいて現代の大作家庭用ゲームソフトほど複雑なシステムではないRPGが登場した。

本作『名もなき者の詩』は、まさに昔ながらのRPGの雰囲気を備えたカジュアルRPGであり、現代の大作ゲームとは道を分つ“もうひとつの選択肢”と言えるかもしれない。コツコツとした育成で日々パーティが成長していく喜びを、ぜひその手で味わってもらいたい。

全英霊が入手できるキャンペーンも！

無課金でも全英霊が揃えられる！

最後に、日本版のリリースに合わせて特別に用意された「全英霊図鑑GETキャンペーン」では、ゲームに毎日ログインするだけでなんと、無料で全ての英霊を開放することができる。もちろん、最高レアリティ「SSR」も含まれるため、無課金で本作を楽しみ尽くすことが可能だ。

ゲーム内にはキャラクターを集める収集要素の「英霊図鑑」というコンテンツが存在しているが、今回のキャンペーンを併用することで大量の豪華報酬を獲得できてしまう。この機会にキャンペーンを活用して、お気に入りの英霊たちとの冒険を楽しもう！

『名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG』基本情報

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